タイトル:槇原 ちとせ キャラクター名:槇原 ちとせ 種族:人間 年齢:17 性別:女 髪の色:黒色 / 瞳の色:黒色 / 肌の色:薄橙色 身長:142cm 体重:42kg ワークス  :研究者 カヴァー  :高校生 シンドローム:ウロボロス、ノイマン、モルフェウス ■ライフパス■ 覚醒:犠牲 衝動:妄想 ■能力値と技能■ 【肉体】:1 (シンドローム:1,0 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈白兵〉:SL / 判定 1r 〈回避〉:SL / 判定 1r 〈運転〉:SL / 判定 1r 【感覚】:1 (シンドローム:1,0 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈射撃〉:SL / 判定 1r 〈知覚〉:SL1 / 判定 1r+1 〈芸術〉:SL / 判定 1r 【精神】:8 (シンドローム:2,3 ワークス:1 ボーナス:0 成長:2) 〈RC〉:SL / 判定 8r 〈意志〉:SL / 判定 8r+1 〈知識〉:SL4 / 判定 9r+5 レネゲイド 【社会】:1 (シンドローム:0,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈交渉〉:SL / 判定 1r 〈調達〉:SL2 / 判定 1r+2 〈情報〉:SL1 / 判定 1r+1 学問 【HP】    30 【侵蝕基本値】 36% 【行動値】   10 【戦闘移動】  15m ■エフェクト■ 《スキル名》            /SL /タイミング/判定/対象 /射程/コスト/効果など 《ワーディング》          /★$/オート$  /自動/シーン/視界/-$  /非オーヴァードのエキストラ化 《リザレクト》           /1$ /気絶時$  /自動/自身 /-  /[SL]d$/コスト分のHPで復活 《無形の影》            /1 /メジャー /-  /-   /-  /4-1  /あらゆる判定を【精神】で行う、1回/1R 《インスピレーション》       /2 /メジャー /自動/自身 /至近/2   /GMに質問、Lv回/1S 《黄金練成》            /2 /常時   /自動/自身 /至近/-   /常備化P+Lv×10 《コンセントレイト:ウロボロス》  /2 /メジャー /対決/-   /-  /2   /C値-Lv 《ギャランティプラス+Rバランサー》/2 /     /  /   /  /   /財産P+10、無形の影コスト-1 ■装備とコンボ■ ・武器とコンボ 名称       価格 種別 命中 攻撃力 G値 射程 メモ アサルトライフル 10   2   8r-1 9       100m 傷だらけ =価格合計= 10 pt ・防具     装甲 回避 移動  価格  名称 / 備考 鎧 :   1   -   -      / 下着:               / 修正: = 合計 =  1   0  10   8 pt ■所持品■ 名称            単価 個数 価格 備考 ギャランティプラス     -30  1   -30  調整分 専門書〈知識:レネゲイド〉 2   1   2   〈知識:レネゲイド〉判定+1 ウェポンケース       1   1   1   ギターケース 武器収納 思い出の一品        2   1   2   音楽プレーヤー 〈意思〉判定+1 とっさのお守り       4   1   4   キーホルダー HPダメージ-3 =所持品合計=    -21 pt =装備合計=      18 pt = 価格総計 =     -3 pt 【常備化ポイント】 6 pt 【財産ポイント】  9 pt ■ロイス■ 対象    好意  悪意  備考 翼ちゃん  連帯感 劣等感 きみはともだち 詩織ちゃん 連帯感 不信感 きみはともだち 遊歌ちゃん 連帯感 疎外感 きみはともだち ■その他■ メモ:  とあるにてジャーム化治療の研究に勤しむイリーガル研究員。この20年の進歩によって人間とオーヴァードがその垣根を越えてわかりあえる世界なったように、わからないことがなくなっていけばジャームだって人間やオーヴァードともわかりあえるという信念を掲げており、プロファイリングに基づく衝動診断や根本的なジャーム化治療にわたりあらゆるアプローチで双方を隔たる垣根を越えようと日夜研究に励んでいる。その信念が本物であるのか、ジャームたちからの危害や敵意を向けられることは全くなく、本人も彼らに恐れの感情を抱いたことがない。高給取りとはいえレネゲイドに対する高い理解と死のリスクが頭をよぎる研究職も問題なくこなせており、そのコードネームはジャームたちをまとめあげる様から名付けられたと言われている。  少し前までは、ちょっとだけ人見知りをするけれど、ごく普通の真面目で努力家な優等生。ある塾帰りの夜に成人男性ふたりから声をかけられる。「オーヴァードの適性がある」「ウロボロスの因子が含まれている可能性がある」など意味不明の供述を繰り返す彼らに誘拐されそうになるところを同じ学校の生徒に手を引かれ助けられる。不運だったのは手を引いた少女がFHチルドレンと認定されている少女であったことと、彼女自身がいまだ解明の進んでいない「ウロボロス」のシンドロームに本当に覚醒する恐れが本当にあったこと。あいつらになにをされるかわかったもんじゃない。彼女たちの逃避行は3ヵ月半にも及んだ。   結果はご覧の通り。いまだ具体的な影の力を発現しえていない彼女は、UGNが用意した箱庭の中、人工的な安寧のもと、UGNの研究所において引き籠ったまま研究を続けている。研究対象は「ジャーム」という不可思議な能力者の成れの果てについて。その熱意を自分のシンドロームについて向けたならば、経過観察が永久に続くこの檻から彼女を解放する日も来ようが、そんなことはどうだっていい。ひとりではどこにも行けないから。  彼女の能力はレネゲイドウイルスが与える基本的な恩恵の域を出ない。すなわち、ワーディングの無効化、身体能力の上昇、思考力の向上。しかしそのひとつひとつは並のオーヴァードの基礎スペックを凌駕する。スペシャリストの足元に及ぶほどの長所とはなりえないのだが、キュマイラのように襲い掛かりブラム=ストーカーのように銃弾を浴びせハヌマーンのようにレネゲイドを操りソラリスのように口汚く罵る。反復練習の賜物なのか。まるで目の前にある手本を真似るようにして、実戦の場でも使い物になる程度の手技を繰り出すことが可能なのである。まぁ、彼女が専門とする研究分野以外においては器用貧乏に毛が生えた程度の数合わせ要因にしかならないのだが。この地力の高さによってUGNは彼女を過大評価しており、いまだどのような規模の能力を発現するか把握できていないことが彼女を研究所に軟禁している理由のひとつである。  余談なのだが、研究分野に度々用いられているイージーエフェクトは比較的充実しそのすべてを使いこなせているようで、手の指を影の間にうずめるのが癖になっている。……この能力は研究内容と全く関係ない。   あんなに夢中だった数学のお勉強は頭を悩ます時間がなくなっちゃって。せっかくおぼえたキーボードも触る時間がなくなっちゃって。1年前の自分にはこんな毎日をすごしているなんて考えもしなかったけど。迷い探し続ける日々が答えになることを彼女は知っている。   彼女を救ったFHチルドレンは「レネゲイド覚せい剤」を配って回っていた。いったい彼女がどんな思いでティーンズたちにクスリを卸していたのかは定かではない。だけれども、そのFHチルドレンによって手を引かれた彼女が救われたのは事実である。秘密基地に招かれて、音楽バンドの真似事をして、何気ない世間話をしながらUGNを撒いて。世界にたった3人の親友たちは、ただ自分を逃がすためだけに、きっとその場のノリで自分たちの未来を投げうった。  UGNが彼女の身柄を抑えているのは、彼女がウロボロスの覚醒者だからでも、そのポテンシャルを測りかねているからでもない。1か月以上にもわたって3匹のジャームと行動をともにしながら傷ひとつ負わずに怪物たちを率いていた彼女の特異性……?を危険視しているのである。データには現れないし、どんな能力かもわからない。しかしながら、彼女がタクトを振るい大勢のジャームを率いたとしたら……?ジャーム化の治療なんていう無理難題に夢中になってくれているならそれでいい。上手く利用してやろうなんて思い上がりは崩壊の狼煙となる。ずっと永遠に、いまのまま飼い殺してしまおう。これが現在のUGN日本支部の総意である。  死んでない。いなくなったわけじゃない。きっといつか会える。いまはちょっと寂しいけど、脳裏に焼き付いたあの日々の影は私にだけ見えればいい。だから、すべてが元通りになるその日まで……少しの間だけお別れ。 url: https://charasheet.vampire-blood.net/4739045