タイトル:盾 キャラクター名:小鳥遊 紋花 種族: 年齢: 性別: 髪の色: / 瞳の色: / 肌の色: 身長: 体重: ワークス  :歌手 カヴァー  : シンドローム:バロール ■ライフパス■ 覚醒:犠牲 衝動:自傷 ■能力値と技能■ 【肉体】:1 (シンドローム:0,0 ワークス:0 ボーナス:1 成長:) 〈白兵〉:SL / 判定 1r 〈回避〉:SL / 判定 1r 〈運転〉:SL / 判定 1r 【感覚】:3 (シンドローム:1,1 ワークス:1 ボーナス:0 成長:) 〈射撃〉:SL / 判定 3r 〈知覚〉:SL / 判定 3r 〈芸術〉:SL2 / 判定 3r+2 【精神】:4 (シンドローム:2,2 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈RC〉:SL / 判定 4r 〈意志〉:SL1 / 判定 4r+1 〈知識〉:SL2 / 判定 4r+2 【社会】:2 (シンドローム:1,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈交渉〉:SL1 / 判定 2r+1 〈調達〉:SL / 判定 2r 〈情報〉:SL1 / 判定 2r+1 ウェブ 【HP】    26 【侵蝕基本値】 32% 【行動値】   10 【戦闘移動】  15m ■エフェクト■ 《スキル名》    /SL /タイミング /判定/対象 /射程/コスト/効果など 《ワーディング》  /★$/オート$   /自動/シーン/視界/-$  /非オーヴァードのエキストラ化 《リザレクト》   /1$ /気絶時$   /自動/自身 /-  /[SL]d$/コスト分のHPで復活 《虚無の城壁》   /3 /セットアップ/自動/自身 /至近/2   /ガード+ 《時の柩》     /★ /オート   /自動/単体 /視界/10  /判定前に宣言、失敗させる。1シナリオ1回 《グラビティガード》/5 /オート   /自動/自身 /至近/3   /ガード+(lv)D 《魔人の盾》    /3 /      /  /   /  /4   /+シーン1 《孤独の魔眼》   /2 /      /  /   /  /4   /シナリオlv回 ■装備とコンボ■ ・武器とコンボ 名称 価格 種別 命中 攻撃力 G値 射程 メモ       0   0 =価格合計= 0 pt ・防具     装甲 回避 移動  価格  名称 / 備考 鎧 :               / 下着:               / 修正: = 合計 =  0   0  10    pt ■所持品■ 名称 単価 個数 価格 備考       1   0       1   0       1   0 =所持品合計=     0 pt =装備合計=      0 pt = 価格総計 =     0 pt 【常備化ポイント】 4 pt 【財産ポイント】   pt ■ロイス■ 対象 好意 悪意 備考 ■その他■ メモ:  過去、後悔する出来事ばかりある。 ごく普通の家庭に育って、裕福でなくても幸せだった。 その幸せを自分で壊すまでは、本当に忘れられない幸せだった。  母も父も誕生日が近く、その月になると毎日がパーティーのようで笑顔が絶えなかった。 だが、そんな幸せも一つの出来事で崩壊してしまう。その日は母の誕生日だった。 学校から急いで帰る。大切な家族の誕生日、渡す物も前に買って決まっていた。 休む暇もなく走って帰った、だが母がいつものように出迎えてくれない。 嫌な予感が頭をよぎった。靴を脱ぎ捨て「母さん!母さん!」と叫びながら居間へ行くと… そこには見知らぬ男に脅され、刃物を向けられながらも相手から目を背けずに何かを抱える母がいた。 気づいた時には駆け出していて、母と男の間に立っていた。男の手にあった刃物は自分の胸を貫いており、胸からは血が滲んだ。 その瞬間、母が泣き出す前に周りは闇に包まれていた。 目の色が変化し、相手の男の首を絞めている自分がいた。感覚も感情もなく、ただ目の前の存在を"排除"しようとしていた。 胸の傷は塞がっているのかも分からず、服は真っ赤に染まっていった。 呆然としていた母が我に返り「やめなさい!」と何度も繰り返し叫びながら抱きしめてくれた。 母の涙が触れた途端、意識が遠のき床に倒れた。男は気絶しておりその場に落ちた。  後日、目を覚ました自分は病院で拘束されていて訳がわからなかった。 胸を刺されたのもあり、自分は死んだと思っていた。だが、実際のところは生きている。自分の体を見ると何箇所も引っ掻いた痕が残っており、何があったのか考える前に眠った。 起きた時には見知らぬスーツの男に説明をされたが、正直なところ頭に入ってこなかった。何かしらのウイルスに感染して、自分は人ならざるものになったらしい。 話を聞いても実感が持てずにいた。あの時の出来事を詳細に説明されている途中で母のことが気になり聞いた。 「申し上げにくいのですが…お母様はショックが大きく、記憶の欠損がみられます。落ち着くまで面会は控えた方がいいと思います。」と言われた。 あんな事があった後だから仕方ない、とその時は問い詰めることなく話を聞いていた。 後から父が見舞いに来てくれ、母の状態を聞いた。話しにくい内容を話すときの癖、顎を触る仕草を見せながら話してくれた。 「母さんは…あの事件以来、数年の記憶が消えてしまっている。思い出そうとお前の話をすると、頭を抑えて動かなくなる。」 唖然としていると父は続けて話す。「お前のウイルスに関しては聞いた。他言しない事を条件にな…。」 その後、少しの沈黙の後に「お前が人とかけ離れた力を手に入れたとしても、大事な家族なのには代わり無い…それだけは覚えておいてくれ。」と言い残し部屋を出て行った。 父は元々、不器用で口下手だがハッキリと思いを伝えてくれたのはこれが最初で最後だろう。  その言葉で救われた部分も大きい。だが、自分はもう元には戻れない。 この力も誰かを傷つけるような力は要らない。欲しいのは大切な人を守れる力が欲しい。 でも…いつ自分が刺された時のように暴走するか分からない今、ここには居られない。 気づいた時にはもう病室はものけのからで、残された紙に一言「ごめんなさい」と残されていた。  無計画に飛び出してきたもんだから、当たり前だが行くアテもない。あるのは後悔と後ろめたさだけだった。 そんな時、雑音の中なのに一人の声が耳に入ってきた。音を頼りに近寄ってみると、一人の女性が路上で歌っていた。 他の音にかき消されないよう、誰かに届くよう、魂を込めたその歌声に惹かれ、憧れた。 行くアテのない自分に手を差し伸べて、しばらく世話してくれたのも"その人"だった。 彼女のお陰で生きたいと始めて思った。逃げ出して、もう消えてしまおうとさえ思った自分をつなぎ止めた歌「Scream」 自分のこれからの道に光を灯してくれた音楽と生きていきたい、と思う反面。過去は重く心にのしかかる。 後悔と希望の狭間で行き場のない気持ちを"歌"でがむしゃらに叫び続けている。 自分の思う答えに辿り着けるその時まで、今は歌い続ける他にない。 url: https://charasheet.vampire-blood.net/4281202