タイトル:シー キャラクター名:シー/シャーリー・ヴェラキッカ 種族: 享年:11 髪の色:   / 瞳の色:   / 肌の色: 身長:170前後 体重: ポジション:オートマトン クラス: ロマネスク / タナトス 初期配置:煉獄 行動値:11 ■パーソナルデータ■ 暗示:幸福 [記憶のカケラ] 内容 太陽の匂い  最果β65/干した布団か、あの子の髪か。顔を埋めたそこは暖かくて、太陽の匂いがして。あなたは幸せな気持ちに浸っていた。けれど今、重い雲で塞がれた空の下。あの優しい香りは、もうどこにも感じられない……。 ナイフ    最果α94/決心と共に、懐へナイフを隠した。あの人を刺し殺すため。己の中の何かに決着をつけるため。決着の結果を覚えていないが、あの日の決意は覚えている。誰を刺そうとしたか忘れても、その覚悟は忘れはしない。 家族     優しいお母さま。大好きなノラ。それがあなたの家族で、あなたが知っている『ヴェラキッカの一族』でした。 何故か、ノラとお母さまは仲が良くなかった気がするけれど……シーは二人が大好きでした。 優しくて幸福な記憶。けれどある日、お母さまはヴェラキッカの屋敷のためにと言って、あなたとノラを置いて行ってしまいました。 その後は、ヴェラキッカの屋敷には他の子達が増えました。食いしん坊のミミィに、お姉さんなソコラータに、楽しいヒナに、それから沢山。 でもお母さまに帰ってきてほしかった。そんな、記憶です。 お姉様    自分の正しい名前も、彼女の正しい名前も思い出せない。でも、自分はノラの妹でした。ノラはあなたの、母親違いのお姉様でした。ヴェラキッカの養子達ではなく、血を引いた、由緒正しき本物のヴェラキッカの姉妹。 何故かはわかりませんが、最初は一緒に住んでいなくて。あなたのお母様が、彼女も呼び寄せて一緒に暮らすのだと言った声を覚えています。 『シー、私のかわいい妖精さん。あなたに明日、お姉様ができます。いい子にできますか?』 あなたはそれが、とても楽しみでした。 欠けた    いたはずの人が、一人ずついなくなっていく記憶。みんなでこの部屋に泊まるようにして、少しでも一緒にいるようにして、でも、いなくなっていったのをあなたは思い出します。いいえ、いいえ、ノラはいました。ノラは変わらず、あなたの側にいたはずでした。当時はそう思っていたはずです。なのに、今では自信がありません。今思い返した光景の中に、ノラがいるような……いないような。 [未練]   内容    狂気度  発狂時 たからもの への 依存 □□□□ 幼児退行(最大行動値減少(-2)) ヒナ    への 嫌悪 □□□□ 敵対認識(敵に当たらない攻撃の全てが、射程内なら嫌悪の対象に命中する(部位は受ける方が任意に決める)) ミミィノス への 恋心 □□□□ 自傷行動(戦闘開始時と終了時に1つずつ、あなたはパーツを選んで損傷する) ソコラータ への 依存 □□□□ 幼児退行(最大行動値減少(-2))       への    ■■■□ ()       への    ■■■□ () ■強化値■     武装 変異 改造 メインクラス   0   0   2 サブクラス   1   0   1 ボーナス 寵愛    1 =合計=   2   1   3 ■マニューバ■ [部位]     マニューバ名 : タイミング : コスト : 射程: 効果 [ポジション]  無茶      : オート   : 効果  : 自身: コストの代わりに任意の基本パーツ1つ損傷。行動/攻撃/切断判定においてダイスを振りなおして良い。 [メインクラス] 円舞曲     : ラピッド  : 1   : 自身: ターン終了まで、あなたを対象とするすべての攻撃判定出目-1 [メインクラス] 時計仕掛け   : オート   : 無   : 自身: 改造3強化パーツ+1 [メインクラス] 愛撫      : ラピッド  : 0   : 0  : 転倒(行動値−2) [サブクラス]  殺劇      : オート   : 無   : 自身: バトルパートで、同カウント内に他の姉妹が攻撃対象とした敵に攻撃する際、自身の攻撃判定出目+1、ダメージ+1 [ポジション]  祈り      : アクション : 0   : 効果: このマニューバが宣言されたカウントを1として数え始めて5カウント目の終了時に効果が発動。効果発動までの間、自身が狂気点を追加せずパーツを損傷しなければ自身を含む姉妹全員は各自の未練から1つ選んで狂気点を1点減らす。このマニューバは1ターンに1回、残りカウントが5以上でないと宣言できない。 []              : オート   :    :   : [頭]      のうみそ    : オート   : 無   : 自身: 最大行動値+2 [頭]      めだま     : オート   : 無   : 自身: 最大行動値+1 [頭]      あご      : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [頭]      エンバーミング : ジャッジ  : 2   : 0  : 妨害2。1ターンに何度使っても良い。 [頭]      発勁      : ラピッド  : 0   : 0  : 自身には使用不可。移動1 []              : オート   :    :   : [腕]      こぶし     : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [腕]      うで      : ジャッジ  : 1   : 0  : 支援1 [腕]      かた      : アクション : 4   : 自身: 移動1 []              : オート   :    :   : [胴]      せぼね     : アクション : 1   : 自身: 次カウントで使うマニューバ1つのコスト-1 [胴]      はらわた    : オート   : 無   : 無 : なし [胴]      はらわた    : オート   : 無   : 無 : なし [胴]      救急箱     : オート   : 無   : 効果: このパーツが戦闘終了時に破壊されていなければ、自分以外の姉妹の損傷している基本パーツ合計3つを選んで損傷前に戻す。 [胴]      たからもの   : オート   :    :   : 5/手鏡/バトルパート終了時、任意の未練の狂気点-1 [胴]      たからもの   : オート   :    :   : 大きな本の写真/屋敷の外観と思い出せる場所をバックに、赤ん坊を抱いた女性が映る写真。裏面に「……・ヴェラキッカ、ご息女と」というメモ書き。誰なのかはわからないけど、どうしても懐かしくて、どうしても焦がれてしまう。 []              : オート   :    :   : [脚]      ほね      : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      ほね      : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      あし      : ジャッジ  : 1   : 0  : 妨害1 [脚]      パイルバンカー : アクション : 2   : 0  : 白兵2。この攻撃に対して防御は無効。攻撃が命中した場合移動1してもよい。 [脚]      リフレックス  : オート   : 無   : 自身: 最大行動値+1 [脚]      しっぽ     : オート   : 無   : 自身: 最大行動値+1 [脚]      ジャンクパーツ : オート   : 無   : 自身: このパーツが戦闘終了時に破壊されていなければ、このパーツが装備された箇所の基本パーツはすべて損傷前に戻る。 []              : オート   :    :   : ■その他■ 寵愛点:44点 成長履歴: No. 獲得寵愛点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 0     13点(  7 /  6)     -10 武装2【発勁】習得 1     13点(  7 /  6)     -10 ロマネスク【愛撫】習得 残り6 2     18点(   / 18)     -20 アリス【祈り】習得 残り4 メモ: シー。ホイップ色の瞳、甘酸っぱい苺みたいな歓びと楽しみの赤い髪。粉砂糖をまぶした死化粧の肌は、ご褒美のショートケーキを連想させる色合いだ。 それだけなら可憐な少女として完璧だったろうに、彼女の脚は似つかわしく無いパイルバンカーが装着されている。もう片方の脚は鳥籠みたいなジャンクの寄せ集め。脚を曲げられるように設計されていて、薬のお陰で稼働に苦労しないのは製作者の優しさかもしれない。半透明のさかなの尻尾だけが君の感情を雄弁に語る。 心配性の君は救急箱を腰に下げて、愛しいものを案じるように姉妹を見守っている。 君はひどく愚鈍だ。行動も言葉も思考も、ぼんやりとした瞳に映るのはそんなに悠然としたものなのか? 君はいつも言葉を選ぶ。素直な点は美徳ではあるが、いつでもこころのままが正しいとは限らない。 君は大きすぎる。脚に成り得ない脚のせいで、対等のはずの姉妹さえ見下してしまう。 君の伏せられた白の瞳は、白いキャンバスであるのか、はたまた隠し事のしたい積雪の色か。 君が持つ愛がすべてを解決するわけじゃない。欠点だらけ、欠陥だらけの君だけど、それでも君は姉妹のために脚を、口を動かすことだろう。 左手首に茶色のリボン。血に汚れないように、破けないように。細心の注意を払っているようだ。 腰(胴)に二つのカバンを付けている。一つは救急箱、一つはたからものをいれるカバン。収集物は基本後者のカバンに収納される。 たからものは割れてしまった手鏡。握っていると安心するらしい。鏡は破片となってどこかに行ってしまったけれど、期待感を胸に覗き込んだあの頃は過去の事象として眠っている。