タイトル:『イドラの約束』 キャラクター名:橡八尋 職業:刑事 年齢:43 / 性別:男 出身: 髪の色:橡色 / 瞳の色:蒼 / 肌の色: 身長:187 体重:71 ■能力値■ HP:18 MP:16 SAN:79/79      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時  10  17  16   9  14  16  17  20  18  16 成長等      3 他修正 =合計=  10  20  16   9  14  16  17  20  18  16 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値 ●《回避》      72%   《キック》  25%   《組み付き》   25%  《こぶし(パンチ)》50%   《頭突き》  10%   《投擲》     25%  《マーシャルアーツ》1%    《拳銃》   20%   《サブマシンガン》15%  《ショットガン》  30%   《マシンガン》15%   《ライフル》   25% ●《日本刀》     85%   《》     %    《》       % ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 ●《応急手当》35%   《鍵開け》 1%    《隠す》  15%  《隠れる》 10%  ●《聞き耳》 89%   《忍び歩き》10% ●《写真術》 18%  ●《精神分析》75%  ●《追跡》  32%  《登攀》  40%  ●《図書館》 80%  ●《目星》  85% ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前    現在値  《運転》   20%   《機械修理》20%   《重機械操作》1%  《乗馬》   5%    《水泳》  25%   《製作()》  5%  《操縦()》  1%    《跳躍》  25%   《電気修理》 10% ●《ナビゲート》11%   《変装》  1%    《》     % ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前 現在値 ●《言いくるめ》15%  ●《信用》  25%  ●《説得》85%  《値切り》  5%    《母国語()》100%   《英語》40% ●《ドイツ語》 10%   《》    %    《》  % ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前      現在値 習得/名前  現在値 ●《医学》     83%   《オカルト》   5%    《化学》 1% ●《クトゥルフ神話》20%  ●《芸術(味見)》  85%   《経理》 10%  《考古学》    1%   ●《コンピューター》5%   ●《心理学》80%  《人類学》    1%    《生物学》    1%    《地質学》1%  《電子工学》   1%    《天文学》    1%    《博物学》10%  《物理学》    1%    《法律》     5%    《薬学》 1%  《歴史》     20%  ●《芸術(料理)》  18%   《》   % ■戦闘■ ダメージボーナス:1d4 名称 成功率 ダメージ   射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考 脇差   85 1d6+1+1d4         2       15 /                                / ■所持品■ 名称 単価 個数 価格 備考       1   0       1   0       1   0       1   0 =所持品合計=     0 所持金 預金・借金 ■その他■ メモ: 〇橡八尋(つるばみ・やしろ)/『イドラの約束』HO5 【クヌギ(櫟、橡、椚、栩)】:「穏やかさ」「蓄え」「母なる木」 【ドングリ(団栗)】:「永遠の愛」「もてなし」「愛は永遠に」「勇敢」 ・さっぱりとした橡色にも近しい茶色の髪を洒脱に流し、右の前髪を些か眺めに垂らし、代わりに左の前髪を背後へと流している。双眸は常に余裕を持って細められた、穏やかさを宿した蒼色の双眸。  左目が些か視力が悪い為に、それを補強するためのモノクルを常に付けている。そちらの髪をハーフバックにしているのもその影響である。年々、歳をとるにつれて、余計に視力が落ちつつある気がするのは、気のせいだと思いたい。 ・かなりの長身をしており、そんな身体に、黒を基調とした、年齢に相応しいオーダーメイドスーツをベストまできっちりと纏い、常に背筋を伸ばした紳士然とした姿をしている。その背を常に黒いロングコートで覆っており、真っすぐとした背筋と歩みの度に、ふわりと翻る様は、わずかばかり烏がはばたく様にも似ているかもしれない。また、黒い手袋も常に身に付けており、その指先も丁寧に礼儀正しく、美しい所作を紡ぐ。あまり意識せずとも身についているため、所作の一つ一つが、ふとした品を帯びている。英国紳士を思わせる。  また、腰元には真黒い姿とは裏腹に、白い鞘へと納めた脇差を二本帯刀している。黒と白、そして、その鞘の鯉口では、柄と鞘を結ぶための、美しい赤色の組紐が揺れており、品の良いコントラストを醸している。 ・美しい奥さんの隣に立つ為に、ある程度健康や生活を大事にもしているため、一見は40代前半の容貌には見えない。  ただ、目元や口元には、年齢に相応しい穏やかな皺が見え、微笑んだ時などにはその年齢に見合う貫禄と穏やかさを感じさせる。  身長は高いが、然し筋力はほどほどである為に、肉体がしっかりしている、というよりも、縦にすらりとした印象。 ・性格は穏やかでいてにこやか。飄々とさえしており、楽しいことが好きな好々爺タイプ。  静かにしている際はミステリアスにさえも見えるときもあるが、実際には朗らかな40代前半のおじさま。  常に穏やかに微笑んでおり、何事も受け入れられる器の広さも持ち合わせている。年齢の器量。  だが、感情表現はそれなりに豊かであり、時折おどけた態度を取ることも。ノリはよく、悪ふざけをするのであれば参加することもままあるが、基本的には元気な同僚の面々を、背後からにこやかに眺めていることが多い。  美魔女面白おじさん。 ・また、姿だけでなく性格も紳士然としており、礼儀作法は全てに於いて丁寧。ある程度堅苦しくなり過ぎないよう、また気さくを表すように言葉は崩してはいるものの、こちらも使い方は丁寧。  レディーファーストも意識はしているが、仕事となるとその扱いに不満を抱く強い女性陣がいることも分かっている為、あまり無理にすることはない。  他者の機敏をしっかりと読み取るよう意識し、場合によっては皆の纏め役を担うこともあるが、ただ現在はどちらかと言えば、周りに優秀な面々が多くいるために、あまり前に立ち過ぎることはせずに、どちらかと言えばサポートに回ろうとする傾向がある。先行きが明るい若者たちに、ちゃんと色々と経験をして貰わなきゃだからね。  様々に礼儀正しく紳士然とはしているが、だが、ちゃんと悪ふざけをするときや、また、仕事などで少々強引な動きをする際は、それに見合ったダイナミックさを見せる。「失礼」と一言言い於いて、ドアを思いっきり脇差で叩き切るor蹴り開けることも躊躇いはない。勿論時と場合によっては。 ・自身の年齢がある程度あがってきた為に、その年齢ゆえに、ある程度の責任を担うことが多い。  自分が責任を担うことで、代わりに、下の年代の子たちに、あまりそういったことを気にしないでのびのびとやってもらいたい。  彼らが無茶をしたら、一緒に頭を下げるし、彼らにあまり気付かれないところで火消しや後始末を担い、彼らが持っている実力を存分に発揮して過ごせるように、と密やかな立ち回りをしている。  僕が責任を取るから、好きにやっておいで。  ある程度の、というか、それなりの範疇までは揉み消すことが出来るが、然し、あまりにやり過ぎてしまった場合は、きちんと注意もするし、苦言も呈する。のびのびやってほしいけれど、職業柄、無法地帯になってしまうのも考えものだからね。線引きはきっちりと。 ・そして、愛妻家。8歳年下の妻、イスイがおり、彼女のことを世界でいちばん大切にしている。  彼女のことが大切で好きだという気持ちを隠すつもりや、また日本人特有の謙遜をすることは殆どなく、「僕の妻は最高に素晴らしい女性だろう?」とにこやかに自慢する。当然の事実なんだから。人前で何の抵抗もなく「愛する僕の妻」と言えてしまう男である上に、彼女が嫌がらなければ、基本的には周囲にはそう紹介する。  夫婦仲は非常によく、万年新婚或いは万年熟年な雰囲気を常に醸している。だが、時折友人のような、或いは先輩後輩のような、どこかはしゃぐような雰囲気も見え、夫婦の距離感でもあり、友人のような気軽な関係性とが上手く両立している。  また、大切にはしているものの、彼女のことを縛るつもりは一切なく、互いのプライベートも尊重し合っている。こちらの職業から休みが取り辛いときは、好きに旅行であったりお出掛けへと行ってもらい、彼女からのお土産話を聞いたりするのがとても至福。勿論二人でいくことも何よりも楽しいが、彼女が幸せで楽しんでくれていることだって、何よりも嬉しい。彼女がそうして、幸せで過ごしてくれているのならば構わない。 ・政治家の父と、父の手伝いをしながら専業主婦をしている母の元に生まれた。  それなりに裕福な家系であり、また、母が英国の父を持っていたハーフであった為に、その母の血を受け継いで、すらりとした長身や、茶色にも近しいふわりとした橡色の髪を持っている。  裕福であるが、それゆえに礼儀作法やマナーに対しては非常に厳しい家柄であり、幼少期から父によって一人息子として様々な場に連れていかれることも多かった為に、叩き込まれている。自身もまた、父と母のことは愛していた為に、彼らにとって相応しい子供であろうと、それらを身に付けることの努力を重ねていた。現在の無意識たる美しい所作の数々は、そんな幼少期から積み重なったものが、呼吸として身についた姿である。 ・父の跡を継いで政治家になることも考えたが、そういった堅苦しい場はあまり得意ではないと思い、様々に幼いながら思考を重ねていた。  然し、そんな中で父と共に訪れた、とある高官が開催したパーティーにて、父と共にいた際、紛れ込んでいた暴漢に襲われ掛ける。ナイフを持って、よく分からない言葉と共に、父と自分のことを傷つけようとしたその女は、然し、周辺の警護を担っていた警察官に取り押さえられ、間一髪を得る。  その時、自身を助けてくれた、そして父を救ってくれた、そんな警察官という職にあこがれを覚える。  パーティーが終わった後に、その憧れをぽつりと何気なく父へと語ったところ、厳しく堅苦しかった父が、何処かとても嬉しそうに「いいんじゃないか」と頭を撫でてくれたことを、数十年経った今でも覚えている。そして、「父さんの小さい頃の夢もな、警察官だったんだ」そうやって笑った、嬉しそうな笑顔も。  きっと、母もそれを知っていたのだろう。幼心に警察官になりたい、と伝えた時に、母も何処までも嬉しそうに笑って頷いてくれた。  そんな二人の両親に支えられて、警察官の道へと進む為に、然し、彼らの息子として相応しく在れるよう勉強を重ねて、大学を卒業した後に、警察学校へと進んだ。 ・しかし、大学へと入学した年、そんな両親は、交通事故により他界してしまう。  一台のスピードを超過した暴走車が引き起こした事故で、両親が乗っていた車は、側面からその暴走車へとぶつかられ、大破した社内で、運転席から身を乗り出した父は、助手席の母を守るように抱き締めていて。母も、父を守るように抱き締めていた、と、事切れた二人を迎えにいった病院で、彼らを助けようと全てを尽くして、自分よりも酷く泣いていた年配の警察官が教えてくれた。  父のことを応援していた、というその年配の警察官と、彼だけではなく、様々な警察関係の人間が、その事故をきちんと処理をするために動いてくれ、また、自身の為にも動いてくれたことを、こちらもちゃんと覚え、今でも感謝をしている。また、そんな彼らに、今になっても時折連絡を取ることがある。  両親を失いながらも、大学へと通うことが出来、更には警察官の道をあきらめることなく進めたのも、彼らが職務を超えてサポートしてくれたから、というところも大きい。  彼らへの感謝の気持ちと。また、純粋な憧れ。それでいて、彼らのような警察官になれたら、両親は喜んでくれるだろうか、という気持ちと。様々な思いで、そのまま、警察官への道を歩んだ。  多分、同時に。警察官になれれば、彼らのようになれれば。  ――――両親のような悲しい事故が引き起こってしまうのを、未然に防げるかもしれない、という。  そんな思いもあった。 ・両親が亡くなってからは、彼らの両親、つまるは祖父母たちが支えてくれた。  特に、母方の祖父母たちは、英国に暮らしていながらも、日本に暮らしている自身のことを酷く心配し、また心を砕いてくれ、様々な支援をしてくれた。片目に付けているモノクルも、彼らが昔誕生日にプレゼントしてくれたものを、丁寧に丁寧に使っている。  元から少し古いものではあったが、現在に至るまでの使い込みにより、そろそろアンティークのような風貌を見せているのが、少し嬉しかったりもする。  政治家一家の父方の家系も、警察官になることに些か難色を示したものの、その難色も、職業の危険性を気にしてのものだった。なりたい理由をきちんと説明すれば、彼らは、心配をしながらも、それ以上止めることはしない、温かい祖父母たちだった。  彼らの墓参りには、それなりに頻繁に訪れている。 ・両親の死が突然であった為に、遺されたものは莫大な財産と家の他には、極々少数だった。思い出、といったものは、勿論数多残ってはいるものの、大学の忙しい時期だった為に、直近で残っていたものは、とても少なくて。  それが、ひどくかなしかった。仕方の無いこと、ではあったのだけれど。  だから、もし家族が出来たのならば、たくさんたくさん大事にして、多くの思い出を作ってあげたいと、その時に、そんな夢を抱いた。それを、今は叶えている。 ・警察になるために様々な努力をし、中学・高校・大学時代は剣道部へと所属し、副主将を務めたりもしていた。主将に、と押されたこと多々あったが、性格的に向かないから、と断って、ひたすらに腕を磨くことを意識していた。お陰で、全国でも指折りの中に実は食い込んでいた時期もある。  まあ、今はおじさんになってしまったから、若いこたちには敵わないけどね。ははは。  また、剣道に関しては、両親が亡くなってから支援してくれたうちの老年の警察官が、剣道のかなりの腕前を持っていたために、彼からも世話になっており、本場仕込みをそれなりのときから味わっている。 ・そうして、様々を経て、大学を卒業し、警察学校へと入学した。  優秀な成績で警察学校を卒業しはしたものの、キャリア職の道に進むよりも、交番勤務などをきちんと経験したかった為に、そちらの道へと進んだ。多くの人には驚かれたけれど、彼の過去や性格をしっている人々には、そうだろうな、と納得された苦笑を零されたことを覚えている。  多くの人を、出来る限り身近で守りたくてね、僕は。 ・しばらくの交番勤務を続けた後、その実、途中からかなり刑事への勧誘を受けるようになっていたが、それを断り続けしばらく。しかし、30歳のときに、当時のかなりのお偉いさん、というよりも、警察学校時代の出世頭である同期までもが出てきて、頭をさげられてしまったから、流石にそこまで言われたらね、と苦笑して、そうして刑事への道へと足を踏み入れた。  自分は、交番勤務で、人々のすぐそばで生活を守れれば、いいと思っていたけれど。  それ以上の道も、どうやら開かれたようだ。 ・以来、十年以上、階級がほどほどのところではあるが、それなりに優秀な刑事として、日々職務に励んでいる。  年齢も、刑事たちの中ではいよいよ中級層へと入ってきたように感じられる為に、流石にもうちょっと、責任取れる立場にいかなきゃなぁ、と考えてはいる。ちゃんと。考えては。  まあ、ぼちぼち、あまり急がずにいくつもりである。家族のことも、大事にしたいから。 ・また、些か鑑識の職業にも興味があったために、医学的勉強も大学である程度重ねてきている。医療免許を取ることはしなかったが、以来、様々に勉強を重ねつつ、現職の医師らともその時の影響で交友関係が広い為に、多くの知識を手に入れることの出来る環境にいる。 ・交番勤務をしていた、二十代の後半。  街中で引き起こった、通り魔事件を解決したことがある。  夕暮れが近づいた時間帯に、人気の多い時間に引き起こりかけたそれは、然し、僅かばかりの怪我人を出してはしまったものの、市民の通報により迅速に駆けつけることが出来、同僚の警察官と一緒に、その犯人を取り押さえることは出来た。  そして、その時。とある女子高生へと届きそうになっていた凶刃を、あわや、というところで止めることが出来。  守ることが出来た。  「お嬢さん、大丈夫かい?」  犯人を確保した後に、そういって、すぐさま駆け寄って、手を伸ばした。怯えた様子ながらも、確かに安堵し、潤んだ瞳をしながらも、おそるおそる、自分が伸ばした手を取ってくれた、彼女の赤い瞳が、美しかったことを、不思議と覚えている。  怯える彼女が落ち着くまで、ずっとずっと付き添って。ゆっくりと彼女が落ち着けるよう、色んな話をした。  しばらく時間が経ってから、自分が何気なく零した冗談に、ふわりと小さく微笑んでくれた、その笑顔を見れたとき、確かに、警察官という職業をしていてよかったと、心から思ったことも。  覚えている。  ただ、名前を聞くことは無かったけれど。  けれど、それが将来、自身の妻になるイスイとの出会いだとは、その当時知る由も無く。 ・それから、数年が経った或る日。  休みの日に、何気なく散歩をしていた街中。偶然立ち寄ったカフェでしばらく珈琲を楽しむ内に、そのカフェが酷く込み始めてしまって。店員から願われた相席に頷いて、そして、やってきた人影に挨拶をすべく、ふと、顔を上げたとき。  思わず、「あ」という声が零れた。  だって、其処に見えた、驚きで見開かれるその瞳が――――あの、美しい赤色をしていたから。  遠い昔の記憶だと思っていたはずの、あの日の出来事が明確に頭に蘇って。  それはどうやら、彼女もだったようだ。  ただ、もしかしたら、あの事件のことを思い出させしまったのでは、と些か慌てはしたものの。けれども、嬉しそうに笑って、「あの時のお巡りさん、ですよね?」と言ってくれたその言葉に、瞳を見開いたのは、こちらだった。  その日、カフェから帰るときには、「よければ、連絡先を交換しないかい?」と自身から伝えていて。 ・彼女に告白をしたのは、30歳へとなったとき。  大学を卒業しようとしていた彼女へと、交際を申し込んで。  そして、自身が33歳になったときに、明確に彼女へと結婚を申し込んだ。  世界でいちばん愛する、愛しい家族を、そうして手にいれた。  その日はちょうど、両親の結婚記念日だった奇跡が、実はひっそりと起こっていただとか、何とか。 ・刑事としての道を順調に歩み、37歳のとき、諸事あって「無銘」への配属が決定された。  イスイの為にも、日々頑張っている。 ・流石に、この歳になってくると、子どものことも考える時間が増えてきた。ただ、無理に、と望むつもりはない。ふたりきりで、一生を終えてしまうのも、それはそれで、きっと幸せなことなのだろう。イスイもアルビノであるから、身体がきっとあまり強くないということも心配の種のひとつ。  ただ、こういった職業柄、イスイのことをきっと、置いて逝ってしまう可能性も十二分にあるだろうから。  その時に、彼女をひとりにしてしまうことだけが、ずっと心配でいる。  ひとりでの寂しさを、いちばんよく知っているのは。  家族がいきなり消えてしまったときに、どんな痛みを感じるか、いちばんに知っているのは、自分だとも思っているから。  だから、もしイスイさんが子供を望まないというのならば、猫か犬を一頭引き取って、共に暮らすのもありかもしれない、と色々と考えている。  けれど、まだその話を、ちゃんとイスイさんとするタイミングはなんやかんやつかめていない。 ・手先があまり器用ではなく、細やかな作業は得意ではない。  ただ、料理はかなり好んでおり、イスイの手伝いをすることも多く、また自分自身で受け持つこともしばしば。家庭の影響でそれなりにグルメではあるが、イスイさんの作る料理は、はじめて食べたときから口にあっており、今でも好物。  献立を尋ねられたときに、「イスイのご飯は美味しいからなんでもいいよ」とどうしたって本心から答えてしまい、それで怒られることが実はしばしば。でも本心なんだよなぁ、と困ったように頭をかいている。  自分自身でつくるときは、あまり凝ったものは作れないが、しかし、味付けは誰が食べても美味しいと認める確かなもの。然し、普段はイスイさんの好きな味付けへとさり気なく合わせている。 ・仕事の無い休日の趣味はカフェ巡り。紅茶やコーヒーを味わうことを好んでおり、それらやケーキなどが美味しい店を、イスイさんと一緒に、時にひとりでふらりと散歩をしながら探すことが、ずっと昔からの楽しみ。  だが、最近は近場の喫茶店は大体発掘してしまい、どこもほぼ常連状態になってしまっているが、それはそれで、いつも様々なメニューを楽しませて貰っている。  そんな紅茶やコーヒーの味が曇ってしまうので、煙草は喫わない。ただ、普通に面々と喫煙所で話すのは好きなので、職場では珈琲片手に喫煙所を訪れ、タバコミュニケーションに加わった後に、珈琲が飲み終わると何事も無く去っていく。その姿が、ちょっと珍しいかもしれない。 ・カラーコード:#cbb994 白橡 ・誕生日:4月30日 ・ヤシロ=八白とも。または社。  彼女や仲間たちを守ることのできる、社たれ。 ・イメソン:「永遠の不在証明(椎名林檎)」「聖者の行進(キタニタツヤ)」「罪と罰(椎名林檎)」 【花言葉】 95:毒芹(どくぜり) 「貴方は私を死なせる」「死も惜しまず」 誰かのために死ねるなら。そんなことを本気で考えているのが貴方だ。それはとても危険な思考だ。しかし時には貴方のような人が必要になるのだ。さあ、誰も貴方を止められない。貴方の愛を示すが良い。 67:リンドウ 「貴方の悲しみに寄りそう」「誠実」「正義」「悲しむ貴方が好き」「貞節」「淋しい愛情」 これは歪んだ感情なのだろうか。悲しみにくれる人に寄りそうのが? 貴方は他人のことを思える優しい人だ。ただ、優しすぎただけ。それはちょっとだけ不幸なことなのかもしれない。 9:カトレア 「優雅」「魔力」「大人の魅力」 皆を惹きつけて止まない。貴方はそれを知っている。その声に皆が心を麻痺させるだろう、その視線に皆が頬を染めるだろう。貴方はそれを知っている。貴方はそれを知っている。 【特徴表】 56:異物への耐性 38:信頼のおける人 【通過シナリオ】 ・『イドラの約束』HO5 ・『シガーキスをするようなものだから』(KPC) ・『deEpy*』(KPレス) ・『黒𠷡料理店』 ・『ニアリイ』 ・『21‘s Gun』(KPC) ・『シアタールーム・ヒーリング』 ・『ζの証明』 ・『籠鳥雲を恋う君に』(KPC) ・『Seekers』「Re:frain」 <以下、『イドラの約束』HO5秘匿内容有り> ・幼き頃からの夢を果たす為に。そして、今は愛しい唯一の存在たる、イスイさんを守る為に。  警察官として、刑事として、長らくその職務を遂行してきた。いつの間にか、警察という組織へと身を所属させて、20年の月日が経とうとしていた。人生の半分を、この組織へと捧げていることになり、長い道を歩いてきたなぁ、と時折自身のはじまりを考えては、懐古に浸ってしまうことが増えたここ最近でもある。  それもきっと、歳をとった証でもあるのだろうが。  長い道のりを歩いてきたことは、確かなのだ。 ・6年前に「無銘」へと配属を決められた、その記憶が朧気なことを、どうしても不思議には思っている。記憶力には、まあ、自信が無いわけではないから。  イスイさん曰く、鯉登さんに指名をされた、らしくはあるが。  どうして、己が"此処"に居るのか。  此処にいることに、どんな意味があるのか。  それらを、静かに考えている。  真実や事実、意図が明らかにならないことの方が多い。けれども、それらが内在をされていることだけは確かだ。  だから、其処にいる己の役目を果たすだめに。そして、己が己の成したいことを成す為に。  静かに探しながら、其処へと立っている。 ・けども、同時に。  人には誰しも平等に、「林檎」が目の前には転がることが、あって。  警察官になってから、しばらく。多忙を極める日々であっても、世話になった人々との交流は欠かさず行っていた。  中でも、自分のことを支援し、剣道の指導をしてくれた、年配の警察官たる彼。彼の元には小さいながらも立派な道場があって、其処へと自身を鍛える為、ということもあって、それなりにあしげく通っていた。そのころには、彼も警察を引退しており、少し自分が憧れる好々爺として、自身であったり、また近所の子供たちの面倒を見ていた。  そんな彼から、ある日、病気が見つかったことを告げられる。既にステージが進んでしまった難病であり、長くはないと。  君のことを、自分までもが置いて逝ってしまいそうだ、と。  すまないと。  ショックだった。けれど、やっぱり仕方のないことだとも、思った。  人は、いつしか死ぬ。当然で当たり前で、決まり切った世界の理。理不尽な死が世界には満ち溢れていて、それから大切な人や大衆を守りたくて警察官にはなったけれど、そんな自分であったって、護り切ることが出来るものは少なく。  また、どうしたって、助けられないものだって、ある。  それが、これで。彼、で。  穏やかに笑った彼から。全てを悟って、同じく、笑い返すことしか出来なかった。 ・そして、そんな彼から、ひとつの願いを託される。  「――――俺のことを、食べてくれないか?」  ひとりにしてしまうことの、せめてもの詫びに。家族でもなんでもない自分だけれど。  せめて、共に、居させてはくれないか、と。  せめて、君の血肉にさせてはくれまいか、と  穏やかな笑顔で、その最期の願いを、託された。  彼が、先代の「烏梅」だった。 ・その彼から、「林檎会」のことを伝えられた。  どういった組織で、どういった信条を元にして、”どういった活動をしているのか”も。  マイノリティを密やかに抱き、品良くそれを貫いている組織だと。 ・あの時の衝撃は、今でも覚えている。衝撃、愕然、驚愕。  人は、全く思っていなかった知識や情報によって驚かされると、脳が思考を停止し、一切の言葉も考えも、出てこなくなるのだということを、その日、彼の病気と合わさって、二度も体験した。彼の病気のことを聞いたときは、目前が真っ暗になったけれど、この事実を告げられたときは、目前で穏やかに微笑む老年の彼から、視線を逸らすことができなかった。  ……そう、そうだ。視線を逸らすことができなかったのだ。  目前へと転がされた、赤い赤い、「林檎」から。  きちんと、その言葉の意味を、理解していながらも。 ・――――だって、それは確かに。  「遺すことが出来る行為だ」と。そう思ってしまったから。  人は死んだら、何も遺らない。  記憶や物質は確かに遺しはするけれど、どれほど願ったとしたって記憶は徐々に薄れていき、どれほど大切にしたって形あるものはいつしか壊れる。  思い出や愛も確かにあるけれど、それらが目に見えることはなく、形として残ることもない。  ただ、遺されたその身が、火にくべられ、或いは土の中に沈むのを、見送るしかない。  ――――けれども、”そう”してしまえば、確かに。  ”自身”として、彼らを、遺すことができるんじゃないか、と。確かに気付いてしまった。  気付いて、しまって。思って、しまったんだ、確かに。 ・知恵の実を口にすることは、こんなにも簡単だ。  21gを、どうしたって留めておくことは出来ないけれど。  ──────口にしてしまうことは、簡単だ。 ・彼の後を継いで、はじめて、その場所を訪れた日に。  口にしたのは、美しい梅で彩られた、年老いた肉だった。 ・以来、決して頻度が高い訳ではないけれども、ある程度の頻度で「林檎会」へと赴くようになった。  「烏梅」の、その名前を継いで。  ただ、其処に所属をすることによって、その組織の様々を知った。  決して、大衆に許されることだとは一切思っていない上に、所属する他のメンバーのことを気にいっているといった、そういう訳でもない。  けれども、この会が持っている矜持を、確かに見てもいる。  それは、先代の彼が言っていた通り、確かに、「品がいい」。  そう感じてしまったから、きっと、自分もまた、大衆からは一本外れた道に、元からいたのだろう。 ・それも踏まえて、今回の事件、やはり疑問に思うことが多い。  ここ数年所属をする内に、外側から見るよりも当然に多くのものを、見ているから。  そこに何があるのかを、きちんと、この目で見極めたいと思っている。  同時に、仲間が死んでいるのだから。捜査へと向き合うことは、当然である。 ・林檎会以外では、あまり「味見」をするつもりはない。  ただ、捜査にもし、何か使えるようなことがあるならば、使えるものは全て使う性格でもあるために、使うべきときにはきちんと、けれども密やかに使うつもりでいる。  真実を見極めるためには、時に必要なこともあるだろうしね。  けども、やはり大衆に知られるべきことではないから。同僚に知られるべきことではないから。  細心の注意と、そして、その対象への敬意を払って。 ・イスイさんに対して、喋るつもりは全くない。墓まで、たったひとりの秘密として持っていくつもりである。  けれども、もし、もしも。  自身の何かしらが明らかになってしまったときに、決して彼女へ視線が向くことがないように。  そのための準備も、周到にしている。  彼女を、巻き込むつもりはない。これはただの、己の意思だ。 ・そして、あの、夢のことも。現状彼女には話していない。  そも、あんな夢の内容など、話すべきものじゃない。  ……自分が苦しむことは、別にいい。  けれども、彼女が苦しむことだけは、嫌だ。  ――――彼女が、あんなことになることだけは、避けなければならない。  ただの夢、で、終わってくれれば、それでいい。 ・知恵の実を口にした己は、もう後戻りが出来ないのだ。  だから、ただ、ただ前へ。  己が為に、愛する彼女が為に。  愛は、永遠に。  そして、己が職務は、続くまでに。 ・HO2に対しての感情の正体は未だに分かっていない。然し、あくまでも表面上は穏やかに、表面上は友好的に。決して仕事に差し障りはないように、然し、密やかにこの感情は忘れぬように。信頼の置けない、その原因を探している。 HO5 貴方は探索者の中で一番長く警察をしている。 そして貴方は食人主義者の集まり林檎会の会員「烏梅(うばい)」である。 会員は他に6名おりお互いのプライベートは知らない。 警察をしながら限りなくブラックな行為を行っているが、林檎会は決して食事や林檎に敬意を払わない下品な食事を行わない組織である。 妻/娘のイスイは貴方の趣味を知らずに共に生きている。 イスイは昔から人間とは少し違う素質を持つように感じる。 それは6年前から強くなっている。 6年前に無銘へ移動が決まったがその経緯を思い出す事は出来ない、イスイも鯉登が指名してHO5を無銘へ移動させたと覚えているがそれ以上の事は知らされていない。 「影送り事件」で無銘デルタ班のユウリが死亡した事で署内は大きくざわついている、そして事件に林檎会の関与が疑われている。 しかし、林檎会は命を粗末にするような組織ではない為、今回の事件は貴方にとってもナンセンスで品が無いように感じている。 また、理由はわからないがHO2に対して信頼を置けないでいる。 ◆特記 貴方は秘密故に人よりも少し精神が疲弊している、セッション開始時にSAN-10」されている。 CON+3 (18超過可能) ・二刀流 日本刀+40 人一倍体力のある貴方は日本刀技能を振った後にCON*5に成功すれば、日本刀技能成功扱いと同等になり、追撃による二刀流が可能となる。 日本刀は脇差に固定される。 芸術:味見+50 この技能に成功した場合、死体から医学同等もしくはそれ以上の情報を発見できる。 ◆目的 ・この事件と林檎会の関係を明らかにする。 ・林檎会(はきりかい)とは 会員制の組織で定員は7名。 楽園の果実「林檎」を究極の食べ物と考えており、人肉を「林檎」と呼ぶ。 人肉嗜好主義といえど、会員内で思想の違いはあるらしくお互いを尊重し合いつつ自身の求める人肉食の在り方を求める組織。人間の会員以外にも神話生物が混じっている。 会員は自分が林檎会である事をひけらかすような真似はしない、彼らは礼儀を重んじマナーのなっていない者は破門される。 定期的に会食が行われ林檎を使用した料理の意見交換会などが行われる、全員個人的なルートから林檎を仕入れており、その方法を共有するも秘匿するも自由である。 会員同士のメールは特別な通信を使用して暗号化されているので、人に見られる事も少ない。 >会員 名前は呼び名であり会員が抜けると同じ名前で代わりの会員が入る 季(すもも) もも 野苺(のいちご) いちご 烏梅(うばい) うめ(HO5/探索者) 山吹(やまぶき) やまぶき 仁王(におう) さくら 幸水(こうすい) なし 杏(あんず) ❖NPC ◆林檎会メンバー 構成員の中で幸水だけは顔を思い出すことができません。 ・季(すもも) もも 美しい女性、同物同治を信じている。 市内の教会でシスターをしており、地下にある納骨堂には信者や林檎としていただいた骨を納骨している。 ・野苺(のいちご) いちご 派手好き、13年前に失踪した先代野イチゴに憧れを持つ青年で話し方に癖がある。 ・山吹(やまぶき) やまぶき 無口で小さい、人間ではないものの人間との食事や在り方を勉強している。 ・仁王(におう) さくら 生後1年ほどのニーオス・コルガイ。 何事にも興味を持ち血液と肉の相性のいい料理を研究している。 ・幸水(こうすい) なし 不明 ・杏(あんず) 基本的にヘラヘラしている、婚約と大切な食事を同義と捉えている。 見た目に反して非常に礼儀正しく相手を愚弄する事はしない、物腰柔らかで紳士的な印象を持つ。 ○○ イスイ 妻/娘 妻の場合は娘はおらず、娘の場合は妻/夫はイスイが産まれてから死亡している。 鯉登の許可の元、特例で無銘の出入りも許されている女性、普段は HO5に同伴している。 探索者が彼女と過ごしていない間彼女が何をしているかは知らない。 また彼女も放任主義なのか深く貴方の交友関係を聞いてはこない。 貴方の事を第一に考えておりおまじないや願懸け守などを貴方に持たせている。 元々不思議な勘があり、悪い事の前触れには体調を崩しがちである。 イスイは生まれつきアルビノで、白い髪に赤い目をしている。 ◆夢 貴方は6年前からイスイに関する夢を見る。 血に濡れたイスイが貴方の事を見下ろし、何かをつぶやている。 自分はその声を聞いて苦しみもがいている。 夢の最後に、イスイの首が斬り落とされて死ぬ。 そして目が覚めるのだ。 この夢に関して貴方は彼女に話していない。 『イドラの約束』 AF:藤刀 この刀だけは<日本刀>で振る事が出来る。 探索者専用の武器で所持している場合のみステータスと技能のボーナスが付く。 持ち物が持てないクローズドではステータス変化が起こるので注意が必要。EDU は知識と母国語のみ変動。 ・POW+1 → 17 ※ステータスには反映せず。 <以下、通過シナリオネタバレあり> 【通過シナリオ】 ・『イドラの約束』HO5:SAN値+19,クトゥルフ神話技能+4 ・『シガーキスをするようなものだから』:クトゥルフ神話技能+1 ・『deEpy*』:SAN値-1,聞き耳+1 ・『黒𠷡料理店』:SAN値-4,ドイツ語+9,聞き耳+5,芸術(料理)+9,クトゥルフ神話+5 ・『ニアリイ』:SAN値-1,医学+2 ・『21‘s Gun』(KPC):コンピューター+2 ・『シアタールーム・ヒーリング』:SAN値+1,写真術+8,追跡+3,芸術(料理)+2 ・『ζの証明』:SAN値-11,聞き耳+3,医学+1,応急手当+5,ナビゲート+1,クトゥルフ神話技能+3 ・『籠鳥雲を恋う君に』(KPC):SAN値+1,芸術(料理)+2,クトゥルフ神話技能+1 ・『Seekers』「Re:frain」:コンピューター+2,回避+14 ・己が林檎会であるということ、また内心に沈殿する感情は、墓の下までもっていくことに決めた。  もう、誰にも言葉として伝えるつもりはない。 ・きっと、いつかは因果は巡るのだろう。 『deEpy*』 後遺症:首筋を横に両断するかのような傷跡が5本、2ヶ月間残る。常にタートルネックを纏い、決して他人に見せることはない。妻にもよほどのことがない限り見せるつもりはない。 『黒𠷡料理店』 ・白百合の葬送歌 復活の呪文(基本 P279)の派生。 3MP を消費し、とある一節程度の詠唱を行うことで、「脳髄」と「はらわた」に分離しかけていた意識を再び元の状態に戻すことができる。 これによりグレーテルの意識は探索者に統合される(戦闘を終了させ、回避できるシナリオギミック)。 覚えれば持ち帰ることもできるが、「料理を材料に戻す」ただそれだけの効果しか持たない。 【習得呪文】 ▼ヴールの印 手の動作である<ヴールの印>は、クトゥルフ神話の呪文をかけるための助けとなる。個の印を使うものは、コストとして1マジック・ポイントと1正気度ポイントが必要である。手の動作は2,3秒しかかからないものだが、クトゥルフ神話の呪文の成功率を5%高くする力がある。また、場合によっては見えない物を見えるようにする力もある。文献で個の印の使い方が描写されたことはない。 ▼ニョグダの招来/退散 ▼門の創造 AF:藤の彫られたペンダント 宇野坂のアストラル体の一部から作られた装飾品。 探索者が「生きたい」と強く願った場合のみ、HPあるいはSAN値が0を切った時、即座に1D10の回復を与える。 これは身に着けていた場合にのみ起こりうる事象である。 また、もしイプシロン班及びベータ班以外のものが手にしていた場合、AFの効果は発動しない。 『窓の創造(基P.284)』※微改変 ---------------------------- この出入り口はあくまで、創造主――神格、神格に近しい存在或いは魔術師の意志によって開閉が可能。 エネルギーを与えるマジック・ポイントは「神格か神格に近しい存在或いは魔術師」が提供するのであって、「実際に窓を使う者が提供するのではない」。使用者が持っている魔力(POW)は旅行の距離の制限を制限しない。 神格、或いは魔術師が望めば、窓の入口や出口にそれらしい標識や記号などは何もないようにする事も出来る。 創造主によってこの窓は一方通行、両方向など様々である。それは呪文の使い手の自由だ。 =============================== ○AF 「藤の飴」5個 1つ食べると1d5+1のSANが回復する。 ■簡易用■ 橡八尋(男) 職業:刑事 年齢:43 PL: STR:10  DEX:9  INT:17 アイデア:85 CON:20  APP:14  POW:16  幸 運:80 SIZ:16 SAN:79 EDU:20 知 識:99 H P:18  M P:16  回避:dex*2  ダメージボーナス:1d4 ―――――――――――――――――――――――――― [技能](職業技能点:400 個人技能点:170) (書式:職業/個人<成長>[その他]) ―――――――――――――――――――――――――― [持ち物] ・武器 ――――――――ここに記入―――――――― ・防具 ――――――――ここに記入―――――――― ・所持品 ――――――――ここに記入―――――――― [プロフィール]