タイトル:不平等な奇跡PC1 キャラクター名:夏目 来有(なつめ・こう) 種族: 年齢:17 性別:男 髪の色: / 瞳の色: / 肌の色: 身長: 体重: ワークス  :FHチルドレンA カヴァー  :高校生 シンドローム:エグザイル、ウロボロス ■ライフパス■ 覚醒:死 衝動:恐怖 ■能力値と技能■ 【肉体】:4 (シンドローム:2,1 ワークス:1 ボーナス:0 成長:) 〈白兵〉:SL2 / 判定 4r+2 〈回避〉:SL1 / 判定 4r+1 〈運転〉:SL / 判定 4r 【感覚】:2 (シンドローム:1,1 ワークス: ボーナス:0 成長:) 〈射撃〉:SL / 判定 2r 〈知覚〉:SL / 判定 2r 〈芸術〉:SL / 判定 2r 【精神】:2 (シンドローム:0,2 ワークス: ボーナス:0 成長:) 〈RC〉:SL1 / 判定 2r+1 〈意志〉:SL / 判定 2r 〈知識〉:SL / 判定 2r 【社会】:1 (シンドローム:1,0 ワークス: ボーナス:0 成長:) 〈交渉〉:SL / 判定 1r 〈調達〉:SL / 判定 1r 〈情報〉:SL1 / 判定 1r+1 FH 【HP】    130 【侵蝕基本値】 41% 【行動値】   6 【戦闘移動】  11m ■エフェクト■ 《スキル名》     /SL /タイミング /判定/対象 /射程/コスト/効果など 《ワーディング》   /★$/オート$   /自動/シーン/視界/-$  /非オーヴァードのエキストラ化 《リザレクト》    /1$ /気絶時$   /自動/自身 /-  /[SL]d$/コスト分のHPで復活 《異形の刻印》    /10 /常時    /  /   /  /   /最大HP+[lv×5] 《虚:災いの魔剣》   /5 /メジャー  /  /   /  /2D10+2/シンドローム。HP1まで失う。[失ったHP](最大lv×10)ダメージ。 《コンセ:エグザイル》/2 /メジャー  /  /   /  /2   /C値-[lv](下限7) 《貪欲なる拳》    /2 /メジャー  /  /   /  /3   /白兵。ダイス+[lv+1]個。 《黄:戦いの予感》   /1 /セットアップ/  /   /  /2   /ラウンド中行動値+[lv×10]。シナリオ1回。 ■装備とコンボ■ ・武器とコンボ 名称    価格 種別 命中 攻撃力 G値 射程 メモ 決闘者の剣    1   4r+2 11      至近 攻撃力は単体時のみ 120↑       1   7r+2 200      至近 災い+復讐者 理論値 =価格合計= 0 pt ・防具     装甲 回避 移動  価格  名称 / 備考 鎧 :               / 下着:               / 修正: = 合計 =  0   0   6    pt ■所持品■ 名称    単価 個数 価格 備考 決闘者の剣    1   0 濃縮体      1   0   異形の刻印を指定          1   0 =所持品合計=     0 pt =装備合計=      0 pt = 価格総計 =     0 pt 【常備化ポイント】 2 pt 【財産ポイント】   pt ■ロイス■ 対象           好意 悪意 備考 復讐者 夏目 未希        尊敬 悔悟 (RHOに関わるため伏せ)       タイタス化済(Dロイス復讐者の対象) ■その他■ メモ: 家族(姉): 夏目 未希(なつめ・みき) “天使の梯子"<シュート・ザ・レイ> エンジェルハイロゥ×サラマンダー 女性 20歳 ◆ 夏目 来有(なつめ・こう)。“不屈の剣”<グラス・ピース>。 物静かな男子高校生。 友人は少ない。人付き合いは最低限。名前で呼ばれるのを嫌う。授業中以外、ほとんどの時間、イヤホンで音楽を聴いている。 「ああ、ごめん、聞こえてなかった。なんか、用?」 「いや、僕はいいや。今日、バイトだし。  じゃあ、お先に」 ◆ 気弱でびびりだが心優しく、芯のある少年だった。かつては。 今は淡々と、粛々と、生きている。一振りの刃を研ぎながら。 そんな弟とは対照的に、姉は気が強く、いつも元気で、けど弟同様、気遣いと優しさに溢れていた。かつては。 今はただ、眠っている。夢を見ているのかは、わからない。 幼少期に家族が殺されながらも、姉弟二人、周りの支えもあり、明るく生きてきた。 1年前までは。 1年前の抗争の際に姉が目覚めなくなってから、彼と彼の周囲からは、多くの色と音が、失われた。 騒がしかった姉がいなくなったために、実際に静かになったのも、もちろんある。 だがそれだけでなく、コウからは一つの色と、一つの音が喪われている。 一つは赤。赤色、特に血の色を、彼は認識できない。白黒に見える、とかではなく、色として認識できない。 現在は「わからないからそれは赤いんだろうな」と、迂遠な理解をすることで日常を送っている。 一つは自分の名前。コウ、と呼びかけても、彼の耳には届かない。“ハート・ソード”という当時のコードネームですら。 学校の友人は大抵名字で呼ぶので問題ない。セルの人間には、新しいコードネームを貰って、そちらで呼ぶことを徹底してもらっている。 その名を一番呼んでいた人は、今、彼のことを呼ぶことはない。 だからだろうか、あの日のことは忘れようがないはずなのに、うまく思い出せない。 ――を呼ぶ声、――に濡れた姉、今も脳裏に焼き付いて離れないその光景が、よく見えないのだ。 ◆ 姉、夏目未希。 明朗快活、芯もガワも強い、遠慮はしないが気遣いにも長ける、嵐のようなされど太陽のような女性、だった。 「姉はずけずけと人の心に踏み入る天才だ。  迷惑がってもお構いなしにずかずか近寄って、でもその人が踏み入って欲しくない領域には、ちょっとゆっくり入る。  うん、そう、最終的には入っちゃうんだ。  でも、不思議とそうされて姉のことを嫌いになるヤツなんていない。  そりゃもちろん、姉は気が強いから喧嘩にも結構なるんだけど、最後には姉のことが好きになってるんだ。  なんというか、例えるなら、一人北風と太陽、って感じ」 「多分相手を選んでるってことなんだろうけど、その基準は、僕にはよくわからないな」 ◆ オーヴァードとしての能力は平凡、あるいは凡庸。 エグザイルの能力を活かし、剣術で戦う。あまり強くはない。 ただ、体力、というより生命力の強さだけは、他に類を見ない。 普通のオーヴァードなら戦闘不能になる攻撃にも彼は倒れず、耐えられた。 もちろん、普通のオーヴァードは戦闘不能になっても蘇生するので、戦闘における優位性としては微々たるもの。 彼の戦闘能力はFHチルドレンとしては平均を大幅に下回っていた。 かつては。 今でも、周囲の認識は変わらない。 けれど、彼はあの日以降、ある幻覚を見る。 1本の、赤い剣。 失われた音で呼ばれるモノが、そこにある。失われた色が、そこにだけはある。 それは目を閉じると、あるいは閉じずとも自分の内側を意識したときにだけ、そこに“見える”。 手に取ったことはない。幻覚だから当たり前だ。 しかし、彼には確信がある。 必要なとき、それに手を伸ばせば。 あの時にはなかった、大切なものを守るための力が、手に入るのだろう。 その時に備えて、今はただ、その幻覚の刃を、より鋭く、強く、研ぎ続けている。 url: https://charasheet.vampire-blood.net/4764315