タイトル:『紙魚のうた』 キャラクター名:名取雲母 職業:小説家 年齢:26 / 性別:女 出身: 髪の色:ミルクティー / 瞳の色:蒼碧 / 肌の色: 身長:152 体重:43 ■能力値■ HP:14 MP:14 SAN:68/99      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時  11  17  14   7  15  10  18  17  14  14 成長等 他修正 =合計=  11  17  14   7  15  10  18  17  14  14 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値 ●《回避》      60%   《キック》  25%   《組み付き》   25% ●《こぶし(パンチ)》81%   《頭突き》  10%   《投擲》     25%  《マーシャルアーツ》1%    《拳銃》   20%   《サブマシンガン》15%  《ショットガン》  30%   《マシンガン》15%   《ライフル》   25% ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 ●《応急手当》77%   《鍵開け》 1%    《隠す》  15%  《隠れる》 10%  ●《聞き耳》 80%   《忍び歩き》10%  《写真術》 10%  ●《精神分析》40%   《追跡》  10%  《登攀》  40%  ●《図書館》 85%  ●《目星》  80% ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前    現在値  《運転》   20%   《機械修理》20%   《重機械操作》1%  《乗馬》   5%    《水泳》  25%   《製作()》  5%  《操縦()》  1%    《跳躍》  25%   《電気修理》 10%  《ナビゲート》10%   《変装》  1%    《》     % ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値 習得/名前 現在値  《言いくるめ》5%    《信用》     15%  ●《説得》80%  《値切り》  5%   ●《母国語(日本語)》90%  ●《英語》80% ●《フランス語》22%  ●《スペイン語》  60%   《》  % ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前      現在値 習得/名前  現在値  《医学》     5%    《オカルト》   5%    《化学》 1%  《クトゥルフ神話》0%   ●《芸術(小説)》  90%   《経理》 10%  《考古学》    1%    《コンピューター》1%   ●《心理学》85%  《人類学》    1%    《生物学》    1%    《地質学》1%  《電子工学》   1%    《天文学》    1%    《博物学》10%  《物理学》    1%    《法律》     5%    《薬学》 1%  《歴史》     20%   《》       %    《》   % ■戦闘■ ダメージボーナス:0 名称 成功率 ダメージ 射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考                              /                              / ■所持品■ 名称 単価 個数 価格 備考       1   0       1   0       1   0       1   0 =所持品合計=     0 所持金 預金・借金 ■その他■ メモ: ◯名取雲母(なとり・まいか)/『紙魚のうた』HO1:小説家 【雲母】:「輝く」「変革」「安眠」「癒し」 【牡丹】:「富貴」「壮麗」「恥じらい」「誠実」 「私は、書くことしか能がないの。だから、私から書くことを奪わないで」 「書くこと、だけならば。私は誰にも負けない自負があるわ」 ・作家名は「草薙水仙(くさび・すいせん)」  草薙は楔色、スフェーンから。石言葉は「純粋」「永久不変」。  また、水仙の花言葉は「うぬぼれ」。  自身の書き上げた物語が、永久に変わらぬものであるように。ただ、そう願いを込めての名。  そして、そういった物語を書き上げたいと願う、その思いを込めた作家名でもある。 ・薄く色素の抜けた、淹れ立てを思わせる淡いミルクティー色の髪を肩下あたりまで伸ばして、同じほどの長さの横紙を緩く三つ編みにし、ハーフアップにして、ふわりと背後へと流している。双眸は仄かな青が混じった緑色をしており、深い水底にて眠るエメラルドを思わせる。  些か目の下に隈が出来がちな性質と私生活を送っているのと、また、瞳を細めてしまいがちなところと合わさって、目つきはあまり宜しく無いため、それを隠す為に眼鏡もしている。  あと、コンタクトにすると寝落ちた時にいつも外し損ねて地獄を見る為。 ・かなり小柄な体格をしており、また筋力もあまりついていないためにかなり華奢に見える。  だが、変わるようにしてかなりの体力をしており、一度やり始めたことを持続させる忍耐力もほどほどに持ち合わせている。  然し、身体能力はあまり優れているとは言えず、不器用気味。持続性が高いことは得意だが、力が必要なことや細やかなことなどは不得意であり、出来ることは出来るが、出来ないことは出来ないとかなりはっきりしている。 ・自分自身にもあまり頓着があるとは言えず、着飾ることなども多くはない。公の場に出るときはまあ別ではあるが、それ以外の場合は、動きやすく、やりたいことがしやすい恰好がいちばん。 ・真面目で責任感が強く、一度任されたことは最後まで責任を持って請け負う義理難い性格。  些かぶっきらぼうながらも面倒見も悪くはないために、基本的に人から頼まれたことは断れない。だが、そういった面倒見がいい部分は気恥ずかしい気持ちもあり、あまり表に出すことはせず、さり気なく請け負うようにしている。  また、些か猫かぶり気質であり、人前ではそれなりに人当たりがいい笑顔を見せる。  しかし、それもかなり気力を使うために長続きはせず、猫被りを続けた後には裏でぐったりと倒れていることも多々。それなりに裏表が激しい性格でもある。 ・だが、その実真面目でありながらも卑屈な部分があり、自己肯定感が低め。  ある一点を除いて自身に自信がない、というのもあるが、同時に自分自身をあまり信じることが出来ない気持ちが強いため。  そのため、せめても自分の出来ることだけをひたすらにする、という意識が強く、そのためであれば、とんでもない気力を発揮することができる。 ・元は極々一般的な社会人として働いていたが、今では物語を執筆することで生業を立てている。  つまるは作家である。  実家は極々普通の一般家庭であり、共働きの両親を持っていたが、共働きだからこそ、子どもに寂しい思いを出来る限りさせないようにと、よく本を渡す両親だった。その影響か、幼いころから様々な分野の本によく触れており、様々な世界を目にしてきた。自身が興味を持った様子を見せると、あまり年齢等に頓着をせず、その分野の本を片っ端から渡す親でもあった為に、本当に様々な書籍の世界に触れることが出来た幼少期だった。  その影響か、読むだけではなく。自分からそんな世界を、物語を描くことも何時しか好むようになっており、幼い頃から触れた様々な世界を、自分自身の中に落とし込んでは、己の文字と世界観に昇華して執筆してきた。  だが、その当時から、表に出ることを好む性格ではなかったため、周囲に自身が物語を書いてることを特に話すことはせず。自分の中と、そして、家族と、ほんのわずかな友人や信頼する人物たちだけに教えて、物語を楽しんで貰っていた。  自分自身に自信があった訳じゃない。けれども、自身が描く物語を、愛しい友人や家族たちが、心から楽しんでくれた。だから、自分が描く物語には、文字にだけは自信を持てた。楽しんでくれる彼らの為にも自信を持たなきゃいけない、って思って。きっと、自分にはそれだけしかない、とも、思ったから。  筋力もなくて、不器用で。特に何か得意だという訳でもない。  けれど、物語を描くことは、文字を綴ることは。  自分に確かに出来るもの、自分が確かに描けるもの。  だから、それだけで十分だって、思っていた。 ・その後に、自身の描いた世界を、特に公にすることもなく。極々普通に高校を出て、大学を卒業して、大手の外資系の企業に入社することができた。  仕事はとんでもなく忙しかったけれど、或る意味、それだって充実していただろう。けれど、同時に文字を書くことも、別に辞める意味がなかったのと、そして、それが息抜きになったから。  だから、数年間は、普通に会社員をしながら、その副業、というよりも趣味くらいなもので、細々と話を書きながら過ごしていた。 ・あるとき、何となく。本当に気まぐれで。  さして、何かを思ったわけじゃない。けれども、重なりに重なっていた激務がようやっと終わりを見せたタイミングで書き上げた物語。もしかしたら、大きな仕事が終わって、テンションが変な方向にいっていたのかもしれない。書き上げた物語が、自分の中でも中々に満足に行くものになってもいたから。  だから、本当に何気なく、もしかしたら、その一瞬の思考の血の迷いで。  締め切りがいちばん近かった、とある雑誌の小説賞に、応募をしていた。 ・その後は、気絶をするように眠って。起きてからもまたとんでもない激務だったから。  しばらく、忘れていて。  そうして、しばらくしてから。  ――――思っていたよりも、自分の描く物語を求めてくれる人が、世界にいたことを知った。 ・本好きの友人からの、とんでもない勢いの電話で、最優秀賞を取ったことを知った。  呆けている内に、出版社からの怒涛の電話で、とんとん拍子に出版が決まった。  気づいたら、印税が入るようになっていて。数ヶ月しない内に、副業の収入が、本業の収入を超えた。  俗にいう、かなりのブラック企業に所属していたために、収入もそれなりだったが、それさえも超えた副業の税金を見て、流石にちょっと意識が飛んだ。  そこまでくると、流石に、確定申告やら税金の関係やら何やらで、職場に黙っておくことはできなくなって。  色々と考えて、考えて、でも結局、考えるのも面倒になって、考えるのもやめて。  ――――書ければいいや、だなんて思考で。  本職としていた外資系企業を辞めて、作家業へと身を委ねた。 ・仕事を辞めてから。  それまでは仕事の息抜きで執筆していたものが、全ての時間を執筆に当てることが出来るようになって。  つまりは、裏を返せば、仕事の為に必要な時間を考えて書くことを辞めなければならなかったものが、無くなったから。  ”ブレーキ”が無くなったから。  書くことに関しての制御が効かなくなっている。一度書き始め、筆が乗ってしまうと、アクセルを全開で踏み込んで、限界まで執筆する悪癖を持ってしまっている。  ひたすらにひたすらに、ひたすらに書き続けて、体力が無くなったら、気絶するように眠って、起きてからまた書いて。寝食を忘れてひたすらに、ひたすらに。  純粋なほどに、我儘なほどに。ただ真っすぐ、書くことだけに向き合って、今を生きている。  書くことだけに、全てを捧げている。 ・ゆえに、書いていない時間はとんでもないレベルの怠惰であり、基本的には寝てるか、或いは執筆の為に必要な情報を収集しているかの二択である。  執筆をはじめたり、その関係に集中してしまうと、家事炊事を思いっきり疎かにするため、部屋が20代女性の一人暮らしの部屋とは思えないほどに荒れ果ててしまう。  一応、我に返った時に掃除はするようにはしているが、それでも、優先度は執筆が遥かに高い為に、部屋が荒れ果てることがしばしば。  時たま、過集中を知っている友人や、また編集者の担当や関係者が救援に訪れてくれるが、酷いときはそれさえも視界にいれずに執筆をしていることがある。  或る意味、病的なレベル。 ・自分には書くことしか能が無くて。  それ以外は何もできなくて。  書くことだったって、極一部の人が楽しんでくれれば、それで構わないって思ってた。  けども、羽根を広げた世界は、想定外で。本当にまるでお伽噺みたいに、自分が描いた物語を、待っていてくれるひとが多く居た。  多く、居てくれた。  だから、だったら。  その人たちの為に書きたいと思う。自分の物語を楽しんでくれる、そんな人たちの為に。  そして、そんな人たちを喜ばせることが、そんなひとたちの心を振るわせれる作品を、自分が書けてるって、うぬぼれていいのならば。  ならば、それをもっともっと、書きたい、とも思う。  どこまで自分が書けるのか、賭けたい気持ちもある。 ・だから、うぬぼれて、前を見て、文字だけを見て、わがままに。  書くことならだれにも負けない、そんな、大それたことだって言ってしまって。  書いて、書いて、書いて。この、溢れて止めどない世界と言葉を。  書き続けて、何処までだって、どこか遠くへ。  何処まで、行けるかだなんて分からない。  でも、行けるところまで。  私は書くの。 ・だから、私から書くことを、奪わないで。 ・両親が名付けてくれた、雲母という名前。  まいか、という読み方であるが、きらら、と呼ばれることも多く、けれど、そうやって呼ばれることだけは嫌い。キラキラネームじゃないの。  それに、両親がくれた大切な名前を、正しい読み方をしてくれないのも嫌。  これに関しては、呼ばれると明確に嫌悪感を露わにしてしまうことも。 ・また、一時期は中学2年生の頃にフランスへ、また高校の2年3年とをスペインへと留学しており、しばらくそちらで生活していた。  そのため、英語とフランス、スペインも話せるトリリンガル。フランスに関しては日常会話程度のものではあるが、スペインと英語はそれなりに専門的な話が出来るまで履修をしており、海外での暮らしにも不自由がないほど。それらの言語や、また、その国での生活などが、描き上げる物語の中でも時折触れられていて、リアリティ溢れる情緒を描いている。  いつかどこかで、もっと他の国にもいって、それらの生活に触れて執筆に活かしたいと思っているが、今はそれよりも書くことが何よりも楽しい為に、もう少し落ち着いてからいいか、と思っている。 ・得意な作風はノンフィクションとファンタジー。  極々普通な日常の中で引き起こっていく、非日常の事件を描くことを得意としており、その非日常的な事件は、それこそ不可思議なファンタジーだったりもすれば、あまりに緻密に計画や思索が練られた犯罪だったりもする。  ノンフィクションを描く際は、題材にする事柄や職業を、専門家レベルにまで緻密に取材をするため、その筋の人々から見ても、かなりリアリティ溢れる世界を描き出す。一方ファンタジーは、穏やかで美しい情景を得意としながらも、自然や人の厳しさを絡め、緩急溢れる展開を好む。  それゆえに、ノンフィクションとファンタジー、対比となるような作風ながら、どちらも両立しており、作品によっては温度や情景が180度異なっていることもザラ。本当に同じ作家が書いたのか、と思われることもあるが、だが、言葉選びや展開の運び方が一貫をしている部分があり、その点で判断されることが多い。  だが、それが決まっているからこそ、時折自らその作風や展開をひっくり返したり、と、存外かなり強気な作風を見せている。  最近は、ファンタジーの幅も広げたくて、SF作品の勉強もし始めており、資料がそれなりに増え始めたところ。然し、近未来的な技術や描写に関しては、取材に関して何処にしたものか、と些かの悩みも抱いているところ。 ◯代表作  全てスペインの諺からタイトルをつけて居る。 ・「雷雨後、平穏」(雷雨の後には平穏がやってくる/待てば海路の日和あり)  とある街を襲った、超大型の台風。激しい雷雨が街を覆う中で繰り広げられる、街を守ろうとする人々のリアリティ溢れる姿を描いた群像劇。街の交番勤めの警察官、とある図書館の司書、大型スーパーの鮮魚コーナーのチーフ、街中のカフェの店長、とある高校の事務員と教頭、クラブ勤めのマジシャンなどなど。代表的な職業の中に、些か以外なチョイスも混じっており、あまり知られることの無い職業の裏側や、有事の際の対応が、人々の心情と共に丁寧に描かれている。  雷雨のあとに、彼らが起こした出来事が全て繋がっていき、最後の事実が発覚するラストは、予想外ながら温かく美しいと評判。 ・「トキヤ」(時は矢のように過ぎてゆく/光陰矢の如し)  光陰矢の如し、を題材にした、探偵が主役のノンフィクション。題材通り、次から次に引き起こる事件は、読者だけでなく主人公たる探偵さえも置き去りにしていくスピードであり、次から次へと重ねられる謎に、その探偵が、多くの人々の手を借りながら、何とか謎を解いていく。たったひとつの探偵の躊躇いが、連鎖的な悲劇を呼んでしまう場面があり、たったひとつの選択さえも無駄に過ごしてはいけないと痛感させるものがある。些か、後味がビター。 ・「燕が呼ぶ夏」(一羽のツバメが来ても夏にならない/一つの事例だけで物事を一般化してはならない)  デビュー作。  とある田舎に住む、三人の少年少女が、梅雨終わりに飛来した一羽のツバメに導かれるようにして、不可思議な人ならざるものが引き起こした事件へと巻き込まれていく、ジュブナイルファンタジー作品。終始穏やかで暖かな語り口ながら、時折姿を現す人ならざるものの描写が、それらが持つ特有の悪意や価値観を持っていて、暖かな世界の中にあっても、背筋を冷たく撫でていくような、存在の違いが描かれていく。 ・「グラナダの夜明け」  『第一話:エリセオの朝焼け』(エリセオ:天国のような)  『第二話:ハチミツの夕暮れ』(我が家のハチミツが一番美味しい/手前味噌・ハチミツはロバの口に合わない/豚に真珠、猫に小判)  『第三話:オレンジの夜更け』(オレンジの片割れ)  『最終話:グラナダの夜明け』(グラナダをみたことのない人は、何も見たことにならない/日光を見ずして結構というなかれ)  四章からなる、今回の良部賞の受賞候補作品。  心臓外科学を専門とする若き青年医師が主人公の物語。医学界のホープとして一心の期待を背負う、新気鋭の若き医師は、ある仕事の帰り道、空から降ってきた、ひとりの天使と出逢った。背中に生えた大きな白い翼に、頭上に輝く金色の輪。翼をはためかせて、夜の中で微笑む少女は、確かな天使で。彼女は医師に向かって、手伝いに来たの、と金色の髪を靡かせながら、無垢な笑顔で告げる。彼以外に見えないらしいそんな天使は、その宣言の通りに医師へと手を貸して、彼は、個性豊かな他の医師たちと共に、今までになかった難題な症例の患者たちを、次から次に救っていく。  そして、とあるオンラインの学会へと彼が出席した際、海外に住まう仲の良い医師の紹介で、遠い異国たるスペインに住まう、心臓病を患ったとある少女と知り合うことになる。心臓病の中でもかなり稀有な、世界でも片手に満たない症例を患った彼女は、余命が残り僅かと宣告されていながらも、然し、純真無垢で明るく、まるで天使のように周囲へと振舞って、懸命に最後の生を過ごしていた彼女は――――彼の前に降ってきた、”天使”と、全く同じ姿をしていた。  ”天使”と同じ姿をした彼女の為に、何か出来ることはないか。今まで手を貸してくれた天使の為か、或いは、難病を患った少女のためか。ひたすらに彼女の病気を治す方法を探す彼だが、然し、何一つとして、その手立てが見つかることはない。刻一刻と少女のタイムリミットが近づく中で、焦る医師に、天使はこう告げた。「グラナダの夜明けがみたい」と。その言葉を聞いて、彼は、天使と共に、スペインへと向かうことを決意する。  そんな医学的題材をノンフィクションとして取り扱いながらも、”天使”というファンタジーの代表たる姿を共に描き出した、異色の作品。 ・カラーコード:#C0C0C0 銀白色。雲母色。 #E0F3F8 浅青色。 ・イメソン:抜錨(ナナホシ管弦楽団) 【特徴表】 29:バイリンガル 46:寄せ餌 【花言葉】 29:水仙(すいれん) 「わがまま」「自己愛」「うぬぼれ」 自分に絶対の自信がある。私は出来る。私は強い。――その考えがいつまで続くかはわからない。ただ言えることは、それが「油断」に他ならないということだ。 45:鬼灯(ほおずき) 「私を誘って下さい」「頼りない」「半信半疑」「いつわり」「欺瞞」 導の光は、しかし持ち手がいないと照らせない。貴方は一人じゃ生きられない。他人を頼る卑しい人。そして光は頼りなく、貴方はなにかを隠しているだろう。他人の目が怖くてしかたない。だから貴方は光るのだ。見られないように光るしかない。 90:浜木綿(はまゆう) 「どこか遠くへ」「汚れがない」 どこか遠くを見ている。ここじゃないどこかへ行きたいといつだって考えている。それは願望となり、目標となるだろう。さあ、準備はいつだって出来ている。あとは一歩踏み出すだけだ。そう思いながら、今日が来た。 【通過シナリオ】 ・『紙魚のうた』:SAN値-2,こぶし+6 <以下、『紙魚のうた』HO1:小説家、秘匿情報有り> ◯HO1:小説家 あなたは小説家だ。非常に高い実力の持ち主であり、世間からも評価されている。努力もしてきたかもしれないが、生まれ持った才能によるところが大きい。 代表作品のタイトルや概要、好んでいる小説のスタイルやジャンル等自由に設定してよい。特に良部賞の受賞候補に入った作品について決めておくとセッション中楽しいかもしれない。 ■推奨職業技能〈オリジナル職業技能 / 小説家〉 芸術【小説】(必須)、心理学、説得、図書館、ほかの 言語、母国語+関心のある技能2つ ※必須技能があれば、別の職業技能でもよい。 ※〈芸術【小説】〉の初期値が 50%。また、この技能に限り 90% まで取得してよい。 ■事前情報 良部倉太(よしべそうた)賞 について 通称良部賞。無名・新人から中堅・ベテランまで広い層の作家を対象とし、また文学作品のジャンルも不問と非常に大規模な文学賞である。 大抵は中堅以上の著名な小説家が受賞するが、まれに無名作家が受賞を果たし話題に上ることもある。対象期間内に出版された同人誌を含む書籍・雑誌に掲載されている小説の中から、実行委員会が候補を選出する。 その後良部賞受賞経験を持つベテラン作家陣によって最終選考が行われ、最優秀賞と優秀賞、2つの受賞が決まる。 ■簡易用■ 名取雲母(女) 職業:小説家 年齢:26 PL: STR:11  DEX:7  INT:18 アイデア:90 CON:17  APP:15  POW:14  幸 運:70 SIZ:10 SAN:99 EDU:17 知 識:85 H P:14  M P:14  回避:dex*2  ダメージボーナス:0 ―――――――――――――――――――――――――― [技能](職業技能点:340 個人技能点:220) (書式:職業/個人<成長>[その他]) ―――――――――――――――――――――――――― [持ち物] ・武器 ――――――――ここに記入―――――――― ・防具 ――――――――ここに記入―――――――― ・所持品 ――――――――ここに記入―――――――― [プロフィール]