タイトル:くどの実 キャラクター名:マリー・ミッドナイト 種族:メリア [特徴:繁茂する生命] 生まれ:神官 ■パーソナルデータ・経歴■ 年齢:18歳 性別:女性 髪の色:オレンジ / 瞳の色:青  / 肌の色:肌色 身長:151cm 体重:43kg 経歴1:冒険に誘われたことがある 経歴2:誰かを救ったことがある 経歴3:身体に傷痕がある 穢れ度:0 ■能力値■      技     体     心 基礎    8      8     13    器用 敏捷 筋力 生命 知力 精神 A~F   3   2   4  16   6   6 成長               1   2 →計:3 修正 =合計= 12  10  12  24  21  21 ボーナス  2   1   2   4   3   3    生命 精神    抵抗 抵抗  HP  MP 基本   7   6  33  33 特技         0   0 修正 =合計=  7   6  33  33 ■レベル・技能■ 冒険者レベル:3 Lv シューター 2 Lv  / プリースト/シーン 3 Lv マギテック 1 Lv  /           Lv ■戦闘特技・値■ [参照]  特技名     : 効果                   : 前提 [p1-280]ターゲッティング : 誤射しない                : [p1-289]魔法拡大/数   : 対象を拡大するごとにMP倍増、達成値は個別 :    魔物       全力    知識 先制 移動 移動 基本   0   0  10  30 修正 特技        0 =合計=  0   0  10m  30m ■呪歌・練技・騎芸・賦術・鼓咆・占瞳■ [参照] 特技名: 効果: 前提 ■装備■ ・基本命中力、追加ダメージ、基本回避力        Lv 命中 追ダメ 回避 ファイター : グラップラー: フェンサー : シューター : 2   4   4   3 ・武器 価格 用法 必筋 修正 命中 威力 C値 追ダメ [カテゴリ・ランク] 名称(*:装備している) / 備考 (参照) 360   1H   1      4     11   4 [ガンB] *サーペンタインガン / 射程10m,装填数3/3 (1-314p) =価格合計= 360 G ・防具    必筋 回避 防護  価格  名称 / 備考 鎧 :  7      3   150 ソフトレザー / 盾 :  8      1   100 ラウンドシールド / 修正: = 合計 =    0   4   250 G (回避技能:) ・装飾品    価格 名称      / 効果 頭 :40  ヴェール    / 耳 :100  聖印      / 顔 :200  マギスフィア小 / 首 :5   リボン     / 背中:20  ガンベルト   / 12/12 右手:500  知力の指輪   / 左手:500  器用の指輪   / 腰 :80  コルセット   / 足 :15  おしゃれ靴   / 他 :100  髪飾り     / 銀製品 =合計=1560 G ■所持品■ 名称      単価 個数 価格 備考 アビスシャード    1   0 経費         1   0 保存食     50  1   50 着替えセット  10  1   10 礼服      100  1   100 食器セット   12  4   48 調理道具セット 50  1   50 ティーセット  60  1   60 羽根ペン    2   1   2 インク     3   1   3 白紙の本    30  1   30 羊皮紙     5   4   20 冒険者セット  100  1   100  ① 弾丸      50  2   100  ②24/8 頑丈なランタン 40  1   40  ③ 火縄壺     100  1   100  ④ 油       20  3   60  ⑤ 魔晶石3点分   300  4   1200 ⑥            1   0   ⑦            1   0   ⑧            1   0   ⑨            1   0   ⑩            1   0   筋① =所持品合計=    1973 G =装備合計=     2170 G = 価格総計 =    4143 G 所持金    1707G 預金・借金    G ■魔力■ 知力ボーナス: 3 特技強化ボーナス: 0 武器ボーナス: 0  名前  Lv 追加修正 魔力 神聖魔法 3       6 魔動機術 1       4 ■言語■       話 読            話 読 共通交易語 ○ ○ / 巨人語       - - エルフ語  - - / ドラゴン語     - - ドワーフ語 - - / ドレイク語     - - 神紀文明語 - - / 汎用蛮族語     - - 魔動機文明語○ ○ / 魔神語       - - 魔法文明語 - - / 妖魔語       - - 妖精語   ○ - / グラスランナー語  - - シャドウ語 - - / ミアキス語     - - バルカン語 - - / ライカンスロープ語 - - ソレイユ語 - - ・地方語、各種族語     話 読 名称 初期習得言語:交易交通語、妖精語 技能習得言語:魔動機文明語 ■名誉アイテム■ 点数 名称  10 頑丈なランタン  20 ダガー級冒険者 所持名誉点:  0 点 合計名誉点: 30 点 ■その他■ 経験点:820点 (使用経験点:6000点、獲得経験点:3820点) セッション回数:3回 成長履歴: 成長能力 獲得経験点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 1- 精神力   2500点(2500 /   / 回) 2- 知力     0点(   /   / 回) 3- 精神力   1320点(1000 / 270 / 1回) メモ: 一般技能:聖職者5レベル、役人2レベル、看護師3レベル 属性 :秩序・善 好きな物:お祈り 嫌いな物:争い 【概要】  リグバース村のシーンの神殿に住み込みで務めている神官の女性。神官としての活動に加えて、村人達の相談や悩みに耳を傾けていたり、祭事の準備を手伝ったり、夕方には村の炊き出しに参加していたり、眠らなくてもよい種族ということで毎晩村の見回りをしていたり、時には村の為ならばと冒険者としても活動していたりと、村にとって一番身近で馴染のある神官といった存在。また、魔動機術も多少は扱うことができて護身用の銃も手にしているが、実際に撃っている姿を見た者はほとんどいない。(本人曰く、射撃は苦手) 【性格】  清楚で優しくていつも笑顔だが、怒ることも滅多にないので他人の頼みを断れない押しに弱い性格。しかし、それは逆に言えば困っている人を見逃せない頑固さでもある。自分はまだまだ未熟な神官だと思っているので、だからこそそんな自分を頼って貰えることが嬉しい。他人からの好意はあくまで神官としての自分に向けられているものだと考えているので、色恋沙汰には途轍もなく鈍感で無頓着。(もっとも、自分の感情に気付いていないだけの可能性もある)長命種のメリアで1日中起きていられるためか、相手の話をずっと聞いていられるのが特技。  誰にでも分け隔てなく接するが、神官という仕事に誇りを持っているが故か自分にだけは厳しい。また、争いは嫌いだが、過去の痛ましい経験から、もしもの時は例えその身が犠牲になろうとも1人でも多くの命が助かればそれでいいという信念を内に秘めている。 【経歴】  マリーはリグバース村で代々シーンの神殿の神官を務めている家庭に生まれた。物心ついた頃には神殿の手伝いを始めており、優しい両親の元で育ったおかげか、彼女もまたとても優しい娘に育った。優しすぎると両親が心配する程度には。優しい性格からか友達も多く、喧嘩の仲裁をしたり小さい子の面倒を見ていたりと、気が付けば子供達の間の潤滑油のような存在になっていた。  神官としても順調に育っていたマリーだが、10歳の頃に両親が急用で村を離れなければならなくなる。両親は村に新しい神官を呼んでマリーを共に連れて行くつもりだったが、彼女は代々リグバース村の神官を務めている両親を誇りに思っていた。マリーは村の神官として残る道を選んだのだ。両親はせめてもの護身術として魔動機術を彼女に教え、後ろ髪を引かれながらも村を後にした。  マリーはいつものように笑顔でそれを見送ったが、その夜だけは神殿でこっそりと泣いていた。  12歳にもなったマリーはシーンの神官の後継者として村人にも認められるようになって来ていたが、それでもまだまだ子供。昔馴染の友人であったケンマやベティ、ジルやその妹といった面々と遊んでいる時間もそれなりにあった。(もっとも、夜寝なくていいという種族なので、遊ぶ時間を作りやすかったという部分もあるが)  そんなある日。秘密の遊び場に謎の黒い球体が現れていた。見ているだけで不安になるような物体にマリーは村の冒険者ギルドへ伝えようと考えるが、「明日になれば消えるかもしれない」という小さな呟きを耳にする。――もしかしたら、みなさんは秘密の遊び場が大人にバレるのを嫌がっているのかもしれない――そう思った彼女は冒険者ギルドへ伝えることを諦めてしまい、今日は別の場所で遊びましょうと提案した。  しかし、翌日になって先に遊び場へ様子を見に行ったマリーは、消えることなくその場に残っている黒い球体を目にする。やはり冒険者ギルドに伝えるべきかもしれないと考えたマリーだが、やっぱりみんなで相談して決めようという消極的な判断を下してしまう。それが、最大の過ちであったと知らずに。  ジルやその妹が到着して遅れているベティを待っている間、マリーは少しグループから離れた場所で球体の周囲を調査していたが、突然怒鳴り声が響く。慌てて戻ればケンマとジルが殴り合いの喧嘩をしていて、ジルの妹がそれを止めようとしている最中だった。そして、悲劇は起きる。ジルの妹が喧嘩に巻き込まれたのか突き飛ばされ、黒い球体に飲み込まれてしまったのだ。  何が起きたのか分からず呆然と立ち尽くしていた矢先、大慌てでベティが駆け込んで来る。  ベティは言う、これは奈落の魔域だと。神官として多少は知識にあった。危険な危険な場所。 ――すぐ、冒険者ギルドに知らせましょう――マリーはそう提案しようとした。そう提案しようとしたのだ、妹を心配するジルの不安そうな瞳を見るまでは。 「助けに……行きましょう」  ケンマがすぐに賛同してくれる。ベティも不安そうだが行くと言う。でも、ジルは何も言わずに震えていた。 「ここは私達に任せて……ジルさんは冒険者ギルドに伝えて来てください」  マリーは恐怖を押し殺し、微笑んでそう伝えた。  多少は腕に自信があろうとも所詮は子供、魔域の中は恐怖でしかなかった。妹を何とか発見するも、外に出る方法はまったく分からず、少し息をつけば影のような魔物が襲いかかって来る。そして、必死に攻撃を受け止めてくれていたケンマが倒れてからはもう総崩れだった。  せめてジルの妹だけは助けようと、マリーは血塗れの彼女を抱き締めた。背中に走る激痛に意識が持っていかれそうになるが、不幸にも彼女の身体は丈夫だった。神に助けを求めようと顔を上げたマリーの目に赤い血の滴る鎌が映る。  次の瞬間、影の魔物の腕ごと鎌が吹き飛び、槍を持った細身の男性が割り込んでくる。さらに続くのは斧を手にしたドワーフの男性だ。弓を手にしたエルフの女性もいた。 「中に迷い込んだのは4人だったな……おお、全員ここにおるぞ!運がいい!」「よく耐えたな、あとは俺達に任せてくれ」  助けが来たことを理解したマリーは、泣き始めてしまった。そんな彼女の頭をライフォスの神官の女性が優しく撫でてくれ、リルドラケンの巨体が子供達を狙う魔物共に立ちふさがる。  冒険者達の活躍で魔域は消滅した。マリーは背中に深い傷痕が残ってしまい、暫くの間は病院で安静にしておくよう言われる。その療養中に、魔域で会った冒険者達が面会に来た。 「俺達と来ないか!」  そうマリーに切り出した細身の男性をエルフの女性が殴る。  要約すれば。「ジルの妹が助かったのは君が先に入っていたからであり、さらにあの状況で死人を出さなかったことは誇っていい」「君の神官としての腕を見込んで頼みがある。冒険者になって自分達に同行してみないか?」といったものだった。  褒められたことは嬉しかったが、マリーは首を振った。彼女にはリグバース村でやらなければならないことが沢山あったから。  残念そうに笑みを浮かべた細身の男性は「それでも、君は冒険者になるべきだよ」とだけ告げた。  それが、村を守るための冒険者を目指すきっかけとなったのは言うまでもない。 ※背中の傷とか冒険者の仲間に誘われたこととかをマリー本人が口にすることはないけど、このことを知っているかどうかは好きに設定に絡めていいよ!!!