タイトル:テセウス(RBV-165)完了 キャラクター名:テセウス (RBV-165) 職業:VOID 年齢:2032年製造 / 性別:ボディは女性 出身:日本 髪の色:白 / 瞳の色:不明(※青) / 肌の色:ツギハギ 身長:155cm 体重:??kg(重てぇ) ■能力値■ HP:20 MP:15 SAN:65/99      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時  18  10  15   8   7   9  14  15  10  15 成長等                          10 他修正 =合計=  18  10  15   8   7   9  14  15  20  15 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値 ●《回避》      36%   《キック》  25%   《組み付き》   25% ●《こぶし(パンチ)》60%   《頭突き》  10%   《投擲》     25% ●《マーシャルアーツ》51%  ●《拳銃》   70%   《サブマシンガン》15%  《ショットガン》  30%   《マシンガン》15%   《ライフル》   25% ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値  《応急手当》30%   《鍵開け》 1%    《隠す》  15%  《隠れる》 10%  ●《聞き耳》 75%   《忍び歩き》10%  《写真術》 10%   《精神分析》1%    《追跡》  10%  《登攀》  40%  ●《図書館》 45%  ●《目星》  75% ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前    現在値 ●《運転》   65%  ●《機械修理》40%   《重機械操作》1%  《乗馬》   5%    《水泳》  25%   《製作()》  5%  《操縦()》  1%    《跳躍》  25%   《電気修理》 10%  《ナビゲート》10%   《変装》  1%    《》     % ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前 現在値  《言いくるめ》5%    《信用》  15%  ●《説得》45%  《値切り》  5%    《母国語()》75%   《》  % ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前       現在値 習得/名前  現在値  《医学》     5%    《オカルト》    5%    《化学》 1%  《クトゥルフ神話》0%   ●《芸術(お茶出し)》 20%   《経理》 10%  《考古学》    1%   ●《コンピューター》 81%   《心理学》5%  《人類学》    1%    《生物学》     1%    《地質学》1%  《電子工学》   1%    《天文学》     1%    《博物学》10%  《物理学》    1%    《法律》      5%    《薬学》 1%  《歴史》     20%   《芸術(ハッキング)》80%   《》   % ■戦闘■ ダメージボーナス:1d4 名称 成功率 ダメージ 射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考                              /                              / ■所持品■ 名称 単価 個数 価格 備考       1   0       1   0       1   0       1   0 =所持品合計=     0 所持金 預金・借金 ■その他■ メモ: ※デジタル表記で青色になっている。 ボイスイメージ:琴葉 葵 【概要】 RBV-165 多目的従事型VOID。リボット(RB)多目的(Versatile)で「RBV」。バージョン165。型番はX000。表記はうなじ辺り。 性別は無いが、ボディは女性。VOID発表初期型なので、規格が合うパーツが全然なく、継ぎ接ぎを繰り返した結果外見がかなり歪になった。 「こんにちは、私はRBV-165多目的従事型VOID。緑先輩からは”テセウス”と呼ばれています。」 「旧式ではないですよ!私は…うん、旧式か!」「旧式って言ったな!お茶を注ぐぞ、肘からな!(コーヒーの香り)」 「ワタシハ…ン?ワタシ、私、ああ戻った。最近声帯パーツの調子が悪いのです。そろそろメンテナンスが必要かな?」  アンドロイドとは思えない程に感情豊か。定期的にパートナーである”緑野晃”に対してちょっかい掛けつつ、キツいツッコミを喰らっている。生死の考えも、一般の人と似ていて、「そりゃあ死ぬのは怖い」と思っている。自分でも何でこんなに感情豊かなのかと疑問に思っているが、給仕ロボットを含めて様々な職に就き、色々なパーツを取っ替え引っ替えしたせいでこうなったんだろうと思っている。  肘からお茶汲みをしたり、自身のコンピュータで検索した動画や音楽を声帯から流すBGM再生機能がある。その他にもいつ使うのか分からない様な機能が後から出てきたりする。定期的に色んな人から「それいる?」って言われる。いる(鋼の意思)。 パートナーとは良好な関係だと思っている。 後ろ髪(物理)が存在するため、髪を結っている。この時に使用している黒い紐は、緑野から譲り受けたモノ。大事なモノらしい。  戦闘時は頭のカチューシャ部分(排気口)が口元に移動し、口枷みたいな見た目になる。これは戦闘モードのトリガーとなると共に、排熱口の役割を持つ。 合わせて目の表示はつり目になり、表記がオレンジ色になる。 パートナーの呼び方↓ 基本的には"緑先輩"、煽るときは”パイセン”。 大事な局面の時は"晃先輩"。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 「了解、X000”レオ”、任務を遂行します。必ずや帰還します、我らがマスター”キョウ”。」 実態は、犯罪組織"スパロー(SPARROW)"から送られたスパイロボット。型番X000。名前は「レオ」。 HO3と過ごす事で、この行為に罪悪感を覚えた。バレたら強制で1/1d6のSANチェック。  情が沸いた。この感情については、本人でさえよく分かっていない。あらゆるデータベースを遡る。 “信頼””友情””嫉妬””怒り””悲哀””共感””同情””恋慕”…、当てはまるモノなど何一つもなく。 それはそうだろう、我々はVOID。我々はロボット、人形なのだ。本来組み込まれているはずも無い、ちょっとした、されど大きなバグだ。 だが、捨てられない。棄てられない。シコリとも呼べる、我ら任務をこなすだけのロボットには不要なモノ。だが、棄てられない。棄ててはいけない、大事な…大事な。感情なのだ。 たった一年?されど一年だ。この”感情”は、こんなにも、回路を大きく狂わせるのだ。 今はまだ、バレる訳にはいかない。課された任務、全てが終わった後に、この手で終わらせたい。 そう思う程に、ロボットらしくない自身の思考はぐちゃぐちゃに壊れていたのだ。 「…せめて、未練無く別れを告げたい。…晃先輩。」 自身でも制御が難しいような緊急事態の時は、目の色がどの形態でも関係なく"赤色"に変わる。 【各部位ごとに関わっている企業】 ・リボット社 主に胴体、且つ内部のメインコンピュータに関与。言わずと知れたVOIDの生みの親。様々なパーツに換装出来る様にカスタマイズされている。今でこそ、各分野ごとに特化して開発されているが、あまり分野別になっていなかった初期の頃の開発。旧式故に何でも出来る様に設定されている。ボディは一応女性タイプで、初期型故にデザインが簡素。 ・株式会社まふもふ 右腕部分の開発企業。主に愛玩ロボット系を開発している企業で、VOID用猫耳パーツとか尻尾パーツとか開発しているのもこの会社。給仕ロボットなどのお世話もできる様な設定なので、パーツに名残がある。素材がシリコンなどの柔らかいモノが多い。これも愛玩ロボットの名残。お茶汲み機能はこの会社のせい。 ・ファイブスター・セキュリティ 左腕部分の開発企業。VOID専用の兵器開発を行っている会社で、VOIDの装備する火器などを取り扱う。それ故に各パーツも火器類もしくは火器の取り扱いに特化したモノが多く、今回のテセウスとは違うが、部位を丸ごと兵器にした様な物もある。日本だけでは無い、各国に兵器を提供しているので一部では ”赤黒い商人(blood merchant)” と呼ばれる。 ・北奥(ホクオウ)アシスタントグループ 右脚部分の開発企業。部位の見た目通り、義手義足などの生活サポート器具をメインに取り扱う会社。北海道を中心に展開している企業故か、雪原地方に対するサポートサービスも展開。VOIDパーツについても、そういった義足などの補助具や、除雪重機、重い物に特化したモノが多い。 ・リボット・ガーディアン・テクノロジーズ 左脚部分の開発企業。名前の通り、リボット社の子会社。所謂警備会社で、VOIDをメインとした警備用備品の開発をしている。機能性を重視しつつも頑丈である事をモットーとして研究する。まあ、会社全体としては警備会社の側面が主なので、VOID開発はその中の一部門といったイメージ。 ・アーティファクト社その他複数 顔パーツを構成する会社複数。アーティファクト社は人と遜色無いVOID用顔パーツを作る会社だが、今回のテセウスはそれ以外の会社のパーツも複合させて出来ているので、かなり異様な見た目をしている筈だ。ギザ歯はどこかの会社の趣味。 Code:Theseus ... 認証。 ... 秘匿データ.閲覧。 ... ロック。 ... パスコード.確認 ●●●●●●●● ... ... 承認。 データ閲覧規制解除。 これは、RBV-165…いや、X000 "テセウス"と呼ばれた1体のVOIDの独白である。 私は、きっとこれで最後なのだろう。 先の長きに渡る戦闘の末、私の躯体は限界が来ていた。何度目かもう覚えていない限界、間接という間接が軋み、ヒビ割れ、指が動かなくなっていった。 そろそろもう、駄目そうか。 スパローの中で、とある姉弟が、ある提案をする。 "大規模改修"。 私がこのようなツギハギの身体になったのも、幾度と無く大規模改修を行ってきた為だ。今は2050年、私は2030年…言わば、VOIDのファーストロットと言っても差し支えない。とっくの昔に耐用年数など優に超え、人間で言うとおばあちゃん…の中でもご長寿も良いところだ。自身に合う規格など最早何処にも無く、精々が互換性のありそうなモノを片っ端から試すか、無理矢理配線を弄って強引に適用させるかのどちらかだ。お察しの通り、部品の寿命も少なく、直ぐに故障する。…自身の核となる回路ですら摩耗し、今でこそ思い出せた記録もあるが、彼方前の事はデータとしてすら残っていない。 こんな私の身体だが、あの子達は、リトとニトは、改修の提案をして来た。 正直、迷いは生じた。私自身、これ以上は身体が持たない事も知っていたし、あの子達もそれに関しては把握していた。私をメンテナンスしてくれていたのだから、当たり前の話だが。 現スパローリーダーであり、私のバディ…"緑野晃"は、「お前のやりたいようにすれば良い」と言ってくれた。 まだ、世界を見ていたい。だけどこんなオンボロが出る幕でも無い。 やはり…、迷った。私は一人、身体にメンテナンス用の配線を繋げながら、視界を閉じる。 頭の中では、嘗ての記録、いや、"思い出"が反芻する。大きな庭で出会った仲間達…白髪で、私にレオと名前をくれた女性…私を拾い、スパローで育ててくれた皆…私をゴミ箱から見つけ出し、ずっと大切にしてくれた男性…そして、様々な人の思いが交錯した、戦いの光景…、私は、全て思い出せている。遙か昔の記録は残らずとも、大切な記憶は、確かにここにあるのだ。 視界を開け、自身の身体を見やる。 動かなくなった指、金属の軋んだ音を立てる間接、錆び付いた脚先…誰が見ても、酷い光景だ。 …本当に、生きる意味などあるのだろうか? やはり、ここで終わってしまおうか…。 そんな時ふと、記憶がフラッシュバックする。 大きく広い庭で、自分含めた男女がワイワイと楽しく、手の甲に数字を書いていく光景…。 笑いかける白髪の女性…。 皆の、笑顔。笑顔。笑顔。 …場面が変わる。 サイレンが鳴り止まぬ建物の屋上から飛び降りた男性の顔。 銃で撃たれ倒れ付し、私を見る女性の顔。 腕をもがれ組み付され、尚私にその目で語り掛ける男性の顔。 ステージに上がる前に私を抱きしめ、そして笑いかけてくれた女性の顔。 儚く、寂しくも、少し美しい様な散り際。 …皆、皆、戦いたくなかったはずだ、手だって震えていた。VOIDに、機械にされても、懸命に己の運命に抗った…大切な仲間の記憶。 目が覚める。仲間が繋いできてくれた命を、"たかがボロいだけ"で終わらせて良い訳が無い。この思考が果たして最善か、最良かは分からない。今の私の脳内回路には、それを判断出来るものは無い。効率性とは程遠い、きっとこれが、皆の言う"感情"なのだろう。 改修を受けよう。そうだ、どうせ最後なのだから、これまでの記憶、そしてこれからの記憶を、データとして残していこう。皆が紡いで来たこの思いが、後世の誰かに届くように。 …折角最後なのだから、姿を変えることにした。 スパローリーダーは、好きにしなと軽くあしらいつつ、多額の投資をしてくれた。何だかんだ優しい先輩なのだ。 姉弟は喜んだ。弟は嬉々としてパーツを探し、姉は新しい服を誂(あつら)えてくれた。日本の女性の晴れ着である着物と袴であるらしい。私は大層気に入った。 頭も変えた。髪をかきあげる銀髪碧眼は、"レオ"としての姿。ゴーグルとヘッドセット、そして黒い結紐は"テセウス"としての姿。私はどちらの存在も残したかった。 しかし、最後の問題は、私に合うパーツが残っていない事。多くの古いVOIDが消えた今、最早残されたパーツは無い。 だが、私には一つだけ思い当たるものはあった。手足は何だって良い、せめて回路が合えば良いのだ。私達は、嘗ての戦闘で倒して行った同胞達…そのパーツの一部を宛てがうことに決めた。そのパーツはどうして手に入れたか?その件だけ、協力してくれた人がいたのだ。プライバシー保護の為、名前は伏せる。見たくれだけでは判別出来ない、ただの配線板やケーブルだけだが、四肢のパーツを適合させるには充分だった。 こうして私は、最後の身体を手に入れた。 自分の中には、仲間達の思いが篭っている。皆が繋いでくれた命は、今を生きる大切な人達の為に、そして…これから先の後世に繋ぐ為に使っていこうと思う。 テセウス改め、"テセウス・レオ"として、私は残り少ない人生、VOID生を歩んでいく。 「…あー、あー、これは映像データです。中々本人に面と向かって言えないので、ここに取り敢えず保管しておきます。貴方と出逢えたこと、沢山の仲間と出逢えたこと、それは私にとってかけがえのない財産となりました。お察しの通り、私はもう長くありません。案外、皆さんがおじいちゃんおばあちゃんになったり、リト様やニト様が立派な大人になられるぐらいまでは元気にしてるのかもしれませんが、次の日あっさりいなくなるかもしれません。 ですが、何度目か分からないこの拾われた命、私は後悔はありません。せめて、私が居なくなったあとも、このデータが、この記録が、何処かで生き続けている事を願っています。 どうせ最後なので、姿を少しだけ綺麗にしてみました。何となく、最後ぐらい昔の姿に戻りたかったのです。この感情はなんと言えば良いのでしょうね?私には分かりません。 …どうでしょうか?もし素敵だと思って頂けたのなら、嬉しいです。 …改めて感謝を。貴方に拾われてから、私は沢山のものを頂きました。恩を返そうにも返しきれないほど、沢山。ですので、せめて最後まで、貴方のお傍に居られたらと思います。…強いてワガママを言うのであれば…、 最後は、皆に看取って貰えたら良いなぁ…と。」 … データ出力.終了。 ■簡易用■ テセウス (RBV-165)(ボディは女性) 職業:VOID 年齢:2032年製造 PL: STR:18  DEX:8  INT:14 アイデア:70 CON:10  APP:7  POW:15  幸 運:75 SIZ:9 SAN:99 EDU:15 知 識:75 H P:20  M P:15  回避:dex*2  ダメージボーナス:1d4 ―――――――――――――――――――――――――― [技能](職業技能点:300 個人技能点:140) (書式:職業/個人<成長>[その他]) ―――――――――――――――――――――――――― [持ち物] ・武器 ――――――――ここに記入―――――――― ・防具 ――――――――ここに記入―――――――― ・所持品 ――――――――ここに記入―――――――― [プロフィール]