タイトル:アイーシャ=エレンディル キャラクター名:アイーシャ=エレンディル 種族:グラスランナー [特徴:マナ不干渉、虫や植物との意思疎通] 生まれ:薬師 ■パーソナルデータ・経歴■ 年齢:24 性別:女 髪の色:黒  / 瞳の色:黒  / 肌の色:白っぽい黄色 身長:96cm 体重:36kg 経歴1:かつては貴族だった。 経歴2:溺れたことがある。 経歴3:商売を手伝ったことがある。 穢れ度:0 ■能力値■      技     体     心 基礎   12      1     12    器用 敏捷 筋力 生命 知力 精神 A~F   8   7   6  15   4  12 成長   1   2   2      7   1 →計:13 修正 =合計= 21  21   9  16  24  25 ボーナス  3   3   1   2   4   4    生命 精神    抵抗 抵抗  HP  MP 基本   9  11  37   0 特技         0   0 修正 =合計=  9  11  39   0 ■レベル・技能■ 冒険者レベル:7 Lv ファイター 1 Lv  / レンジャー 7 Lv セージ   5 Lv  /        Lv ■戦闘特技・値■ [参照] 特技名   : 効果                            : 前提 [p2122]治癒適性   : Hpが回復する効果を受けるとき、その効果に自分だけ+1     : レンジャーLv.5 [p2123]不屈     : HPが0以下になっても気絶しない               : レンジャーLv.7 [p2120]鋭い目    : 戦利品のロールに+1                     : セージLv.5 [pIB30]精密射撃   : 射撃攻撃で誤射しない                    : [pIB32]両手利き   : それぞれの武器で同一対象に攻撃可能、命中-2、必要筋力15以下 : [pIB30]スローイング : 投擲武器の命中+1、射程接触のアイテムが射程20mになる    : レンジャーLv.5 [pIB30]双撃     : それぞれの武器で別対象に攻撃                :    魔物       全力    知識 先制 移動 移動 基本   9   0  21  69 修正 特技        2 =合計=  9   0  23m  69m ■呪歌・練技・騎芸・賦術・鼓咆・占瞳■ [参照] 特技名: 効果: 前提 ■装備■ ・基本命中力、追加ダメージ、基本回避力        Lv 命中 追ダメ 回避 ファイター : 1   4   2   4 グラップラー: フェンサー : シューター : ・武器 価格 用法 必筋 修正 命中 威力 C値 追ダメ [カテゴリ・ランク] 名称(*:装備している) / 備考 (参照) 80   1H   5      4   5  10   2 [ソードB] *ショートソード / 「嬢ちゃんが持つとロングソードだな!ガハハ!」と言われた。 (232p) =価格合計= 80 G ・防具    必筋 回避 防護  価格  名称 / 備考 鎧 :  1      2   15 クロースアーマー / 素直に丈夫な服って言えばいいのに。 盾 :  1  +1      60 バックラー / 「それが一番小さいねぇ」と言われた。 修正: = 合計 =    5   2   75 G (回避技能:ファイター) ・装飾品    価格 名称      / 効果 頭 :50  ミニハット   / 小さなシルクハット。髪留めで留める仕組み。 耳 :10  青色の耳飾り  / 魔法の品と誤解されるが、市販品。 顔 :4000 ひらめき眼鏡  / 指先でクイッとやると、ちょっと光る。 首 :100  鳥の首飾り   / 銀製の翼を広げた鳥の意匠が施された首飾り。 背中:3000 リトルウィング / 買ったばかりの時は屋上から落ちたりして遊んだ。 右手:500  知性の指輪   / これによるカンニング被害が毎年出ている。 左手:20  手袋      / 指先が無いタイプ。両手にはめている。 腰 :1500 チキンベルト  / (合言葉はマジカルエスケープ)「もうちょっと気の利いた意匠は無かったのか・・・?」 足 :20  ショートブーツ / ロングブーツを履くと長靴と言われる。 他 :           / =合計=9200 G ■所持品■ 名称           単価 個数 価格 備考 冒険者セット       100  1   100  「あなた、冒険者なのね」と言われる。 ベルトポーチ       20  1   20  薬品の匂いがこびりついて取れないのが悩み。 水袋           20  1   20  「おっぱいを揉んだ時の感触に似てる」というデマが流れた。 毛布           40  1   40  自分の匂いと薬品の匂いで大変なことになっている。 ポータブルカンテラ    60  1   60  火口箱とランタンが一緒になった便利グッズ。最近デザインが変わった。 手鏡           50  1   50  「女のたしなみ」と言ってみたい。 よく切れるナイフ     20  1   20  一度錆びまみれにしてからはよく洗うようにしている。 着替えセット       30  1   30  「覗くな」と言うと「もう少し覗きがいのある体してから言え」と返ってくる 筆記用具         10  1   10  羽ペン、インク、羊皮紙のセット。 白紙の本         30  1   30  20ページあるが、10ページほどは薬草の分布などで埋まっている。 望遠鏡          1000 1   1000 「おいおい!あのネーチャンいい尻してんなぁ!」とか言ってたら怒られた。 保存食(1週間分)      50  1   50  口の中がパッサパサになる。 救命草          30  10  300  体力が漲る危なくない草。 魔香草          100  4   400  魔力が漲る危なくない草。 ヒーリングポーション   100  5   500  「ねぇ、なんでどぎついピンク色なの?」 アウェイクンポーション  100  2   200  気絶した人間が飛び起きるほど苦い。 インドミタブルポーション 320  2   640  「ドロっとしてて、甘じょっぱくて、酸っぱ苦い」 アンチドーテポーション  500  2   1000 毒が入っていてもおかしくない紅色をしている。 キュアストーンポーション 500  2   1000 逆に石で出来た魔法生物に振りかけると即死するという噂。 トリートポーション    500  2   1000 みるみるうちに傷が治るので、逆にちょっと怖い。 魔香水Ptボール      620  1   620  プリティーでキュアキュアな香りがする。 ヒーリングPtボール    120  5   600  「ねぇ、これカラーボールってやつじゃないの?」 トリートPtボール     520  2   1040 ボールに詰めながら「塗ってもいいのか」と思った。 アウェイクンPtボール   120  3   360  苦くしても効果はうすそうだったので、臭くしました。 インドミタブルPtボール  340  3   1020 なんだか効果がうすそうだったので、揮発性にして鼻から吸い込むようにしました。 アンチドーテPtボール   520  1   520  味方に当てると血まみれにしか見えない。 =所持品合計=   10630 G =装備合計=     9355 G = 価格総計 =   19985 G 所持金     15G 預金・借金    G ■言語■       話 読            話 読 共通交易語 ○ ○ / 巨人語       - - エルフ語  ○ ○ / ドラゴン語     - - ドワーフ語 - - / ドレイク語     - ○ 神紀文明語 - - / 汎用蛮族語     ○ ○ 魔動機文明語- - / 魔神語       - - 魔法文明語 - - / 妖魔語       - - 妖精語   - - / グラスランナー語  ○ ○ シャドウ語 - - / ミアキス語     - - バルカン語 - - / ライカンスロープ語 - - ソレイユ語 - - ・地方語、各種族語     話 読 名称 初期習得言語:交易交通語、グラスランナー語 技能習得言語:5個の会話or読文 ■名誉アイテム■ 点数 名称  50 クロースアーマー  50 バックラー  50 ひらめき眼鏡   5 よく切れるナイフ 所持名誉点: 42 点 合計名誉点: 197 点 ■その他■ 経験点:1930点 (使用経験点:16500点、獲得経験点:1930点) セッション回数:13回 成長履歴: 成長能力 獲得経験点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 1-        0点(   /   / 回) 2-        0点(   /   / 回) 3-        0点(   /   / 回) メモ:  元帝国お抱え観測部隊の薬師。現在は冒険者。 彼女は魅入られてしまった。偶然発見した旧文明の遺跡に。 別に装飾がどうとか、技術がどうとかではなく。「そこに知らないものがあり、自分が一番最初に発見する」ということにだ。 初めて遺跡を発見したのが21歳の夏。このときはまだ観測隊に所属していたため、中に入るのは危険だと止められてしまった。 どうしても中に入ってみたかったが、「冒険者の仕事を取るな」と叱られてしまう。 しかしその一言が彼女の内なる情熱に火を点けることとなる。 観測から帰った彼女は、すぐさま上官に辞表を叩きつけ、知り合いの冒険者が所属する店「シャトー・ホーリーローズ」へと駆け込んだのであった。  アイーシャは、ザルツ地方の辺境を治める貴族、エレンディル家の次女としてこの世に生を受けた。 両親はグラスランナーには珍しく、同じ地に居着いている変わり者であった。 人からすれば、ふらふら旅を続けるほうが変わり者なのだろうが、彼らにとっては同じ場所にとどまるほうが変わり者なのだ。 両親がどのような功績を打ち立て、辺境といえど自分の領土と貴族としての立場を手に入れたのかは知らない。 べつに知る必要は無いと思っていたし、両親もそういったことは長男にだけ教えていた。  もちろん、兄だけを贔屓していたわけではない。両親は「自分の好きなことを見つければいい」と言っているし、 兄は自分の意志でこの家を継ごうとしているだけなのだ。  ところで、アイーシャの家は貴族だが、なんの苦労もなく育ったわけではない。 何度も言うが辺境なのだ。開拓もあまり進んではいないため、時には両親らとともに地元の住民たちと様々な作業を行ったりもした。 彼女の場合はもっぱら薬草集めやその調合の手伝いであった。現在の下地と言えるかもしれない。 この時の彼女は先のことなど全く考えもしていなかったが、とにかくこの経験は、のちのち彼女の役に立つことになる。  さて、彼女が12歳の頃。 いつものように森へ薬草集めにでかけたところ、不幸にも野犬に襲われる。 彼女としてはさほど不幸には思っていなかったが。野犬など日常茶飯事だし、自分の逃げ足にも自信を持っていたから。 だが、不幸はやっぱり不幸であった。彼女は逃げる途中、足を滑らせて川に落ちてしまう。 普段ならどうということは無いような川だが、焦りと驚きは動きの精細を欠き、正しく動けなければ溺れてしまうのは当然のことで。 結果、彼女は人生で初めて川で溺れるという経験をすることになる。 意識を手放しながら、住民達の子供が川で溺れたと言う話を聞く度に小馬鹿にしていたことを、彼女はひっそりと謝るのであった。  意識を取り戻した時は、彼女は川岸に上げられていた。 咳き込みながら辺りを見渡すと、なんとも不思議な格好をした人間の大人たちが焚き火を囲んでるのが目に入った。 人間たちはこちらに気がつくと、笑顔を浮かべる。 「よかった。気がついたようだ」  怪我は無いかとか、痛いとこは?とか。口々に聞かれるので、彼女は目を白黒させながらひとつづつ答えていく。  怪我は無い、痛いところもない。むこう側の、エレンディル家の次女です。助けていただき、ありがとうございます。 お礼を言う頃には心も落ち着いてきたようで、彼女は初めて人間たちに質問する側に回ることができた。  あなた達は? すると、物静かな印象の初老の男性が1歩前に出て、私たちは帝国の斥候部隊だよ。と答えてくれた。  せっこう?なにをするひとたちなの?  えーっと・・・そうだな。薬草の生えている場所を探したり、怖い魔物が現れたりしてないかを探すのさ。 そうだ。お嬢ちゃん。このあたりのこと、何かしらないかな? 若い男性がそう応える。 アイーシャは嬉しくなった。なぜならお礼をいうだけでは物足りないと感じていたから。 彼らの役に立つことができると思うと、彼女はいてもたってもいられなくなった。  あっちに薬草が生えてるわ!ついてきて! ・・・これが、彼女とその後の人生を決める分岐点の1つである。 この出来事をきっかけに彼女は本格的に薬草学、薬学などに手を出し始める。  14歳の頃、両親に頼み込んで帝都へ足を運んだ彼女は、帝都にしかない様々な文化、工芸品、簡単に言うと俗っぽいもの・・・に興味を惹かれつつ本格的な薬学の勉強を始める。 ふらふらしているイメージの強いグラスランナーが腰を据えているとアレば、これは大成するぞと薬学、薬草学の教授は熱心に 彼女の耳にいろはと応用を吹き込んだ。彼女の耳に入ったのは、彼女の興味を引いた半分ほどだけであったが。  4年の勉学と修行を修めた彼女は、ついに念願かなって帝国の観測隊の仲間入りを果たす。 この時からダンジョンを見つけるその時まで、彼女は適度に緊張し、適度に楽しみながらレンジャー技術と薬に関する知識を深めていく。 さてさて、現在。彼女は1人の冒険者として野山や遺跡を駆けまわっている。 それなりの功績を上げ、ちょっとではあるが名前も知られるようになってきた。 レンジャー技能と知識を買われ、メンバーに困ることはあまり無いが・・・ 「ちょっと!どーしてまた遺跡じゃないの!?」 遺跡探索に呼ばれることは、あまり無いのであった。