タイトル:ねむねむイ・シン キャラクター名:イ・シン 種族:ハイマン [特徴:デジャヴ、魔法の申し子] 生まれ:軍師 ■パーソナルデータ・経歴■ 年齢:16歳 性別:女性 髪の色:   / 瞳の色:   / 肌の色: 身長:178cm 体重: 経歴1:3-3 近所では一番の物知りだった 経歴2:4-4 今でも使う決め台詞を持っている 経歴3:2-6 大失恋したことがある 穢れ度:0 ■能力値■      技     体     心 基礎    8      7     12    器用 敏捷 筋力 生命 知力 精神 A~F   7   1   2   1   5   2 成長   4   7   5   8  14   8 →計:46 修正 =合計= 20  16  14  16  32  22 ボーナス  3   2   2   2   5   3    生命 精神    抵抗 抵抗  HP  MP 基本  11  12  43  73 特技         0   0 修正         3 =合計= 11  12  48  73 ■レベル・技能■ 冒険者レベル:9 Lv フェンサー   7 Lv  / ソーサラー         4 Lv コンジャラー  4 Lv  / プリースト/カオルルウプテ 9 Lv セージ     1 Lv  / エンハンサー        5 Lv ウォーリーダー 7 Lv  /               Lv ■戦闘特技・値■ [参照] 特技名      : 効果                        : 前提 [pIB39]魔力撃       : 近接攻撃ダメージに+魔力、回避・生命抵抗・精神抵抗-1 : [pIB31]武器習熟A/スタッフ : ダメージ+1、Aランク装備可能             : [pIB31]武器習熟S/スタッフ : さらにダメージ+2、Sランク装備可能          : [pIB39]魔法拡大/数    : 対象を拡大するごとにMP倍増、達成値は個別      : [pIB29]足さばき      : 制限移動で最大10mまで移動可能            :    魔物       全力    知識 先制 移動 移動 基本   6  12  16  63 修正 特技        0 =合計=  6  12  21m  63m ■呪歌・練技・騎芸・賦術・鼓咆・占瞳■ [参照] 特技名       : 効果                            : 前提 [p]  ガゼルフット     : 回避力+1                          : [p]  チックチック     :                              : [p]  アンチボディ     :                              : [p]  メディテーション   :                              : [p]  スフィンクスノレッジ :                              : [p]  パラライズミスト   : 回避力判定マイナス                     : 緑 [p]  軍師の知略      :                              : [p]  怒涛の攻陣Ⅰ     :                              : [p]  怒涛の攻陣Ⅱ:旋風  : 命中+1                           : [p]  怒涛の攻陣Ⅱ:烈火  : 物理ダメージ+2                       : [p]  怒涛の攻陣Ⅲ:旋刃  : 命中力、物理ダメージ+1                   : [p]  堅陣の構え      :                              : [p]  怒涛の攻陣Ⅳ:輝斬  : 命中+1、物理ダメージ+1 覚醒:結果を見てから一度だけ命中+2 : ■装備■ ・基本命中力、追加ダメージ、基本回避力        Lv 命中 追ダメ 回避 ファイター : グラップラー: フェンサー : 7  10   9   9 シューター : ・武器 価格  用法 必筋 修正 命中 威力 C値 追ダメ [カテゴリ・ランク] 名称(*:装備している) / 備考 (参照) 3065  1H投   5  -1   9  10   9   9 [スピアB] *ジャベリン / 戦旗槍 攻撃 (234p) 0    2H   7  +1  11  26  11  12 [スタッフA] *鋼の杖 / 容量:3 循環刻印Ⅰ (p) 19500 1H両  13  +1   1  19      0 [S] *ニワトコの木材13で作成杖 / ブラックロッド付与 残り容量7 (p) 0   1H両  31      0         0 [SS] *ヒヒイロカネ31で作成剣 / 鋭刃化1 容量残り15 (p) =価格合計= 22565 G ・防具    必筋 回避 防護  価格  名称 / 備考 鎧 :  1      2   15 クロースアーマー / 盾 :  1   1      60 バックラー / 修正: = 合計 =   10   2   75 G (回避技能:フェンサー) ・装飾品    価格  名称       / 効果 頭 :10000 聖王の冠     / 回復魔法の威力表で1ゾロを振っても回復可能。 耳 :100  聖印       / ライフォス様 顔 :            / 首 :100  軍師徽章     / 背中:180  サバイバルコート / 右手:500  知性の指輪    / 左手:500  巧みの指輪    / 腰 :            / 足 :2000  韋駄天ブーツ   / 移動力+5m 他 :100  聖印       / カオルルウプテ様 =合計=13480 G ■所持品■ 名称               単価  個数 価格  備考 冒険者セット           100  1   100 着替えセット           10   1   10 聖印を隠すためのポケット     20   1   20 朝食代              10   1   10 水晶の首飾り           3000  1   3000                         0                      1   0 売却・破損            235  1   235  5点魔晶石 保存食              50   5   250  「23」 4人用テント            250  1   250 6人用テント            350  1   350 毛布               40   7   280                      1   0 売却               500  1   500 消費               500     0                         0 知性の指輪            500  1   500 叡智の腕輪            1000  1   1000 ランタン             40   1   40 油                20   6   120  「5」12時間 火縄壺              100  1   100                      1   0 孤児院              3200  1   3200 事業の損失            420  1   420                      1   0 ブラックワイン          110  12  1320  14-3(ニル置物シン)+1(リチェルカ)=12 宝石性の工芸品          1000  2   2000  デラルザの職人に依頼した宝飾品 ファントムクォーツとスコロライト セフィロアリエスさんの魔法塔   6000  1   6000  「スヴェトラ様のモノですから。」 法力のルチル           4000  2   8000  →スヴェトラ様に譲渡。 返金               -8000 1   -8000 スヴェトラ様より。「そういう御方ですよね。」 置いてきた            50   1   50   →スヴェトラ様に譲渡。 制作知識スタッフの入門書     1000  1   1000 制作知識スタッフの技術書+1    3000  1   3000 制作知識スタッフの技術書+2    6000  1   6000 制作知識スタッフの技術書+3    9000  1   9000 制作知識スタッフの技術書+4    12000 1   12000 制作知識スタッフの技術書+5    25000 1   25000 総合加工知識の技術書+3      9000  1   9000 総合加工知識の技術書+4      12000 1   12000 設計図化の入門書         1000  1   1000 設計図化の技術書+1        3000  1   3000 設計図化の技術書+2        6000  1   6000 総合素材知識の技術書+2      6000  1   6000 総合素材知識の技術書+3      9000  1   9000 総合素材知識の技術書+4      12000 1   12000 総合素材知識の技術書+5      25000 1   25000 総合素材知識の技術書+6      30000 1   30000 大量生産の入門書         1000  1   1000 大量生産の技術書+1        3000  1   3000 総合武器知識の入門書       1000  1   1000 総合武器知識の技術書+1      3000  1   3000 総合武器知識の技術書+2      6000  1   6000  未購入 総合武器知識の技術書+3      9000  1   9000 総合武器知識の技術書+4      12000 1   12000 制作知識非金属鎧の入門書     1000  1   1000 制作知識非金属鎧の技術書+1    3000  1   3000 制作知識非金属鎧の技術書+2    6000  1   6000                      1   0 調整用              70   1   70 法力のルチル           2000  1   2000  もう半分はレイヴン・ドーレス負担 法力のルチル           4000  6   24000 鉄                10   30  300 鋼                0   14  0   加工                      1   0                      1   0 雫のブレスレット         5000  1   5000 北向きの針            1000  1   1000 5点魔晶石             500  21  10500 「18」 15点魔晶石            4500  1   4500  付与に使用済み 1点消魔の守護石          100  10  1000 3点消魔の守護石          900  3   2700 陽光の魔符+1           500  3   1500 月光の魔符+1           500  3   1500 陽光の魔符+2           1500  1   1500 月光の魔符+2           1500  1   1500 クロースーアーマー予備      15   10  150  「8」                      1   0 ヒヒイロカネ               20  0   お母様から借り受けです...大切にしないと。使用済み ヒヒイロカネ               0   0 制作知識:ソードの入門書     500  1   500  以下、制作知識:ソード関連はすべて姉様に。+4まではクラーク様にご協力いただきました。 制作知識:ソードの技術書+1    1500  1   1500 制作知識:ソードの技術書+2    3000  1   3000 制作知識:ソードの技術書+3    4500  1   4500 制作知識:ソードの技術書+4    6000  1   6000 制作知識:ソードの技術書+5    25000 1   25000 制作知識:ソードの技術書+6    30000 1   30000 素材知識:鉱物の入門書~技術書+4 1500  1   1500  クラーク様割引 制作知識:金属鎧の技術書+5~+6   55000 1   55000 制作知識:盾の入門書~技術書+4  29000 1   29000 クラーク様割引 制作知識:盾の入門書~技術書+1  2000  1   2000  クラーク様割引 ここから下はイシンのもの =所持品合計=   448975 G =装備合計=    36120 G = 価格総計 =   485095 G 所持金   50655G 預金・借金    G ■魔力■ 知力ボーナス: 5 特技強化ボーナス: 0 武器ボーナス: 0  名前  Lv 追加修正 魔力 真語魔法 4       10 操霊魔法 4       10 深智魔法 4  -     10 神聖魔法 9       15 ■言語■       話 読            話 読 共通交易語 ○ ○ / 巨人語       - - エルフ語  - - / ドラゴン語     - - ドワーフ語 - - / ドレイク語     - - 神紀文明語 - - / 汎用蛮族語     ○ - 魔動機文明語- - / 魔神語       - - 魔法文明語 ○ ○ / 妖魔語       - - 妖精語   - - / グラスランナー語  - - シャドウ語 - - / ミアキス語     - - バルカン語 - - / ライカンスロープ語 - - ソレイユ語 - - ・地方語、各種族語     話 読 名称 初期習得言語:交易交通語、魔法文明語 技能習得言語:1個の会話or読文 ■名誉アイテム■ 点数 名称  70 孤児院 100 戦旗槍  50 韋駄天ブーツ専用化 所持名誉点: 759 点 合計名誉点: 979 点 ■その他■ 経験点:500点 (使用経験点:57500点、獲得経験点:55000点) セッション回数:46回 成長履歴: 成長能力  獲得経験点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 1- 筋力    2140点(   /2140 / 回) 2- 知力      0点(   /   / 回) 3- 器用度   2500点(2500 /   / 回) 4- 筋力      0点(   /   / 回) 5- 知力    2440点(   /2440 / 回) 6- 知力      0点(   /   / 回) 7- 筋力    2920点(   /2920 / 回) 8- 知力      0点(   /   / 回) 9- 知力    2860点(2760 /   / 2回) 10- 生命力    0点(   /   / 回) 11- 生命力    0点(   /   / 回) 12- 知力     0点(   /   / 回) 13- 敏捷度   3200点(3200 /   / 回) 14- 知力    4250点(4200 /   / 1回) 15- 器用度    0点(   /   / 回) 16- 筋力     0点(   /   / 回) 17- 敏捷度   7460点(7460 /   / 回)  店舗+工芸品半額(レイヴン・ドーレスと分け) 18- 敏捷度    0点(   /   / 回)  事業儲け 19- 生命力    0点(   /   / 回) 20- 知力     0点(   /   / 回) 21- 知力     0点(   /   / 回) 22- 精神力    0点(   /   / 回) 23- 知力    4640点(   /4640 / 回) 24- 精神力    0点(   /   / 回) 25- 精神力    0点(   /   / 回) 26- 精神力    0点(   /   / 回) 27- 精神力    0点(   /   / 回) 28- 知力    2800点(   /2800 / 回) 29- 知力     0点(   /   / 回) 30- 器用度    0点(   /   / 回) 31- 敏捷度    0点(   /   / 回)  店舗+宝石 32- 生命力    0点(   /   / 回)  前金 33- 精神力   4740点(   /4640 / 2回) 34- 敏捷度   3420点(   /3420 / 回) 35- 知力     0点(   /   / 回) 36- 筋力    4550点(   /4400 / 3回) 37- 敏捷度    0点(   /   / 回) 38- 敏捷度    0点(   /   / 回) 39- 精神力    0点(   /   / 回) 40- 生命力   3080点(   /3080 / 回)  ヒヒイロカネ48個の売却 41- 精神力    0点(   /   / 回) 42- 生命力    0点(   /   / 回) 43- 知力    4000点(4000 /   / 回)  ヒヒイロカネ46個の作成売却 44- 器用度    0点(   /   / 回)  お母様からの借金 45- 生命力    0点(   /   / 回) 46- 生命力    0点(   /   / 回)  店舗 メモ: 3800/39950 総合加工知識:5、総合素材知識:6、設計図化:2、大量生産:1、総合武器知識:5、制作知識スタッフ:5、制作知識非金属鎧:2 制作知識盾:1 ポイント1温存中 言語:交易共通語、魔法文明語、神紀文明語 一般技能:鍛冶屋10、付与術師7、仕立て屋5、復元師3、看護師4、調香師1、武器職人3、料理人1、 所持設計図:鋼、ルチル 次回の加工計画(2/09メモ)  a:鋭刃化2 素材:Lv4以上の素材2個  b:金策  c:イグニダイト加工 素材:イグニダイト×4(8000G)  d:重量比調整2 素材:ヒヒイロカネ×2  e:構造強化4 素材:Lv4以上の素材2個  f:金策  g:構造強化3 素材:ヒヒイロカネ×2  h:鍔改造2 素材:ヒヒイロカネ×2 上記に成功前提、それ以降、施していない加工 重量比調整1・3・EX 構造強化1・2・5 鍔改造1・3・EX 〇イグニダイト加工 〇鋭刃化1・2 〇重量比調整2 〇構造強化3・4 〇鍔改造2 フェイダン旅行 封鎖領と青嵐領デラルザ おみやげ:ブラックワイン(110G) 幸福への抵抗(他人を地獄に取り残して眠っていいのか)、Bへの不安と不満(騙されていたのだとしても生かしてもらった恩はどこへ?人殺しも敵対したことも気にしないの?)、もっと一緒に居たい眠りたい幸せになりたいけれど抑えなきゃ思い出さなきゃ使命を果たさなきゃ 罪を償うことが正しいことなのであれば、私に幸福があってはいけないのでしょう。私の持ち得るすべてをかけて償わなければ。いつも通りに戻らなければ。 「あってしかるべきものを、なかったことに、みないことが本当にあってはならない罪だと私は思います」 逃げてはいけないのだと、幸福を与えてくれた人が教えてくださったのなら、向き合わなければ。 悩みからの解放、エリュシオンの歴史という魔法文明語で書かれたタイトルの本を邪教との神殿からもってきた ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 以下経歴6005文字 他人を愛し、他人に幸せになってほしいと望む、女性にしては長身のハイマン。 ただ、彼女にとっては幸せは眠っている間にしか得ることのできないものだと、考えている点において、真っ当ではない。 幾度も繰り返した失敗と惨劇の記憶を見たため、過激な行動をとることはできず、手の届く範囲の人を少しでも眠れるようにお手伝いする、そんな小さなことしかできない自分を恥じている。 自身ではなく、他者の幸福を望んでいるため、積極的に仕事を引き受けようとするが、できないことにも積極的に飛び込んでいくため、迷惑にしかならなかったことがあり、いろいろなことができるようになるため、冒険者になる道を選んだ。 また、自身の睡眠を、他人を地獄に残したまま一人幸福になる最悪なことだと認識しており、不眠症気味。 ただ、体力がないため起き続けていることもできず、気絶するように眠る毎夜を夢の中で懺悔しながら過ごしている。 遥か昔、小さな街を占拠したカオルルウプテの神官は地下に実験施設を見つけました。 人を超える人。ハイマンを作るその実験施設で、彼はあることをおもいつきました。 自分たちの代わりに仕事をしてくれるものをつくろう。人を超えてるんだし、これで楽ができる。まぁ、失敗するだろうけど。少しは役に立つでしょ。 そうして彼はたくさんの呪いを込めて、一人のハイマンを生み出しました。 「カオルルウプテ様の信徒であり続けること」「人を愛すること」「記憶を引き継ぐこと」 その代わりに普通の人よりもさらに虚弱であること、寿命が短いこと、神官以外の魔法への適正の剥奪など、本来のハイマンの目的とかけ離れたものになってしまいました。 出来上がったそれを眺めつつ、彼は思いました。あ、はずれだな。 時間の無駄だったと、何の期待もせず、せっかく作ったからとそれにいくつかの言葉をかけ、世に送り出しました。 たくさん地獄で働いた彼はあとのことを部下に任せ、深い深い眠りにつきました。 それは取るに足らないと、めんどうくさがって誰にも話さなかったことで。 今では誰も、そのことを覚えているものはいないのです。 忘れられたことも知らず、刻み込まれた使命を果たすために。信仰を広めるために、生き続けているのです。 いつか、自分を作ってくれた相手に、役に立ったのだと、褒めてもらいたい。 呪いとは別の、想いも抱えて、今日も地獄を歩み続ける。 ゆセめカのイよハうアなクまイいニにマちミをレ。テあイくルむユのメよコうソなガまラいクにドちデをア。リだネっムてリ、ダこケこガはアじンごソくクでヲすモもタのラ。 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お世話になった方々のために、その埋め合わせをするように、積極的に仕事を引き受けるようにして、私は一生懸命働きました。両親もライフォス神官の皆様も、私の成長を喜んでくださいました。休める、楽になったと声をかけてくださる方々のためにも、私はもっともっと頑張ろうと思いました。 早朝から暗くなるまで手伝いや奉仕活動で動き回るのが日常になり始めたころ、冒険者の方々が神殿へとやってきました。何やら困っておられるご様子でしたのでお話を伺うことにしました。 どうやら所属した冒険者の宿でパーティーメンバーを3人集めたところまではいいものの。戦士、射手、魔術師と、回復魔法の使える神官が見つからなかったことから、仲間になってくれる人物を探しておられるようでした。それで神殿へとやってきたのですね。 話を終えると彼らは私に仲間にならないか?と言いました。困っている方々を助けるのが私の役目ですから、もちろん快諾いたしました。 ただ、その頃の私は神聖魔法である【キュア・ウーンズ】を使用することができず、嘘をついたなと、その依頼中に置いて行かれてしまいましたが。嘘をついたつもりはありませんでしたが、神官ではなく、回復魔法の使える神官を探しているのとのことで、私は気づいてから猛省しました。 帰り道が分からなくなってしまい、さまよっていましたら商人の馬車が通りがかり、護衛することを条件に、同行させていただけることになりまして、なんとかこの街までたどり着くことができました。住んでいた場所まで戻るには時間がかかりますし、護衛などを雇うこともできませんので、どうしたものかと迷っていましたが...どうやらここにも、お困りの方々が大勢いらっしゃるようで、無事に私がたどり着けたことも含めて、神のお導きによるものだと思いまして、これからはこちらで活動することにしたのです。 いつの間にか使用できる神聖魔法が増えていましたので、ライフォス様の神殿で祈りを捧げてから、しばらく考えて、困っている方を助ける仕事をしている冒険者に今度こそなりましょう、と冒険者の宿を探して、こちらに辿り着きました。最初の依頼でいただいた報酬で両親に手紙と仕送りをしたところ、こちらで冒険者を続けてよいとお許しを頂けたので、これからは正式に仲間として、よろしくお願いいたしますね。 混濁した記憶。シンの感じていた世界はそんなぐちゃぐちゃで、整理することができそうにない、そんな日々だった。 ひらがな(現実)、カタカナ部分(デジャブ)を以下に分けて記載。 (現実) 夢のような毎日を。悪夢のような毎日を。だって、ここは地獄ですもの。 起きるのです。誰が起きたのか。きっと、今の私が起きました。見慣れた見慣れない景色。ここは私に与えられたお部屋です。 私には両親がいます。母は明るくて、お料理が上手です。怖いものを見た日でも母の温かい料理を食べると幸せな気分になれました。父は優しくて、家に帰ってきたら、いつもすぐに私に声かけに来てくれます。毎日根気強く話しかけてくる父がいるから、私は私を見失わずに済むのです。 本当はちゃんと答えたいのに、二人と一緒に幸せでいたいのに、すぐに何も見えなくなって、別の場所が浮かび上がります。そうなるともう、二人の声が届かなくなります。苦しくてさみしくて帰りたくなって泣きたくなります。 さいきんのことです。ゆめのなかのわたしがぜんせのきおくでみた、といっていました。それをみんながうけいれていました。では、わたしのこれもきっとぜんせのきおくなのでしょう。わたしをじゃまするにのきおくをうらもうとおもえばうらむこともできした。でもなんどもなんどもくるしいおもいをしたわたしたちをみて、そんなおもいはふきとびました。わたしがかなえてあげなければ。 だんだん、ぜんせのきおくをみるじかんがみじかくなってきて、さいしょはいちにちいちじかんほどしかうごけなかったのが、さんじかんくらいわたしでいられるようになりました。 あるひ、いまのわたしがひろくはないいえのなかをあるいていると、ほつれたいるいがめにはいりました。おせわになっているりょうしんにむくいたいとおもっていたわたしは、ぜんせのきおくでみたとおりにはりといとをうごかしてなおしておきました。 べつのひ、がめるをかぞえていたちちおやがつかれていねむりしていました。ちちはけいさんがにがてなのに、がんばってかぞえようとしていたのでしょう。てもとにはめもようしだとおもわれるかみとぺんがありました。いつもおせわになっているちちにおんがえしをしたくて、がめるをかぞえて、こうかのまいすうとごうけいをかいておきました。 りょうしんのちからになれてわたしはうれしかったのです。 それから、どれだけたったか。つぎにきがついたときにはらいふぉすしんでんにいました。 らいふぉすさまのしんかんさまがわたしにたくさんしつもんをしました。わたしはしょうじきにこたえました。 それから、べつのしんかんさまがきて、わたしにらいふぉすさまのことをたくさんおしえてくれました。みんながしあわせになれるようにねがう、すてきなかみさまだとわかりました。 きづけばいえにいて、わたしをはこんだりょうしんにもうしわけなくおもいました。ゆうしょくをたべたあとに、りょうしんはなぜらいふぉすしんでんへいったのかをおしえてくれました。おしえていないことをいったり、できたりするわたしのことをしんぱいにおもったから、らいふぉすしんでんでみてもらったといいました。わたしがはいまんであること、わたしがぜんせのきおくをみていることをふたりはしってくれました。ただ、わたしのようにながいじかん、きおくをみているものはあまりしられていなくて、きろくにあるはいまんは、ほんのすこしだけみることができる、そうです。そして、わたしがわかるかもしれない、ずっとむかしのきおくがないかおしえてほしい、といわれたそうです。げんかいをむかえたわたしのしこうはまたぜんせのきおくにうもれてしまいました。 それからはよくらいふぉすしんでんへといくことがふえました。りょうしんとはいっしょじゃないおへやで、しつもんをされることがわたしのあたらしいにちじょうになりました。たくさんたくさんこたえました。たまにわかりません、とこたえると、それか、いやなことをおもいだしてふさぎこんでしまうとふきげんになるこのひとがわたしはにがてでした。ですがしんかんさまから、ひとをしんじるように、あいするように、それこそがいいことなのだとおしえてもらいました。にがてなんてひどいことをかんがえずに、わたしはわたしのわかるはんいでうそをつかないようにこたえつづけました。 しつもんのあとはしんかんさまかららいふぉすさまのことをおしえてもらったり、おいのりをいっしょにしたり、さいきんなにかおきたか、こまったことはないかと、しんせつにしてくださいました。わたしはいえにいるよりもこのじかんがとてもしあわせでした。りょうしんのように、ただただもらっているだけのかんけいではなく、あたえあっていきるのだと、しんかんさまの、らいふぉすさまのいうとおりのことができているのだと、いいこでいられるのだと、とても、しあわせでした。 (デジャヴ) 世界は悪意に塗れている。 夢こそが楽土であり、眠りだけが安息をもたらす。 力と情熱は何も生み出さず、努力と勤勉に意味はない。 皆に眠りを。皆に堕落を。努力は無駄だ。献身も無意味だ。だからこそ、愛おしい人族に、同胞に、彼らに何もさせるな。 お前だけが地獄で歩めばいい。皆に安息をもたらせ。 1、声が聞こえます。私を作ってくださった愛しい方からいただいた祝福が何よりも大切だった。それをお前たちは否定したんだ。怨嗟の声が聞こえます。知らないものを人は恐れるのです。けれども、彼女はそれを知らなくて、人々に焼き殺されました。 2、声が聞こえます。みんなを幸せにしようとがんばったのに、どうしてうまく行かないの?悲しみの声が聞こえます。残念なことに私たちに救いをくださる慈悲深い御方は人族に忌み嫌われています。手を差し伸べても、その手を取る者はおらず、ついには一人孤独に息絶えました。 3、声が聞こえます。今度こそ見つからないように慎重に、隠れて動くようにした。でも、だめだったんだ。どこのだれかもわからない、大した特技もない、そんな私を受け入れるものはいなかった、諦観の声が聞こえます。何もなせずに、解体されてゆきました。 4、声が聞こえます。受けた恩も、愛情も薄れてきて、何もしたくなくなりました。もういやだ、と嘆く声が聞こえます。無為の日々の中、寿命を迎える前に病死しました。 5、声が聞こえます。私にかけられた呪いを、かけてくださった祝福を調べました。何度生まれ変わろうともすべてを見せられる。何度生まれ変わろうとも呪いは、祝福は消えない。何度生まれ変わろうとも、使命を果たせない。ああ、どうしてですか、私はこんなにもあなたのために頑張っているのに。どうして、あなたの願いすら私はかなえられないのですか。準備が足りないのだと、次のわたしには擬態する方法を学ぶように何度も何度も痛めつけながら半狂乱で懇願していた声が聞こえます。正気に戻ることはありませんでした。 6、声が聞こえます。大切な祝福を裏切って、普通の人を装って生きてみたのだと。これで私はよかったのですか?これで私は報われますか?これで次は失敗しませんか?何も、何もできずに朽ちる私をどうかお許しください。次に託してしまった怠惰な私をどうか、許さないでください。懺悔の声が聞こえます。待ち望んだ寿命をようやく迎えて、意識を閉ざしました。 7、声が聞こえます。今度こそ、今度こそ私はよくやりました。私に教えられた知識と技術を使って、うまく入り込むことができました。たった、数十人だけでしたが、ようやく私は役目を果たせました。これだけで満足していては叱られてしまいます。私の無駄な努力に報いるためにも、もっともっと、多くの人を救わねば。決意の声が聞こえます。討伐隊がやってきて、彼女は討たれました。 8、声が聞こえません。言葉を知る前に死んだ私の恐怖だけが残っています。 9、声が聞こえます。私を作ってくださった方に会いたいのだと焦がれました。私にどれだけ期待してくださったのですか。私に何をさせたかったのですか。それとも、どうでもよかったのでしょうか?答えを、教えてください。そして、どうか、救ってください。これだけでは足りなかったのですか?哀願の声が聞こえます。祈りは誰にも届かずに、人族の敵は息絶えました。 10、声が聞こえます。嫌なのだと、苦しいのだと、だから諦めたいのだと、そう思っても、胸の内から溢れ出す愛と使命感は消えてくださいません。何もせずに生涯を閉ざすのはもう嫌なのです。努力が無駄であることを知っていても、献身に意味がないことを理解していても、私にはこれしかできません。どうしても、誰かの力になりたいのです。ですから、がんばるのです。たとえ誰一人救えないのだとしても。 そんな、終わった私の記憶が、ずっとずっと流れ込んでくるのです。ですから、私はいつも、動けなくて。 たくさんの終わりを眺めました、たくさんの悲しみを眺めました。たくさんの苦しみを眺めました。たくさんの想いを眺めました。 何人、何十人、それとももっとたくさん?多くの記憶を眺めて、この世界が地獄なのだと今回の私も理解できました。 どれだけ失敗を繰り返しても、どれだけ努力したとしても報われない。そんな世界なのだと。 どうしたら解放されるのか。その唯一の方法は眠りなのだと神は仰ります。 私は眠りにつきたかったのです。疲れ切っていたのです。 ああ、それなのに、なぜ私は眠れないのでしょうか。 瞼を閉じれば浮かぶのはこんな私を愛してくださった両親の姿、いつか見た愛していた誰かとの暮らし、こんな場所で幸せになろうと無駄な努力を重ねる人々のこと。 正解にたどりつくことのできない彼らを救えるのはいつも私だけだったのです。 それなら、私はまだ眠ることはできません。せめて、手の届くかぎりだけでも、幸せにしたいのです。 きっと、この努力も想いも無駄なのでしょう。何度も繰り返した記憶から私は破綻することを理解しています。 ただそれでも、ほんのすこしの時間でも、皆の幸福な時間を延ばせたら。 私はそのためだけに生きるのです。 終わることのない日々を、何度も。