タイトル:風見翔星(カザミ・ショウセイ) キャラクター名:風見翔星 種族:人間 年齢:21 性別:男 髪の色:黒 / 瞳の色:黒 / 肌の色:健康的 身長:172 体重:そこそこ ワークス  :UGNエージェントA カヴァー  :超有能派遣社員 シンドローム:バロール、ノイマン、ハヌマーン ■ライフパス■ 覚醒:犠牲 衝動:加虐 ■能力値と技能■ 【肉体】:1 (シンドローム:0,0 ワークス:1 ボーナス:0 成長:) 〈白兵〉:SL4 / 判定 1r+4 〈回避〉:SL1 / 判定 1r+1 〈運転〉:SL / 判定 1r 【感覚】:1 (シンドローム:1,0 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈射撃〉:SL / 判定 1r 〈知覚〉:SL / 判定 1r 〈芸術〉:SL / 判定 1r 【精神】:7 (シンドローム:2,3 ワークス:0 ボーナス:2 成長:) 〈RC〉:SL1 / 判定 7r+1 〈意志〉:SL / 判定 7r 〈知識〉:SL1 / 判定 7r+1 【社会】:2 (シンドローム:1,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈交渉〉:SL / 判定 2r 〈調達〉:SL5 / 判定 2r+5 〈情報〉:SL1 / 判定 2r+1 UGN 【HP】    29 【侵蝕基本値】 31% 【行動値】   9 【戦闘移動】  14m ■エフェクト■ 《スキル名》     /SL /タイミング /判定  /対象    /射程/コスト/効果など 《ワーディング》   /★$/オート$   /自動  /シーン   /視界/-$  /非オーヴァードのエキストラ化 《リザレクト》    /1$ /気絶時$   /自動  /自身    /-  /[SL]d$/コスト分のHPで復活 《時間凍結》     /1 /イニシアチブ/    /      /  /   / 《C:ノイマン》    /2 /メジャー  /シンドローム /      /  /2   / 《コントロールソート》/1 /メジャー  /《白兵》/      /  /2   /【精神】で《白兵》攻撃 《瞬速の刃》     /1 /メジャー  /《白兵》/      /  /3   /ダイス+[Lv+1]個 《斥力の鎚》     /1 /メジャー  /シンドローム /      /  /2   /1点でもダメージ与えたら[Lv*2]m移動させる 《吠え猛る爪》    /4 /メジャー  /《白兵》/      /  /2   /装甲無視/ダメージ-[5-Lv]点 《超振動閃》     /2 /メジャー  /《白兵》/      /  /4   /1点でもダメージを与えたら対象の受けるダメージを+[Lv*3]する 《獅子奮迅》     /1 /メジャー  /《白兵》/範囲(選択)/  /4   /範囲(選択)攻撃/シナリオLv回 《妨害排除》     /1 /メジャー  /-   /-     /- /4   / ■装備とコンボ■ ・武器とコンボ 名称 価格 種別 命中 攻撃力 G値 射程 メモ       0   0 =価格合計= 0 pt ・防具     装甲 回避 移動  価格  名称 / 備考 鎧 :               / 下着:               / 修正: = 合計 =  0   0   9    pt ■所持品■ 名称        単価 個数 価格 備考 コネ:UGN      1   1   1 コネ:噂好きの友人 1   1   1 コネ:要人への貸し 1   1   1 =所持品合計=     3 pt =装備合計=      0 pt = 価格総計 =     3 pt 【常備化ポイント】 14 pt 【財産ポイント】   pt ■ロイス■ 対象 好意 悪意 備考 ■その他■ メモ: . ▼かんたんプロフィール 「どもーっ!役立つ戦力デリバリーでっす!まいどおおきに〜」 「調査任務ですね。了解しました」 全国を行脚できるデリバリーエージェント。 呼ばれたことのある支部には《ディメンジョンゲート》でニュッと扉を作ってそこから「どうもどうも〜」と言いながらご陽気に出てくる。漫才。 しかしやることは真面目にきっちりやる。 どこに居ても腐らない器用貧乏さゆえに、とりあえず人手が足りないところに引っ張りだこ状態。 実家には『営業マンになりました』『引っ張りだこやねん』と伝えている。 ちなみに顔は普通め。黙っていると案外目立たない。 【オーヴァードとして】 ▼立ち回り いつもの仕事はもっぱらスパイ、潜入、調査、暗殺。 世界のどこでもどんな組織でも二重スパイ経験あり。 そう、こう見えてスパイが得意。 人手の欲しい支部に呼ばれたら都度必要な仕事をする。 「どこにでも行くしなんでもする」がウリ。 戦闘では「誰かを上手く立ち回らせる」白兵アタッカー。もちろん自分も器用に動く。 ただしトライブリードアタッカー特有の侵蝕の嵩み方をするため、持久戦はあまり得意ではない。 戦闘時には星型の魔眼が浮かび、武器に張り付いて武器を加速させる。 コンボ名「かいしんのいちげき!」 99↓ --------------------------- (7+2)DX+4@8 命中判定 (+1)D10-1+【武器】 装甲無視ダメージ/ダメージを与えたら2m移動させる&ラウンド間の被ダメージ+6 侵蝕 全部載せで19 最低で4 ・シナリオLv回の範囲(選択)攻撃 --------------------------- 100↑ --------------------------- (7+3)DX+4@7 命中判定 (+1)D10+【武器】 装甲無視ダメージ/ダメージを与えたら4m移動させる&ラウンド間の被ダメージ+9 ・1回だけ《時間凍結》で1R2回行動可 その場合3人で攻撃したらトータルで+27ダメージは入る ・シナリオLv回の範囲(選択)攻撃 侵蝕 全部載せで19 最低で4 --------------------------- 状況に応じてアイテムを手に入れるタイプ。 ・ブルーゲイル(行動値10〜14の仲間が居る場合) ・武器……固定値がつくもの  ・両手剣  ・日本刀 など ▼コードネーム 「俺は菜庭のスピードスター……えっ、スピードスターってもうおんの? しかも俺は言うほど速ない?」 「しゃあないな~。ほなAでええわAで。ゲームにおるやろ? ああいう村人Aみたいなん」 「けどただのAやあらへんで。どこのAよりもご立派な……天晴れなAになったるさかいな」 正式名称は『天晴(あっぱれ)』。 そう、エージェントAのAは「天晴れ」のA! 意味は「驚くほどりっぱであるさま。みごとなさま」。 そうなれるように努めている。 なお支部長からは「音がおもろすぎてかっこつかへんからAのままでええわ」と言われている。 ウケがよぉ取れるのでヨシ! 【個人として】 ▼経歴 ○生い立ち 銀行マンの家に生まれたため、転勤に伴う転校が多かった。 姉がしっかりしていたぶん、翔星は気さくに陽気に育った。 元々の人好きもあり、どこへ行っても楽しく過ごすコミュニケーション力とどこでも行ける方向感覚が身についた。 元々の生まれはN市になるため、関西なまりは一番長く住んだ関西で染みついたもの。性に合った。 ○姉 晴奈 姉とは8つ離れており、しっかり者の姉によく手を引かれていた。 親の転勤が多かったため、転校して最初は保育園も小学校も姉に手を引かれて登下校していた。 まだ道を覚えれていなかったのである。慣れたら自分で行っていた。 その姉は翔星が7歳のときに失踪。 帰り道に、ひしゃげた猫の死体が転がっていた。 「翔星。交番の場所、覚えてるよね。ちょっと行ってきてくれる?」 それが、姉の最後の言葉だった。戻ってきた頃には、猫も姉も消えていて、探してもいなかった。 ○妹 桜空 &覚醒:犠牲 姉の失踪後、妹誕生。ちょうどその時期に母が身ごもっていたのだ。 姉によく似て、というか風見家の女はみんなハキハキしたしっかり者らしい。 しかし桜空は年の離れた妹というのもあって、少し翔星に甘えるところがあった。 大事なきょうだい。姉が自分にしてくれたように、自分も手を引いて学校へ連れて行ったり、何かと世話を焼いた。もはや兄バカ。 姉の失踪から8年。あのときの姉と同じ15歳で覚醒することになる。 当時菜庭に住んでいた風見家は、家族でテーマパークに遊びにきていた。まあUSJです。 桜空と一緒に入ったちびっこ向けシアターでFHによる集団拉致に遭遇し、抵抗したために殺されかける。 そこで桜空を守るために覚醒し、闘う。 結果としては《ワーディング》で駆けつけた菜庭のエージェントに救出され、その頃にはボロボロもいいところ。 守るのに手一杯。格好良く敵を倒す、とはいかなかった。 桜空も「おにいちゃん死んじゃやだ」「いなくならないで」と泣きじゃくっていた。 UGN等の説明を聞き、UGN入りを決意。 家族のことは俺が守らんと、と思った。もう桜空を泣かせんためにも。 かくして翔星はUGNエージェントとして力をつけていく。 それから2年後、同一犯により、今度はディズニーランドが襲撃される。 そのときの桜空は友達家族と来ていた。 危ないところに任務として駆けつける。 翔星、ガチギレ。「お前、ホンマええ加減にせえよ」のキレ。 兄を見て記憶がフラッシュバックした桜空もこのとき覚醒する。 結果として、同一犯の捕縛・凍結には成功。桜空はオーヴァードになった。 覚醒した桜空は思春期で反抗期に入ってしまったが、それでも可愛い可愛い妹なのである。 守るために戦ってると言っても過言ではない。あの子のためならなんでもできる。 最も、当の桜空は「勝手に置いていかないで」「そうやってカッコつけてる気になってるのがウザい」「あたしだって……お兄ちゃんみたいに戦いたいのに」と思っている。 妹の心、兄知らず。兄の心、妹知らず。 「ぜーんぜん可愛げあらへんねん。素直やないんよ、ホンマに。せやから余計気にかけてんねやんか〜」 「顔はな。そらもうべっぴんさんやで」 「可愛げあらへんけど、そんでもやっぱ……大事やねんな」 ▼Dirty Pairにて 3年前(19歳のとき)にJ“ヘクトール”と六鳩十のUGN入りを手引した人物の1人。 半ば六鳩に脅されて、にはなるが、本人は気にしていない。 あとJ“ヘクトール”との面識は『アウトサイダーズアクシズ』まで無かった。 というもの、J“ヘクトール”が使い潰し前提の長期任務に派遣されている期間にセルに潜入していたためである。 『近頃活発になっているFHセルの実情偵察』が当時の風見にあてがわれた任務だった。 そのため、《ディメンジョンゲート》でカッ飛び、下っ端研究員を装ってセルに潜入。 ある程度の要領を覚えてからひとりでセルの研究施設を動き回っていた。 しかしこのセルの目玉とされるJ“ヘクトール”の詳細情報に至る前に、六鳩にバレたことが発覚。 理由は「慣れない場所に慣れようとする動き」だから。バレるが、告発されていない。 このとき六鳩は既に果成セルからの離脱を視野に入れており、風見のことを「使える」と判断していた。 ……それでも“自分だけ離脱すること”に無意識に気の乗らない状態であったため、あくまで「用向きができたら」の交渉(こわい)。 既に果成セルに対する意識が希薄だったため、自分自身の邪魔さえされなければ野放しで良いと考えていたのもある。 そんなわけでいざ頼まれた内容は『UGNのおすすめの支部を教えてほしい』。 FHの出身者を受け入れる土壌があり、秘密保持がしやすく、招き入れた実力者を相応に扱い使い潰さない場所。 FHに逆らわない根拠を問えば、これから成そうとしていることがUGNだと都合が良いからと言っていた。 ただ、これから成そうとしていることの主語がJ“ヘクトール”であって六鳩ではないことが、風見は気になっていた。 それから、どことなく“招き入れた実力者への扱い”に強いこだわりが見られることも気になっていた。 スパイを容認してまで一緒にUGNに入りたかったJ“ヘクトール”とは、いったいどんな人物なのか。 なんとなく気になっていたが、情報管理のエージェントに繋いだらあとはそこまで。 方々に飛んでいく都合上、仕事でしか関わりのない特定のエージェントの情報を定期的に手に入れるコトは難しい。 だから、J“ヘクトール”が会場に居て、屈託無く笑えているのを見て思ったのだ。 ──今後も見ていたいな、と。 「友達になってくれ」というのが、その想いの現れである。 ▼風見と六鳩 「おとなしくした方が良い。君の求める情報は“ここ”には無いよ」 背後から聴こえる声は、前面に広がる地獄を創り出した男のものだった。 「──何のことでしょうか?」 「白は切らない方が良い。吐きたくないものくらいあるだろう?」 言い回しに悪寒が走る。 観念して振り返れば、想像通り、白衣を纏う痩身の男がこちらに微笑みかけていた。 「そう警戒しなくていい。私に君をどうこうする気は無い。君の好きにしていいとも。君が私の邪魔をしない限りはね」 「……アンタの邪魔、ね」 目線だけで地獄を振り返る。 折り重なった人間たち。その肉体は今まさに、再生と崩壊を繰り返している。 あまりの苦しみに、のたうち回ることしかできないらしい。 部屋に飛び散る血痕と肉片が、ことの凄惨さを物語っている。 「……何をしたらこうなるか、聞きたいものだな」 冷静に振る舞う風見翔星だったが、内心は決して平静ではなかった。 (──イヤ何やねんホンマ! 何したったらこないなことになんねん!?) 崩壊しては再生し、再生しては崩壊する肉体。 オーヴァードでも……否、オーヴァードだからこそ、何よりも辛く苦しいそれは、あまりに執拗な拷問だ。 拷問されているのかもしれないが、あまりに可哀想だ。 しかし止めようにも、何をどうすれば止めるに至るか、まるで理解が追いつかない。 「実験途中だったね、失礼」 こちらの迷いをよそに、男は注射器をオーヴァードたちに刺していく。 すると崩壊は止み、オーヴァードたちは意識を手放した。 「……実験?」 「ああ。《対抗種》から採種したレネゲイドウィルスで擬似《対抗種》とした彼らに、レネゲイドビーイングが侵蝕率低下のために使う《スティルネス》の機構を組み合わせてみたんだ。だが侵蝕率の安定には程遠いようだ。見てごらん。崩壊に伴う侵蝕率上昇で彼らはジャーム化寸前だ。レネゲイド循環機構の確立は難しいな」 惜しいなと語る男の眉間に皺が寄ることは無い。 むしろあっけらかんと説明をする様の異常性に、こちらの眉間が寄りそうだ。 しかし、冷静に発言を振り返ればおかしい点がある。 「……ジャーム化させないための実験なのか? これは」 「そうだね。《スティルネス》の侵蝕率低下効果を同個体の肉体内で行い、高まった侵蝕率を自身でリカバリーできればと考えていた。しかしこの様子からするに、《スティルネス》の使用が《対抗種》のレネゲイドウィルスを刺激。自家崩壊を起こすたび《リザレクト》が強制発動していて話にならない。侵蝕率低下も見られるが確立は低いうえに、断続的な身体的苦痛に行動制限が強いられる。また別の方法を──」 「そうじゃなくて、“何のために”そんなことをしている?」 実験方法こそ人道を疑う代物だが、目的は決して破滅的ではない。 それに、わざわざ《対抗種》でやる必要の無い実験。 「──ジャーム化させたくない《対抗種》のオーヴァードがいる、か?」 「Je suis d'accord(そうだね)」 密かに、男は肯定した。 「なるほど、ノイマンの君は“適任”だ」 息を呑む。唐突に挟まれた他言語はこちらのシンドロームを探るために、敢えて得意に付け込む形で入れられた引っ掛けだった。 話していたくない。 話せば話すほどボロを出す気がして嫌になる。 いち研究員に過ぎないはずの男。 なのに、なぜ──“スパイ”相手にこうも余裕綽々としているのか。 まるで読めない相手だった。 「大したことじゃない。君は“ひとりでできすぎた”。このセルの研究員にしては、ね。だから少し君のことを観察させてもらったよ。私が潜入するなら確かにそうする、という立ち回りだった」 「なんだ、それ」 ちゃんとやったから見抜かれた、なんて笑い話だ。詰んだ、とさえ思った。 「最初に言ったとおり、今すぐ君を告発する気は無い。私の邪魔にならない範囲で好きにすればいい」 変わらぬ口調で男は言う。 穏やかさがどこか冷たくも感じる。 「そのかわり、こちらの都合も聞いてもらおう。用向きができたらね」 ……理解した。 この言葉を呑ませるために、わざわざ「おとなしくしていろ」と話しかけてきたのだと。 まったく、一杯食わされた。 ▼『おこし召しませ』が絡む設定 4年前、17歳のとき。 ある人物から「生きていた姉が先日死んだ」と伝えられた。 年の離れた姉・晴奈のことを「はるちゃん」「姉ちゃん」と呼び慕っていた。 晴奈が失踪したのは翔星が7歳のとき。晴奈は当時15歳。 それから10年経って初めて告げられた「生きていた」。 そして「死んだ」。 UGNエージェントとして活躍していて、最後にその人を守り抜いて、その人に看取られて死んだらしい。 はるちゃんが生きていてよかったと思う。 はるちゃんらしいと思う。 見ててくれる人もおってよかったと思う。 ──でもな、やっぱ、さみしいわ。 どこで何しとったんとか、元気しとるかとか、ちょっとでええから話してたかったって思うねん。 以降、なるべく妹に会おうと思っている。置いていかないよ。 晴奈失踪時、おなかに妹・桜空がいたことを晴奈は知らない。 そのため、桜空には晴奈のことは伝えていない。 「……あーあ、はるちゃんもったいなっ。こないに可愛い妹おるって知らんのやから」 ▼家族構成 父 秀俊 55歳 銀行マン。転勤が多い。フツメン。 母 陽子 53歳 元商社エリート。専業主婦をしている時期と働く時期がぐーるぐる。 姉 晴奈 29歳(享年25歳) 15歳の時点で失踪。その後UGNにいたらしい。ちなみにバチバチの美人。 俺 翔星 21歳 派遣社員と言っているが実際はUGNエージェント。男はフツメンやねん。 妹 桜空 14歳 UGNチルドレン。兄みたいになりたい。反抗期。べっぴんさんの素養がある。 . url: https://charasheet.vampire-blood.net/4362574