タイトル:NPC キャラクター名:ニムロド・ミドラーシュ 種族:人間 [特徴:剣の加護/運命変転] 生まれ:操霊術士 ■パーソナルデータ・経歴■ 年齢:24 性別:女 髪の色:黒  / 瞳の色:   / 肌の色: 身長: 体重: 経歴1: 経歴2: 経歴3: 穢れ度:0 ■能力値■      技     体     心 基礎    7      4     10    器用 敏捷 筋力 生命 知力 精神 A~F   9  10   5   4  12  10 成長   1   1   1   1   3   4 →計:11 修正 =合計= 17  19  11   9  25  24 ボーナス  2   3   1   1   4   4    生命 精神    抵抗 抵抗  HP  MP 基本   8  11  30  54 特技         0   0 修正 =合計=  8  11  30  54 ■レベル・技能■ 冒険者レベル:7 Lv フェンサー  5 Lv  / ソーサラー 3 Lv コンジャラー 7 Lv  / スカウト  3 Lv セージ    1 Lv  /        Lv ■戦闘特技・値■ [参照]  特技名       : 効果                          : 前提 [p1-279]魔法拡大/確実化   : 次の1回の攻撃のC値-[前のラウンドの回避成功回数](下限8) : 盾 [p1-290]魔法拡大/すべて   : 残り全ての魔法拡大を使用可能              : [p1-283]MP軽減/コンジャラー : 消費MP-1(最低1)、拡大時は-1後に倍           : [p1-282]防具習熟A/非金属鎧 : 防護点+1、Aランク装備可能               :    魔物       全力    知識 先制 移動 移動 基本   5   6  19  57 修正 特技        0 =合計=  5   6  19m  57m ■呪歌・練技・騎芸・賦術・鼓咆・占瞳■ [参照] 特技名: 効果: 前提 ■装備■ ・基本命中力、追加ダメージ、基本回避力        Lv 命中 追ダメ 回避 ファイター : グラップラー: フェンサー : 5   7   6   8 シューター : ・武器 価格 用法 必筋 修正 命中 威力 C値 追ダメ [カテゴリ・ランク] 名称(*:装備している) / 備考 (参照) 30  1H投   1      0   1  10   0 [ソードB] *ナイフ / (1-301p) =価格合計= 30 G ・防具    必筋 回避 防護  価格  名称 / 備考 鎧 :  6   3   2  12000 ミモレの上質布鎧 / 盾 :              / 修正: = 合計 =   11   4  12000 G (回避技能:フェンサー) ・装飾品    価格  名称         / 効果 頭 :3000  とんがり帽子     / 魔物知識+1 耳 :              / 顔 :              / 首 :              / 背中:8000  セービングマント   / 回避、生命抵抗、精神抵抗失敗時魔法ダメージ-4 右手:100  魔法の発動体     / 本 左手:500  筋力の指輪      / 腰 :4000  多機能ブラックベルト / 腰 :10000 勇者の証       / 5/6 足 :              / 他 :500  敏捷の指輪      / =合計=26100 G ■所持品■ 名称          単価  個数 価格  備考 冒険者セット      100  1   100 保存食         50   7   350 ぬいぐるみ       75   1   75   Lサイズ 強く魔化された樫    100  2   200 魔化された樫      50   2   100  残1 強く魔化された粘土   300  1   300 魔化された粘土     200  2   400  残1 強く魔化された動物の骨 500  2   1000  残0 魔化された動物の骨       1   0   残1 強く魔化された石    2000  2   4000  残2 魔化された石      1000  3   3000  残3 琥珀の目(小)     500  1   500  〇究極の狙い=命中判定+4 黒曜石の盾(小)    150  1   150  かばうI 柘榴石の活力(小)   200  1   200  〇HP強化=最大HP+5 猫目石の鋲       200  1   200  ▶2回攻撃 虎目石の鋲(小)    150  1   150  〇連続攻撃I 虎目石の金鋲(小)   300  1   300  〇連続攻撃II 琥珀の目(中)     2000  1   2000  〇究極の狙い=命中判定+4 猫目石の鋲(中)    800  1   800  ▶2回攻撃 黒曜石の盾(中)    400  1   400  かばうII 柘榴石の活力(中)   800  1   800  〇HP強化=最大HP+10 柘榴石の活力(中)   1200  1   1200  〇HP超強化=最大HP+10 マナチャージクリスタル 2500  2   5000  5点 天体望遠鏡       1500  1   1500 星の書         0   1   0 天体研究の本      0   1   0 クロースアーマー売却  -8   1   -8 マナコート       28000 1   28000 クラーラに譲渡 知力の指輪       500  1   500 バックラー売却     -30  1   -30 レストア装備      3895  1   3895                 1   0 =所持品合計=   55082 G =装備合計=    38130 G = 価格総計 =   93212 G 所持金   16930G 預金・借金    G ■魔力■ 知力ボーナス: 4 特技強化ボーナス: 0 武器ボーナス: 0  名前  Lv 追加修正 魔力 真語魔法 3       7 操霊魔法 7       11 深智魔法 3  -     11 ■言語■       話 読            話 読 共通交易語 ○ ○ / 巨人語       - - エルフ語  - - / ドラゴン語     - - ドワーフ語 - - / ドレイク語     - - 神紀文明語 - - / 汎用蛮族語     - ○ 魔動機文明語- - / 魔神語       - - 魔法文明語 ○ ○ / 妖魔語       - - 妖精語   - - / グラスランナー語  - - シャドウ語 - - / ミアキス語     - - バルカン語 - - / ライカンスロープ語 - - ソレイユ語 - - ・地方語、各種族語     話 読 名称 [地方] ○ ○ (任意) 初期習得言語:交易交通語、地方語 技能習得言語:魔法文明語、1個の会話or読文 ■名誉アイテム■ 点数 名称  20 多機能化 所持名誉点: 299 点 合計名誉点: 319 点 ■その他■ 経験点:830点 (使用経験点:24500点、獲得経験点:22330点) セッション回数:11回 成長履歴: 成長能力  獲得経験点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 1-       1460点( 500 / 960 / 回) 2- 知力    1140点(1000 / 140 / 回) 3- 精神力   1140点( 500 / 490 / 3回) 4- 筋力    1620点( 900 / 670 / 1回) 5- 生命力   1090点( 500 / 490 / 2回) 6- 精神力   2130点( 500 /1580 / 1回) 7- 知力      0点(   /   / 回) 8- 器用度   2670点( 500 /2170 / 回) 9- 知力      0点(   /   / 回) 10- 精神力   7150点(2000 /5000 / 3回) 11- 精神力    0点(   /   / 回) 12- 敏捷度   3930点(3180 / 750 / 回) メモ:  Ⅰ:君は一芸に秀でた存在だ。何故か生まれた時からほかの人よりもその技能については優れていた。君は初期経験点3000点とは他に、好きなB技能を2LVまで上げていい。 カルゾラル侵攻の最前線では怪我人や死体が多いことは言うまでもない。 破軍の拠点、その片隅にはいつも正方形の絨毯の上に荷物を広げた人間がいる。人間はニムロドと名乗る操霊術士であり、ほとんどの時間を本を読むか飯を作るかをしている。 男だと思われているがそれを確かめた者はいない。冒険者なのかそうでないのかすら曖昧な操霊術士は、周囲にはただの本の虫か、あるいは腰抜けと思われているようだ。 【経歴】 何に困ることのない生活。 その日を食うに困り、今日死ぬか、明日死ぬかという暮らしをしている人間は、お伽噺の中にしか存在しないと信じ切っていた。 私の家は大きな書斎が幾部屋もある屋敷で、その日も一人で二階の書斎に籠り父の本を読み漁っていた。父が仕事先から帰り、母が食事の支度を終え、書斎に呼びに来た時、大きな物音と共に蹂躙は始まった。 まず死んだのは父で、玄関先で上着を脱いでいたところを殺されたらしい。母は書斎の扉を開け私の名を呼んだ後、階段を駆け上がる足音を聞いたのかあるいは振り返り姿を見てからか分からないが、見たこともない恐ろしい形相で、書斎の扉を閉めた。 血相を変えた母の表情に戦き、思わず言いつけ通りに書斎の陰に隠れたことを覚えている。 書斎は遮音性が高く、外の音が聞こえないことが唯一で、暫く扉ががたがたと揺れた後、人の子供くらいの大きさの小鬼が部屋へ入り込んだ。彼らに本は退屈だったのだろう。目を合わさぬように息を潜めているうちに、彼らは部屋を去り、家の資産を奪い、姿を消していた。不意に窓の外が明るさを帯び、恐る恐る部屋を出てみると、そこにあったのは燃える廊下に散らばる略奪の残骸とさんざん弄ばれて死んだだろう両親の遺体だった。 煙を吸い込み灰が焼けるように痛む中、息を引き取った両親だったものをそうと信じられず、手を引こうとして腕が抜け、軽くなったそれに気づかずに、急いで家の外へ出た。生きた人間も蛮族も視界にはいない。町はその全てが炎に包まれ、黒煙を空に吐き出している。 それからのことはよく覚えていないが、必死に走った。裸足のまま足が砕けるかと思うほどに必死に駆け、気づけば山の向こうに朝日が昇るころ、連れ出したはずの両親が腕だけであったことを知り、街に戻るも鎮火した家は見事に潰れ、帰る宛も行く宛もなく、焼け落ちた街の旗に肉をくるみ、人を探して彷徨った。 幸いとして学だけはあり、周辺の流れ者たちや生き残りたちと共に、その日を食うに困る暮らしを続けた。法も秩序もない世界で生きるには、女であることは極めて不利であり、性の分かりにくい服装を好んで身に着けた。 貧しいながらに勉強を続け、失った本の内容を思い出しながら本に収めた。簡単な実験を繰り返し、車輪の再開発だと分かってはいたが、時間を無駄にはできなかった。ゴーレムを造れるようになり、家の残骸を蹴散らすも、その下に骨はない。誰かが持ち出したのか、何かに喰われたのか、土へ還ったのか、あるいは思いも依らぬ行方かもしれない。 リザレクションに必要なのは、頭蓋骨と脊椎の全てだ。それがなければ不可能とされている。 手元へ残った乾いた肉片から、両親を蘇生すること。それだけを目的に生きた。 それから十数の歳を取り、聞けばリュッケンなる国で、近いうちに蛮族の領土への攻勢が始まるという。 死体が、たくさん出る。実験ができる。うまく運べば報酬も期待できる。 すぐに行くと決心した。ふたつの腕と共に。