タイトル:フィッツ キャラクター名:フィッツ・ゼント 種族:人間 [特徴:剣の加護/運命変転] 生まれ:傭兵 ■パーソナルデータ・経歴■ 年齢:21 性別:男 髪の色:銀髪 / 瞳の色:ワインレッド / 肌の色:肌色 身長:170 体重:65 経歴1:4-6:有名人の友人がいる 経歴2:5-3:大切な人と生き別れている 経歴3:4-3:「負けず嫌い」と評されたことがる 穢れ度:0 ■能力値■      技     体     心 基礎    7     10      4    器用 敏捷 筋力 生命 知力 精神 A~F   8  11   9   8   7   8 成長      1   1   1       →計:3 修正 =合計= 15  20  20  19  12  12 ボーナス  2   3   3   3   2   2    生命 精神    抵抗 抵抗  HP  MP 基本   6   5  28  12 特技         0   0 修正 =合計=  6   5  28  12 ■レベル・技能■ 冒険者レベル:3 Lv ファイター 3 Lv  / スカウト   1 Lv レンジャー 2 Lv  / エンハンサー 1 Lv ■戦闘特技・値■ [参照]  特技名  : 効果                          : 前提 [p1-286]牽制攻撃  : 次の1回の攻撃(範囲攻撃ならその全て)の命中+1、C値+1  : [p1-279]かいくぐり : 次の1回の攻撃のC値-[前のラウンドの回避成功回数](下限8) : 盾    魔物       全力    知識 先制 移動 移動 基本   0   4  20  60 修正 特技        0 =合計=  0   4  20m  60m ■呪歌・練技・騎芸・賦術・鼓咆・占瞳■ [参照] 特技名: 効果: 前提 ■装備■ ・基本命中力、追加ダメージ、基本回避力        Lv 命中 追ダメ 回避 ファイター : 3   5   6   6 グラップラー: フェンサー : シューター : ・武器 価格 用法 必筋 修正 命中 威力 C値 追ダメ [カテゴリ・ランク] 名称(*:装備している) / 備考 (参照) 560  1H両  17      5  17  10   6 [ソードB] *バスタードソード / (1-301p) 0   2H片  17      5  27  10   6 [ソードB] *バスタードソード / (1-301p) =価格合計= 560 G ・防具    必筋 回避 防護  価格  名称 / 備考 鎧 : 15      5   520 スプリントアーマー / 盾 :  1   1      500 カイトシールド / 修正: = 合計 =    7   5  1020 G (回避技能:ファイター) ・装飾品    価格 名称    / 効果 頭 :         / 耳 :         / 顔 :         / 首 :         / 背中:         / 右手:500  知性の指輪 / 左手:500  俊足の指輪 / 腰 :         / 足 :         / 他 :         / =合計=1000 G ■所持品■ 名称         単価 個数 価格 備考 冒険者セット     100  1   100 ヒーリングポーション 100  3   300 ストーン       0   5   0   持てるだけ所持と、その辺で拾う 救命草        100  2   200  拾った 月光の魔符      0   1   0   もらった 保存方法       50  1   50  1週間分 魔香草        100  2   200 =所持品合計=    850 G =装備合計=     2580 G = 価格総計 =    3430 G 所持金    3240G 預金・借金    G ■言語■       話 読            話 読 共通交易語 ○ ○ / 巨人語       - - エルフ語  - - / ドラゴン語     - - ドワーフ語 - - / ドレイク語     - - 神紀文明語 - - / 汎用蛮族語     - - 魔動機文明語- - / 魔神語       - - 魔法文明語 - - / 妖魔語       - - 妖精語   - - / グラスランナー語  - - シャドウ語 - - / ミアキス語     - - バルカン語 - - / ライカンスロープ語 - - ソレイユ語 - - ・地方語、各種族語     話 読 名称 初期習得言語:交易交通語、地方語 技能習得言語: ■名誉アイテム■ 点数 名称 所持名誉点: 16 点 合計名誉点: 16 点 ■その他■ 経験点:670点 (使用経験点:6000点、獲得経験点:3670点) セッション回数:3回 成長履歴: 成長能力 獲得経験点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 1- 敏捷度   1500点(1200 / 250 / 1回) 2- 筋力    300点(   /   / 6回)  幕間の話 3- 生命力   1870点(1000 / 770 / 2回) メモ: 1-2:奈落を滅ぼすため フィッツは商人の息子であった。幼少期の彼は商人の子ではあったが商いよりも剣術の方に興味を持っていた。 同じくらいの年の子とはよく競い合っていた。それどころか年上にまで勝負を挑み、返り討ちに合うこともしばしばあった。 その度に泣くほど悔しがり、再び挑んでいた。 ある日、フィッツを置いて両親が商いに出て行った。いつもは2~3日で帰ってくる商品の搬送は一生終わることは無かった。 両親の行先は郊外にある農村であった。そこにポーションなどの品を搬送し、救命草を運んでくる仕事の途中、冒険者が取り逃がした蛮族に襲われた。 護衛はいた。だが戦闘前に冒険者は致命的失敗(ファンブル)をした。たった1つのミスであったがそれは一頭の連携を崩すには十分すぎるものであり、 護衛対象もろとも殺された。 両親の死を知り、一人となったフィッツは田舎に住む父方の兄弟夫婦に引き取られる。 その夫婦の子は村の守人でありフィッツよりも年上で、好きだった剣術を教えてもらい兄貴分のような存在であった。 そんな彼の存在もあり、幼いながら両親の死を乗り越えようとしていた。 数年が経ち、フィッツは兄のような人になりたいと思い、村の守人になろうとした。 そんなフィッツの願いを聞いた兄は「この村を守るのは俺の仕事だ。お前はもっと広い世界を見たいんじゃないか?」と話をする。 「兄さん、俺は確かに旅をしてみたい気持ちもあるけれど、それより兄さんのようになりたい。兄さんのように何かを守れる人になりたい。」 フィッツのそんな言葉に兄は苦笑いをしていた。 そんな話をした半年後、フィッツは成人し守人になった。「兄さん、俺守人になったよ。」 兄は「はは…本当になるとはな…。まあ、なったからには一緒に頑張ろうな。」と話した。 それから2年。彼は守人として村の防衛を任されていた。 基本的には平和な村であり、蛮族の襲来もフィッツが守人になってからは数回しかなかった。 それでも彼の日常は充実していた。 しかし、そんな日常は簡単なきっかけで崩壊してしまう。 ある晩、その村は蛮族の襲撃を受けた。『たまにあることだ。いつもと変わらない。何とかなる。』そんな風に思っていた。 しかし、ダイスは簡単に自分たちを見放す。 防衛していた村の入り口とは別の場所に蛮族が奇襲を仕掛け、村へと侵入を許してしまう。 数の少ない守人ではすべてを賄いきれず、1人また1人と守り人が村人が、殺される。 ギルドに依頼を出すため、村を離れていたフィッツはそのことを知らない。 『これでなんとかなるか。__いや、本当か?』 『村は、兄さんは大丈夫だろうか?』急にそんなことを思った。 フィッツは思った通りの先があるなんてことはないと知っている。両親はそうだった。普段ならいつも帰っていた。だが、1つのファンブルで死んだ。 『早く村に戻ろう。』フィッツは急いで戻った。戻った時、すでに村は壊滅的な被害を受けた後だった。 村は燃え、生きている者のうめきは消えず死体は転がる。村を襲った蛮族は撃退したのか撤退していたのか跡形もない。 『なぜだ…冒険者が来ることはまれではあったが、今回のこの惨劇はなんだ…』 フィッツは兄を探した。『兄さんはどこだ…きっと兄さんが何とかしたんだ。大丈夫。』 そんなフィッツの期待通りで最悪の結末を迎えた。 敵の頭であるような蛮族の死体のそばに兄はいた。息はある、あたりは水たまりがある。…血だまりがある。 直感した。兄は助からないと。兄の周りには無数の蛮族の死体がある。兄は1人に最後まで蛮族と戦っていたのだ。 「…フィッツか。遅かったな。俺が全部やっちまったよ...。そうだ、お前にこれやるよ...今日お前の誕生日だったろ。」 兄は1つのミサンガをくれた。それは村で願いを込めて作られるものであり、兄は何の気まぐれか準備していたものだった。 「そんなことより、早く手当てをしないと!」 普段声を荒げることのないフィッツが大声を出しながら手持ちのポーションを兄に渡そうとするが、兄はそれを拒んだ。 「俺はもう助からない。最後にお前の顔が見られてよかったよ...。」 それが兄との最後の会話になった。