タイトル:ゼックス(NPC) キャラクター名:ゼックス 種族:リルドラケン [特徴:鱗の皮膚、尻尾が武器、剣の加護/風の翼] 生まれ:戦士 ■パーソナルデータ・経歴■ 年齢:44 性別:男性 髪の色:肌より濃い目のオレンジ / 瞳の色:青っぽい / 肌の色:オレンジみある色 身長:208cm 体重:88kg 経歴1:蘇った死者を見たことがある 経歴2:のめり込む趣味がある 経歴3:罪を犯したことがある 穢れ度:0 ■能力値■      技     体     心 基礎    5     14      6    器用 敏捷 筋力 生命 知力 精神 A~F   5   3  12  11   6   4 成長   2      3   4   1   1 →計:11 修正                  4 =合計= 12  10  31  29  13  15 ボーナス  2   1   5   4   2   2    生命 精神    抵抗 抵抗  HP  MP 基本   9   7  44  15 特技         0   0 修正 =合計=  9   7  44  15 ■レベル・技能■ 冒険者レベル:5 Lv ファイター 5 Lv  / スカウト   2 Lv レンジャー 2 Lv  / エンハンサー 5 Lv ■戦闘特技・値■ [参照]  特技名      : 効果                 : 前提 [p1-281]武器習熟A/アックス : ダメージ+1、Aランク装備可能     : [p1-286]斬り返し      : 次の攻撃が回避された場合、やり直せる : 2H近接武器 [p1-282]防具習熟A/金属鎧  : 防護点+1、Aランク装備可能      :    魔物       全力    知識 先制 移動 移動 基本   0   3  10  30 修正 特技        0 =合計=  0   3  10m  30m ■呪歌・練技・騎芸・賦術・鼓咆・占瞳■ [参照] 特技名      : 効果                         : 前提 [p]  アンチボディ    : 毒・病気に対して精神生命抵抗+4           : [p]  オウルビジョン   : 暗視を得る                      : [p]  ビートルスキン   : 防護点+2                       : [p]  ストロングブラッド : 炎・水冷属性の被ダメージを-5             : [p]  リカバリィ     : エンハンサーレベル分のHPを回復            : [p]  ドラゴンテイル   : 尻尾を強化する、命中+1orDB+2、それぞれ2回ずつ重複可能 : ■装備■ ・基本命中力、追加ダメージ、基本回避力        Lv 命中 追ダメ 回避 ファイター : 5   7  10   6 グラップラー: フェンサー : シューター : ・武器 価格 用法 必筋 修正 命中 威力 C値 追ダメ [カテゴリ・ランク] 名称(*:装備している) / 備考 (参照) 3350  2H  28      7  48  11  11 [アックスA] *シルバーグレイヴ / 振って攻撃するときのデータ (1-303p) 3350  2H  28      7  43  10  11 [アックスA] *シルバーグレイヴ / 突いて攻撃するときのデータ (1-303p) 3630 1H投  10      7  20  11  11 [アックスA] *改造トマホーク / (1-303p) 0   2H#   1   1   8  11  12  10 [格闘(素手)B] *尻尾 / 尻尾の基礎威力データ (1-310p) =価格合計= 10330 G ・防具    必筋 回避 防護  価格  名称 / 備考 鎧 : 30  -3  10  18200 マナタイトフォートレス / リルドラケン仕様(翼抜き穴がある) 盾 :              / 修正: = 合計 =    3  13  18200 G (回避技能:ファイター) ・装飾品    価格 名称            / 効果 頭 :520  ラルヴェイネのヘッドガード / 頭耳顔3パーツ組み合わせでワンセットの兜 耳 :510  ラルヴェイネのヘッドガード / イヤーラックスの互換 顔 :600  ラルヴェイネのヘッドガード / 金属仮面 首 :530  ラルヴェイネのネックガード / 金属首装備 背中:5000 ウェポンホルダー改     / 右手:1000 疾風の腕輪         / 左手:1000 怪力の腕輪         / 腰 :3000 ブラックベルト       / 足 :520  ラルヴェイネのレッグガード / アンクレット 他 :530  ラルヴェイネのチェーン   / 飾りチェーン =合計=13210 G ■所持品■ 名称           単価  個数 価格 備考 冒険者セット       100  1   100  基本セット ヒーリングポーション   100  20  2000 救命草          30   20  600 魔晶石(MP3)       300  10  3000 魔香草          100  6   600 蒸留酒          3   5   15 アンチドーテポーションⅢ 10000 0   0 アビスシャード      200  7   1400 宗匠の腕輪        1000  1   1000 =所持品合計=    8715 G =装備合計=    41740 G = 価格総計 =   50455 G 所持金   38922G 預金・借金    G ■言語■       話 読            話 読 共通交易語 ○ ○ / 巨人語       - - エルフ語  - - / ドラゴン語     ○ - ドワーフ語 - - / ドレイク語     - - 神紀文明語 - - / 汎用蛮族語     - - 魔動機文明語- - / 魔神語       - - 魔法文明語 - - / 妖魔語       - - 妖精語   - - / グラスランナー語  - - シャドウ語 - - / ミアキス語     - - バルカン語 - - / ライカンスロープ語 - - ソレイユ語 - - ・地方語、各種族語     話 読 名称 初期習得言語:交易交通語、ドラゴン語 技能習得言語: ■名誉アイテム■ 点数 名称 所持名誉点: 64 点 合計名誉点: 64 点 ■その他■ 経験点:11630点 (使用経験点:15500点、獲得経験点:24130点) セッション回数:11回 成長履歴: 成長能力  獲得経験点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 1- 筋力    1500点(  0 /1500 / 0回)  ナカムガル(モヴキラ) 2- 器用度   1500点( 500 /1000 / 0回)  ナカムガル(アイスマン、コープスコープス) 3- 筋力    1000点(1000 /  0 / 0回)  ナカムガル(蛮族) 4- 生命力   1050点( 500 / 500 / 1回)  ナカムガル(ミノホダイン) 5- 精神力   2650点(2000 / 600 / 1回)  ナカムガル(動く剣) 6- 生命力   2050点(1500 / 500 / 1回) 7- 生命力   2600点(2000 / 500 / 2回) 8- 知力    1500点(1000 / 500 / 0回) 9- 筋力    2100点(1000 /1050 / 1回)  アビスシャード2個 10- 器用度   3900点(2500 /1350 / 1回)  アビスシャード2個 11- 生命力   4280点(2500 /1630 / 3回)  アビスシャード3個 メモ: ―――彼には生まれ育った村があった。その村は今となってはただの廃墟となっているが。 彼は人間やエルフ、タビットやグラスランナーとルーンフォーク、それにリルドラケンに限らず多くの種族が寄り添い成り立っているヌル村という集落で生きていた。 多くの人と話し、多くのものを見て生きていた。 村には力のある剣士がいた。その剣閃は大木を一刀のもとに切り倒す。人が言うに、海を切れば2つに割れるとまで言われていた。 ゼックスはその剣士に憧れ剣士を志す。 剣士に稽古を志願したが断られたため、独学で剣の稽古に励んだ。 リルドラケンであるゼックスは戦う力をみるみるうちにものにした。並の蛮族程度であればかんたんに切り伏せられるほどとなった。 しかし不幸は突然彼を襲う。 ある日の深夜、彼は寝苦しくつい目を覚ました。 水でも飲もうと起き上がり、部屋を出たが、同じ屋内で寝ているはずの家族の姿がない。 不審に思ったゼックスは、自分の剣を握り、屋外へと向かう。 そして二度と忘れられない光景を目にした。 自分のあこがれを抱いていた剣士、ノインツィ・ノインが村の人々を次々と斬り殺していた。 ゼックスは絶望し、持っていた剣を足元に落とした。そして膝をつき、ただ光景を見るしかでき得なかった。 その数を次々に増やし、積み上がっていく死体の山。すべて見知った顔であり、見たことのない表情。 喜びでも悲しみでもないその動かない顔が何十と重なり合って止まっている。 ゼックスもまた無限の時間に囚われ呆然としていた。 積み上げた死体が100にも登ろうというところで、ノインツィは満足そうに血塗れの剣を舌で舐め、死体の山に向き直る。 そして、あろうことか自分が斬り殺した人を、操霊の魔法によってアンデットとして使役し始める。 無残に殺された知人や家族が、生気のない傀儡と変えられていく様をゼックスは見つめ、精神の箍がひしゃげ、足元に落ちていた、剣ではなく伐採用の斧を拾い上げて駆け出す。 声を上げることなく、無感情にノインツィの背後に着き、斧を振り下ろす。 ノインツィはそれを避けることなく背中に受け、大量の血を吹き出しながら倒れる。 「ククク、まだ生残りがいたか。計画とは少し違うがこれもまたよし。ケケケケケケケケケケケケケケ」 憧れの剣士の姿はそこにはなく、狂った蛮族のような語り口のノインツィの頭に、ゼックスは無言でもう一度斧を振り下ろした。 人を殺した。 罪深き男を殺した。 私怨で男を殺した。 殺したかったから殺した。 殺した感触は悪くなかった。 でも、視線を上げた先には、見知った顔のアンデットが徘徊する、故郷の村の姿。 やり場を失った怒りが、野獣のような声を出させ、徘徊するアンデットの頭を丁寧に一つづつ斧で叩き潰した。 そうして一つの村が完全に滅びた。 ―――――ヌル村からほと近い街、アインにて 「奥さんご存知?あのヌルとかいう離村が、最近何者かに襲われて全滅したそうなの。」 「まぁ恐ろしい。きっと蛮族共の仕業に違いないわね。」 「噂では蛮族ではなくて、一人の人族だったらしいですわよ。」 「なんでも殺され方が蛮族のやり方じゃなかったようで、丁寧に一人ひとりの頭を斧で割るような残虐な犯行だったそうなのよ。」 「そんな!人として恥ずべきだわ!そんなやつ今すぐに神の御心によって消し去られるべきだわ!」 井戸端で話す婦人共の会話が聞こえる。 もし神が罪を裁けるのならば、今すぐにそれを降して欲しいものだな。 ゼックスは故郷であった場所を離れ、城塞都市の衛兵として20年ほど暮らす。 ただ日々をこなす中で、趣向を得たり、人とのコミュニケーションを介して、次第に明るく大柄な男となる。 その実は過去に縛られ、暗く穢れた自分の罪を誰にも知られぬようにするための極厚の外皮。 ある日、ゼックスは冒険者の話を聞く。冒険者とはなんぞやと、冒険者はどのようなことをするのかと。 そして知る。 冒険者というものには犯罪者を殺す仕事もあるということを。 ゼックスは数日のもとに衛兵詰所を後にする。 そして魔導列車に乗り込み、冒険者ギルドへと向かった。