タイトル:マルポン射撃184 キャラクター名:09_鈴谷涼子トライver 種族: 年齢:46 性別:女性 髪の色: / 瞳の色: / 肌の色: 身長:172 体重:ひみつ ワークス  :暗殺者 カヴァー  :投資家 シンドローム:エンジェルハィロゥ、モルフェウス、ノイマン ■ライフパス■ 覚醒:憤怒 衝動:嫌悪 ■能力値と技能■ 【肉体】:1 (シンドローム:0,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈白兵〉:SL1 / 判定 1r+1 〈回避〉:SL / 判定 1r 〈運転〉:SL2 / 判定 1r+2 二輪 【感覚】:9 (シンドローム:3,2 ワークス:1 ボーナス:3 成長:) 〈射撃〉:SL7 / 判定 9r+7 〈知覚〉:SL / 判定 9r 〈芸術〉:SL / 判定 9r 【精神】:1 (シンドローム:1,0 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈RC〉:SL / 判定 1r 〈意志〉:SL / 判定 1r 〈知識〉:SL2 / 判定 1r+2 レネゲイド 【社会】:1 (シンドローム:0,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈交渉〉:SL / 判定 1r 〈調達〉:SL7 / 判定 1r+7 〈情報〉:SL1 / 判定 1r+1 裏社会 【HP】    23 【侵蝕基本値】 32% 【行動値】   22 【戦闘移動】  27m ■エフェクト■ 《スキル名》     /SL /タイミング/判定  /対象 /射程/コスト/効果など 《ワーディング》   /★$/オート$  /自動  /シーン/視界/-$  /非オーヴァードのエキストラ化 《リザレクト》    /1$ /気絶時$  /自動  /自身 /-  /[SL]d$/コスト分のHPで復活 《光芒の疾走》    /1 /マイナー   /-   /自身 /至近/1   /戦闘移動、離脱可。シーンLv回 《クイックモーション》/1 /マイナー   /-   /自身 /至近/2   /エフェクト以外の行動を1つ 《コンセ:エンハイ》   /1 /メジャー   /シンドローム/-   /-  /2   /C値-Lv(下限7) 《小さな塵》     /4 /メジャー   /射撃  /-   /-  /2   /攻撃力+(Lv*2) 《マルチウェポン》  /3 /メジャー   /-   /-   /-  /3   /2丁拳銃、達成値-(5-Lv) ■装備とコンボ■ ・武器とコンボ 名称           価格 種別 命中 攻撃力 G値 射程 メモ ボルトアクションライフル 10   2   9r+7 8    -   200m マイナーアクション使用で達成値+5、同円不可                 0   0                 0   0 =価格合計= 10 pt ・防具     装甲 回避 移動  価格  名称 / 備考 鎧 :               / 下着:               / 修正: = 合計 =  0   0  22   0 pt ■所持品■ 名称        単価 個数 価格 備考 ウェポンケース   1   1   1   <ボルトアクションライフル>をオート装備 コネ:要人への貸し 1   2   2   <情報:任意>+3D、シナ1回              1   0 =所持品合計=     3 pt =装備合計=      10 pt = 価格総計 =     13 pt 【常備化ポイント】 16 pt 【財産ポイント】  3 pt ■ロイス■ 対象   好意  悪意  備考 起源種          起源種専用レコードシートを使用する 刃金充  連帯感 偏愛  相棒 霧谷雄吾 好意  敵愾心 年下の友人 ■その他■ メモ: 購入判定 ボルトアクションライフル(目標値15) 命中0 攻+8 射程200 マイナー使用で達成値+5  黒のパンツスーツを着た40代の女性。女性にしては長身で、やや気怠げな雰囲気。首から下げたドッグタグは「S」の文字以降が千切れている。よく見ると筋肉質だが、着やせしていて気付かれにくい。  20年程前までは知る人ぞ知る名うてのスナイパーであったが、とある事件(自身の覚醒とレネゲイド拡散)をきっかけに引退。現在は無名の投資家としてUGNに寄付したり重火器をコレクションしたりしている。武器がないと無能なので常にキャリーケースを引いており、中にはそのときお気に入りの重火器が入っている。 ++++・過去|  人を撃つ仕事をしていた。金を貰って命を奪う仕事だ。そういうことが当たり前だった。  命は当価値でなく報酬は時に保障されず誠実に仕事をしても恨まれることがある。  時にその一発の弾丸が何かを変えることもあったかもしれないが、そんなのはその一発を依頼した奴の仕事であって、引き金を引く時の心は実にフラットなものだ。その一発で失われる一つの命がその他の100人を救うにしろ、地獄に突き落とすにしろ、手元に残るのはアタッシュケースに詰まった札束でしかない。  そうして得た金で良い武器を買い、より良い仕事をする。さらに良い仕事をすればさらに金が入ってくる。金が余るなんてことはない。良い武器は高いのだ。人ひとりの命の金額よりずっと高い。採算が合わない非効率な仕事だ。そう思って、気紛れに人を撃たなくてもいいかも知れない仕事を受けてみた。  失敗だった。  発掘隊の護衛という仕事は、しかし実際にはインディジョーンズのお守り役と言った方が適切で、時に正気を疑うような事態が一行の足を何度も止めた。  度重なるトラブルと不運。遂には崩れ落ちた遺跡の中に取り残され、いくら声を上げても返事はなかった。  ひとしきり悪態をついた後、なんとか自力で脱出を試みなければならないと悟って見えない天を仰ぐ。  時間を計る手段は己の空腹と疲労具合の程度として、今自分が客観的な冷静さを保っているかどうか判断することも出来ない程度にはピークを過ぎていて意味が無い。  それでも死なない限りは生き汚く足掻かなければならない。たいして拘りがある訳では無いけれども、命を金に変える仕事をしてきた手前、ここでひとつの命を無価値に終えるのは如何にも勿体なく思ってしまう。  とはいえサバイバルのプロでもなく、あっという間…だったかどうかもわからないが、いつしか限界は来て、やっと見つけた遠い青空…小さな天井の穴を見上げてもはや指一本動かすのも億劫になってしまった。  死ぬかもしれない。  戦場で死ぬのは良い。あそこは人が死ぬ場所だからだ。こんなわけのわからない遺跡の底は、人が死ぬべき場所じゃない。  そう思うとだんだんと腹が立ってきて、無意味とわかっていてもついつい恨み言が思考の端に浮かんでは消える。口に出すほどの気力はなく、視界が狭まるごとに発散できない憤怒の衝動が脳を黒い炎で燃やすようだ。  馬鹿ばっかりだ。こんな遺跡に調査に来るやつらも、それにのこのこ護衛に付いてくるやつも。彼らが先に進むためにそれなりに【尽力してきた】はずだが、もうすっかり【嫌気が差してしまった】。もういい。太古の謎?人類の進化?そんな、腹にたまらないものに少しでも浪漫を感じたのが間違いだった。  ふう、と息をつく。  心の中で盛大に罵った効果か、少しだけ気分が晴れた。心なしか頭もすっきりした。  じきに【本当の意味で帰って来られなくなる】。それでは馬鹿どもに苦言を呈することも出来やしない。  意識して苛立ちで疲労や諦観を塗りつぶし、なんとか立ち上がる。  そうとも、あと少しだ。【あっちに行けば出口がある】。水も食料もなく、もう【二週間も経っている】。これが最後のチャンスになるだろう。  ……彼らは遺跡のどこまで到達しただろうか。何を見つけて何を持ち帰るのだろうか。計画ではまだ外のキャンプに逗留しているはず。合流したら、盛大に文句をつけて依頼料に謝礼金を上乗せしてもらわなくてはいけない。そしてついでに、何を見つけたのか聞かせてもらおう。少しでも、苦労した甲斐はあったのだと納得させてもらわなくては。   ◇ ◇ ◇  彼女が遺跡を自力で脱出し、人の視力の及ぶはずもない上空で、忽然と消える輸送機を目撃するまであと……一万とんで四千八百二十三秒 url: https://charasheet.vampire-blood.net/4658892