タイトル:シャムロック キャラクター名:シャムロック 種族:マナフレア [特徴:溢れるマナ、マナの手] 生まれ:密偵 ■パーソナルデータ・経歴■ 年齢:17 性別:女 髪の色:桃色 / 瞳の色:翠  / 肌の色:白 身長:166 体重:57 経歴1:近所では一番の物知りだった 経歴2:役に立たない得意技がある 経歴3:冒険に誘われた事がある 穢れ度:0 ■能力値■      技     体     心 基礎    9      6      3    器用 敏捷 筋力 生命 知力 精神 A~F   7  11  13   7   3  11 成長                   →計:0 修正 =合計= 16  20  19  13   6  14 ボーナス  2   3   3   2   1   2    生命 精神    抵抗 抵抗  HP  MP 基本   4   4  19  20 特技         0   0 修正 =合計=  4   4  19  20 ■レベル・技能■ 冒険者レベル:2 Lv フェンサー  2 Lv  / スカウト   1 Lv エンハンサー 1 Lv  / アーティザン 1 Lv ■戦闘特技・値■ [参照] 特技名  : 効果                           : 前提 [pAG43]魔器習熟A : Aランクの魔器が使用可能、ダメージ+1と防護点+1(※手動計算) :    魔物       全力    知識 先制 移動 移動 基本   0   4  20  60 修正 特技        0 =合計=  0   4  20m  60m ■呪歌・練技・騎芸・賦術・鼓咆・占瞳■ [参照] 特技名   : 効果   : 前提 [p]  キャッツアイ : 命中+1  : [p]  回避増強/+1 : 回避を+1 : ■装備■ ・基本命中力、追加ダメージ、基本回避力        Lv 命中 追ダメ 回避 ファイター : グラップラー: フェンサー : 2   4   5   5 シューター : ・武器 価格 用法 必筋 修正 命中 威力 C値 追ダメ [カテゴリ・ランク] 名称(*:装備している) / 備考 (参照) 110   1H   8      4   8   9   5 [ソードB] *レイピア / (1-301p) =価格合計= 110 G ・防具    必筋 回避 防護  価格  名称 / 備考 鎧 :  5      3   500 エンハンスレザー / 【回避増強】 盾 :  1   1      300 エンハンスバックラー / 【回避増強】 修正: = 合計 =    6   5   800 G (回避技能:フェンサー) ・装飾品    価格 名称 / 効果 頭 :      / 耳 :      / 顔 :      / 首 :      / 背中:      / 右手:      / 左手:      / 腰 :      / 足 :      / 他 :      / =合計=0 G ■所持品■ 名称       単価 個数 価格 備考 【冒険者道具】     1   0 冒険者セット   100  1   100  背負い袋・水袋・毛布・たいまつ*6・火口箱・ロープ10m・ナイフ スカウト用ツール 100  1   100  所持していない場合、解除判定等の達成値に-4のペナルティ             1   0             1   0 =所持品合計=    200 G =装備合計=     910 G = 価格総計 =    1110 G 所持金     90G 預金・借金    G ■言語■       話 読            話 読 共通交易語 ○ ○ / 巨人語       - - エルフ語  - - / ドラゴン語     - - ドワーフ語 - - / ドレイク語     - - 神紀文明語 - - / 汎用蛮族語     - - 魔動機文明語- - / 魔神語       - - 魔法文明語 - - / 妖魔語       - - 妖精語   - - / グラスランナー語  - - シャドウ語 - - / ミアキス語     - - バルカン語 - - / ライカンスロープ語 - - ソレイユ語 - - ・地方語、各種族語     話 読 名称 初期習得言語:交易共通語、地方語 技能習得言語: ■名誉アイテム■ 点数 名称 所持名誉点:  0 点 合計名誉点:  0 点 ■その他■ 経験点:0点 (使用経験点:3000点、獲得経験点:点) セッション回数:0回 成長履歴: 成長能力 獲得経験点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 1-        0点(   /   / 回) 2-        0点(   /   / 回) 3-        0点(   /   / 回) メモ: ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ. ヴァグランツになった理由:破産した。 割り振り【7(0)、5(10)、7(0)、7(0)、3(-20)、5(10)】 絶滅危惧種であるマナフレアの少女。 アウトロー気質のダウナー系。 『死と栄光の島マグ・メル』の島主の一人に飼われていたコレクション奴隷であり、正確な出身地は不明。 『ペダリオン・ライナー』にて冒険者チームを立ち上げるも、メンバーは彼女を残して全員死亡、彼女自身も依頼失敗によって借金を背負い、破産した。 【経歴】 物心ついた時には既に自分は奴隷だった。親の顔も出自も知らない。 悪趣味な人族コレクターにとって絶滅種であるマナフレアは仲間内に自慢できるレア物だったらしい。 自由は無かったが、他の奴隷たちとは違い。コレクションである自分の心身は保証されていた。 『宝石は常に磨き上げて置くものだろう?』、主人であるバジリスクはそう口にして私に豊かな食事、高度な教育、華美な衣類を与えた。 けれどそれだけだ。 気が向いた時に訪れて愛でるだけ、或いは知り合いに自慢するために連れ歩かれるだけの生活。 自分を世話する奴隷からは憎悪と嫉妬、そして恐れを抱かれ続けており、仲良く等なれるはずもなかった。 実際、主人の気分一つで世話役の奴隷たちの顔ぶれが変わることなどざらであり、一度彼らの末路を見てからは私もああなるのかと恐怖した。 私にとって主人は神であり、支配者であり、怪物であり――幸福の象徴だった。 しかしそんな神も、反乱を起こした人族の一人、銀髪のナイトメアに討たれた。 絶対と思われた、栄華を極めた怪物、揺るがない幸福の象徴であった主人もまた無惨に死ぬのだと理解した。 人はいつか必ず死ぬ、そしてその最期は善人であろうと悪人であろうと無惨で悲劇的な物である。 ならば生きる意味とは何なのか。 私は自分を解放した銀のナイトメアに尋ねたが、彼女は困ったように首を傾げるだけだった。 『死にたくないから生きている、私はそれだけですから貴女の問いに相応しい答えを持ちません。  けれど、貴女がこれからも生きるというのなら先達として助言を――"己の心に従って楽に生きなさい"。」 『心に蓋をして生にしがみついても、延々と煉獄の炎に焼かれ続けるだけ。  その痛みに耐えてでも果たしたい目的があるならともかく、そうでないのなら楽に生きると良いと思いますよ。』 そしてこのナイトメアの手引きによって自分は海を渡り、『ペダリオン・ライナー』へと辿り着いた。 初めて味わう自由に戸惑っていた所を、新進気鋭だという冒険者チームに誘われ、素人ながら幾らかの冒険を経て――そして友人という物を得た。 人生で初めて味わう人の温かみ、何の蟠りもなく自分を気にかけてくれる善良な仲間たち……しかしそれも理不尽に死に絶える。 護衛任務中、自分たちの力量に余る蛮族によって皆、食らいつくされた。 依頼主を置いて逃げる自分たちは、しかし容易く追いつかれ一人、また一人と悲鳴と断末魔を上げて食われていく。 そこで思い出す。『どんなに力が有ろうと、幸福であっても、この世界では善悪関係なく無惨に死ぬ』のだと。 そしてその蛮族も駆け付けたハイマンの少女の魔術によって撃ち抜かれて苦痛に喘ぎながら死んでいった。 彼女は他の仲間を助けられなかった事を涙ながらに詫び、自分を助ける事ができて良かったと微笑んだ。 続けて行き場がないなら付いてこないかと誘う。彼女は冒険者を養成する学園の教師らしく多少は融通が利くのだと。 けれどきっと彼女も無惨に死ぬのだろう。 この世界は苦しみに満ちていて、悲劇に満ちていて、最期も無惨な物だ。 ならば何の夢も願いもない空っぽの自分にそこまでして生きる意味はあるのかと、彼女へと問いただした。 『そうだねぇ、最期は悲しいものかもしれない。こういった蛮族の襲撃に限らず世界は理不尽な事ばかりだ。  急な病に倒れる事もあるだろうし、悪い人に騙されることもあるだろう、通り魔に襲われることだってある。』 『でも最期だけを見て結論付けるのは愚かな事だ。  歩き続けていれば良い事だってあるし、もっと生きていたいと思える何かだって見つかる物さ。』 『ちょうど私が手塩にかけた生徒が卒業して寂しいんだよねぇ、だからうちの学園に――。  ん、それは嫌か……なら仕方ない。 今日此処で君の命を救えた、それで良しとしよう。』 『ああ、何の夢も願いもないと言っていたね。  それらが見つかるたった一つの冴えたやり方を教えよう。ほら、私は教師だからね。迷える子供に助言くらいはしないと。』 『人の輪の中にいなさい。友達を作れとか、そんな酷な事は喪ったばかりの今の君には言わない。  だから仕事仲間で良い、ご近所さんでも良い、人と関わる事を厭わず、接して、観察していきなさい。』 『影響を与えて、与えられて――それが人間関係と言う物だ。  そうすれば生きたいと思える芯も見つかる、芯が見つかれば理不尽にも負けてたまるか!って意地を張れるものさ。』 『そうすれば君の心にぽっかり空いた穴が埋まるような、何か素敵な物が見付かるはずさ。私のようにね!』 彼女はそう言って自分の頭を優しく撫でてくれた。 その言葉に納得したわけではない。ないけれど――どうせ他にする事も無いのだし、別に死にたい訳でもない。なら試してみるのもいいだろう。 護衛でありながら、依頼人を置いて逃亡した。 そんな輩が冒険者を続けられるはずもなく、私はギルドを除籍され、多額の賠償金を支払う羽目になり、破産した。 無一文、0どころか信用もマイナスからのスタートになる。 まぁどうせ元々マイナスだし、最期も碌な物じゃ無いのは決定している。 喪う物も何も無いのだし、精々身一つで『心に従って楽に生きてみよう』『人の輪の中で生きてみよう』。