タイトル:宇田川 紗衣 キャラクター名:宇田川 紗衣(うたがわ さえ) 職業:祓い屋 年齢:27 / 性別:女 出身: 髪の色: / 瞳の色: / 肌の色: 身長:158 体重: ■能力値■ HP:11 MP:14 SAN:40/97      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時  10  11  14   9  14  11  14  17  11  14 成長等  -5                 +5 他修正 =合計=   5  11  14   9  14  11  19  17  11  14 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値 ●《回避》      71%   《キック》  25%   《組み付き》   25%  《こぶし(パンチ)》50%   《頭突き》  10%   《投擲》     25%  《マーシャルアーツ》1%    《拳銃》   20%   《サブマシンガン》15%  《ショットガン》  30%   《マシンガン》15%   《ライフル》   25% ●《小型ナイフ》   65%   《》     %    《》       % ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 ●《応急手当》70%   《鍵開け》 1%    《隠す》  15%  《隠れる》 10%  ●《聞き耳》 73%   《忍び歩き》10%  《写真術》 10%   《精神分析》1%    《追跡》  10%  《登攀》  40%  ●《図書館》 75%  ●《目星》  70% ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前    現在値  《運転》   20%   《機械修理》20%   《重機械操作》1%  《乗馬》   5%    《水泳》  25%  ●《製作(料理)》32%  《操縦()》  1%    《跳躍》  25%   《電気修理》 10%  《ナビゲート》10%   《変装》  1%    《》     % ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前  現在値 ●《言いくるめ》70%   《信用》  15%   《説得》 15% ●《値切り》  40%   《母国語()》85%  ●《中国語》42% ●《英語》   46%   《》    %    《》   % ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前      現在値 習得/名前  現在値  《医学》     5%   ●《オカルト》   82%   《化学》 1% ●《クトゥルフ神話》2%    《芸術()》    5%    《経理》 10%  《考古学》    1%    《コンピューター》1%   ●《心理学》65% ●《人類学》    65%   《生物学》    1%    《地質学》1%  《電子工学》   1%    《天文学》    1%    《博物学》10%  《物理学》    1%    《法律》     5%    《薬学》 1% ●《歴史》     60%   《》       %    《》   % ■戦闘■ ダメージボーナス:-1d4 名称 成功率 ダメージ 射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考                              /                              / ■所持品■ 名称 単価 個数 価格 備考       1   0       1   0       1   0       1   0 =所持品合計=     0 所持金 預金・借金 ■その他■ メモ: 4か月(8/20)まで幻覚(化け物) 4か月(8/20)までフェティッシュ ミステリアスでどこか浮世離れしたような雰囲気がある。 幼少期から人と違う存在が見えていて、そのことを周囲に言うと不気味がられたり嘘だと笑われたりするので言わなくなった。 信じてもらえないことで傷つくのが嫌で、あまり深い人づきあいはせずに過ごしてきた。かなりの数の本を読み、知識を蓄えた。 親の仕事の都合で中国やアメリカに住んでいたこともあるが、そこでも親しい友人は作らなかった。 しかし、人と関わることは嫌いではない。人と切り離されたような生活はしたくない、何かで繋がっていたいと考え、自分の力を役立てられることを仕事にしようと決めて厄祓い屋を始めた。 禍福街はなにかと物騒な街だが、「普通」ではない自分には似合いの場所だと思っている。 特徴表 バイリンガル→日本以外の国で生活したことがある。EDU×5%を最大5つまでのほかの言語技能に割り振ることができる。 動物に好かれる→独特のたたずまいのおかげか、たいていの動物がなついてくる。 ★★★ 収支や在庫数を入力し終え、私は椅子に腰掛けたまま伸びをした。コキコキと肩が鳴る音がする。 事務作業は嫌いではなく、好きなほうだ。だからこそ1度始めると集中してしまい、長い時間PCに向き合ってしまう。適度に休んだ方が効率が良くなるとは理解していても、キリのいいところまで進めたくて結局いつも休憩を取り忘れてしまう。 時計を見上げると、16時だった。夕飯を作るにはまだ少し早い。商品の整理でもしようかとコンテナを覗き込むと、中にはお守りや石などが綺麗に並べられている。 そういえば午前中在庫確認のために数えたばかりだったと思い出す。 これらは「魔除けの効果がある」「しかし定期的に力を込めないと効果がなくなる」等と言って売っているものだけど、これ自体はネット通販で仕入れているもので特別なにか効力があるものではない。 私はこれを悪いことだとは思っていない。「安心」を売っているのだから。持っていることで不安がなくなるのならそれで良い。 人に必要とされたくてこの仕事を始めたけれど、慈善事業ではない。お金がないと、生きてはいけない。当然のことだ。 事務仕事を終え書斎を出ると、リビングのソファで清海が丸まって眠っていた。 清海の体に合わせて買った大きなソファだが、体を伸ばして眠れるほどではない。 近付くと、傍らで猫も眠っていた。うちで飼っているわけではないが、よく遊びに来る猫だ。 穏やかに眠る清海に、そっと声をかける。 「清海」 起こすつもりはないから、小さな声だ。 「清海……、はーるみ、ハルくーん」 呼び続けていると、清海の耳がぴくりと動く。しかし、すぐに規則正しい寝息が聞こえる。 彼の見る夢が、美しく平和なものであればいい。 そんな願いを誰かに対して抱くなんて、あの頃は考えられなかったな、と思う。 私は昔から、人とは違う存在を認識する事が出来た。 それが「普通」ではないと知らなかった私は恐ろしいものを「見た」ことを母や父に伝えた。 母も父も、優しい人だ。育ちが良く賢くて、心に余裕のある人。 ふたりは私が「見た」という事に関して否定はしなかったが、信じてもいなかった。妄想だとか、気をひくために嘘を付いてるのだと思っていたのだろう。 それは幼い私にもにも伝わってきた。 だから、両親には言わなくなった。それから、お父さんやお母さんは信じてくれなくても友達なら分かってくれるかもと期待して、見たものの話をした。 すると、ある友達は「そんなもの見えないよ……紗衣ちゃんはおかしいよ」と不気味がり、ある友達は「変なものが見えるなんて、嘘つきだ」と笑った。 自分の見えている世界が人とは違うことを痛感させられた。 それからはほとんどその事は言わなくなり、ひとりで過ごすようになった。 父の海外転勤で中国やアメリカで暮らしたこともある。環境が変われば、と淡い期待を抱いたがやはり人ではないものは見えたし、それを言っても信じてはもらえなかった。 ひとりで居る時間には、本を読んだ。 ジャンルは問わず、様々なものを。分からないものは、怖い。知識が蓄えられていくと、怖いものが減っていくように思えた。 けど、本を読んでいるだけでは人との繋がりは得られない。傷つくのが嫌で距離を置いていたが、ひとりで平気なわけではなかった。 身体を重ねるだけの相手を見つけるのは簡単だった。けどそれで心の空白が埋まるわけではない。埋まった気がするだけでは意味がないのだ。 欲しているのがどういった存在なのか、自分でも分からなかった。 大学に進学してからは、長期の休みを使って各地を転々としていた。卒業後に仕事をする自分を想像しても、どれもピンと来なかった。自分でなくても構わないような仕事はしたくなかった。 そんな日々の中、ネットで禍福街の噂を見かけた私はすぐに興味を惹かれた。どれもこれも、創作のような怪しげなもので信憑性は無かったが、不思議と「ここが自分の居場所かもしれない」と感じた。 その直感は正しく、実際に訪れた禍福街の空気は自分に馴染んだ。「普通ではない」ことが日常のこの街でなら自らの「普通ではない」ことを活かして生きていけると思った。 それからはすぐに行動を起こした。更に詳しい情報を仕入れ、勉強し、バイトと株で貯めたお金で引っ越して店を構えた。両親には反対されるだろうから詳細は伝えなかった。今も仕事については嘘を教えている。干渉してこないのは有難いことだ。 厄祓い屋をはじめてからは、まるで別世界に来たようだと感じた。 今まで信じてもらえなかった性質を、有難く思ってくれる人がいる。今までにないやりがいを感じられた。 しかし、危険な街だ。特別危険な場所に赴く際にはその都度用心棒を雇ってはいたが、彼らは皆「見えない」人達だ。 「見える」側であり、強くて信頼のおける者。 そんな人物がいれば専属の用心棒として雇いたいと考えていた。けれど、そんな人物が簡単に見つかるわけもない。 厄祓い屋を開いてすぐの頃は感じていなかった心の空白も、徐々に広がりつつあった。人と接する機会は増えたがやはり深い付き合いには至らない。仕事は上手くいっていたが、私生活の物足りなさは以前と変わらなかった。 私の居場所はここではないのかもしれない、と思い始めたある日、清海に出会った。 傷だらけで、手負いの獣のような彼を見て「この人ならば、私の空白を埋めてくれるかもしれない」と思った。彼以上に私を必要としている人は、きっと居ない。 今までに感じたことのない思いが溢れてきた。 怪異を祓い「私を守って欲しい」と手を差し出せば、清海は私の手を握った。とても大きくて、驚くほど熱い手だった。 それから私は清海を用心棒として雇った。 自分が人の世話をするのが好きだということにはじめて気付いた。 清海は賢くはないけれど、私の言うことはよく聞いてくれる。大きな犬のようで可愛い。私が作った料理を美味しそうに食べてくれるところが好きだ。 心の隙間は、清海の存在が埋めてくれた。私の存在も、彼の隙間を埋めたはずだ。 互いを補い合えるという関係は、安心感がある。どちらかだけ寄りかかるような関係だと、長くは続かないから。 清海にとっての特別は私だけがいいし、私の特別も清海だけでいい。 この気持ちは「恋」ではないけど「愛」ではあるのかもしれないと思う。 眠る清海の頭をそっと撫でる。 大きくて強い清海。でも、私がいないと生きていけない。そう思うと胸がいっぱいになる。 歪んでいる、と言われるかもしれない。でも、私はもともと普通ではないから。 幸せと思えるのなら、それでいいわよね。 今は、はっきりとここが私の居場所だって言える。 「いつも、ありがとうね」 居場所、なくさないようにお仕事頑張らないとね。 ★★★ ■簡易用■ 宇田川 紗衣(うたがわ さえ)(女) 職業:祓い屋 年齢:27 PL: STR:5  DEX:9  INT:19 アイデア:95 CON:11  APP:14  POW:14  幸 運:70 SIZ:11 SAN:97 EDU:17 知 識:85 H P:11  M P:14  回避:dex*2  ダメージボーナス:-1d4 ―――――――――――――――――――――――――― [技能](職業技能点:340 個人技能点:190) (書式:職業/個人<成長>[その他]) ―――――――――――――――――――――――――― [持ち物] ・武器 ――――――――ここに記入―――――――― ・防具 ――――――――ここに記入―――――――― ・所持品 ――――――――ここに記入―――――――― [プロフィール]