タイトル:獅子王 星廉( ししおう せいれん )/獅子王 流星( ししおう りゅうせい ) キャラクター名:獅子王 星廉( ししおう せいれん )/獅子王 流星( ししおう りゅうせい ) 職業:国家警察(特殊) 年齢:実年齢25/外見20 / 性別:外見男( 兄 )/内面女( 妹 ) 出身:? 髪の色:夕暮の色( 兄 )/夜明けの色( 妹 ) / 瞳の色:黒( 兄 )/灰色( 妹 ) / 肌の色:青白 身長:195cm( 兄 )/188cm( 妹 ) 体重:重そう ■能力値■ HP:16 MP:17 SAN:85/99      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時  16  14  17   9  10  18  16  19  16  17 成長等                        1 他修正 =合計=  16  14  17   9  10  18  16  20  16  17 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値 ●《回避》      70%  ●《キック》  80%   《組み付き》   25%  《こぶし(パンチ)》50%   《頭突き》  10%   《投擲》     25% ●《マーシャルアーツ》76%  ●《拳銃》   80%   《サブマシンガン》15%  《ショットガン》  30%   《マシンガン》15%   《ライフル》   25% ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 ●《応急手当》80%   《鍵開け》 1%    《隠す》  15%  《隠れる》 10%  ●《聞き耳》 85%  ●《忍び歩き》17%  《写真術》 10%   《精神分析》1%    《追跡》  10%  《登攀》  40%  ●《図書館》 80%  ●《目星》  80% ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前    現在値  《運転》   20%  ●《機械修理》60%   《重機械操作》1%  《乗馬》   5%   ●《水泳》  32%   《製作()》  5%  《操縦()》  1%    《跳躍》  25%   《電気修理》 10%  《ナビゲート》10%   《変装》  1%    《》     % ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前 現在値  《言いくるめ》5%    《信用》  15%   《説得》15%  《値切り》  5%    《母国語()》100%   《》  % ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前        現在値 習得/名前  現在値  《医学》     5%    《オカルト》     5%    《化学》 1%  《クトゥルフ神話》0%   ●《芸術(ヴァイオリン)》90%   《経理》 10%  《考古学》    1%    《コンピューター》  1%    《心理学》5%  《人類学》    1%    《生物学》      1%    《地質学》1%  《電子工学》   1%    《天文学》      1%    《博物学》10%  《物理学》    1%    《法律》       5%    《薬学》 1%  《歴史》     20%   《》         %    《》   % ■戦闘■ ダメージボーナス:1d6 名称        成功率 ダメージ 射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考 ヴァイオリン型拳銃   80 1d10     15m     2    6   10 / 見た目はヴァイオリン/拳銃については《38口径リボルバー》扱い                                     / ■所持品■ 名称        単価 個数 価格 備考 通信端末         1   0 ヴァイオリン型拳銃    1   0   改造銃/威力については《38口径リボルバー》を参考にしています ヴァイオリンケース    1   0   普段改造銃を入れて持ち歩いているケース              1   0 =所持品合計=     0 所持金 預金・借金 ■その他■ メモ: 『バイバイ、楽しかったよ!』 ▼ ➤特徴表 ・3-7 俊敏 ↳<回避>の初期血がDEX*5になる ・1-7 勉強家 ↳EDU+1 ▼ ➤職業・趣味技能 《民間軍事会社メンバー(2015)》を基盤に職業技能取得 <回避>/<キック>/<拳銃>/<応急手当>/<機械修理> ↳<隠れる>/<忍び歩き>/<登攀>を<目星>/<聞き耳>/<図書館>に変更 ・不器用of不器用なので、<隠れる>/<忍び歩き>/<登攀>は苦手そうだなと思って取得しませんでした。 ・国家警察なので書類仕事も多いだろうなと想像して<図書館>。 ・仕事柄色々な所に目を向けなければいけないので<目星>。 ・命懸けた仕事が多いので物音には常に<聞き耳>を立てている、と言うより普通に人よりも耳が良い。 趣味技能、取得理由は以下の通り ・護身術の為に<マーシャルアーツ>。 ・小さい頃に祖母から習い、それ以降独学でずっと弾き続けて来た<芸術(ヴァイオリン)>、生きる時代が違えばプロのヴァイオリニストになっていたかもしれない。 ▽ ➤パーソナルデータ 名前 - 獅子王 星廉( ししおう せいれん ) 名前の由来は以下の通り ----- ・獅子王( 姓 ) - 一等星一覧から最も暗い一等星を探した結果、しし座の〝レグルス〟だったので採用。 レグルスはラテン語で〝( 小さな )王〟と言う意味があるので、しし座の〝獅子〟とレグルスの〝王〟と言う意味を含めて〝獅子王〟にしました。 長いけど響きが好き。 ・星廉( 名 ) - 星に因んだ名前を付けたかったので。 名前に込められた意味は〝どんな未来を歩んでも、清らかに真っ直ぐ育ちます様に〟です。 祖母に上記の意味を込めて付けて貰った、と言う小さな設定があります、真っ直ぐ育っていた筈でしたが歪んだまま元に戻らず歪な状態で育ちました。 ----- 性別 - 内面女( 外見は男の時もあるが理由は後述 ) 年齢 - 実年齢25歳、見た目は20歳くらい。 利き手 - 両方 一人称 - 私 二人称 - あなた 誕生日 - 7月8日 誕生星 - デルタ・モノケローティス( 余裕のある愛情 ) 誕生酒 - ブルーラグーン( 同じ星に生まれた仲間と共に歩む旅人 ) 誕生花 - ホオズキ/ハス/カンパニュラ/ミヤコグサ ----- 花言葉は以下の通り ・ホオズキ - 〝偽り〟〝誤魔化し〟 ・ハス - 〝清らかな心〟 ・カンパニュラ - 〝誠実〟 ・ミヤコグサ - 〝また逢う日まで〟 ----- 好きな食べ物 - 紅茶、アップルパイ 嫌いな食べ物 - 味の濃い料理 好きな物 - ヴァイオリン、家族( 祖父母・双子の片割れ ) 嫌いな物 - 上司、両親、虐めて来た奴等、孤独 好きな事 - ヴァイオリンを弾く事、家族と過ごす事 嫌いな事 - 目の前から人が居なくなる事 趣味 - ヴァイオリン演奏 特技 - 絶対音感 理想のタイプ - 明るい人 苦手なタイプ - 威圧的な人 イメージカラー - モーブ カラーコード - # 855896 ----- Life is more hellish than hell itself. 「人生は地獄より地獄的である」 「地獄って空想上の物でしょう?そんな空想以上に、人生というものは辛くて、生き難いものなのですよ」 ----- ➤家族構成 現在同居しているのは祖父母のみ、第496層に住んでいる。 両親は何処かで生きているらしいが消息は不明、と言うか本人に興味無いので知る必要も無い。 育ての親である祖父母と同居しており、同じ層で暮らしている。 祖父母とは言え、未だ元気な見た目をしているので祖父母と言わない限りは多分バレない。 数年前までは双子の兄も共に同居していた、兄も同じく国家警察の職に就いており、日夜任務に励んでいたらしい。 然し2年前のある日、任務に向かった先で兄は殉職、別任務に赴いていた星廉はその事を任務から帰還した5日後に知る事となり、そこで彼女の人生は大きく変わった( 理由は後述 )。 兄妹仲は良好で、任務の時以外は大体何時も行動を共にしていた。 時に厳しく時に優しく育ててくれた祖父、毎日暖かい食事を提供してくれる明るい祖母、星廉とは正反対に生きるのが上手で何でも器用にこなしていた双子の兄、この自身の家族をとても大切にしている。 彼女はこの家族が、この〝獅子王家〟が彼女はとても大好きで、何よりも大切だった。 ▽ ➤家庭環境と生い立ち 父親は重度のアルコール中毒で、気に入らない事があれば直ぐに暴力に訴えようとする人物。 手当たり次第暴れ回り、近くに居ると『どうせ俺の事笑って馬鹿にしてんだろ!?』と怒鳴っては殴る蹴るの暴力を受ける事となる為、星廉は決まってその標的となり、片付けをしようものなら容赦無く殴られ蹴られ、暴言を吐かれた。 母親は父親の暴れる姿に嫌気が差し、夜の街に繰り出しては他の男と飲んだり遊んだり、所謂不倫関係を持って朝帰って来る、なんて事は日常茶飯事な人物。 更に情緒不安定で、偶にヒステリックを起こしては視界に入る度に『私の事馬鹿にして楽しい!?笑って楽しい!?』と怒鳴り散らして割れた酒瓶を振り回して泣きながら暴れる為、星廉が視界に運悪く入った時にはもう前髪を掴まれてヒステリックに泣かれて叫ばれた。 要領が悪く幼いながらも両親からの愛を受けるどころか肉体的・精神的暴力を振るわれていた星廉は両親に対して不信感を覚えており、最初は反抗もして見せた事もあったが、その度に何時も以上に痛い思いをした為、次第に反抗する事も無くなり、両親の前では笑う事も泣く事も無い、人形の様な子供になっていた。 そんな星廉とは正反対に、父親から暴力を受ける事も無ければ母親からヒステリックに叫ばれた事も無い程々に平穏な生活を送っていたのは双子の兄・流星だった。 星廉の双子の兄である流星は何をしても器用で何でも出来て、その上要領も良い、星廉とは正反対な人物だった。 星廉にとって暴れる父親の傍を通る、ヒステリックを起こしている母親から酒瓶を取り上げようとする、そうして二人の逆鱗に触れては何時も気を失う寸前まで暴行を受ける、なんて事は日常茶飯事で、両親が興味を無くしてそのまま放置された彼女を毎回安全な所まで運んで手当をするのは何時だって双子の兄である流星だった。 あまりにも生きるのが下手で毎回怒らせる様な事をする星廉の行動が不思議に思った様で、手当を受けながら星廉は流星にこんな事を質問された事がある。 『あのね、如何して星廉は父さんと母さんを怒らせるの、上手なの?』 押し入れの中で手当を受けながら、流星は純粋な目で星廉を見ながらそう問い掛けた。 成長してからこの事を流星に尋ねたが、あの時の流星には本当に星廉の行動理解出来なかったらしい。 星廉は手当を受けながら、虚ろな目を向けて流星に当たり前の様に答えた。 「私は普通に生きているだけですよ」 流星はとても驚いていた、だって流星にとって普通に生きてるだけで毎日瀕死になるなんて有り得なかったから。 その答えが彼のお気に召したのか、流星は普段よりも楽しそうに笑って、笑って笑って、お腹を抱えて笑った。 こんなに彼が笑っていたのは後にも先にもこの日だけだ。 『あのね、普通に生きてるだけなら、こんな毎日死にかけない。 だからね、ボクが守ってあげる、星廉は生きるの下手っぴだから』 この日をキッカケに流星は星廉を守る事を決めた( と、数年後流星は語っていた )。 初めは興味本位、と言うか単純に星廉の答えが面白かったから、と言う理由で守り始めた流星だったが、次第にその気持ちは義務へと変わり〝守らなくてはいけない〟と言う使命感に変わっていたらしい。 その頃になると星廉も流星に守られる事が当たり前になっており、本人も「私は流星が居ないと生きていられませんので」と言う程になっていた。 流星本人も『ボクが守らないと星廉は生きていけないの。 だからね、ボクが星廉を守るの』と話しており、互いに共依存の関係に陥っていた、まあそんな事本人達には関係無い事だったが。 ( 余談だが、恐らくこの共依存が完全に深まったキッカケは祖父母が冗談交じりに言った〝流星と星廉は、二人で完璧だね〟と言う言葉である。 この言葉は今現在も彼女を苦しめている呪いの様な言葉でもあるが詳しい事は後に記載 ) 要領良く生きている流星の方が両親も好ましく思っていた様で、流星は多少ではあるものの優遇されて生活を送り、逆に要領悪く生きている星廉は両親からも疎まれており、両親と流星が暮らしている住居の隣にある小さな離れで生活する様に強いられていた( 両親と顔を合わせずに済むので星廉としては別に構わなかったが )。 両親と共に生活する流星は星廉に会う事を禁じられた、彼が理由を聞くと『あんな出来損ないの傍に居たら最高傑作のお前も出来損ないになるぞ』と言われた。 これを言われた流星は、言われた瞬間は普段通りに振舞って流したが、内心は腸が煮えくり返る程に苛立ちを覚えていたらしい、何故苛立ったのかと星廉が聞くと至極当たり前と言う顔で『あのね、大事な星廉を出来損ないって言われたら、怒るの当たり前』と返された、今もこの流星の苛立ちについて星廉は理解が出来ていない。 この日からだろうか、それとももっと以前からだっただろうか、星廉から見た流星はどんどん本心を笑顔で隠す様になっていった。 星廉が話し掛けると普段通り人懐こい笑顔を見せてくれるのだが、両親に声を掛けられた時の流星の表情ははまるで貼り付けた様な作り物の表情で、彼女ですら少し不気味に思える程だったのだから。 その事を聞いても、流星は笑って誤魔化して最期まで本心を答えてはくれなかった。 小さな離れで暮らす星廉に食事を中々与えない両親の目を盗んで流星は彼女に会いに行き、食事や菓子、娯楽等を差し入れしたり、流星が体験した出来事についてを話した。 外の世界をあまり知らない星廉は流星から与えられる情報全てを新鮮に感じ、覚え、それを知識として身に付けた。 星廉は知識を身に付ける事に関してだけは早く、流星から与えられる情報全てを知識として身に付け、覚えた。 ( この頃はあまり常識を考えたりもしなかったので、かなりの世間知らずではあった ) 甘いとは言え、彼等兄妹に興味関心をそこまで持たなかった両親に秘密の逢瀬を見付かる事は無く、流星が離れで星廉と共に過ごす日もあったし、最終的には流星も毎日離れで生活する事になる。 流星は〝星廉を守る事〟を義務の様に感じていたし、星廉もまた〝流星に守られる事〟を当たり前の様に感じていた、だからお互いが居れば良い状態だった、互いが居れば何も要らないのだから。 そんな日々を続ける事数年、流星達兄妹が7歳を迎えたある日、母親が愛人と共に蒸発し、残された父親は邪魔な二人を連れて父方の実家に行き、実家の前に二人を置いて何処かへ消えてしまった。 流星は直ぐに『ボク達は捨てられた』と察したが、隣に居た星廉は状況が上手く飲み込めず、片方の手で流星と手を繋ぎ、もう片方の手で大事なボロボロの毛布を口に当てて必死に声を殺して泣いていた。 繋いだ手がずっと震えていて、今にも過呼吸になりそうな星廉を流星はずっと宥め続け、彼女が落ち着くまで隣で手を繋ぎ続けていた。 星廉が落ち着きを見せた頃、流星は彼女の手を引いて父方の実家のインターホンを鳴らす。 此処に父方の祖父母が住んでいる事を、流星は理解していたから、早めに助けを求めようと考えたのだ。 直ぐに祖父が玄関に出て来てくれたので、流星は祖父を見上げてニコリと笑顔を貼り付けて口を開いた。 『あのね、ボク達捨てられちゃった。 だからね、助けて欲しい』 それを聞いた祖父は慌てて家の中へ二人を抱えて連れて行き、星廉を祖母に預けようとした所で、流星はそれを止めた。 『あのね、星廉ボクが居ないとパニックになる。 だからね、お風呂入るなら星廉も一緒』と霊性に説明し、それを聞いた祖父は承諾した後、流星と星廉と祖父の三人でお風呂に入った。 お風呂から出た後、祖母が暖かいココアを淹れてくれて、流星と星廉は漸くそこで一息吐く事が出来た。 落ち着いた所で祖父が『何故捨てられたと分かった?』と流星に尋ね、流星はそれに対して『あのね、お母さん居なくなった、お父さんボク達の事邪魔になった、だから此処に置いて行かれたの』と笑顔のまま答えた。 祖父はそれに対して険しい顔を見せ、祖母は少し考えた後でポンと手を打ち『じゃあ此処で暮らしたらどうだい?部屋は余ってるし、他に頼れる親戚も居ないだろう?』と提案した。 祖父もその提案に賛成し、異論も無い為流星が承諾、「流星が居るなら私も居たいです」と星廉も言った為、二人は祖父母の家で生活する事となる。 最初こそ『あの父親の両親だし、どうせ飽きたら捨てられる』と思っていた流星だったがそんな事は全く無く、良い事をしたら祖父母は二人を平等に褒めたし、悪い事をしたら祖父母は同じく平等に二人を叱った。 両親であれば流星が悪い事をしても叱らず星廉の所為にして彼女を罰したし、星廉が良い事をしても褒める事は無くそれを流星の手柄として彼を褒めた、それが二人の普通だったから、二人はとても衝撃を受けた。 流星と星廉は初めこそ衝撃を受けてオロオロしていたのだが、初めに心を開いたのは意外にも星廉からだった。 あまり自分から意見を言わない星廉が、家事をしている祖母に近寄って「……何かする事、御座いますか?」と問い掛けた、その光景を見ていた流星は驚いて持っていた物全て落とした( 成人後に流星が笑って話していた )。 祖母は大変その事に喜んだし、何なら祖母は嬉しそうに祖父へ報告していた、星廉は少し照れていたが流星はその照れた様子を見て面白がって笑っていた。 その頃から祖父母の事を少しずつ信用していく様になり、流星と星廉は徐々に祖父母に心を開いて家事の手伝いをする様になる。 意欲はあるが中々上手く出来ない星廉を流星がフォローするなんて事は最早日常茶飯事で、そんな光景を祖父母は暖かく見守った。 学校に通い出すと、星廉は何をしても不器用で鈍くて、よくイジメの標的にされては泣かされていた。 そんな星廉を守るのが、何時も流星の役目だったし、祖父がキレて学校に乗り込もうとした事もあったらしいが、祖母がギリギリの所で制止してくれたと後から聞いた事もあった。 イジメを受ける様になってから、星廉は家族の前以外で笑う事は無くなった、何時も口元を一文字に結んだ仏頂面で過ごす事が多くなり、家族の前だけではよく笑いよく話す子になった。 流星も祖父母もそんなに気にする事は無かった、自分達の前では笑ってくれる星廉を、普通と思っていたのだから。 だからこそ、星廉はどんどん家族以外の前で笑う事は無くなった、そうしていたら人は近付いて来ないと彼女は知ってしまったのだから。 そんな流星と星廉を見て、祖父母は冗談交じりにこう言った。 『流星と星廉は、二人で完璧だね』 その言葉は生涯彼女を苦しめる事となる。 ▽ ➤ヴァイオリンについて 流星・星廉共にヴァイオリンが趣味。 生きる時代や世界が違えばプロになっていたかもしれない腕前だが、今の世界ではただの趣味程度。 元々流星本人はヴァイオリンに対して興味は無かったのだが、珍しくも星廉がヴァイオリンに興味を示して祖母に教わろうとした事を切っ掛けに、流星もヴァイオリンを始めた。 流星はそこまで努力せずとも直ぐ上手に弾ける様になったが、星廉は文字通り血の滲む様な努力をして祖母から何度も指導を受けていた。 そして、才能があったのは星廉の方だった、流星はそつなく弾けるだけで、才能がある訳では無い。 ただ、星廉と弾いている時の流星はとても楽しそうで、この時ばかりは本当の笑顔を浮かべていたらしい( 祖父母談 )。 国家警察となった今でもヴァイオリンを続けており、休日になると楽譜を引っ張り出しては楽譜通りに弾いている。 ヴァイオリンは流星と星廉を繋ぎ止める物であり、互いにとっても大切な物である。 任務中でもケースは持ち歩いており、ケースの中にはヴァイオリン型の銃が入っている、このデザインになったのは流星が『あのね、ボクこのデザインが良い。 このデザインで二人分、作って』と元帥に我儘を言って通したからである。 ▽ ➤現在 国家警察に就いてからも、流星は星廉と行動を共にしていた。 無愛想で口数の少ない星廉と同期の溝を埋めたのは紛れもなく流星で、次第に同期との交流も増えた星廉を暖かく見守るのも流星の役目だった。 今はもう殉職して居ない同僚達とは良好な関係を築いており、 交流も結構していた。 然し、矢張り同僚達が殉職していくのを見て星廉はショックを受け、流星は 仕方ない と割り切る様にしていたが、あまり上手くいかず、上手に笑えない時期もあった( 途中からは上手に割り切っていたが )。 そして2年前、悲劇は起こる、起こってしまう。 任務に出掛けた流星が、任務先で帰らぬ人となってしまったのだ。 別の任務に出掛けていた星廉は、その事を別任務から帰還した時に告げられた、もう亡くなってから5日が経過していた。 星廉は酷く落ち込み、任務に支障が出る程にそれはもう落ち込んだ。 塞ぎ込んだ星廉は、二人で撮った写真を眺めながらふとある言葉を思い出す。 『流星と星廉は、二人で完璧だね』 祖父母が冗談交じりに言ったその言葉を、何故かふと思い出した。 そして星廉は、その言葉に深く囚われた、今現在も囚われ続けている。 「私は一人では完璧になれない、嗚呼そうだ…最初からこうすれば良かったのですね」 彼女は完璧を目指した、不器用な彼女にはこうする事しか出来なかったのだ。 そうして彼女は完璧を目指し続けた結果〝自身の中に双子の兄・流星の人格〟を作り上げた。 今現在では流星が表人格となっており、見た目も流星そのものとなっている、まるで星廉が任務で死んでしまったかの様に振る舞う事が多い。 唯一生き残っている同期・宇轩は知っており、彼の前では星廉として振る舞う事もある( 人前では殆ど見せないらしい )。 星廉は「私が完璧では無かったから、だから流星兄さんは死んだのです」と自己嫌悪がかなり強くなっており、表に出る事は極僅かになってしまっている。 〝人に置いて行かれる〟と言うのが嫌いなのも、同期達や流星に先立たれているからである。 流星は特段完璧主義者では無く『星廉、もっと肩の力抜こう?あのね、完璧に拘っても意味無い』と星廉に言い聞かせる様に伝えていたが、彼女に伝わる事は無い様子。 星廉は「流星兄さんと共に居る為には、完璧であり続けなければならないのです。 私が、私がもっと完璧になれば良いのです」と言うのだから、これには流星も頭を抱えた。 流星はもう居ない存在、本来はこの世に居てはいけない存在なのだ。 然し、今消えてしまったら不安定な彼女は壊れてしまうから、彼は今日も星廉の身体を借りて流星として振る舞っている。 『あのね、ボクは星廉の兄だから、あの子が喜んでくれるなら、何でもするの』 今日も偽りの笑顔を貼り付けて、流星として生きる。 それがイカれている事くらい、聡明な彼は理解している。 けれどそれを止める事なんて出来ない、今更そんな事をしても現状は変わらないのだから。 不安定な彼女の為に、妹の為に兄である彼は偽り続ける。 HO moon の前でも《星廉》では無く《流星》として振る舞う事も多いだろう。 最初はきっと《流星》として、もしかしたらシナリオ中に《星廉》として接する事があるかもしれない。 ▼ ➤双子の兄・流星のパーソナルデータ( 表に出ているのは殆ど彼なので ) 名前 - 獅子王 流星( ししおう りゅうせい ) 名前の由来は以下の通り ----- 流星( 名前 ) - 星に因んだ名前を付けたかったので。 この名前に込められた意味は〝どんな未来を歩んでも、常に自信を持って輝き続けて生きられます様に〟です。 祖父に上記の意味を込めて付けて貰った、と言う小さな設定があります、流星は何時も自分に自信を持って生きていました、女誑しでだらしない上にクズ野郎ではありましたが、家族思いな面もあります。 ----- 性別 - 外見男( 流星として振る舞っている時 ) 年齢 - 実年齢25歳、見た目は20歳くらい。 利き手 - 両方 一人称 - ボク 二人称 - キミ 誕生日 - 7月8日 誕生星 - デルタ・モノケローティス( 余裕のある愛情 ) 誕生酒 - ブルーラグーン( 同じ星に生まれた仲間と共に歩む旅人 ) 誕生花 - ホオズキ/ハス/カンパニュラ/ミヤコグサ ----- 花言葉は以下の通り ・ホオズキ - 〝偽り〟〝誤魔化し〟 ・ハス - 〝離れゆく愛〟 ・カンパニュラ - 〝感謝〟 ・ミヤコグサ - 〝また逢う日まで〟 ----- 好きな食べ物 - 煎茶、アップルパイ 嫌いな食べ物 - 味の薄い料理 好きな物 - ヴァイオリン、家族( 祖父母・双子の片割れ ) 嫌いな物 - 上司、両親、片割れを虐めた奴 好きな事 - ヴァイオリンを弾く事、家族と過ごす事、女の子と遊ぶ事 嫌いな事 - 束縛される事 趣味 - 女遊び、ヴァイオリン演奏 特技 - 見た物は大抵出来る事 理想のタイプ - 束縛しない子 苦手なタイプ - 束縛してくる子 イメージカラー - ピスタチオグリーン カラーコード - # B4CF9E ----- Life is not fair; get used to it. 「人生は公平ではない、そのことに慣れよう」 「生きるの下手くそな人も居るし、人生イージーモードな人も居る。 あのね、人生って公平じゃない、上ばかり見てると足元掬われる、上見る暇あるなら努力したらどう?」 ----- ▽ ➤台詞サンプル 「……獅子王星廉と申します。 どうぞ宜しくお願い致します」 「私はあまり要領がよくありませんので、ご迷惑お掛けします」 「孤独は、好きではありませんね。 …置いて行かれるのは、寂しいですから」 『あのね、ボク流星。 獅子王 流星、よろしくね』 『ボク女の子好き。 良い匂いするし、柔らかい。 でも、ボク束縛されるの嫌い、恋愛は遊びでしょ?』 『じゃあね、楽しかったよ』 ▽ ➤イメソン ----- ■獅子王 流星 の イメソン ・聖槍爆裂ボーイ/れるりり cover.りぶ ・ド屑/なきそ feat.歌愛ユキ ・半透明人間/backnumber ・アイディスマイル/とあ feat.初音ミク・鏡音リン ・夜咄ディセイブ/じん feat.IA ・ヒガン/john feat.初音ミク ・スーサイドパレヱド/ユリイ・カノン cover.あらき ・Ghost of a smile/EGOIST ----- □獅子王 星廉 の イメソン ・もう生きてるだけで褒めて頂戴/100回嘔吐 feat.GUMI v flower ・フォニイ/ツミキ feat.可不 ・悔やむと書いてミライ/まふまふ ・螺旋/YAKITORY feat.Ado ・カノープスが落ちた夜/Summer Gratz feat.初音ミク ・限りなく灰色へ/すりぃ feat.鏡音レン ・失想ワアド/じん feat.初音ミク ・いかないで/想太 feat.歌愛ユキ ----- □双子 の イメソン ・なりすましゲンガー/KulfiQ feat.鏡音リン ・君はできない子/きくお feat.初音ミク ・共依存シンドローム/カンナ feat.GUMI ・偽物勇者/703号室 ----- ◇HO star から HO moon のイメソン ・アイのシナリオ/CHICO with HoneyWorks ----- ※イメソンはシナリオ進行具合によって改変有り ■簡易用■ 獅子王 星廉( ししおう せいれん )/獅子王 流星( ししおう りゅうせい )(外見男( 兄 )/内面女( 妹 )) 職業:国家警察(特殊) 年齢:実年齢25/外見20 PL: STR:16  DEX:9  INT:16 アイデア:80 CON:14  APP:10  POW:17  幸 運:85 SIZ:18 SAN:99 EDU:20 知 識:99 H P:16  M P:17  回避:dex*2  ダメージボーナス:1d6 ―――――――――――――――――――――――――― [技能](職業技能点:400 個人技能点:160) (書式:職業/個人<成長>[その他]) ―――――――――――――――――――――――――― [持ち物] ・武器 ――――――――ここに記入―――――――― ・防具 ――――――――ここに記入―――――――― ・所持品 ――――――――ここに記入―――――――― [プロフィール]