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【セッション前日譚】 ある日あなたたちは、深夜の特定の時間に 部屋の鏡/病室の窓 を覗き込むと、お互いの部屋の中が映ることを認識した。 不思議なことに互いの言葉は通じ、いつの間にか仲良しになっていた。 あなたたちはこの会話を、HO1の家族やHO2の病院の関係者に聞かれぬよう、心がけている。 本セッション開始時には、この秘密の関係は既に築かれているものとする。 【HO2】 あなたは現代日本に住む、普通の子どもである。 病気または怪我で長期入院をしている。2ヶ月ほどかかる入院生活の半分を過ぎた頃だ。 病室には病院が気を利かせて、暇つぶし用のジグソーパズルを置いてくれている。今は一番難易度の高い、柄のない真っ白のミルクパズルをしていることが多い。 ============================================================ 一人称：私 カラーコード：fffacd 小学5年生の女の子。生まれつき心臓が弱く入退院を繰り返している。 とても聡明で両親から直接伝えられてはいないが、おそらく長生きはできないだろうということをなんとなく察している。 そのため人生に無気力で人と接することを極力避けてきた。 そのためいつも一人で本だけが唯一の友人、のはずだった。HO2と出会うまでは。 けん玉が趣味でHO1とはけん玉を通じて仲良しになった。 ※以下秘匿にて注意 6ヶ月 ●HO2 秘匿情報 『この物語を、完成させなくちゃ。そして、お父さんみたいに……！』 ・あなたは、先天的か後天的な理由で精神がやや不安定である。POWを『1d6+3』で算出すること。 ・あなたの父は、世界的に活躍する劇作家である。名作と誉れ高い、数々の悲劇を生み出してきた。あなたはそんな父に強い憧れがあり、自分でも脚本や小説を書いている。この病室にもノートを持ち込んで、作品を書き進めている。 ・あの日、初めてHO1と話をしたとき、あなたは驚いた。彼（彼女）はあなたが 脚本/小説 で書いている主人公と全く同じ名前、全く同じ境遇だったのだから。現代に友人を作るという設定は用意してなかったはずだが……ともかくあなたは、自らの創作物の登場人物であるHO1と交流を深め、作品の完成に利用することにした。 ・あなたの筋書き通りであれば、HO1は叔父か叔母に『共通の趣味』に関するお出かけに連れて行ってもらった際に（たとえば天体観測など）、民衆軍にとらえられて磔にされてしまう。 ・今回の作品はあなたにとって自信作であり、強い愛着がある。ガラスに映るHO1の世界は、自分が描いた世界そのものだ。もしもその世界が思い通りに行かなければ、たとえば平凡なハッピーエンドで終わってしまったならば、あなたは自信を喪失し夢は潰えてしまうだろう。 ※HO2は、物書きに関する芸術技能を取得する必要はない。『物書き』のことについてHO2がどれくらい伏せるかはPL次第である。また共通の趣味に『物語・小説』を選んでも差し支えない。

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