タイトル:ルチア/ナイトメア/Moon キャラクター名:ルチア・ライフォース・シェラー 種族:ナイトメア [特徴:異貌、弱点[土、銀+2]] 生まれ:神官 ■パーソナルデータ・経歴■ 年齢:??? 性別:女 髪の色:   / 瞳の色:   / 肌の色: 身長:150 体重: 経歴1:故郷を知らない 経歴2:罪を犯したことがある 経歴3:忘れられないほど美味しものを知っている 穢れ度:1 ■能力値■      技     体     心 基礎    6     14     10    器用 敏捷 筋力 生命 知力 精神 A~F   8   5   6   5   7  11 成長   2         3   4   5 →計:14 修正            2 =合計= 18  11  21  24  23  26 ボーナス  3   1   3   4   3   4    生命 精神    抵抗 抵抗  HP  MP 基本   9   9  39  41 特技         0   0 修正 =合計=  9   9  39  41 ■レベル・技能■ 冒険者レベル:5 Lv プリースト/慈愛と復讐の女神「ミリッツァ」 5 Lv  / レンジャー 4 Lv セージ                   4 Lv  /        Lv ■戦闘特技・値■ [参照]  特技名      : 効果                           : 前提 [p1-289]魔法拡大/数    : 対象を拡大するごとにMP倍増、達成値は個別         : [p1-285]かばう      : 1Rに1回1PCをかばう、自動命中となる、戦闘開始時に宣言可能 : [p1-283]MP軽減/プリースト : 消費MP-1(最低1)、拡大時は-1後に倍            :    魔物       全力    知識 先制 移動 移動 基本   7   0  11  33 修正 特技        0 =合計=  7   0  11m  33m ■呪歌・練技・騎芸・賦術・鼓咆・占瞳■ [参照] 特技名: 効果: 前提 ■装備■ ・基本命中力、追加ダメージ、基本回避力        Lv 命中 追ダメ 回避 ファイター : グラップラー: フェンサー : シューター : ・武器 価格 用法 必筋 修正 命中 威力 C値 追ダメ [カテゴリ・ランク] 名称(*:装備している) / 備考 (参照) 120   1H   5   1   1  10  12   0 [メイスB] *ライトメイス / (1-305p) =価格合計= 120 G ・防具    必筋 回避 防護  価格  名称 / 備考 鎧 : 21  -2   7     プレートアーマー / パーティ資金 盾 : 17      2   600 タワーシールド / 修正:        1 = 合計 =   -2  10   600 G (回避技能:) ・装飾品    価格 名称            / 効果 頭 :7   帽子            / 布の帽子 耳 :100  聖印            / 顔 :2000 アイソアーマスク      / 防護点+1、遠隔攻撃を誘引 首 :1000 ロッセリーニの調声器    / 背中:280  スマルティエのハーフマント / 右手:   宗匠の腕輪         / カラメリゼからの借り物 左手:900  スマルティエの叡智の腕輪  / 腰 :260  スマルティエのベルト    / 足 :255  スマルティエのトゥリング  / 他 :400  スマルティエの剛力の指輪  / =合計=5202 G ■所持品■ 名称              単価 個数 価格 備考 【消費アイテム】              0 冒険者セット          100  1   100  ルルブ1P320 保存食(1週間)        50  2   100  10日分/14日分 魔香草             100  2   200 魔香草                10  0   パーティ資金 アウェイクン          100  1   100 ヒーリング           100  1   100 魔晶石:3点          0   5   0   パーティ資金 魔晶石:2点          200  4   800 マナチャージクリスタル:5点分    1   0 気付け薬            20  2   40 ジャックの豆          100  1   100 酒の種(10粒)         100  1   100 燃えやすい火口箱        20  1   20 薬師道具セット         200  1   200                       0 【通常アイテム】              0 縄2m                    0 トイレットペーパー          5   0   10円分 薬師道具セット         200  1   200                       0 【たいせつなもの】             0 探針の懐中時計               0                       0 【生活費】                 0 食費              20  23  460 村に寄付            100  3   300  1週間分の仕送り                       0 【衣装・装飾品】              0 赤のベレー帽          7   1   7 赤のワンピース         8   1   8 緑のカーディガン        8   1   8                       0 【割り勘代金】               0 マナチャージ(割り勘)     1120 1   1120 1120G/2500Gを負担 マナチャージ(割り勘)     880  1   880  880G/2500Gを負担                       0 【売却済み】                0 知性の指輪           250  1   250  知力+1 ラウンドシールド        50  1   50 ロングスピア          110  1   110 スプリントアーマー       260  1   260                       0 【消費済み】             1   0 魔香草             100  14  1400 アウェイクン          100  1   100 ヒーリング           100  2   200 魔晶石(3点:ドロップ)       2   0   3点分 魔晶石(5点:投げ銭)        1   0   5点分 魔晶石:2点          200  1   200 魔晶石:3点          300  3   900 =所持品合計=    8313 G =装備合計=     5922 G = 価格総計 =   14235 G 所持金     65G 預金・借金    G ■魔力■ 知力ボーナス: 3 特技強化ボーナス: 0 武器ボーナス: 0  名前  Lv 追加修正 魔力 神聖魔法 5       8 ■言語■       話 読            話 読 共通交易語 ○ ○ / 巨人語       - - エルフ語  - - / ドラゴン語     - - ドワーフ語 - - / ドレイク語     - - 神紀文明語 - - / 汎用蛮族語     ○ ○ 魔動機文明語- - / 魔神語       ○ - 魔法文明語 - - / 妖魔語       ○ - 妖精語   - - / グラスランナー語  - - シャドウ語 - - / ミアキス語     - - バルカン語 - - / ライカンスロープ語 - - ソレイユ語 - - ・地方語、各種族語     話 読 名称 [地方] ○ ○ ブルライト地方(ド田舎) 初期習得言語:交易交通語、親の種族の言語 技能習得言語:4個の会話or読文 ■名誉アイテム■ 点数 名称 100 聖印の専用化   5 燃えやすい火口箱  50 モルガナンシン入門  20 戦域魔導術アンナマリーア  20 戦域魔導術ベロニカ  20 ロッセリーニの調声器 所持名誉点: 112 点 合計名誉点: 327 点 ■その他■ 経験点:1180点 (使用経験点:15000点、獲得経験点:13180点) セッション回数:14回 成長履歴: 成長能力  獲得経験点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 1- 器用度   1400点(1000 / 300 / 2回)  ギガントーチ、第1回 2- 器用度   2060点(1200 / 860 / 0回)  ギガントーチ、第2回 3- 精神力     0点(   /   / 回) 4- 精神力     0点(   /   / 回) 5- 精神力     0点(   /   / 回)  前払い報酬 6- 知力    2130点(1000 /1080 / 1回)  ギガントーチ、第3回 7- 知力    2250点(1000 /1250 / 回)  ギガントーチ、第4回 8- 知力      0点(   /   / 回)  前金払い戻し、第5回 9- 生命力   2460点(1000 /1460 / 回)  ギガントーチ、第5回 10- 生命力    0点(   /   / 回) 11- 生命力    0点(   /   / 回) 12- 精神力   2880点(1000 /1780 / 2回)  ギガントーチ、第6回 13- 精神力    0点(   /   / 回) 14- 知力     0点(   /   / 回) メモ: 【目的】 名声を得るため 【紹介】 一人称:わらわ ルチアは幼少期の記憶がない。どこで生まれたのか、誰が親なのか、自分の本名は何なのかを知らない。最古の記憶は蛮族と共に洞窟で食事をとる場面だ。与えられた仮の年齢で5歳の頃から蛮族と共に過ごし、狩猟・採集・盗みの日々を送っていた。10歳の時に蛮族を殲滅した修道女たちにより修道院に連れていかれる。修道院から銀の皿を盗み逃げ出そうとしたところを村の自警団に捉えられるが、当時の院長が庇い許される。自分という存在に疑問を感じたルチアは、藁をもすがる思いで院長に助けを求める。院長はルチアという名を授け、今も昔も将来もルチアはルチアであり、思うがままに生きるように諭す。それから数百年の間、修道院で院長を務めたルチアは、村の退廃とともに途切れそうになった信仰を保つために旅に出ることになった。 【背景物語】  ルチアが思い出せる最も古い記憶は、洞窟の中で蛮族と共に食卓を囲む自分の姿である。それ以前の記憶は一切思い出すことができない。気が付いたときには蛮族と共に暮らしていて、その生活が当たり前となっていた。朝起きては調練に励み、昼には狩猟・採集をし、夕から夜にかけては人里に降りて盗みを働く。そんな日々を繰り返していた。記憶が始まったあの日から、ルチアの日常は蛮族の長に教えられるがままに構成されていった。当然を知らない彼女が当然だと教えられることを鵜呑みにするのは当然である。朝昼晩、それぞれに与えられた意味に何も疑問を抱くことはなく、すべてを善だとして蛮族と共に行動していた。ルチアにとってその生活が幸せだったのかと言えば、幸せだったと言えるだろう。思い出せない記憶の彼方では、この生活で感じられるような多幸感や充実感を得られたことはない。頭では覚えていなくとも心身がそれを覚えている。  この頃のルチアには名前がない。さらに、ルチアの実際の年齢も定かではない。いつ生まれどこで育ってきたか分からないからだ。蛮族は容姿から判断してルチアに仮の歳を与えた。名前は特に与えられず、お前や小娘などと呼ばれていた。そして、与えられた歳で言うところの10歳のとき、彼女の人生は大きな転機を迎えることになる。いつも通り昼時の狩りを終えて、5年間過ごしてもはや慣れ親しんだ拠点へと帰ってきたルチアが目にしたのは、縛り上げられた仲間たちとその前に並び立つ黒い服を着た女たちだった。普段と何も変わらない拠点。どこにも争いの痕跡がないことからこの女性たちの実力は一目瞭然だった。勝てない。そう五感が告げていた。しかし、初めて手に入れた「幸せ」な暮らしを奪われたくない気持ちがルチアに武器を取らせた。狙いはインチョウと呼ばれ女たちの指揮統制をしている者だ。頭を取れば敵は逃げる。長からの教えだ。結果は歴然だった。文字通り赤子の手をひねるが如くルチアは敗北した。「家族」を失う恐怖心からか、「幸せ」を奪われる寂寥感からか、「負け」たことによる無力感からか、一瞬、何か思い出したような気がした。次の瞬間には肌が青白く変色し、蛮族の長から仲間の証だと言われた角は肥大化していた。それでもインチョウの捕縛を解くことはできなかった。ルチアは心の底から蛮族の長に向かって叫ぶ。今助けるから。また一緒に狩りに行こうね。蛮族の長からの返答は一言だけだった。来るな化け物。何かがルチアの中で崩れた。早く俺たちを連れていけ。ここから逃げられるなら何でもいい。そんな言葉が朦朧とする意識の中で聞こえた気がした。  拠点の襲撃から2週間後、ルチアはミリーツ修道院にいた。どうやらあの日、拠点の襲撃に来た女性たちはここの修道士たちだったようだ。修道院に連れてこられてから、ルチアは一言も発することはなかった。それどころか、何も口にしなかった。毎日、修道女たちが代わる代わるルチアの部屋を訪れては、雑談をしてきたり遊び道具を持ってきたりした。それでもルチアは心を開かなかった。それが彼女にできる精一杯の自己防衛だったのだ。何を、そして誰を信じるべきなのかを毎日のように自問自答した。蛮族に育てられたルチアであったが、不思議なことに修道女たちの言葉は理解することができた。記憶にないだけでもしかしたらその言語を使う環境にいたことがあるのかもしれない。だから、ルチアには修道女たちの話が理解できた。理解すればするほどに、これまで善だと信じてきたことや家族だと信じてきた者がまやかしだということが分かった。それが一層、心に重くのしかかった。今やルチアをルチアたらしめるものはすべて雲散霧消しかけている。自分らしさを失う焦燥感に駆られ、ルチアがとっさに取った行動は「盗み」だった。それは、彼女にとって幸せの手がかりであり、家族との絆であり、平和な思い出だったのだ。ある日の夕食時、いつも通り部屋に運ばれてきた食事の乗せられた銀の食器を盗み、ルチアは修道院から脱走した。  盗品のさばき方は蛮族に教えてもらっていた。ルチアはあくまでそれに従おうとした。しかし、いつも取引をしていた店がある村ではすでに蛮族が壊滅したという情報が流れており、ルチアは店で銀の皿を見せびらかしている間に自警団を呼ばれてしまった。自警団はルチアを縛り上げ、修道院へと連れ帰った。そんなルチアを迎えたのは院長だった。あの時インチョウと呼ばれていたこの女性が修道院で最も偉く力のある人物だということを、ルチアは2週間過ごした間に知っていた。盗みにしくじった者は罰を受ける。それがルチアの知る常識だったため、ひどく痛めつけられることを覚悟していた。しかし、院長は彼女に銀の皿を売るようお使いに出したのは自分だと主張した。社会に馴染むための勉強のひとつだと。そして、今すぐルチアを縛る縄をほどき解放し謝罪しろと自警団を叱咤した。ルチアは目を丸くした。院長がどうしてそのように自分を庇うのか理解できなかった。自警団が帰ると、院長はルチアのほうを向き大きく手を振り上げた。ああ、やっぱり痛めつけられるんだ。分かりきっていたのに何故か裏切られたように感じた。しかし、その手はルチアの肩を包むようにふわりと降ろされた。院長は周りの修道女たちの目も憚らず、ルチアを抱きしめながら大声で泣いた。こうなるまで一人で抱え込ませてしまって申し訳ないと繰り返し自分を叱責し続けた。それから、夕食の時間になった。院長が部屋にオニギリとオデンと言われる食べ物を持って来てくれた。オニギリの中には見たこともない赤色の実が入っていた。初めてそれを食べたとき、毒でも盛られたのかと思うほどの衝撃が走ったが、その酸味はどこか心に元気をもたらした。オデンと呼ばれた食べ物には様々な食材が入っており、どれも深い味が沁み込んでいて、その旨味と温かさが心に沁みた。これ以上に美味しいものを食べたことはなかった。止めどなく涙があふれた。  その晩、ルチアは考えた。自分のためにあれほど泣いてくれる人物に出会ったことも、自分の罪をともに背負ってくれる人物に出会ったことも初めてだった。それ以上に、そんな存在に出会えたことがこれまで感じたことのないくらいに嬉しかった。今自分が感じている幸福は、これまでに感じた幸福とはまったく違っている気がした。しかし、その新しい幸福を認めることは、これまでの自分を否定するようにも感じた。夜も更け、みなが寝静まるころ、ルチアは思い切って院長の元を訪ねた。院長はまだ神に祈りを捧げていた。自分が分からない。自分は何者なのか。ルチアがそう答えると、院長は微笑みながらこう答えた。それではあなたはこれからルチアと名乗りなさい。ルチア・シェラー、それがあなたの名前です。だからと言って、これまでの自分を否定する必要はありません。あなたから家族を奪った私たちを憎むのも、盗みを働いていた日々を愛するのもあなたがあなただった証なのだから。その日、ルチアはルチアとなり、ミリーツ修道院の修道女としての新しい人生が始まった。  それから数百年が過ぎた。生まれてからの記憶は相変わらずなく、蛮族と過ごした子供の頃の日々はもう朧げにしか覚えていないが、修道院での日々は深く心に刻まれている。修道院に来てからルチアの世界は大きく広がった。まず、自分という存在がいかに特殊であるかを学んだ。こうして数百年生きることさえも普通の人間にはできないらしい。記憶の彼方にある旧院長と出会った日に自分の身体に起きた変化も、その特性によるもののようだ。自分を知り世界が広がることで、ルチアは生まれ変わった。蛮族と共に過ごしていたころから元気ではあったが、さらに明朗快活になった。確固たる自分の安心感と、自ら見出した真の幸福感からか、これまでどこか閉じこもり縋っていた殻を破ることができたのだろう。また、修道院で暮らすうちに知識もたくさん蓄えることができた。ミリーツ修道院で崇められている神はミリッツァと呼ばれ、愛と憎しみをつかさどる神だということを知った。それはルチアという名前を与えられてから数か月後のことだった。その時のルチアには、この信仰と旧院長の言葉の間に繋がりを見出すことはできなかったが、今思い返してみればあの時の言葉はミリッツァ信仰を反映したものであり、その言葉に感銘を受けた時点でルチアとミリッツァには何か運命的な繋がりがあったのだろう。ルチアの名を冠してから数十年後、ルチアは院長の後を継ぎ、新しい院長となった。その時に洗礼名としてライフォースを譲り受けた。これは、ミリーツ修道院に古くから伝わる院長の洗礼名であり、ミリッツァを導いた神に起源があるらしい。院長となる前も後もルチアの活動に変わりはない。ルチアは自分のように迷える者たちに愛と憎しみを以て道を示すことに専心してきた。村を訪れては住民たちの悩みを聞き、山を訪れては蛮族たちを更生させようとした。どんな苦痛や悩みも引き受け、本人とともに背負う。愛するものは愛し、憎むものは憎む。それは旧院長から教えてもらったことだ。こうしてルチアは献身的に修道院とその村に尽くした。そして、幾多の月日が流れた今も、これからもそれは変わらない。  しかし、何百年も経てば変わる環境や状況もある。かつては栄えていた村も人口が減少し、それに伴いミリッツァへの信仰も失われつつあった。それは決してルチアの怠慢ではなく、修道院に関しての評判はここ数百年間で一度も揺らいだことはなかった。ただ、村から人が離れ便利な都会へと出ていくことは現代化する社会において必然のことであった。数百年も信仰を支えてきたルチアとしては、この信仰を絶やしたくはない。どうしたらこの問題を解決することができるのか頭を巡らした時に、ひとつの画期的な方法を思いついた。それは、流出する人数以上の人々を村に集めればいいのではないかというものだ。それは別に信者でなくてもかまわない。ミリッツァの信仰に否定的でない者ならば誰でも良い。路頭に迷う者、家族を失った者、人生に退屈している者、平凡な者、この村に来ることが救いになる者なら誰でもいい。なぜなら、それがルチアの目指すところの救済となり、村に対する発展にもなるからだ。とはいえ、ミリッツァの教えを説かないことには始まらない。名声を得る、という言葉が正しいかどうかは分からないが、教えを広めなくては信じようがない。そのためには、村を後にして世界を巡る必要がある。幸いなことに、今やルチアを慕い、修道院をともに支えてくれる修道女は非常に多い。その中でも、自分と同じナイトメアで似たような境遇の者が修道女の筆頭を務めている。ルチアは彼女に院長代理を託し、自分は布教の旅に出ることを決意した。蛮族で山暮らしをしていたとき以来、初めて修道院、および、その村を離れることになる。何が待ち構えているのかは想像もできない。それでも、ルチアは旅に出る。村の、そして、旧院長の想いを背負って。