タイトル:双子座 キャラクター名:アイ=シュレディンガー(アインハルプ)ジェミニ 職業:旅人 年齢:97 / 性別:男 出身: 髪の色: / 瞳の色: / 肌の色: 身長:132 体重: ■能力値■ HP:10 MP:10 SAN:41/97      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時  16  15  10  16  14   9  16  16  10  10 成長等     -5                 +5 他修正 =合計=  16  10  10  16  14   9  16  21  10  10 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値  《回避》      32%   《キック》  25%   《組み付き》   25%  《こぶし(パンチ)》50%   《頭突き》  10%   《投擲》     25%  《マーシャルアーツ》1%    《拳銃》   20%   《サブマシンガン》15%  《ショットガン》  30%   《マシンガン》15%   《ライフル》   25% ●《杖》       81%   《》     %    《》       % ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値  《応急手当》30%   《鍵開け》 1%    《隠す》  15% ●《隠れる》 60%  ●《聞き耳》 80%   《忍び歩き》10%  《写真術》 10%   《精神分析》1%    《追跡》  10%  《登攀》  40%  ●《図書館》 80%  ●《目星》  75% ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前    現在値  《運転》   20%   《機械修理》20%   《重機械操作》1%  《乗馬》   5%    《水泳》  25%   《製作()》  5%  《操縦()》  1%    《跳躍》  25%   《電気修理》 10% ●《ナビゲート》50%   《変装》  1%    《》     % ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前     現在値 習得/名前 現在値 ●《言いくるめ》75%   《信用》    15%   《説得》15% ●《値切り》  75%   《母国語(英語)》105%   《》  % ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前      現在値 習得/名前  現在値  《医学》     5%    《オカルト》   5%    《化学》 1% ●《クトゥルフ神話》2%   ●《芸術(イカサマ)》90%   《経理》 10%  《考古学》    1%   ●《コンピューター》12%   《心理学》5%  《人類学》    1%    《生物学》    1%    《地質学》1%  《電子工学》   1%    《天文学》    1%    《博物学》10% ●《物理学》    50%   《法律》     5%    《薬学》 1%  《歴史》     20%   《》       %    《》   % ■戦闘■ ダメージボーナス:1d4 名称 成功率 ダメージ 射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考                              /                              / ■所持品■ 名称            単価 個数 価格 備考 スマートフォン          1   0   使い方わかるよ!  それに伴う、充電器とか。    1   0   ポータブルもある 手帳               1   0   まだアナログ派 万年筆              1   0   まだまだアナログ派 パスポート            1   0   10歳の少年のパスポートをその都度作っている(非合法) コインいっこ           1   0   ハーフクラウン。1935年のスターリングシルバー。                  1   0 入れるくらいのトランク      1   0  着替え             1   0                  1   0 テープレコーダー         1   0   古い? ペンライト            1   0                  1   0 杖                1   0   丈夫!                  1   0 財布               1   0   それなりに困っていないらしい。 白衣               1   0                  1   0 煙草               1   0   ラッキーストライク 大戦時の逸話がかわいい ライター             1   0 =所持品合計=     0 所持金 預金・借金 ■その他■ メモ:  i=Schrödinger (½) Gemini ½=Einhalbで。 虚数のアイ(シュレディンガー方程式の頭にも登場)、己=Iのアイ 名前は普通に生まれの名前ではないです こう名乗っています ラストネームだけ生まれの名前かも  ◆Schrödinger's cat 1935年発表   猫は箱を飛び出した。   箱の中に残ったものは何だろうか?   それを観測するのは、誰であろうか? *** ペテン師。 と言っても、詐欺を行っているわけではない。金を騙し取っているわけでもない。 欺いているのは己の存在自体である。 *** ことのはじまり。 とある英国の平凡な中流階級の女の腹に二人分の命が宿った。世にも珍しい男女の一卵性双生児。 だが、生まれてきたのは男児一人だけだった。 双胎一児死亡——通称ヴァニシングツイン現象。 生まれてくるはずの双子の片割れだけが生まれてこれなかった、片方だけの流産。 だが、双子の意思は亡くなっていなかった。 産まれてきたのは男児一人だけ。 しかしそこには確かに、「2人」いたのだ。 俗に言う二重人格ではない。 最初に異常に気が付いたのはベビーシッターとして雇われていた女性だ。 順調に育っていた幼児が言葉も覚え始めたころ、独り言の癖が強いように見えたそうだ。 しかしどこかに違和感があった。 その違和感の正体が判明するまでそう時間はかからなかったという。 幼児は確かに、会話をしていたのだ。一人だけしかいないのに。 幼年期の児童には時として空想上の友人(イマジナリーフレンド)が生まれるという。 しかし、彼の場合はそれとも違ったのだ。 成長するにつれて、簡単な単語だけではなく文章として、自己表現としての発話が可能になる。 幼児の性格、趣味や嗜好などもはっきりと他者に認識できてくる頃になる。 少年は人並みに活動的で、人並みにおとなしく、特に素行に問題もなく、 しかし確かに、二人いた。 存在していたのは少年と「少女」だ。同時に存在しているわけではない。 時たま、「少年は少女になっている」のだ。 「どう見ても少年なのに、どう見ても少女に見える」のだ。 少年は少女を双子の姉/妹と呼んだ。 少女は少年を双子の兄/弟と呼んだ。 彼らにとって彼らは双子の片割れであり、同一であり、そしてどこまでも対等だった。 両親はこれを気味悪く思い、一人息子を医者に診せたが、診断はヴァニシングツインの影響で本人も周囲もそういう錯覚に陥っているのではないか、というものだけだった。 本来ならば母親の子宮に吸収されるはずであった亡くなった片割れが、何らかの影響で残った片割れに吸収されてしまったのだと。 先天的な統合失調症に近いものであり、あくまでも彼は「彼」であり、「彼女」は幻覚であり妄想であると。 両親は納得をしようとしたようだ。だがしかし、明確に感じる違和感と気味の悪さに、息子に対する愛情はとうてい深いものとは言えなくなっていた。 さて当人である。 あくまでも二人は同一であり対等であった。体こそ少年のものだが、しかし少女が話しているときは少女の体のように見えてしまう。 記憶の共有もしている、というより、やはり同一なのだ。 生きている彼と、 死んでいる彼女が。 そこには同時に存在していた。 *** 初めて「死」と出会ったのは10歳の頃だった。 中流階級と言えど生活に苦労のない、豊かな屋敷は不幸にも流れの強盗の目についた。 強盗は2人組、質の悪い、目的と金のためには手段を択ばない歪んだ快楽主義のならず者。 金品は奪われ、抵抗した使用人は撃ち抜かれ、母は殺され犯され、父はそれを見せつけられて殺された。 幼い一人息子を殺すことなど、彼らにとって赤子の手をひねるようだっただろう。 死に体のメイドが遺言代わりに残した警察への無言電話により惨状が発見されたころには、屋敷に生存者は一人もいなかった。 その時までは。 そこで警官は視た。観測した。死んでいる少年を。 否定。 少女は否定した。少年の死という観測を。 そうして”少女が起き上がった”。 誰にも死を観測されていない彼女は、死んですらいなかった。 そして彼女は彼と同一にして対等である。 そこで警官は視た。観測した。生きている彼/彼女の姿を。 これが初めての、不死の才能の顕現だった。 1935年。 奇しくもかのエルヴィン・シュレーディンガーが量子物理学における思考実験として記述した、【シュレディンガーの猫】が誕生した年である。 *** 死が「観測されなかった」ことになったとはいえ、他人の認識操作まで改変できるわけではない。 まるで生き返ったように見えただろう。どう見ても、致命傷を負い、胸から致死量を超える血を流していたのに、どうして。 この話は警察と親戚の一部だけの中で留まったが、しかしそれでも少年を不気味に思わなかったわけではない。 親戚は皆引き取りを渋り、結果少年はオーストリアの孤児院へと移ることとなった。 そうして過ごす中で、判明したことがある。 一度目の死の観測否定より、肉体の成長が止まってしまったのである。 内面も過行く年月に比例して成長していくかといえば、そうでもなかった。 不死の才能により、幾度も観測の裏返しをしてきた。 この能力を「才能」とまで認識するに至るまで、幾度も死の否定を行ってきた。 その結果、肉体的にも精神的にも、生きている年数と比較して幼さを残している。 (さすがに長い時間肉体を使用していることになるため、年々肉体的なコストパフォーマンスの低下を感じるのは否めない) *** 外見的に年も取らない、どう見ても致命傷を負ったとしても何事もなかったかのように起き上がる。 不死の才能が「才能」であったとしても、一般人からしてみれば自然の摂理に反した「異常」である。 必然的に、一か所に長く留まるということが得策ではないことは理解していった。 様々な場所を訪れた。 定住はほとんどせず、一か所には最長でも3年を限度に。 同じ場所に訪れるのは、数十年経った後で。 流浪の生活も悪くなかった。 多くの出会いも、別れもあった。 齢10程度の子供の姿であるから、一人旅をしていると甘く見られることもあった。 それでも年月は過ぎていく。 経験と記憶は積みあがっていく。 いつしか、「探偵」という肩書が増えた。 きっかけは些細な事件との出会いだった。 旅の途中で使用した寝台列車の、不可解な殺人事件。 それを解決した幼い少年と少女の存在は、まことしやかに囁かれる噂となった。 その幼い探偵は、年を取ることがないという。 探偵、という肩書を是としたのは、一人の探偵の影響が大きい。 シャーロック・ホームズ。 彼もペテン師だ。一度死んだのに蘇った、ペテン師。 それなら自分もペテン師になってやろう。 死の番人の目を欺いてやろう。それを行う力があるのだから。 *** 生きていく中で、様々なものを見た。 己以外に降りかかる死の観測も行ってきた。 その結果はいつも覆すことはできないことも理解してきた。 それは自然の摂理であり、天命であり、宿命である。 ならばそこから外れた己は何であろうか。 人間と言えるのだろうか。 人間ではない、というような評価は、過去受けたこともある。 それから、この才能は大っぴらにするべきものではないことも理解している。 だからまずは、自分に一つの規則(ルール)を課すことにしたのだ。 一、一度の事件において己の才能の発動は三度に限定すること。 3度まで。そこを超えれば、才能の発動はない。そういうルール。 これは人の道を外しかけている存在が、死を待つ人であるためのルール。 望まずとも与えられた才能の有効活用にして、限界を定めるもの。 自分は探偵である。 探偵であるからには、事件と出会えばその解決を目指すべきである。 その事件の中で、どのような危険が待ち構えていたとしても。 才能は活かすべきだと思う。この才能を恨んだことはない。 概ねこの生を楽しんでいる、と言えるだろう。彼も彼女も。 これは生業と才能のため、「事件」を一つのゲームとするルール。 このルールの前に敗れれば、それは自分の負け——すなわち死を意味している。 その時が来れば素直に死を受け入れるべきだと考えている。 これまでは勝ち続けてきた。 これはゲーム。いつか負けるためのゲームだ。 *** 趣味は賭け事。 外見のせいで、そんなに大きな賭場になんかは入れてもらえないが、経験自体は少なくはない。 コインに任せる瞬間が好きだ。 運に任せる瞬間が好きだ。 その結果は観測するまで確定しないのだから。 (コインの裏表1/2の確立と、幸運50) ‘***  ★才能・その他双子について  ・一度の事件につき3度が限度 という形で解釈  ・普段はヤバくない限りはそんなに使用していないかも(セッション外という意味です)  ・コンセプトであるシュレディンガーの猫により、能力発動後は強制的に入れ替わろうと思っています。(少年の場合は少女へ、少女の場合は少年へ)   それによるステータスの変動はありません。あくまでも当人の内面的な変化と、外部への印象の変化くらいです。   普段はわりと自由に入れ替わるし、なんならその場で会話もやろうと思えばできます。  ・互いに互いを名前で呼びます。どっちが兄/姉で弟/妹かはいつもコロコロ変わる(どちらでもないため)  ・二重人格ではない。あくまでも互いを認識しているだけの同一。言ってみれば一人二役ですが、各々自我がある……という認識。   ただ、その時メインで演じている側に外見印象が依存する。少年の時は少年に、少女の時は少女に見える。   (立ち絵では極端に髪の長さや服装まで変わると思いますが、イメージ画像ということで……)   本当に二人分いるのかというとグレー。それこそ曖昧。開かない箱状態。  ・よってどちらも「アイ」。お互いにアイと呼び合う。ややこしい。  ★モチーフ  ・シュレディンガーの猫 (同時に存在する生/死の状態を有する一人の双子)  ・双子のパラドックス (特殊相対性理論関係のものだけれども、加齢と関係があるので)  ・ヴァニシングツイン (片割れの消えた双子)  ・HOカードにもある大アルカナ審判のカードの正位置に覚醒の意味を含んだりもするので、わりと才能には好意的です。  ・ペテン(下記参照) シャーロックホームズリスペクト。(リスペクトかは兎も角……)  ★イメソンとか……  ・ペテン/筋肉少女帯   https://j-lyric.net/artist/a002b56/l0479d5.html   ライヘンバッハの話も出てくるのでうれしいです。  ・TOY CONTEMPORARY「シュレーディンガーの猫」/Cait Sith   https://www.youtube.com/watch?v=6nQ5SaXJJAE   ポップンのアレ。   本人は至ってこういうノリです。  ・朝と夜の物語/Sound Horizon   https://w.atwiki.jp/soundpontata/pages/13.html   生と死、双子といえばこれ。  ・檻の中の箱庭/Sound Horizon   http://mamesound.web.fc2.com/nein/nein01.html   シュレディンガーの猫。  ・Catgroove / Parov Stelar   https://www.youtube.com/watch?v=WXrdYwG17PE *戸棚の本(民家Eで取得) 『延長の魔術』について書かれている。 これは呪文の使い手に不死を与えてくれる呪文である。 3POWと3D6正気度ポイント、それから100のMPが必要となる。 名前のない太古の生き物と契約し、呪文の使い手の代わりに生き物に歳を取ってもらう。 ただし、何かしらの原因で地球上で死んだ使い手に生き物はとって代わることが出来る。 使い手の死体は太古の時間へ送られるだろう。 これを読んだ場合〈SANc 1/1D3〉。 さらに即時〈クトゥルフ神話技能〉+1d2。 ----- ***** 探索者作成について ***** ・年齢 97(1925年誕生) 素:EDU16…下限22歳。  年齢によるEDU追加ルールにより+5、EDU21まで上昇で打ち切り。40歳以上からの年齢によるマイナスにより、CON-5。(基本ルルブP41)  せめて本当に死ぬならいっそ100年生きてみたいというのが本人の要望。 ・職業  放浪者(サプリ2015) 言いくるめ、隠れる、聞き耳、忍び歩き、心理学、値切り、目星、芸術(ギャンブル) →心理学を杖技能へ変更。旅の中、小さい子供の恰好だとなめられるため、護身術も最低限は。  (回避がないのは、自分の体質……能力的に必要ないと思っているらしい) ■簡易用■ アイ=シュレディンガー(アインハルプ)ジェミニ(男) 職業:旅人 年齢:97 PL: STR:16  DEX:16  INT:16 アイデア:80 CON:10  APP:14  POW:10  幸 運:50 SIZ:9 SAN:97 EDU:21 知 識:99 H P:10  M P:10  回避:dex*2  ダメージボーナス:1d4 ―――――――――――――――――――――――――― [技能](職業技能点:420 個人技能点:160) (書式:職業/個人<成長>[その他]) ―――――――――――――――――――――――――― [持ち物] ・武器 ――――――――ここに記入―――――――― ・防具 ――――――――ここに記入―――――――― ・所持品 ――――――――ここに記入―――――――― [プロフィール]