タイトル:セルディ キャラクター名:セルディ 職業:サーカス団長 年齢:26 / 性別:男 出身: 髪の色:黒 / 瞳の色:赤 / 肌の色: 身長:182 体重: ■能力値■ HP:15 MP:16 SAN:64/99      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時  16  14  16  10  12  15  14  19  15  16 成長等           -2 他修正 =合計=  16  14  16   8  12  15  14  19  15  16 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値 ●《回避》      66%  ●《キック》  45%   《組み付き》   25%  《こぶし(パンチ)》50%   《頭突き》  10%   《投擲》     25%  《マーシャルアーツ》1%    《拳銃》   20%   《サブマシンガン》15%  《ショットガン》  30%   《マシンガン》15%   《ライフル》   25% ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 ●《応急手当》45%   《鍵開け》 1%   ●《隠す》  23%  《隠れる》 10%  ●《聞き耳》 80%   《忍び歩き》10%  《写真術》 10%  ●《精神分析》81%   《追跡》  10%  《登攀》  40%  ●《図書館》 60%  ●《目星》  85% ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前    現在値  《運転》   20%   《機械修理》20%   《重機械操作》1%  《乗馬》   5%    《水泳》  25%   《製作()》  5%  《操縦()》  1%    《跳躍》  25%   《電気修理》 10%  《ナビゲート》10%   《変装》  1%    《》     % ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前 現在値  《言いくるめ》5%   ●《信用》  35%   《説得》15%  《値切り》  5%    《母国語()》95%   《》  % ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前           現在値 習得/名前  現在値  《医学》     5%    《オカルト》        5%    《化学》 1%  《クトゥルフ神話》0%   ●《芸術(ナイフ投げ)》    85%   《経理》 10%  《考古学》    1%    《コンピューター》     1%   ●《心理学》55%  《人類学》    1%    《生物学》         1%    《地質学》1%  《電子工学》   1%    《天文学》         1%    《博物学》10%  《物理学》    1%    《法律》          5%    《薬学》 1%  《歴史》     20%  ●《芸術(花火と炎のシャワー)》80%   《》   % ■戦闘■ ダメージボーナス:1d4 名称 成功率 ダメージ 射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考                              /                              / ■所持品■ 名称 単価 個数 価格 備考       1   0       1   0       1   0       1   0 =所持品合計=     0 所持金 預金・借金 ■その他■ メモ: 【性格等】 穏やかでいつもにこにこしてる、温厚で滅多に怒らないし怒鳴ったことなど1度もない。平和を愛し皆の幸せのためなら自分のどんなものを犠牲にしても構わないと思っている。しかし抜けているところがあるためたまにドジを踏みがち。身内のことに関してとても過保護だが信頼を置いている。 【生い立ち等】 生まれは路地裏だった。 両親はどこにいるのか、なぜ捨てたかなんて知る由もなかったし、気になることでもない。 自分がある程度成長するまで路地裏に住み着いていた者たちが手分けして自分を世話してくれていた、産まれたばかりの赤子に慈悲をやれる程の余裕が多少はあった者たちか、どうしても良心を捨てきれなかった者たちが差し伸べてくれたのだ。 ただやはり彼らも自分のことで手一杯だったため基本は放置、生きていたら食べ物を少しだけ分けてもらえていた程度。明らかにお荷物だが泣き喚くような赤子ではなかった自分はそれなりに見逃してもらえていたのだろう。 言葉を覚え1人で歩けるようになれば、自然と盗みを覚えていった。そうすることでしか生きていけないことを何も言わずとも理解していたからだ。そうして成長した自分を見届けると、自然と世話をしてくれていた人間たちは離れていった。これからは一人で生きていかねばならないのか、と大きな不安を覚えたが仕方がない。それに周りに甘えていける世界ではないことは十分理解している、誰にも頼らずに生きるんだ。 そうして罪悪感を覚えつつ盗みを働き、その日その日を必死に生きた。 ある日、近くに大きなテントが張ってあることに気がついた。人が沢山いる、しかしそういったところには必ず食べ物があるのだ。そう確信して誰にも見つからないように裏から回り、元々低かった背をもっと縮めて辺りを見渡した。 ふと食べ物の匂いが香った、周りに注意しながらも足早にそちらへ向かえば袋いっぱいに食べ物が入っている。ここ数日間まともな食事をとっていなかったことから空腹感に耐えきれずにその場で口にした。土で汚れて、芽が出ていても全く気にしないくらいにはお腹が空いていた。 途端、袋から数個の食べ物がこぼれ落ちた。 何者かがそれに気づいたようで近づいてくる足音が聞こえる。 急いで物の陰に隠れて息を殺した。中に入ってきたその人は辺りを見渡すと、数個落ちた食べ物の側までやってきてそれを拾い上げていた。バレたらどんな仕打ちをされるか分からない、こわい、逃げないと、早く出ていってくれ。そんなことを思いながらじっとその場からその人を観察していると。 ぐらり、自分が背にしていた物が倒れたのだ。思っていた以上に力んでしまい背もたれを押してしまったのだ。 まずい、と思ったのも束の間。自分は盛大に倒れた物と共に背中から思い切り転んだ。 冷や汗が止まらず危険信号が頭の中で鳴り響くが身体が上手く動かない。昔からこう言うドジをするせいで何度か痛い目を見ているのだ。今までは何とかなってきたものの、今回こそどうなるかわかったものではない。 恐る恐るその人を見やると、彼は呆気にとられた表情からみるみる強ばり、そして吹き出した。 笑っているのだ、自分を見て。 なぜ笑われているのか分からない、それよりも突っ込むべきところがあるだろうなど微妙にズレた考えがよぎる中、彼は大きな声で笑っていた。逆にこっちが呆気にとられたような空気感。 一通り笑った後、彼はにっと笑いこちらへ近づいてきた。身構える自分とは裏腹に彼は自然な手つきで「そのまま食ったら美味くねぇし、腹を壊すぞ!」と自分の頭を撫でた。思わぬ反応に尚も混乱する中、彼は自分の手を引きどこかへと連れて行った。 そこは恐らく調理場、と呼ばれる場所だったと記憶している。食べ物を調理する場所も余裕もなかった自分には縁のないところだと思っていたが、まさか今から調理を?何のために? 様子を見ていれば、先程自分が落としてしまった食べ物をナイフで切り、鍋に入れて焼き始めた。いい香りが辺りを漂い、食欲が湧いてくるのをぐっと我慢してそれでも様子を見ていれば彼はあっという間に料理を作り終えたようだ。 そうして出来た料理を自分の前に差し出した、どういうことか分からずただ彼と料理を交互に見やれば彼はまた笑いながら、自分のために作ったのだと教えてくれた。 しかし自分はそれをまんまと信じるつもりは無い、言葉の意図を探り彼が自分に求めているものがなにか、はたまた混ぜ物でもして処分しようとしているのか。彼の言葉に警戒しつつも、やっとありつける食事を前に葛藤する理性を本能が押し退けようとしている。そうしてしばらく手を伸ばしあぐねている自分を見てか、彼はその料理をその場でつまんでひょいと一口食べて見せ、そして次はお前の番だと言わんばかりに皿を押し付けてきた。もう手を止めることは出来なかった。 生まれて初めてまともな食事を食べた、食事とはこんなにも美味しいものなのか、味も汚れも気にする余裕もなくただ生きていくためだけにとっていた行動が、こんなに。 表情を輝かせた自分を見て、彼はまた自分の頭を撫でた。ひどく心地いい。頭を撫でられることも初めてだった。 食事を終えてしばらく黙ってはいたが、控え目になぜこんなことをするのかと彼に聞いた。彼は人が好きだから、そうしたかったから、などと自分にはいまいち理解しかねる回答だったが、分かったことは彼がただのお人好しだということだ。 興味が湧いた、この人が見ているものを、抱いている感情を。 初めて人間らしい感情が芽生えた、彼のことをもっと知りたいと思った。 彼はサーカスというものの団長をやっているらしい。サーカスなんて言葉でしか聞いたことがないものだが、それの1番上の人だなんてさらに驚きだ。 もっと興味が湧いた自分は彼にサーカスがどんなものかを見せてほしいと頼んだ、無茶な願いかと危惧していたが彼は見事に披露してみせた。大きな舞台ではなかったものの、その場にあるナイフで的の中心を狙って見せたのだ。 純粋にすごいと思った、それで人を楽しませているのかと思うともっとすごいと思った。 他人に楽しいと思わせることなんて滅多にできるものでは無い、けれどサーカスというのは不特定多数の人間に見てもらってみんなに楽しんでもらっているものだ、こんな風に芸を披露すればみんな喜んでくれる、楽しんでくれる。 今目の前にいる人にもピッタリな仕事だと思った。 自分もやってみたい、やれるようになりたい、彼の気持ちを理解したい、彼に恩返しがしたい、自分も誰かを幸せにできるようになりたい。 サーカス団に入れてほしい。 色んな思いが交差して、久々に引っ張り出された感情は頭の中で上手く扱えなくて、それでもやっと口にした言葉はひどく端的で、それでもはっきりとした今の自分の1番の願いだった。 それを聞くと嬉しそうにウムトは頷いて見せた。 それからは必死に彼に追いつきたくて、理解したくて芸を極めていった。 ナイフ投げは彼への憧れから始めた。 始めは上手くいかなくて当然だったが、不器用な自分が上手くやっていくには人より努力が必要だった。人には見えない場所で努力し、実力をつけていった。 ウムトだけでなく、このサーカス団は全体が家族そのもののようだった。 楽しく笑い遊んだり、芸には真剣に取り組み切磋琢磨し、楽しいものを提供する側として最高の団員たちだった。 自分は次第に彼らの雰囲気に馴染み、絆されていった。彼らと共にいれるだけでいい、気がつけばウムトの発する言葉と同じ気持ちを理解できるようになっていた。 それこそこれまで自分が生きることだけを考えていた頃の自分と本当に同じなのかと疑いたくなるくらいに、自分は団員たちが、ウムトが大切になっていた。自分はまだ他の人と比べても幼く、経験も知識も足りないものが多いけれど、それでもずっとこの場所を守っていきたいと思った。 ✧✧✧ 他のことに関しては事前調査がほとんど語ってくれたのでちょっと補足程度に書きます。 HO2. 道端で拾った、どこからが逃げてきたようだったが突っ込めるような状態でもなかったため聞かないままでいる、気にはなっているがそれで傷つけてしまってはいけないと思っているため今でも何も聞かないままだ。 それ以外は特に、可愛がってるし頭撫でるし褒めるし可愛がってる。妹?子供?みたいな感じで接してる。 HO3. 3年前に師匠と呼ばれる人と共にやってきた。 サーカス団の一員になるということでとても歓迎したし仲良くなろうとよく話しかけていたと思う。 しかし、一ヶ月前に師匠が行方不明になったことから1人になってしまったので気にかけている。あまり寂しい思いはさせたくないが、自分が把握できていない事情にはあまり首を突っ込めないと思っている。あと多分よくHO3のお世話してる。 HO4. 一ヶ月前にアサドのサーカス団からやってきた。正直突然の事で驚きを隠せないが、あの災害で何もかもを失ったこのサーカス団に入ってくれるというのはとてもありがたい申し出だった。どんな思惑があれど、彼もこのサーカス団の一員。これからも仲良くなれたら嬉しい。 彼が探し物をしている際に話しかけた時、ストーカー被害に遭っていることを聞いた。よく物が無くなるなど実害が出ていることからどうにかしなければならないと頭を悩ませている。なんなら自分の持ち物もなくなっていたりするので困ったものだ。 災害. あの日全てを失った。突然の自然災害は自分たちのサーカス団をあっという間に壊滅させた。 大嵐だった。豪雨・雷、本当にこれで人は死ぬのかと実感させられた。 ウムトはもういない、周りにとっての頼れる人間は現団長である自分だけだ。 何もかも手遅れになる前にあの人が残したものを守らないと。 気がつけば過去に見た冒涜的な呪文を唱えていた、神でも悪魔でも何でもいいからどうか助けてくれという願いを込めて、祈るようにその言葉を紡いだ。 結果的に願いは叶った。 残されたのはHO2だけだった、過去にいた団員たちはみんな死に、復興もかなり厳しい状態だっただろうがあの呪文のおかげで何とか持ち直すことができた。その代償に目を失ったが何も悲しくない。むしろ喜ばしいことだ。 確認したところ、恐らく唱えた自分以外はこの呪文の犠牲になることはない。つまり自分だけが差し出せばこのサーカス団を守ることができるということだ。 このような方法はきっと正しくないことも分かっている、誰かが自分を黒幕と呼ぶかもしれない。だがそれでもいいのだ。 自分にとってはこの世界が全てだから。 アサド、宗教団体. アサドはなんだかものすごい噂を聞いてしまったので正直怖い。ていうか怪しすぎるし良くない噂しか聞いてないのであまり関わりたくはないと思っている。宗教団体についても同様で、生贄って何ですか…?といった感じで怖い。子供を中心にそのようなことが行われているらしいがこの目で確かめた訳では無いのでまだ詳しいことは分からない。 それでももし本当なら許せないことではある。それに、魔術が存在することを知っているので宗教団体はそのようなものを取り扱ったりしているのだろうか、と災害についても不自然なことが多かったために何かしら関わっているのではないかと疑っている。 ウムト. 前団長で自分にとっては返しきれない程の恩をくれた人。 本当の家族のように接してくれて、温かさを教えてくれた。自分にとっては彼を中心にしているものが世界の全てだった。 彼は突然姿を消した、なぜ、どこへ、何をしに。そんな疑問さえ何も言えないまはま彼だけがこのサーカス団から消えた。 それでもきっと彼は帰ってくる。そう信じて彼の居場所を守るためにもこのサーカス団は絶対になくなってはいけない、たとえ自分に何が起ころうと、何を犠牲にしようと守らなければならないのだ。 だから早く帰ってきてよ。 ✧✧✧ 【KPへ伝えておく内容】 〈本の処遇について〉 普段は肌身離さず自分の荷物に紛れて持っている、荷物の1番下の方に入れて見つけにくくしている。さらに鍵付きのケースに入れて、その鍵は首から下げている。サーカスがある時は自分の荷物の中に入れて舞台裏に置いている。 自分のサーカステントの中では、棚の裏とかに隠してる。カモフラで荷物はそのまま適当な場所に置いてる。 〈失った部位をどう説明しているか〉 魔術の代償で左目を失った。眼帯を着用している。 もし誰かに聞かれたのであれば、災害の時の事故で無くなったと話している。 【秘匿】 HO1:団長 「だがそれでもいいのだ。あなたにとってはこの世界が全てだから」 あなたは孤児であり、前団長に拾われこのサーカスで育ってきた。そのためサーカス団に対して人一倍思い入れ が強い。 三年前、このサーカス団は壊滅しかけた。 その際あなたは非道徳的な方法を用いてこのサーカスを再建させた。 黒魔術を用いて神を召喚し、自身の体と引き換えにあなたは力を手に入れたのだ。 そして神はあなたに告げた。 「能力を使うごとに体の一部を貰う。最後にはあなた全てを」 と。 人によってはあなたのことを黒幕と呼ぶのかもしれない。 だがそれでもいいのだ。 あなたにとってはこの世界が全てだから。 目的:手段を問わずにこのサーカス団を守り抜き、持続させること <探索者作成> 25 歳以上限定 ・あなたは【四肢、眼球】の内いずれか一つがない。任意に設定して良い。何故ならば三年前の儀式で生贄として捧げたからである。 (四肢の場合 DEX に-2,眼球の場合《目星》に-20%の補正がかかる) ・あなたの傍には常に小さいコウモリが付いている。 これはペットなどという可愛らしいものではなく、あなたが三年前召喚した神の使いでありあなたを監視しているのだということを知っている。コウモリには無数の星のような模様が描かれている。 <技能> 《火花と炎のシャワー》 45% ダメージ 1d10 1d6 の CON 喪失 ダメージを発生させずに噴出することもできる。 あなたは自身の体に負担を感じながらも、サーカスショーの中で披露す ることもあるだろう。 《精神分析》 1d3 の SAN 回復 あなたはサーカス団団長として団員を常に見守り支えている。 あなたが掛ける言葉は団員にとって心強いものになるだろう。 ※技能を振る度に体を欠損させる必要はありません。任意のタイミングで発生します。 ※眼球や四肢を欠損しているため、欠損部位に関しての扱い(団員が周知しているか否か、どう説明しているの か等)をキャラクターシートなどに記載すること。 【事前調査メモ】 ▼『HO2』 このサーカス団で育ったという曲芸師。最近不調気味らしい。 (HO1秘匿情報) HO2を拾ったのはあなただ。道端で倒れているHO2を発見し、保護した。HO2には空腹で行き倒れていたと話したが、そうではない。HO2はどこからか逃げてきた様子だった。また、額に脂汗をにじませ苦し気にうなされていた。その話を持ち出すことを躊躇う程に酷い様子だったため、あなたはこのことをHO2に話していない。 ▼『HO3』 師匠の助手をしていたが、師匠がいなくなってしまったらしい。 今は一人で舞台に立って頑張っている。 (HO1秘匿情報) 三年前、「師匠」という人物と共に連れられてやってきた。その師匠は一か月ほど前に失踪してしまった。 HO3は非常に師匠に懐いていたため、日々不安そうにしている。あなたは、途中入団したHO3がこのサーカス団に馴染めるように、気にかけたことだろう。 ▼『HO4』 一か月前にこのサーカス団に入団した凄腕ピエロ。既にファンが多い。 (HO1秘匿情報) あなたはHO4が「アサド」という大人気サーカス団から移籍してきたピエロであることを知っている。 「アサド」の団長からは『大事な元団員だから優しくしてあげてね。移籍の理由は彼本人の個人的な都合だよ。万年人手不足みたいだから、丁度良かったんじゃないかな?』と連絡が来ている。 あなたは、彼の思惑が何にせよ、人気ピエロであるHO4の入団をきっかけにサーカス団を持ち直すつもりである。 入団に際して、個人用のテントが欲しいと言われたため、その程度ならば、と快く物置として使用していたテントを彼に割り当てた。 更に、彼が探し物をしている姿を見かけたことがあるため、話を聞いたことがある。いわく、彼はストーカー被害に遭っているそうで、よく物を盗られるのだと言う。 ▼『セナ』 (HO1秘匿情報) HO2よりは後、HO3よりは前に入団した団員。 団員と言っても裏方であり、普段から泊まり込みで生活しているわけではない。前団長に連れられてやってきた。自分の素性を隠しているようで、詳しい身の上話はしたことがない上、話したがらないような印象を受ける。 ▼『前団長』 名前はウムト。人が好く、自分の分の食いぶちが減るのも構わずに孤児を引き取るような人だった。 身長が高く、舞台映えするような派手な人で、何よりサーカスを愛していた。 しかしある日突然HO1に団長を任せると言い残し、消えてしまった。その数週間後、災害がサーカス団を襲うあの事件が起きた。公演の隙間に捜索をしてはいるが彼を見かけたという話を聞いたことは無い。 (HO1秘匿情報) あなたは孤児だった。この街では質の良い洋服を着て両親ともに健在である子供よりも、孤児の方が断然に多い。 あなたは生きていくために常に盗みを働いた。そうすることでしか食べていく手段がなかったからだ。 そんなあなたがある日、忍び込んだテントは、サーカス団のものだった。 芽が出ているジャガイモをそのまま貪っているあなたを見つけると、ウムトは腹を抱えて笑った。そして、「そのまま食ったら美味くねぇし、腹も壊すぞ!」というと、あなたに料理を振舞った。 それから、あなたはこのサーカス団で生きていくことを決意した。 ●ウムト(Umut) age 34 前団長。体が大きく、声も大きい。顔が広く、人が好い。 ナイフ投げを嗜んでいた。 ▼『HO1が行った非道徳的な黒魔術』 あなたがその魔術を知ったのは、前団長の荷物の中にあった書物に書かれていたからだ。 前団長はテントの中に荷物を放置したまま、どこかへと消え去ってしまった。そのため、現在HO1が利用しているテントの中には彼の荷物が多く残っている。テントの中を整理していた時に発見した本には、冒涜な魔術の数々が記載されていた。 あなたの読解力で唯一理解できた呪文が、あなたが唱えたものだった。あなたが呪文を唱えると、あなたの傍に常に付きまとうコウモリよりもはるかに大きい―、5mを優に超えるほどの巨大なコウモリのような化け物が現れた。そして、「能力を使うごとに体の一部を貰う。最後にはあなた全てを」と告げると、あなたの体の一部を奪って行った。 本の処遇は自由に決定して良いが、KPに伝えること。 ▼『三年前のサーカス団に起きた事件』 その日は酷い大嵐だった。局地的に恐ろしいほどの自然災害が集中し、サーカス団は壊滅しかけた。 多くの団員が死んだ。五体満足に生き残ったのは、HO2、HO1 だけだった。 それを再興したのが現団長である。HO1 は団長に就任したばかりだというのに超人的な指揮を執り、サー カス団を以前までとはいかずとも復興させてみせた。サーカス団の規模は以前よりもだいぶ縮小されて しまったが、今も尚無事に運営することが出来ているのは、HO1 の努力があってこそだろう。 (HO1秘匿情報) 自分が持っていたものをすべて失った日だった。 あなたに残されたのはHO2だけだった。意識はなくとも、外傷は比較的軽傷のように思えるHO2を抱え、あなたは今日に至るまで復興に努めてきた。 その日は、団員たちはサーカステントで公演のリハーサルを行っていた。そして事件はサーカステントを中心に起きた。あなたにとっては不可解な点が多い事件である。 ▼『師匠』 HO3が「師匠」と呼び慕っていることから団員は皆師匠と呼んでいる。 本名を含め自分について話さない人だったため、団員たちが知っていることは少ない。素晴らしい技術を持った猛獣使いだ。サーカス団に来たばかりだと言うのに、猛獣は皆すぐさま師匠に懐いた。 技術力だけではなく知識も豊富で、博学多才な人物だと認識していた。そんな彼が一か月前のある日、突然いなくなってしまった。 師匠と入れ違いになるようにしてこのサーカスに入団したのが、HO4である。 (HO1秘匿情報) あなたは師匠のことをサーカス団に入団するよりももっと前に見かけたことがある。 それは、前団長と話しているのを見かけたからだった。二人は何やら話し込んでいるようだったが、何を話していたのかまでは聞き取ることが出来なかった。随分と昔の事であったため、記憶も朧気である。本人に直接聞いてみてもかわされるばかりだった。 また、彼が失踪する前に「HO3を頼む」という話をされたことがある。まさか失踪するとは思っていなかったので、その時はあまり気に留めていなかった。 ●師匠 age ??? HO3 と共にサーカス団に来た男。 一か月前までは舞台に立ち、猛獣使いとして活躍していた。 ▼『アサド』 老若男女に大人気のサーカス団。サーカス団といえば人々は皆アサドを思い浮かべるだろう。 4000人は入るだろうかという大きなテントに赤い幕と大きな黒いライオンの顔の入り口がトレードマークだ。 演劇内容に関しては一切の口外が禁止されている。それでも風の噂で広まってしまうもので、あなたたちは聞いたことがあるだろう。「観客参加型のパフォーマンスである」と。 ▼『アサドサーカスの公演の内容』 アサドの公演には人材、資材が惜しみなく使われている。有り余る予算を投じて最高のエンターテインメントを披露する。ジャグラーも猛獣使いもどれもトップレベルの演技を見せるが、肝心なのはそこではない。 観客参加型、とはよく言ったものだ。 アサドのサァカスは、観客を「the Bloody Dil」の生贄に捧げている。特に子供を中心として。 しかし稀に、団長に気に入られた子供は、アサドの団員としてスカウトされる場合もある。 ・コウモリについて 他の人は見える。普段はHO1のテントにいて、どれだけ呼びかけても置物のように動かないイメージ。照明が一つしかない上にテント内は煩雑としているので普段他の人がテント内に入っても気が付かない ▼『アサドの団長』 常に仮面をつけている長身の男。良く響く叙情的なテノールボイスで話す。ファンが非常に多いようだが、その人物像は不明。 ▼『三年前の事件の日』 その日は公演日ではなかったため、セナやジャンは来ていなかった。そのため、直接被害にあったのは、HO1、HO2、それ以外に寝泊まりしていた前団長の頃からの団員数名である。 世間的な影響でいえば、局地的な自然災害とされているためそこまでの注目を集めなかったようだ。 その後あなたたちはその土地を離れたため、その後のことは詳しく知らない。 ▼『探索者たちのサーカス団について』 3 年前までは空席などまずあり得ない、人気のあるサーカス団だった。 しかし、自然災害に遭ったことで団員や動物たちが死亡又は怪我を負い、規模縮小が余儀なくされた。 現在では細々と公演をしているが、客の入りは少なく経営難だと噂されている。 ▼『HO4のファン』 HO4 に対してご執心なファンだ。 花束や美しい衣装などをもう数え切れないほどプレゼントされたことがある。 演劇が終わった後は必ず HO4 を待っている。彼(女)に対して辟易とするか、嬉しく思うかは自由に設定 して構わない。 最近はあなたの衣装や持ち物が無くなったり、テントに誰かが入ったような形跡が見られるが、それら も全て彼(女)の仕業だろうと考えている。一度、控室に居た時に移籍に関して糾弾された。名前は確か、 ユラと言っていた気がする。 (性別は PL の性癖に合わせてご自由にどうぞ) ▼『宗教団体「the Bloody Dil」』 教徒たちは、活動の際には皆一様に頭からつま先までが隠れるような真っ黒な外套に身を包んでいる。外套に身を包んだ状態で外を出歩くことは無いため、信者の見分けは非常に困難である。 教徒たちは皆体のどこかに教徒である証として刺青が入っている。これが外套を纏っていない時の唯一の判断材料となる。 アサドのテント内で宗教活動は行われる。 昼間のサーカス団としての姿を潜め、宗教施設として使用する際には、中に暗幕が掛けられテント内は真っ暗になる。 「the Bloody Dil」では人身御供が基本である。人間だけではなく動物も生贄に捧げる。一日一回必ずする「祈り」は、人間でも動物でも何かしら生き物の命を捧げる必要がある。 ■簡易用■ セルディ(男) 職業:サーカス団長 年齢:26 PL: STR:16  DEX:8  INT:14 アイデア:70 CON:14  APP:12  POW:16  幸 運:80 SIZ:15 SAN:99 EDU:19 知 識:95 H P:15  M P:16  回避:dex*2  ダメージボーナス:1d4 ―――――――――――――――――――――――――― [技能](職業技能点:380 個人技能点:140) (書式:職業/個人<成長>[その他]) ―――――――――――――――――――――――――― [持ち物] ・武器 ――――――――ここに記入―――――――― ・防具 ――――――――ここに記入―――――――― ・所持品 ――――――――ここに記入―――――――― [プロフィール]