タイトル:スウェーデン療法 キャラクター名:音水海 (Otomizu Umi) 種族: 享年:17 髪の色:黒  / 瞳の色:黒  / 肌の色:白-土気色 身長:160代 体重:ふつう ポジション:ソロリティ クラス: バロック / ロマネスク 初期配置:煉獄 行動値:10 ■パーソナルデータ■ 暗示:破局 [記憶のカケラ] 内容 禁色     α25. いじめ    67. 荒い息    α74. 何者かの荒い呼吸が、首筋に触れる。どうしようもなく不快。その不快感をあなたは懸命に抑えている。何が起きていたのだろう。ただ、アンデッドとなったあなたや姉妹が、あんな呼吸をすることはない。 [未練]   内容    狂気度  発狂時 たからもの への 依存 ■■■□ 幼児退行(最大行動値減少(-2)) xxx    への 恋心 ■■■□ 自傷行動(戦闘開始時と終了時に1つずつ、あなたはパーツを選んで損傷する)       への    ■■■□ ()       への    ■■■□ ()       への    ■■■□ ()       への    ■■■□ () ■強化値■     武装 変異 改造 メインクラス   0   2   0 サブクラス   0   0   2 ボーナス 寵愛 =合計=   0   3   2 ■マニューバ■ [部位]     マニューバ名 : タイミング : コスト : 射程: 効果 [ポジション]  姉妹のくちづけ : ラピッド  : 1   : 0  : サヴァントの行動値-4 [メインクラス] 狂気      : オート   :    : 自身: 肉弾攻撃の判定出目+1 [メインクラス] 歪曲      : オート   :    : 自身: 変異3取得→【くされじる】 [メインクラス] 怪力      : オート   :    :   : [サブクラス]  時計仕掛け   : オート   :    : 自身: 改造3取得→【ガントレット】 [サブクラス]  死の舞踏    : オート   : 0   : 自身: 振り直し []              : オート   :    :   : [頭]      のうみそ    : オート   :    :   : 最大行動値+2 [頭]      めだま     : オート   :    :   : 最大行動値+1 [頭]      あご      : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [頭]      口枷ディルド  : オート   :    :   : 【たからもの】.喉奥まで深々と差し込まれ吐瀉物を堰き止めているガスマスク []              : オート   :    :   : [腕]      こぶし     : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [腕]      うで      : ジャッジ  : 1   : 0  : 支援1 [腕]      かた      : アクション : 4   : 自身: 移動1 [腕]      口枷      : オート   :    : 自身: 【ガントレット】相当.吹き出す吐瀉物を無理矢理抑えている [腕]      よぶんなくち  : ラピッド  : 0   : 自身: 【よぶんなうで】相当.口腔の代わりに嘔吐する器官 [腕]      ジェットノズル : ダメージ  : 効参  : 自身: 基本1つ損傷後白・肉dm+1.腹部と腕部を繋ぐ.時折内蔵が混じり被害が増す [腕]      スパイク    : ダメージ  : 1   : 自身: 白・肉dm+2.内臓を痛めている原因の異物 [腕]      くされじる   : アクション : 3   : 0-1 : 肉弾攻撃1+爆発+転倒.いろんなものが混じった吐瀉物.ミミズも元気にのたうってます []              : オート   :    :   : [胴]      せぼね     : アクション : 1   : 自身: 次カウントで使うマニューバ1つのコスト-1 [胴]      はらわた    : オート   :    :   : [胴]      はらわた    : オート   :    :   : []              : オート   :    :   : [脚]      ほね      : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      ほね      : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      あし      : ジャッジ  : 1   : 0  : 妨害1 [脚]      溶解した脚部  : アクション : 2   : 自身: 【けもあし】相当.自らの吐瀉物でぐずぐずに溶けかかった脚部.滑らかな急発進を可能に [脚]      潤滑液     : オート   :    :   : 【しっぽ】相当.脚部を包む粘液は咄嗟の対応にも優れる ■その他■ 寵愛点:20点 成長履歴: No. 獲得寵愛点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 0     20点( 14 /  6) 1    -20点(   / -20)     成長:スキル獲得(狂気、死の舞踏) 2     20点( 16 /  4) メモ: [性格]  年齢のためか、ドールにしては多く残っている記憶のせいか、比較的大人びた雰囲気の少女。どこか諦観めいた態度でもあるが、それでも姉妹を導こうと努力する。どこか距離感覚がずれており、稀に顔が接する程に近付くことがあるが、少しでも正ではない反応があると一転して距離を置く(そして彼女が纏う液体と臭いのためまず確実に近づかれた方は不快な顔をすることだろう)。 [容姿]  ガスマスクをし、頭からローブを被った少女。常にえずく様なくぐもったうめき声が聞こえる。ガスマスクの隙間や腕に走る裂け目からは常に吐瀉物のような異臭のする粘液が染み出している。またその粘液の影響か、下半身が半ば溶けており、歩くというよりも滑るように移動する。  ガスマスク内側の口元には、長く弾力性のある素材でできたディルドが付いており、彼女の喉奥までをみっちりと塞いでいる。代わりに両手のひらの穴が口の役割を果たしており、発声器官も付随している。またその穴から腕にかけて裂け目が走っており、その根本と腹部とを繋ぐチューブがある。消化器官と繋がっており、人間であれば食道の役割を果たすことだろうそれは、絶えずえずきながらも完全に塞がれている頭部の口の代わりに吐瀉物を吐き出す器官となっている。ただし、こちらの口も普段は腕を覆う機械により閉じられており、彼女が自由に口を開く権利はない。唯一の温情は、合成音声故に口を開かずとも発声を常に許されていることだろうか。その異常な拘束具はどこか、倒錯的な貞操帯にすらも見える。 [記憶]xxxへの恋心  幼馴染みと過ごした幸せな幼少期。女の子同士だからか、その意味もわからず仲良しの証としてキスなんかもしちゃったりして。ずっと大好き同士で、ずっと一緒にいたいって、勝手に思ってた。でも、向こうは違ったみたい。中学生になったら、他の友達から距離が近すぎって言われちゃった。私は抱き合ったっていいじゃないって思ったけど、あの娘は気にした。近づこうとすると段々距離を取られるようになって、他の子とばかり仲良くするようになって、私は独りでいることが多くなった。そんな関係を何とかしたくて、昔の関係みたいに戻りたくて、周りを気にする彼女も二人っきりだったら心を開いてくれるんじゃないかって、放課後に呼び出したの。それで、大好きな気持ちをちゃんと伝えて、昔みたいに抱きついて、キスして……その瞬間突き飛ばされた。気持ち悪いって、なめくじが口に入ったみたいに行儀悪く唾を吐かれて、逃げ出された。それからはもう一切口を聞いてくれなくなったどころか、みんなして私をいじめるようになった。悲しいこと、苦しいこと、酷いこと、たくさんされたけど、あなたのその視線が何よりも辛くかったよ。  今なら私の気持ちの方が異端で、普通の人からしたら気持ち悪いことって、はっきりわかる。でもあの頃はどうしてあんなに仲良かったあなたに拒絶されたのかさっぱりわからなくて、あなたがいつ昔みたいに戻ってくれるんだろうって夢見てた。でもそんな孤独にも耐えられなくなって、誰かに受け入れてほしくて、春売りに手を出した。自分を見てくれて、自分を好きって言ってくれて、自分の身体で満足そうにしてくれて、キスを受け入れてくれた。あなたとのおかげかな、私の口、人気だったんだよ?私も気を良くしちゃって、お腹の中まで、汚れちゃった。  それでも、いつまでも親鳥に捨てられた雛みたいに、あなたのことを見続けて、追いかけてたら、観念したあなたが私に振り返って話しかけてくれた時は本当に嬉しかった。そしたらあなたが、私のためなら何でも出来る?って聞いてきた。壊れたおもちゃみたいに首を縦に振る私を笑いながらあなたは、じゃあこれ食べたら1日口聞いてあげるって、指さしたの。地面を這う大きなミミズを。さすがの私も、彼女の笑いが嘲笑で、ただの新しいいじめが始まっただけってすぐに気付いたけど、それでも、そんな関係だろうとあなたが私を見てくれたことが嬉しくて、このチャンスが唯一の蜘蛛の糸なんだって思い込んで、震えながらえずきながら、言われた通りに食べた。またお腹が汚れた。地面に蹲る私を嘲りながら動画を取っていたあなたは、じゃ、とだけ言って帰っていった。ミミズ一匹の報酬の一言を、土の味と一緒に噛み締めながら、私も帰路についた。  翌日からのいじめには、新しいコースが追加された。花の女子高生がよくそんなグロテスクなものを集めたなって、感心しちゃうくらいいろんなもの。でもその度にあの娘が私を見てくれて、私に笑ってくれて、それでそれでそれで、どうなったんだっけ。私はまたあなたと仲良くなれたのかな。恋人みたいになれたかな。あなたにキス、できたかな……