タイトル:2/5 Dx3 キャラクター名:朝風 黙(あさかぜ・しずか) 種族:にんげん 年齢:23 性別:女 髪の色:紺に近い黒 / 瞳の色:群青に近い黒 / 肌の色:白 身長:152cm 体重:45kg ワークス  :UGNエージェントC カヴァー  : シンドローム:ハヌマーン ■ライフパス■ 覚醒:生誕 衝動:破壊 ■能力値と技能■ 【肉体】:2 (シンドローム:1,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈白兵〉:SL / 判定 2r 〈回避〉:SL / 判定 2r 〈運転〉:SL / 判定 2r 【感覚】:2 (シンドローム:1,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈射撃〉:SL / 判定 2r 〈知覚〉:SL / 判定 2r 〈芸術〉:SL / 判定 2r 【精神】:4 (シンドローム:1,1 ワークス:1 ボーナス:0 成長:1) 〈RC〉:SL2 / 判定 4r+2 〈意志〉:SL1 / 判定 4r+1 〈知識〉:SL2 / 判定 4r+2 レネゲイド 【社会】:2 (シンドローム:1,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈交渉〉:SL / 判定 2r 〈調達〉:SL1 / 判定 2r+1 〈情報〉:SL1 / 判定 2r+1 UGN 【HP】    28 【侵蝕基本値】 33% 【行動値】   8 【戦闘移動】  13m ■エフェクト■ 《スキル名》   /SL /タイミング/判定/対象     /射程/コスト/効果など 《ワーディング》 /★$/オート$  /自動/シーン    /視界/-$  /非オーヴァードのエキストラ化 《リザレクト》  /1$ /気絶時$  /自動/自身     /-  /[SL]d$/コスト分のHPで復活 《サイレンの魔女》/7 /メジャー   /対決/シーン(選択)/視界/5   /攻撃力+Lv*3 装甲無視 《援護の風》   /7 /オート    /自動/単体     /視界/2   /判定ダイス+Lv個 1R1回 《ウィンドブレス》/7 /オート    /自動/単体     /視界/2   /援護の風を使用した判定達成値+Lv*3 《癒しの歌》   /2 /メジャー   /自動/単体     /視界/2   /HPをLvD+精神 分回復 《波紋の方陣》  /3 /オート    /自動/単体     /視界/3   /ダメージ軽減 -Lv+1D点 ■装備とコンボ■ ・武器とコンボ 名称 価格 種別 命中 攻撃力 G値 射程 メモ       0   0 =価格合計= 0 pt ・防具     装甲 回避 移動  価格  名称 / 備考 鎧 :               / 下着:               / 修正: = 合計 =  0   0   8    pt ■所持品■ 名称     単価 個数 価格 備考 思い出の一品 2   1   2   ……わたしなんかが、もらってよかったのかな。           1   0           1   0 =所持品合計=     2 pt =装備合計=      0 pt = 価格総計 =     2 pt 【常備化ポイント】 6 pt 【財産ポイント】  4 pt ■ロイス■ 対象        好意 悪意  備考 想い人              指定:真砂夜カタル <喪失>使用。ぽっかり空いた穴を、あなたが埋めてくれたの。 家族        憧憬 疎外感 ずっと、羨ましかった。『家庭』というものが。 真砂夜カタルの家族 遺志 悔悟  ……絶対に、守ってみせます。 真砂夜カタル    慈愛 嫉妬  ごめんね。ごめん、しか、言えないけど。絶対、守るから。 ■その他■ メモ: 「わ、わたし、あの。ご、ごめんなさい……」 「わたし、なにも、とりえ、ない、から。あの、えっと、あのね?」 「……いいなあ、家族。あったかい。私が、あの子だったら……ううん、過ぎた望みだよ。」 「……いいなあ。こんな変な力なかったら、わたしも、おとうさんとおかあさんに、ううん、言っても、仕方ないよね。」 「約束、だから……わたし、絶対に、あの子だけは、守ってみせるから!」 Butterfly-Effect Fatality PC4 産まれながらの『化け物』 哭き声すらも、嵐を引き寄せる。 「黙っていなさい。」自然に零れる泣き声すらも疎まれ、ついた名前が「黙」 疎まれていた少女は、傷だらけの心のまま、能力を察知したUGNに引き取られた。 訓練は悪くない。けれど、人間が怖い。居心地が悪い。周りを見ながら、震えながら過ごしてきた。 手を差し伸べたのは、とある夫婦だった。 正直、怖かった。この人たちも、わたしに黙れって、静かにしてろって、言うのかなって。 でも、そんなことはなくて。 暖かいごはん、美味しかった。 ふかふかのお布団は、暖かかった。 迎えてくれた女の子の笑顔は、眩しかった。 これが本当の『家族』なんだ、って、涙が出た。どうして、わたしにはこれがなかったんだろうって、羨ましくもなった。 憎かった。悔しかった。でも、それ以上に。 あの人たちが、カタルちゃんが、眩しくて、暖かくて、心地よくて。 わたしは家族ではないけれど、少し、体験をさせてもらった気がして、嬉しかった。 だから、あの人たちが狙われてると知って、放っておけなかったの。 よく聞こえる耳が、不穏な言葉を聞いて。 何も言わず、一人飛び出してしまった。 悪意溢れる衝動に流されて。 嗚呼。 わたしはまた、『叫んで』しまった。 街一つ巻き込みかねない『叫び』を、身体をはって止めてくれたのは あの暖かい人たちだった。 侵蝕が落ち着く。 落ち着く、代わりに。 「大丈夫?」 見えるのは、恩人の血だまり。 「あ…あ…」 ごめんなさい、の言葉すらもうまく喉を通らない。 人魚は、声を発することを知らない。 「だいじょうぶ、大丈夫だから。」 「……一つだけ、お願いを聞いてくれないか。」 「カタルには、この世界に触れてほしくない、だから、オーヴァードの。この世界のことは…秘密にしておいてくれないか。」 声が出ない、出ない代わりに、大粒の涙を流しながら、強く何度も頷く。 言わないから、言わないから、どうか、どうか。 癒しの歌は歌えない。この時の私には、まだ。 わたしから発せられるのは、狂ったような叫びだけ。 倒れ行く恩人たち。もう、声はかけてもらえない。 そこで、ようやく。 「ごめん、なさい……!」 大きな声が、出た。 どうして。 どうせならば、彼らを助けるための、大きな声が欲しかったのに。 人魚は『歌』を得た。 癒しを与える、優しい歌を。 人魚は『波』を得た。 誰かを守る、強い波を。 この世界に触れていない、大切な人間を守るために。 だから、私は、『最期』の時も ───歌っていた。 url: https://charasheet.vampire-blood.net/4343737