タイトル:キリト・アルバーダ キャラクター名:《二刀一身流初代当主》《 吉野御流合戦礼法二代目当主》 キリト・アルバーダ 種族:シャドウ [特徴:暗視/月光の守り] 生まれ:野伏 ■パーソナルデータ・経歴■ 年齢: 26 性別:男 髪の色:黒  / 瞳の色:黒  / 肌の色:黒 身長:195 体重:89 経歴1:裕福な家庭に産まれた 経歴2:唯一無二の親友がいる 経歴3:自分に何らかの誓いを立てている 穢れ度:0 ■能力値■      技     体     心 基礎   15      6      6    器用 敏捷 筋力 生命 知力 精神 A~F   5   6   9   8   8   8 成長   8   9   7  11   4   4 →計:43 修正  2     2 =合計= 30  30  24  25  18  18 ボーナス  5   5   4   4   3   3    生命 精神    抵抗 抵抗  HP  MP 基本  19  22  70  18 特技        30   0 修正         2   2 =合計= 19  22  102  20 ■レベル・技能■ 冒険者レベル:15 Lv ファイター  15 Lv  / レンジャー 11 Lv エンハンサー 3 Lv  /  ライダー  10 Lv ■戦闘特技・値■ [参照] 特技名      : 効果                            : 前提 [p2122]タフネス      : 最大HP+15                         : ファイターLv.7 [p3143]バトルマスター   : 宣言の必要な戦闘特技を最大2つ同時に宣言できるようになる  : ファイターorグラップラーLv13 [p2122]治癒適正      : Hpが回復する効果を受けるとき、その効果に自分だけ+1     : レンジャーLv.5 [p2123]不屈        : HPが0以下になっても気絶しない               : レンジャーLv.7 [p2123]ポーションマスター : ポーションを1R1本補助動作で飲める             : レンジャーLv.9 [pIB32]両手利き      : それぞれの武器で同一対象に攻撃可能、命中-2、必要筋力15以下 : [pIB30]双撃        : それぞれの武器で別対象に攻撃                : [pIB30]二刀流       : 命中ペナルティなし、必要筋力15以下             : [pIB31]武器習熟A/ソード  : ダメージ+1、Aランク装備可能                : [pIB36]全力攻撃      : 近接攻撃ダメージ+12(2Hなら20)、回避-2           : [pIB31]武器習熟S/ソード  : さらにダメージ+2、Sランク装備可能             : [pIB31]二刀無双      : 両手利き、二刀流の最大必要筋力が20になる          : [pIB29]頑強        : 最大HP+15                         :    魔物       全力    知識 先制 移動 移動 基本   0   0  30  105 修正        5  15 特技        0 =合計=  0   0  35m 120m ■呪歌・練技・騎芸・賦術・鼓咆・占瞳■ [参照] 特技名    : 効果  : 前提 [p]  マッスルベアー : 筋力+2 : [p]  キャッツアイ  : 命中+1 : [p]  ガゼルフット  : 回避+1 : [p]  大型制御    :    : [p]  タンデム    :    : [p]  振り下ろし   :    : [p]  騎獣回避    :    : [p]  振り下ろしⅡ  :    : [p]  空中騎乗    :    : [p]  騎獣回避Ⅱ   :    : ■装備■ ・基本命中力、追加ダメージ、基本回避力        Lv 命中 追ダメ 回避 ファイター :15  20  19  20 グラップラー: フェンサー : シューター : ・武器 価格    用法 必筋 修正 命中 威力 C値 追ダメ [カテゴリ・ランク] 名称(*:装備している) / 備考 (参照) 25000 1H両 20     20 30 10  22 [ソードS] *首切り刀 / (p) 7500   1H 15     20 25 10  22 [ソードS] *ミスリルソード / (p) 12000  1H  5  1  21 10 10  23 [ソードB] *エレメンタルブレイド / (p)        2H        20 35   9  22 [ソードS] *閻魔刀 / (p)        2H        20 35     22 [ソードA] *レッドクイーン / (p)        2H      6  26 60   9  28 [ソード?] *善悪相殺・怒濤閻魔刀 / (p)        2H      7  27  70   9  29 [ソード?] *善悪両断・魔刀悪鬼閻魔刀 / (p)        2H     10  30  50  10  24 [ソード?] *妖刀・虎徹 / (p) =価格合計= 44500 G ・防具    必筋 回避 防護  価格  名称 / 備考 鎧 : 20   5  15     魔刀悪鬼閻魔刀 / 盾 :              / 修正: = 合計 =   25  15    0 G (回避技能:ファイター) ・装飾品    価格   名称                    / 効果 頭 :                           / 耳 :                           / 顔 :                           / 首 :     ネロの形見のペンダント・ミカルのネックレス / ミカルのネックレスはC値-1 背中:15000   幻影のマント                / 攻撃を一回だけ無効化する。防護点5 右手:1000 筋力の腕輪                 / 筋力ボーナス+2 左手:1000 器用の腕輪・結婚指輪            / 器用ボーナス+2 腰 :3000   ブラックベルト               / 防護点+1 足 :2000   イダテンブーツ               / 通常移動+5 全力移動+15 他 :                           / =合計=22000 G ■所持品■ 名称           単価  個数 価格  備考 冒険者セット       100 1   100 救命草          30  10 300 魔香草          100 10 1000 ヒーリングポーション   100 10 1000 保存食          50  2  100   二週間分 テント五人用       300   1   300 ネロとのツーショット写真     1   0    10年前 ミカルとの結婚写真        1   0    2年前 名馬           10000  1   10000  移動力+5の軍馬 大きな屋敷代       100000 1   100000 道場           100000 1   100000 =所持品合計=   212800 G =装備合計=    66500 G = 価格総計 =   279300 G 所持金   525000G 預金・借金 10000000G ■言語■       話 読            話 読 共通交易語 ○ ○ / 巨人語       - - エルフ語  - - / ドラゴン語     - - ドワーフ語 - - / ドレイク語     - - 神紀文明語 - - / 汎用蛮族語     - - 魔動機文明語- - / 魔神語       - - 魔法文明語 - - / 妖魔語       - - 妖精語   - - / グラスランナー語  - - シャドウ語 ○ ○ / ミアキス語     - - バルカン語 - - / ライカンスロープ語 - - ソレイユ語 - - ・地方語、各種族語     話 読 名称 初期習得言語:交易交通語、シャドウ語 技能習得言語: ■名誉アイテム■ 点数 名称 20 秘伝 重破 骨喰み  50 武器の専用化(首切り刀)  50 武器の専用化(ミスリルソード)  50 武器の専用化(エレメンタルブレイド)  20 二つ名 1000 流派(道場込み)(奥義込み)  50 幻影のマント  50 ネロの形見のペンダント  60 名馬 400 大きな屋敷    二刀一身流秘奥義 《二刀乱舞》 600 閻魔刀 真名解放(虎徹込み) 100 吉野御流合戦礼法    二刀一身流秘奥義《二刀狂乱》    妖刀・虎徹 所持名誉点: 88 点 合計名誉点:2538 点 ■その他■ 経験点:0点 (使用経験点:132500点、獲得経験点:129500点) セッション回数:43回 成長履歴: 成長能力  獲得経験点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 1- 精神力   1000点(1000 /   / 回) 2- 器用度   1000点(1000 /   / 回) 3- 敏捷度   1000点(1000 /   / 回) 4- 敏捷度   1590点(1500 / 40 / 1回) 5- 器用度   1120点(1000 / 120 / 回) 6- 筋力    2230点(2230 /   / 回) 7- 敏捷度   1940点(1500 / 440 / 回) 8- 筋力    3130点(3000 / 130 / 回) 9- 生命力   3590点(3000 / 590 / 回) 10- 生命力   8260点(6000 /2260 / 回) 11-       500点( 500 /   / 回) 12-      4500点(4500 /   / 回) 13-      1100点(1100 /   / 回) 14-      5800点(5800 /   / 回) 15-      5000点(5000 /   / 回) 16- 筋力   10000点(10000 /   / 回) 10年後 17- 生命力  10000点(10000 /   / 回) 10年後 18- 生命力  10000点(10000 /   / 回) 10年後 19- 筋力   10000点(10000 /   / 回) 10年後 20- 筋力    8240点(8240 /   / 回)  10年後 21- 筋力   25500点(25500 /   / 回) 10年後 22- 筋力   13000点(13000 /   / 回) 10年後 23- 生命力    0点(   /   / 回)  10年後 24- 生命力    0点(   /   / 回)  10年後 25- 生命力    0点(   /   / 回)  10年後 26- 生命力    0点(   /   / 回)  10年後 27- 生命力    0点(   /   / 回)  10年後 28- 生命力    0点(   /   / 回)  10年後 29- 器用度    0点(   /   / 回)  10年後 30- 器用度    0点(   /   / 回)  10年後 31- 器用度    0点(   /   / 回)  10年後 32- 器用度    0点(   /   / 回)  10年後 33- 器用度    0点(   /   / 回)  10年後 34- 器用度    0点(   /   / 回)  10年後 35- 敏捷度    0点(   /   / 回)  10年後 36- 敏捷度    0点(   /   / 回)  10年後 37- 敏捷度    0点(   /   / 回)  10年後 38- 敏捷度    0点(   /   / 回)  10年後 39- 敏捷度    0点(   /   / 回)  10年後 40- 敏捷度    0点(   /   / 回)  10年後 41- 生命力    0点(   /   / 回)  10年後 42- 精神力   1000点(1000 /   / 回)  10年後 43- 精神力    0点(   /   / 回) 44- 精神力    0点(   /   / 回) 45- 知力     0点(   /   / 回) 46- 知力     0点(   /   / 回) 47- 知力     0点(   /   / 回) 48- 知力     0点(   /   / 回) メモ: 唯一無二の親友ネロの死から10年がたった、キリトは10年前からずっと側にいてくれたミカルと結婚し旅を続けていた。 何度か国単位の大規模な戦争や紛争に参戦し名を上げてきた、いつしかキリトは「剣聖」と呼ばれていた。 10年かけて命の尊さや自分なりの戦い方を学び流派二刀一身流を作った。 ある日一人のシャドウのグラップラーが目についた、名をレクサスと言う、キリトは同種族と言う事もあり追われていたレクサスを助け少しの間行動を共にし、戦い方を教えたりなどしていた、キリトはレクサスと行動を共にしていくにつれレクサスにはスバルと言うもう1つの人格がある事に気付く、レクサスの性格は血の気が多く、闘争心がレクサスの大半を占めていた、それに対してごく希に出てくるスバルの性格は明るく、行動的でレクサス程ではないが多少の闘争心はあった、キリトはどちらの人格も認めていたが主人格がレクサスなのに問題を感じていた、このまま主人格がレクサスだと戦いが全て、戦いこそ命の人生となるかもしれない、それを避けるべく主人格をスバルにする修行や接し方をした、そして何とか主人格をスバルにする事に成功、そしてスバルに戦いだけが全てではない事を教え、信頼できる仲間を探す事を進めた、その夜スバルの前から姿を消す。 その後ある組織に最愛の妻であるミカルを人質に取られやむなく組織の傭兵として戦わされる、だがかつての戦友セントやノートによってミカルが救出され組織の戦いで出会った一人の二刀の人間、キビナと出会い剣の扱い方に可能性を感じたキリトはそのキビナを旅に誘う、こうしてその二刀のキビナとキリトの旅が始まり、後に師弟関係となる二人の出会いでもあった、キリトはそのキビナに戦い方と剣の道を教え一度尽くした者には絶対の忠誠を誓う事、その主君が道を間違え踏み外しそうになればその道を正してやることも必要と言う事を教えた、この事を「主君道」と言う。 ある日の夜キリトは思った、「キビナには教えられる事は全て教えた、だが圧倒的に実戦経験が足りていない」とキリトは思いその夜決心したキビナの前から姿を消しここからは一人で歩ませる事を、キリトはキビナが寝ている内に荷物をまとめ、置き手紙をし自分の愛用していたマントを託しそして二刀一身流の二代目継承者をキビナに決めるのであった。ちなみに10年前、キリトの特殊能力であった「狂人化」は10年間の修行や鍛練によって完全に能力を支配することが可能となった、名称も「狂人化」から「鬼神化」に名称を変えたのであった。 首切り刀 この武器を用いた攻撃で、クリティカルが発生した場合、威力を+10して振り足します。 その際、更にクリティカルが発生した場合、更に威力を+10します。 閻魔刀「やまと」 この武器を用いた攻撃でクリティカルが発生した場合相手の防護点を無視する。 善悪相殺・怒濤閻魔刀「ぜんあくそうさつ・どとうやまと」「真名解放」 真名解放をした閻魔刀は属性を帯びる、この武器で攻撃をされ心が汚れていた場合対象の体力がゼロまたはマイナスとなった場合生命抵抗無視の即死となる。この武器はクリティカル関係なしに相手の防護点を無視する。 攻撃回数は二回。 心が清んでいた場合この武器で攻撃され対象の体力がゼロまたはマイナスになった場合生命抵抗に+20される。 《誓約の理》 「鬼に逢うては鬼を斬る、仏に逢うては仏を斬る、ツルギの理ここに在り」。 善悪相殺・怒濤閻魔刀 《吉野御流合戦礼法、奥義《迅雷が崩し》電磁抜刀《禍》 《吉野御流合戦礼法、奥義《太平が崩し》電磁抜刀《流》 《吉野御流合戦礼法、奥義《地割が崩し》電磁抜刀《逆》 《吉野御流合戦礼法、奥義《雪崩が崩し》電磁撃刀《威》 《吉野御流合戦礼法、奥義《飛煌が崩し》電磁擲刀《呪》 《吉野御流合戦礼法、究極奥義《迅雷が崩し》電磁抜刀《穿》 《吉野御流合戦礼法、奥義《比翼が崩し》電磁双刀《散》 吉野御流合戦礼法とは15年前まだキリトとネロが共に剣の修行をやっていた頃見知らぬ男に教わった流派である、 キリト・ネロ共に剣の才能が豊かだっため僅か2年で吉野御流合戦礼法の全ての行程を終え二人共奥義を習得した。 見事に免許皆伝を果たした二人であったが、教えていた男はいつの間にか二人の前から姿を消していた、しばらくしてネロも自分の力を試すため町を出たのであった。 吉野御流合戦礼法は一刀に全力を込め相手を打ち滅ぼす言わば一撃必殺の流派である、だが同時に剣激にも力を入れている流派でもある、 その中でも《奥義 電磁抜刀 《禍》》は刀を鞘に納めた状態から雷属性を帯びた刃を居合いの形で抜刀する吉野御流合戦礼法を代表する奥義である、使用時は威力+10とする。 《奥義  電磁抜刀《流》》は相手の攻撃をカウタンーで返す技である、相手が攻撃を仕掛けてきた時自分の命中判定で相手の命中判定を上回ればこちらがカウタンーとして攻撃できる。 《奥義  電磁抜刀《逆》》は相手に命中させてもダメージが無い変わりに相手の命中・回避に-5する。 《奥義  電磁撃刀《威》》刀を上段から降りおろす技である、善悪相殺・怒濤閻魔刀の威力を+50とする。力を刀身に貯めなければならい為1ターン貯めの行動が必要、山を一つ潰す程の威力。 《奥義  電磁擲刀《呪》は納刀している状態から居合いの形で抜刀して斬激を飛ばす技である、威力は通常のものと変わらない、 この技は乱戦に参加していない後衛に位置する相手への攻撃が可能となる。 《奥義  電磁双刀《散》は二刀流の時のみ発動可能二刀の刀の一刀ずつから《呪》を発生させる技である、威力は《禍》の半分+5として扱う。 《誓約の理》 悪を斬ったら善を斬る、善を斬ったら悪を斬る悪鬼の理ここに在り。 真名・真打 善悪両断・魔刀悪鬼閻魔刀《 ぜんあくりょうだん・まとうあっきやまと》 《 電磁抜刀《穿》は吉野御流合戦礼法、最強の技にして究極の技である、真に解放を果たし真打にまで達した閻魔刀でしか扱えない、なお体力が半分以下にならなければ発動はできない。 善悪両断・魔刀魔悪鬼閻魔刀で放つ《禍》威力を+100とする あまりに強力な為戦闘中一回しか使えない。 この刀は防具として装甲できる。 妖刀《虎徹》妖刀《虎徹》は名刀《虎徹》と対になる刀である妖刀《虎徹》には作り手の魂が宿っており時折言葉を発する事がある、この刀との出会いはキリトの所に来た一つの依頼がきっかけである、依頼の内容は魔剣の迷宮が出来てしまい、その中からレベルの高いモンスター(9~12レベル)が出現し国が混乱している、どうか迷宮を攻略して迷宮を消してほしいとの事だった、キリトは魔剣とレベルの高いモンスターに興味が湧き依頼を受ける為現地へと向かうのであった。  現地についたキリトはまずはその国の統括者に話を聞いた、迷宮が出来たのが今から一週間程前だと言う、最初は国内の冒険者に依頼し攻略を試みたが迷宮攻略に行った冒険者の未帰還や死亡が多発したた為、国外の冒険者にも依頼を募る事にしたと言う、そして数々の戦場を経験し国をいくつも救い功績を上げてきたキリトに国の国王が直々に依頼したのだと言う、一通り話しを終えた後キリトは迷宮に入り重症だが帰還した数少ない冒険者に話を聞く事になった、話を聞く前に目についたのはその冒険者の怪我の度合いだ、右腕が消失しており、左足もない、生きているのが不思議なぐらいである、冒険者の男が話す内容はキリトの予想を超えた物だった、モンスターの強さも攻略の目処がまったくついてない原因の一つだが、一番の原因は正体不明の精神干渉が原因だと言う、その精神干渉を受ければ、得体のしれないおぞましい何かが自分に流れ込み、ある者は発狂し仲間を斬りつけたり、ある者は上下左右の感覚がなくなりその場に倒れこんだり、と精神汚染に限りなく近い何かがあると言う、その話しをした冒険者の男も精神汚染を受けたがすぐに気を失い、気が付けば体は今のようになっており外に投げ出されていたと言う、精神汚染受けている時僅かだが女の声が聞こえたと言う、その声を聞いた後全員それぞれの症状が出たと言う。  街の少し外れの森の中に迷宮はあった、入り口と思わし所の空間が歪んでいる、そしてキリトは迷宮に足を踏み入れた、内部は迷宮のイメージとは違い教会のような整った内部をしていた、モンスターを蹴散らしながら奥へと進むと、いきなり立ちくらみが生じ、その後声が聞こえた、声だけで判断するとどうやら女の声のようだ、「おにーさん誰?何しにここに来たの?早くここから出ないと前の人達みたいに死んじゃうよ?」 その声を聞いた瞬間キリトに言葉に出来ないおぞましい何かが入ってきた、気は失いはしなかったが、膝を地面につき、汗が吹き出る、息は荒くなるという症状に見舞われた、そして、また声が聞こえてきた、「へぇ~おにーさん只者じゃないね、あての精神汚染に耐えるなんて、おにーさんが初めてだよ、いいねおもしろいね、特別におにーさんを私の場所まで招待するよ!最もここからは生きて帰れないと思うけどね、と聞こえた瞬間キリトのいた場所が変わり、先ほどのような教会とは違い洞窟のような荒々しい風景になっていた、そして中央に墓石が一つ建っていた、だがキリトはそんな些細な事気にしていなかった、キリトは風景が変わってから感じている禍々しい殺気に警戒していた、キリトは多くの魔物やモンスターと戦い、それらがいる場所にも行っている、過去にもここと似た殺気を感じる事があったが、ここはその過去の経験のどれにも当てはまらない程の別格の殺気を放っていた、キリト風に言えば「理屈とか理論ではなく直感的にヤバイ場所」と言う事になる、そして中央の墓石の位置の空間が歪みその殺気の根源が姿を現した。  人だ、そして少女だ一番に目についたのは腰まである金色の長髪、背丈は150cm程度キリトよりもかなり小柄である、だがキリトは感じたこの得体の知れない物を人間とは思わなかった、なぜなら先ほどの禍々しい殺気漂う空間にそれが現れた事により、さらに禍々しさが増し殺気も明確な物へと変化したからである、人の命を奪う事に何の躊躇もない明確な殺意、キリトは警戒を解かず相手の僅かな動きも見逃さない程感覚を研ぎ澄ました状態で口を開いた、「お前は一体何だ」そしてそれはにやけながら言葉を発した「あて?あてはね~そうだな~おにーさん達が言う所の魔剣って奴かな」  キリトは驚かなかった、最初から人間ではない物と判断し人間と言う可能性を除外していたなら後は単純だ、「それは人間ではない、何か魔法関係の代物」 そして次に言葉を放ったのは魔剣の方だった、「おにーさんはここに何しに来たの?ずっと見てたけどここのいるモンスターは軽く蹴散らしてみたいだけど」 そしてキリトはこの後の言葉の選択を誤った「俺は依頼でこの迷宮を潰しに来た、ただそれだ…」言い終わる前にキリトの体は宙に飛んでいた、そして痛みが来たのは後ろの壁に叩きつけられた後だった、キリトは痛みよりも驚きを隠せなかった、キリトが細心の警戒をし感覚を研ぎ澄ませていたにも関わらず、攻撃を食らった事に気づいたのが後ろの壁に叩きつけられた後だった事に、そしてキリトは攻撃をしたであろう主に目を向ける、そいつは今キリトが立っていた所に立っていた、即ち飛び道具や衝撃波の類ではない、そう完全な「物理攻撃」そしてもう一つ驚いた点は飛ばされた距離である、キリトが今まで立っていた所から今キリトが壁を背に持たれ掛かっている所まで約10m以上はある、それに奴はキリトと話している時はキリトの10mは前にいた、っと言う事はキリトの警戒をかいくぐり距離を一瞬の内に詰めたと言う事だ、それを考えると恐るべきスピードと破壊力である、その破壊力は飛ばされた距離だけではなく、体のダメージからも伺える、たった一撃で肋骨が何本か折れ、両腕にひびが入った、そして視界が揺らぎ頭部から出血、さらに攻撃を受けた部位だがどうやら腹部への打撃攻撃らしい、胃や腸に重度の裂傷、さらに言うならキリトが飛ばされ叩きつけられた壁だがほぼ半壊している、普通人が飛ばされ叩きつけられただけでここまでの壊れ方はしないであろう、そして今の一撃だけでキリトは瀕死にまで追い込まれた、そしてそいつは先ほどと口調は変わってないが、その声には明確な殺気が伺えた「やっぱりおにーさんも前の奴らと同じか…本当嫌になるよ、あての唯一の安らげる場所を潰すだの、壊すだのはらわたが煮えくり返りそうだ!、って事でおにーさん死んでよ…」その瞬間そいつは10m以上離れているにも関わらずキリトの目の前に現れ拳を振り上げていた、キリトは咄嗟にガゼルフットを発動しその攻撃を間一髪避けた、そしてキリトが今までいた場所は大きなクレーターができていた。「やっぱりおにーさん只者じゃないね、精神同調も効果薄、あての攻撃も避ける、おにーさん本当に人族?」キリトは口を聞く暇もなく刀を抜き人族とは思えぬスピードで距離を詰め刀を振り下ろす、両腕にひびが入っている事など問題になっていないかのような威力だ、「だが」あいつは片手で刀の刀身を掴みキリトはその場で動けなくなる、刀はピクリとも動かない、まるで何かに固定されているようだ、さすがに相手も無傷ではなく微量だが血液が流れている、だがキリトは気づいた、相手の刀を掴んでいないもう一つの腕がある事に、それを直感で感じ取ったキリトは刀を相手の手の中に残し後ろに大きく飛んだ、その判断は正しかった、キリトは見た、後ろに飛んだ瞬間刀を押さえていない左腕がアッパーの形で空ぶっている所を、そいつは感心した声で言った、「おにーさんこれまでかなりの修羅場をくぐって来たでしょ?身体能力、判断力、直感がそれぞれが人族のそれを遥かに越えてる、それにあては人じゃないけど人に刀を振り下ろすのに躊躇がない、過去に大事な人間をなくしでもしたかな?」と言い手に持っていた刀を握り折った、 だがキリトは自分でも驚く程に冷静で落ち着いていた、相手は戦闘面だけではなく、策略や観察力といった面でも飛び抜けている程の奴だ、だが今までの事を見せ付けられて尚キリトは恐怖や絶望の類は感じていなかった、そうキリトは「笑っていた」のである、そう今キリトが感じている感情は「歓喜」強い相手と戦いたい、実力を試したいと言う理由で世界中を旅してるキリトだが世界に出てもキリトの相手になる者少なかった、だが今キリトの目の前に自分より遥かに格上の相手がいる、キリトはそれが嬉しくてたまらなかった。 キリト「感謝するぜ」 魔剣「?」 キリト「やっと出会えた、十分に力を発揮できる奴とよ!二刀一身流当主!キリト・アルバーダ!押して参る!」 魔剣「おにーさん…本当におもしろいね!いいよ受けて立つよ!魔剣《虎徹》受けて立つ!!」 両者「いざ尋常に勝負!!」 キリトは自身の絶対無敵の刃閻魔刀を召還 魔剣《虎徹》も自身の背丈を越える長刀の野太刀を抜き、 両者一斉に地面を蹴りお互いの距離を詰めていく、お互いの刃が重なり合う、そこから流れるような攻防の嵐、どちらも一歩も譲らない、 キリト「(一発一発が重い!響く!) 魔剣「(あてのスピードと互角!?さっきと違って刀の威力も上がってる!これは本物かもしれない)」 そして時が立ちあれから丸一日、キリトは今だ戦っていた、体はボロボロ今にも倒れてしまいそうだ、対して魔剣《虎徹》も無傷ではない体のそこらじゅうに裂傷、こちらもボロボロであった。 キリト「(次の一撃で決まる!俺の全力をぶつける!!)」 キリトは吉野御流合戦礼法《迅雷が崩し》電磁抜刀《禍》を使うのであった。 魔剣「(あてがここまでやられるとは…次で片をつける!!)」 魔剣《虎徹》も刀を上段で構え力を貯めるのであった。 そして運命の瞬間…両者は常人にはすでに目で追うことすらできぬスピードでぶつかり合った、そして互いの刃が重なる瞬間キリトは白い光に飲み込まれ意識を手放した。 目を覚ますとキリトは真っ白な何もない空間に倒れていた、キリトは先ほどは魔剣と戦っていた事を思い出し少し混乱していた、その時真っ白な空間に歪みが生じ何かが見えてきた、そこにはあの魔剣が映っていた、さっき戦っていた洞窟の映像ではない、これはきっとまだあの魔剣が人間だった時代の映像だろう、と言う事はこの空間は魔剣《虎徹》の内部と言う可能性をキリトは頭に入れた、そう考えている間にも映像は流れる、どうやら人間時代の《虎徹》は茶々丸と呼ばれていたらしい、だが名前よりもキリトの目に入って来たのは茶々丸が他の子供や大人にいじめや虐待を受けている映像だった、そのいじめや虐待の内容は凄まじくひどく、むごい物だった、しかし、茶々丸に一人の老人が近づき汚れて倒れてる茶々丸を助け、保護したのだ、老人が言うには「あまりにひどく見ていられなかった」との事だ老人は村では名の知れた鍛冶師だった、よく仕事で武器などを打っていた、老人は鍛冶師と同時に昔は英雄と呼ばれる程の剣の使い手で冒険者だった、茶々丸は老人によくなつき、仕事を手伝った、老人も茶々丸に刀の打ち方を教えた。そして老人は茶々丸に自分以外にもお前を理解して一緒にいてくれる人間が必ずいるはずだと言った、そしてある日、村ではやり病が起きた、当時は薬は高価でとても村一つ救うなんてできなかった、そして、はやり病は茶々丸が原因だという噂が村中に広まった、そして村の冒険者が集まり、茶々丸を連れ去ろうと老人の家に乗り込んで来た、そして茶々丸を庇った老人が斬られこの世を去った、茶々丸はその時老人に強く生きる事を言われ、茶々丸は村から逃げた、一年後茶々丸は山奥の小屋で刀を打っていた、誰かに売るためやコレクションのためではなくあの村の人間を恨み、復讐するための刀である、そして茶々丸は完成させた、そう妖刀《虎徹》である、そのひと振りの刀を手にその夜村の住人を皆殺しにした、その後茶々丸の行方は不明となった、茶々丸が打った刀は生涯でたった一本《虎徹》のみだった。  ここで映像は途切れ空間の歪みも消えた、また何もない真っ白な空間だけが残ったかに思えた、よく見ると真っ白い空間にぼろぼろになった服をきている茶々丸が膝を抱えてうつむいて座っていた、キリトは近寄り口を開いた キリト「よう、どうしたこんなところで」 茶々丸「おにーさん誰?どうしてここに?」 キリト「誰って俺はキリトだ、キリト・アルバーダ、どうしてここにいるかって?さぁ?俺にもわからん」 茶々丸「ふーん、そう」 と言ってまたうつむいてしまう キリトは隣に座り着ていたマントを茶々丸にかぶせた、 茶々丸は驚いたのか顔を上げキリトを見た キリト「そんな格好女がしてるなよ?美人が台無しだぞ?」 茶々丸は顔を赤くして言った 茶々丸「これなんだか懐かしい匂いがする、少しの間だけどあの暖かかった生活、あのおじーさんの匂い キリト「(おじーさんの匂いって言われると少し複雑…)」 キリト「そうか…ならそれはお前にやるよ、」 茶々丸「え?いいの?なんでそんなによくしてくれるの?あてはおんーさんの事何も知らないのに…」 キリト「おう大切にしろよ、なんでそんなによくするかって?そうだなー俺の大切な人に似てるからかな、それに俺はお前の事何も知らなくはないぞ?」 そうしてキリトは茶々丸を抱きしめた キリト「つらかったよな…苦しかったよな…でももう大丈夫だ俺はお前を理解してやれる、もう争わなくていい、もう泣かなくていいんだ、」 茶々丸はキリトにおじーさんが合わさって見えた 茶々丸「(やっと…やっと…見つけたよおじーさん私を理解してくれる人)」 そうして茶々丸はキリトの腕の中で泣いた後眠るように消えた。 キリト「これでよかったんだよな、」 そして真っ白な空間に亀裂が入り、キリトの意識も消えかけたその時、老人の声が聞こえた 老人「後はよろしく頼むぞ、今を生きる若者よ」 そして老人と人間時代の茶々丸は手を繋いで消えていった キリト「あぁ、頼まれたぜ、じいさん」 そこで意識が完全に途絶えた 目を覚ますと先ほど戦っていた洞窟に倒れていた、禍々しい殺気は消え、小鳥がさえずっていた、先ほどの状態が嘘みたいにのどかである。 キリト「終わったか…」 キリトは中央の墓石に何か書いてある事に気が付いた その墓石には キリト「ははっ…まじかよ…」  キゼル・アルバーダここに眠る キリトの祖先にあたる人物の名である キリト「まさか祖先があの老人だったとはなぁ~偶然ってすげぇ…」 キリト「まっ安心して眠ってくれ、じーさん、後は任せろ」 その瞬間後ろで声がした ?「おにーさん!} キリト「ん?」 そこにいたのは茶々丸だった、キリトが渡したマントをつけている。 茶々丸「そのおにーさんあのねあてね…」 キリト「ふっ、一緒に行くか?」 茶々丸「うん!」 そういって茶々丸は光の粒子になってキリトの体に入ってきた。 キリト「ふぅ~依頼完了!」 こうしてキリトは依頼を完了し報告するために街に戻って来た、街の住民皆、迷宮から来る、モンスターに怯えていたため、キリトの帰りは大いに祝福された、 キリトは国王に報告を済ませ体の治療するためしばらく街に居座り、後にした。 国王「キリト・アルバーダか…奴は本当に世界を変えるかも知れんな」 その後家に帰宅したキリトに茶々丸がいきなり実体化し抱きついてきたりしたため、ミカルに問いただされる一日を迎えるのであった。                                   完 妖刀・虎徹《こてつ》 この刀は切りつけた相手に自分の感覚を同調させる能力をもつ《同調させるかは自由》 同調させた後に切りつけたダメージを負わせる。 切りつけた相手のHPとMPを現時点のキリトのHPとMPを同じ物とする、切りつける度に相手の血を浴び威力を+2する 防護点は無視する。 妖刀・虎徹 この刀の真の使用法は相手をきりつける事ではない、真の使用法は《装甲》する事である。  刀が分裂し体に装甲する事によってキリトの能力値ボーナスを全てに+2する。  精神抵抗に+3  生命抵抗に+3  受けた魔法攻撃ダメージの出目に-5する 装甲時は防護点が15・回避+6・必筋が0 《虎徹》装甲の理 獅子には肉を 狗には骨を 龍には無垢なる魂を 今宵の虎徹は血に飢えている。