タイトル:FHオルソラノイ キャラクター名:猫庭 彩楓(ねこにわ あやか) 種族:人間 年齢:17 性別:女性 髪の色:栗色(染めてない) / 瞳の色:鳶色 / 肌の色: 身長:159 cm 体重:49 kg ワークス  :FHエージェントA カヴァー  :高校生 シンドローム:オルクス、ソラリス、ノイマン ■ライフパス■ 覚醒:渇望 衝動:吸血 ■能力値と技能■ 【肉体】:1 (シンドローム:0,0 ワークス:1 ボーナス:0 成長:) 〈白兵〉:SL1 / 判定 1r+1 〈回避〉:SL1 / 判定 1r+1 〈運転〉:SL1 / 判定 1r+1 バイク 【感覚】:1 (シンドローム:1,0 ワークス: ボーナス:0 成長:) 〈射撃〉:SL1 / 判定 4r+1 〈知覚〉:SL / 判定 4r 〈芸術〉:SL / 判定 4r 【精神】:2 (シンドローム:1,1 ワークス: ボーナス:0 成長:) 〈RC〉:SL1 / 判定 2r+1 〈意志〉:SL / 判定 2r 〈知識〉:SL / 判定 2r 【社会】:5 (シンドローム:2,3 ワークス: ボーナス:0 成長:) 〈交渉〉:SL / 判定 8r 〈調達〉:SL1 / 判定 8r+1 〈情報〉:SL2 / 判定 8r+2 FH 【HP】    24 【侵蝕基本値】 38% 【行動値】   3 【戦闘移動】  8m ■エフェクト■ 《スキル名》       /SL /タイミング/判定 /対象 /射程/コスト/効果など 《ワーディング》     /★$/オート$  /自動 /シーン/視界/-$  /非オーヴァードのエキストラ化 《リザレクト》      /1$ /気絶時$  /自動 /自身 /-  /[SL]d$/コスト分のHPで復活 《コンセ:ノイマン》   /3 /Maj    /シンド/-   /-  /2   /例のやつ 《マルチウェポン》    /4 /Maj    /射撃 /-   /武器/3   /達成値-[5-Lv]。武器を1本追加 《ヴァリアブルウェポン》 /1 /Maj    /射撃 /-   /武器/3   /武器をLv本追加 《ディストーション》   /1 /Maj    /射撃 /-   /武器/2   /〈射撃〉を【社会】で振る 《精髄吸収》       /1 /Init   /自動 /単体 /視界/7   /[Lv+2]D点のHPダメージ。リアク不可 《ブラックマーケット》  /2 /P     /自動 /自身 /至近/基2  /常備化ポイント+[Lv×10] 《メモリー:かつての彼氏》/1 /     /   /   /  /   /「昔は、ちゃんと好きだったよ? ま、今は……目標かな?」 ■装備とコンボ■ ・武器とコンボ 名称                 価格 種別 命中 攻撃力 G値 射程 メモ STALKER               20   2   4r+1 10      20m  攻撃力は[4+精神強化手術×2]。4本所持 (-99)マルチ+コンセ             2   4r  20      20m  侵5 (-99)マルチ+コンセ+ヴァリアブル      2   4r  30      20m  侵8 (-99)マルチ+コンセ+ディスト        2   8r  20      20m  侵7 (-99)マルチ+コンセ+ヴァリ+ディスト     2   8r  30      20m  侵10 (100-)マルチ+コンセ+ヴァリ+ディスト    2   8r+1 40      20m  侵10 =価格合計= 20 pt ・防具     装甲 回避 移動  価格  名称 / 備考 鎧 :               / 下着:               / 修正: = 合計 =  0   0   3    pt ■所持品■ 名称         単価 個数 価格 備考 AIDA            1   0   【社会】と【感覚】判定で+3D。精神強化手術3つとして数える FHブレードバイク   8   1   8   戦闘移動+10m。攻12、行動-1、全力移動200m └コーリングシステム 1   1   1   セットアッププロセスでヴィークルを呼び出し搭乗する ウェポンケース    1   2   2   オートアクションで武器を装備 フローズンリリー      1   0   財産P+5、シーン内PCの判定で代わりに財産Pを使える =所持品合計=     11 pt =装備合計=      20 pt = 価格総計 =     31 pt 【常備化ポイント】 12 pt 【財産ポイント】  6 pt ■ロイス■ 対象   好意 悪意 備考 装着者        侵基2。40以下のFHアイテム1つ常備化(AIDAを選択)&FHアイテム購入可 暁夜一  好意 不安 「ん。美意識とか気まずくない感じとか結構好き。ま、私と同じで滅茶苦茶だけど」 狗飼幻八 慕情 憤懣 「狗っちは……べっつに! なんにもないし」 ■その他■ メモ: 「わっ……! あーもー、これだから子供はー。……そーんな好き放題して、私みたいになっちゃダメだぞー?」 「(ぁー、狗っち吸いたいなぁ……ちょっと大怪我とかしてくれないかなぁ)……っ!」(などと思っていたら狗っちと目が合ったので音速で逸らす) 「あ、てんちょー! 300(万円)増えたから入れといたー! え? 人とか売ってないよ! 失礼だなー。  私が買った株をファンドの社員に買わせただけ。どうやる、って……んー、神様のフリするのがマイブームかな?」 「逢ちゃん、Target grasper ON. ……ほらほら、逃げても隠れてもいいよ! 私からは逃げられないぞー!」 ----- 【現在の設定】 『死んでしまった元カレの、実際には吸えなかった美味しそうな血』(※幻想補正入ってる)を超える血を吸うことを求める少女、だったのだが、 『血に美味しい美味しくないがあるのではなく単に自分が好感を持っている人の血が美味しい』ということと、 『自分はどうやら狗っちが好きらしい』(狗っち=同セルのFHエージェント)ということに気づきつつあり、 現在は、セル「鬼の灯」に無事帰ること、が目的になってしまっている。 かつては仕事ならなんでも殺すし、気に入らなければ仕事でなくても殺す、という破綻した人格だったが、 とある事件で、「それが子供であるというだけで、その命を大事にする」という価値観を持った大人に出会い、子供として守ってもらったことで、 自分も子供は殺さない、と決めた。 FHの世界ではそれがリスクになることも承知しており、攻撃を避けるすべを学んでいるが、途上であり実戦レベルではないようだ。 ----- 【当初の設定】 所謂『良い家』に生まれたが、そこは彼女にとってはつまらないだけの存在だった。 中学生の頃から夜遊びを覚え、恋人ができるが、事故で失い、そのことがトリガーになって覚醒した。 不幸は続くもので、その数週間後に彼女の実家は火事で焼失。生存者は姉のみ。 姉は母の実家に彩楓を連れていこうとしたが、そこもつまらない面倒な家と知っていた彩楓は行方をくらまし、 さながら吸血鬼のように衝動と欲望のまま吸血して歩いていた。 そこを「鬼の灯」セルのリーダー「暁夜一」(https://charasheet.vampire-blood.net/2957018)に捕縛され、FHにスカウトされた。 かつての反動か、悪戯好きでかしましく、人好きのする笑顔と『なんとなく』を武器に生きている。 主に株で稼いだ金でセルの財布を潤している(エフェクトを使って情報を引き出したり吹き込んだりして稼いでいる)。 「亡くした恋人よりいい香りの血を啜る」という欲望のために、出会いに不自由しない高校生をやっている。 彼女自身、とても理知的とは言えないが、《写真記憶》のおかげで学校の成績は悪くない。 コードネームは「Fatal Syrup」 本名にある「楓」の字から連想した「メイプルシロップ」からの連想……とはいえ、肝心のメイプルの部分が残っていないのだが、 「シロップって言ったらメイプルだし、ちょっと韻踏んでるからいいじゃん?」と、気にしていない様子。 ----- 【覚醒と衝動について、一人語り】 14歳の時さー、付き合っていたやつがいて。ん? 相手? 玲辺高校通ってた。 でね、抱き合ったりするたびに、なんかざわざわしてた。 思春期の私えっろいなー、って思ってたんだけど。 まあいいや。でさ、あいつ、いきなり死んじゃって。チャリ乗ってて車と当たってさ。 なんか、泣き暮らしてたんだけど……いや、失礼だね! 私だって泣くくらいはするよ。 で、線香くらい上げっかー、ってあいつの家、行ったのね。 線香上げて、すぐ帰ればよかったんだけど、どういう成り行きか、あいつの部屋に入れて貰っちゃったんだ。 しゃがみ込んでけっこう泣いてたんだけど、 ふと、ベッドにさ、寄りかかったんだよね。 そのときね、ふわって、あいつの匂いがしてさ、また、ざわってなって。 えっろい私、台無しだから大人しくしなよ、って一瞬思ったけど、なんか、違ったの。 あいつの首が目の前でチカチカしてさ、美味しそう、美味しそう、って思って。 で、ベッドに顔うずめてさ、しばらく泣き真似してたよね。 えっろいって言うなって。いや、キャッカンテキに見たらえっろいけど。 あの時だね。衝動ってやつがはっきり見えたの。 ……もうとにかく、なーんで私が吸う前にいなくなっちゃうかなー、ってそれだけ思ってた。 そっから、てんちょーに首輪つけられるまではさ、 いやぁ、吸ったよね。吸った吸った。毎日吸った。 でもさ、美味しい、美味しくない、ってあってさ、いや、勝手に吸っといて何言ってんだって思うかもしれないけど。 うーん、近づいただけでえっろい、って思う相手いるじゃん? きっと。 それが私にとっては美味しい、なんだよね。多分。 というわけで、今日も出会いを求めてスキンシップを繰り返すのですよ、私は。 高校生くらいならちょっとくらい近すぎても怒られないし。女の子なんてフリーパスだし! って、なんかそんな感じかな。 ----- 【店長との出会い】 私は雨が降る街を歩いていた。 「うー、喉渇いたよ……でも、水飲んでも駄目なんだよなぁ」 昔のことをぼやきながら。 「あー、アイツの血、吸いたかったなぁ、絶対美味しかったと思うんだよなぁ」 今をぼやきながら。 「やっぱり私、吸血鬼になっちゃったのかなぁ。目赤くなってないし、牙も生えてるわけじゃないけど……  私が見つめた人は私を友達だと思うみたいだし、血吸う気になったら気絶しちゃうし」 そして、ぼやく前から決めていた結論を口にする。 「血を吸っても誰も覚えてないみたいだし、今日もテキトーな獲物を捜せばいいか」 いたいた……お、ちょっとだけカッコイイ。ごめんね、ちょっと血貰うからねー、っと。あれ? 「《ワーディング》か。この街に出る『吸血鬼』とはお前だな、お前を狩りに来た」 《ワーディング》? いや、それより、なんでこの人気絶しないの? っていうか、何あれ、剣? とすん。 え? ……気付くと、私の胸から、剣が生えていた。差していた傘が地面に転がった。 痛い。痛すぎて、熱い。死んじゃう、じゃない、もう死んだみたいなものか。 まあいっか、喉が渇くのも終わ……らないな。そうか、私、吸血鬼だった。吸血鬼って死なないよね。 そう思ったら大して痛くなくなった。その代わりに、異様に喉が渇く。 喉渇いた。喉渇いた、喉渇いた、喉渇いた喉渇いた喉渇いた喉渇いた。 血、血、血だ、血が欲しい。――あ、いいこと思いついちゃった。 胸から生えた剣を抜く。 ああ、勿体ない、私の血。いいや、こいつから、お腹いっぱい返して貰うから。 「――――!」 獣のような声を上げて、剣を突き出す。 「ふ。素人の攻撃など……な、なに?」 驚いた声が聞こえる。正直私も驚いた。 剣は途中からぐにゃりと曲がり、避けようとした男を貫いていた。 引き抜いて真っ直ぐに戻った剣をまた突き出す。何度試しても、剣は身を躱そうとした男を貫いた。 「馬鹿、な……」 男が膝をつく。もらい! 男の脚を剣で地面に縫い留めて、首筋に噛み付き、血を啜る。 別に、美味しくない。それでもいい。お腹いっぱい返してもらうんだから。 気づけば、啜っても血は出なくなっていた。 フツーは「どうしよう、私、人を殺しちゃった」とかなんとか、あってもよさそうだけど、 私を殺しに来たヤツだから、とか、私は吸血鬼だから、とか、そんな言い訳も考えなくていいくらい、もう興味がなくなっていた。 代わりに、悪態をつきながら立ち上がる。 「あー、もう……どろっどろじゃんかぁ」 血と雨で濡れた服をどうしようか考えていたら、頭の上から声がした。 「俺の玩具を壊したのはお前か?」 見上げながら答える。 「んー……? 玩具ってこれのことー……? オジさ……お兄さんの玩具だったんだ。  ごめん、ちょっとムカついたから、つい」 「つい、か。面白い。オマエが代わりに遊んでくれないか?」 「いいよ、血くれるなら」 「俺が満足したら、な」 そう言って、お兄さんは地面に飛び降りた。 私は男の脚に刺さっていた剣を取り、突き出す。剣はまたぐにゃりと曲がるが、お兄さんはそれを綺麗に躱していた。 何度試してもギリギリのところで当たらない。凄い。この人凄い! ひょっとして楽しいかも。 剣だから届かないんだ。それなら……と、私自身を突き出す。 何がどうなったのかはわからないけど、とにかくお兄さんの首に噛み付いていた。 一瞬遅れて、お兄さんが私を突き放す。 「へへへ、ごめんね、先に吸っちゃった。……玩具さんよりは美味しいね」 「ふざけた娘だな。まあいい、面白い技を見せて貰った礼だ」 銃が、見たこともないような光を放ち…… 気づけば、見たことのない部屋に寝かされていた。裸で。 ……裸で? 焦って、思わず布団を巻き付けた所に声がかかる。ソファから体を起こした、オジさ……お兄さんだ。 「目が覚めたか。……なんだその目は。ああ、血みどろのまま寝かせるわけにもいかなかったからな。  小娘には興味がない。安心しろ」 できるかぁー! って叫びかけたけど、私のためにベッドを空けてくれた、と気付いてやめた。 「運んでくれたんだね、ありがとう。私、猫庭彩楓」 お兄さんは、ふ、と鼻で笑ってから、 「名前まで猫か。俺は――」 と言いかけた所で、ドアが開き、女の人が入って来た。 「夜一ちゃん? 女物の服が要るってどういう……」 彼女はそこで私と目が合い……口をパクパクさせたまま動かなくなった。 あー、ナルホド、そういうこと? ふーん? ついうっかり肩とか脚とかはだけさせてみる。……あ、完全に固まった。 遊ぶな、とお兄さんに怒られたけど。 ともかく、てんちょーや、ななちゃんとの出会いはそんな感じ。 私はそのままなんとなく、気付いたらファルスハーツにいた。ま、『吸血鬼』にはお似合いだからいいよね? url: https://charasheet.vampire-blood.net/4764072