タイトル:湖南 尊(こみなみ みこと) キャラクター名:湖南 尊(こみなみ みこと) 職業:高校生 年齢:17歳 / 性別:男性 出身:日本国 髪の色:黒 / 瞳の色:黒 / 肌の色:白色人種 身長:185cm 体重:69kg ■能力値■ HP:15 MP:18 SAN:31/99      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時  11  14  18  15  14  15  13  13  15  18 成長等      1         2 他修正 =合計=  11  15  18  15  16  15  13  13  15  18 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値 ●《回避》      50%   《キック》  25%   《組み付き》   25%  《こぶし(パンチ)》50%   《頭突き》  10%   《投擲》     25%  《マーシャルアーツ》1%    《拳銃》   20%   《サブマシンガン》15%  《ショットガン》  30%   《マシンガン》15%   《ライフル》   25% ●《ナイフ》     60%   《》     %    《》       % ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値  《応急手当》30%   《鍵開け》 1%   ●《隠す》  60%  《隠れる》 10%   《聞き耳》 25%  ●《忍び歩き》60%  《写真術》 10%  ●《精神分析》50%   《追跡》  10%  《登攀》  40%  ●《図書館》 60%  ●《目星》  60% ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前    現在値  《運転》   20%   《機械修理》20%   《重機械操作》1%  《乗馬》   5%    《水泳》  25%   《製作()》  5%  《操縦()》  1%    《跳躍》  25%   《電気修理》 10% ●《ナビゲート》1%    《変装》  1%    《》     % ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前 現在値  《言いくるめ》5%   ●《信用》  65%   《説得》15%  《値切り》  5%    《母国語()》65%   《》  % ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前      現在値 習得/名前  現在値  《医学》     5%   ●《オカルト》   15%  ●《化学》 43%  《クトゥルフ神話》0%    《芸術()》    5%    《経理》 10%  《考古学》    1%    《コンピューター》1%    《心理学》5%  《人類学》    1%   ●《生物学》    50%   《地質学》1%  《電子工学》   1%    《天文学》    1%    《博物学》10%  《物理学》    1%    《法律》     5%    《薬学》 1%  《歴史》     20%   《》       %    《》   % ■戦闘■ ダメージボーナス:1d4 名称         成功率 ダメージ 射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考 肉切り包丁        70 1D4+2+db タッチ     1    -   15 / 肉を断つ! スタンガン(接触型)   70 スタン  タッチ     1    -    7 / 故障ナンバー【97】 ■所持品■ 名称    単価 個数 価格 備考 スマホ      1   0   都会の名残。電波通じないらしい。 スタンガン    1   0   バリバリバリ~!⚡ ゴム       1   0   避妊するから…でも…でも、ウウ~ン! お財布      1   0   おばあちゃんがお小遣いくれる。うれしい。 筆記用具     1   0   学校に行くから! =所持品合計=     0 所持金 預金・借金 ■その他■ メモ: ★ 膿み堕とし 秘匿情報がチラチラ出ます!観覧注意! ↓ ↓ ↓ 【性格】 真面目で勤勉、表情がコロコロ変わるわけでもないため誤解されやすいが、喜怒哀楽はきちんとある方。 優しいし普通にいい人。それでいて異常者なだけ。 一般的な人間が感じる幸せというものを同じように感じることができるが、水面下で「物足りない」と思っているかもしれない。 腹黒とかそういうものではなく、本当におかしいだけ。病気。 やばい、なんか病気! 【基本データ】 人称…俺/君/○○さん(基本的には同級生でも仲の良し悪しで敬語だったり崩したり。目上には敬語使えます!) 口調は「~だよね/なんでしょうか?」などそっち系統。(忘れるな!) ローテンションな喋り方。優等生はハイトーンできゃぴきゃぴしない。 シナリオ内に出てくるネームレスじゃないキャラクターや他のPC達にはタメ口。 ほ伍くんには敬語。(恋してるので緊張するから) ---誕生日/// 4/5 ---カラーコード///5B8063 ◆決定事項-シナリオ指定 ---恋の相手/// ほ伍(要 彰仁) ---母方の祖父/// 粟田 久氏(あわた ひさし) ---父の名前/// 湖南 悟(こみなみ さとる) ---母の名前/// 湖南 恵(こみなみ めぐみ)・旧姓/// 粟田 恵(あわた めぐみ) 【技能】 ◆戦闘類 -こぶし(パンチ) …スタンガンを使用するため。スタンガンは獲物を綺麗なまま落としたいという無意識的な欲求から。  本人は護身用って思ってる…はず!あとなんかクソ男は殴って興奮してほしいから。異論は認める! -ナイフ …肉切り包丁を使用するため。祖父の家にあったのを祖母の家にも持ってきた。  ナイフ技能なのは、人食う時はなんかナイフ使いそうだからです!解体とか綺麗にしたい! ◆探索技能 -隠す …上手そうじゃん、普通のふりしてるし…(屁理屈) -聞き耳 …推奨に取れって言われた。 -忍び歩き …食欲押さえられないときとかネズミをひっそり捕まえるのとかで鍛えられた! -精神分析 …いろんな女の子と関係持つのにこういうの鍛えられるだろ! -図書館 …成績優秀なら読み物いっぱいするでしょ!(偏見) -目星 …成績優秀なら目配りいっぱいするでしょ!(偏見) ◆交渉技能 -信用 …なんか信用あるって秘匿に書いてあったので…!異論は認めません。 ◆知識技能 -化学 …そういうの好きそう(偏見) -生物学 …好きそうじゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! -オカルト …自分の食人云々調べるにあたってちょっと知識ありそうだなと! 【特徴表】 4-2///方向音痴(D) …<ナビゲート>の基本成功率が1%となる。加えて、経験ロールで成長することができない。 [1D6×10]の興味ポイント///1d6【3】 【後遺症】 退魔師としての能力が若干ではあるが開花したため、POW が上昇し、ある程度衝動を抑えることは可能になるだろう。 そのため、日に 3 人ではなく、日に 1 度、誰かと性行為を行うことでマイナス補正を解除することができる。 ただし、村から出ていく場合、5 年もたてば退魔師としてのステータス変化は元に戻り、能力も失われることだろう。 その場合は、通常通りの処理を行わなければならない。 【通過シナリオ】 膿み堕とし ★HO参★ 以下秘匿情報設定★ネタバレ注意 ↓ ↓ ↓ 【過去①幼少期-両親が捕まるまで-】 妹が好きだった。 自分の顔が好きだと思ったことはなかったが、それでも血を、肉を、自らと同じように同じもので形成されているたった一人のかわいい 妹が大切で、一般的な『兄』という存在と同じように、自らもまた『妹』が可愛くて仕方がなかった。 だってそうだろう、自分を慕い、愛らしい声でこちらに駆け寄っては抱き締めてくる。 守ってあげたいと思うことは異常だろうか? 家は裕福ではないにしろ、不自由もなく、これも普通だったように思う。 父は会社員、母は専業主婦、妹がわがままを言って飼った犬に、妹、自分。これも一般的。 時に争い合うこともあれど、それもまた家族だと思う。いつだってそこには幸せがあったのだ。 ───妹がスーパーでよく見る肉のような『何か』になって食卓に出るまでは。 初めは知らなかったかもしれない。いや、妹が殺される光景を自分はこの目でしっかりと目撃したかもしれない。 どちらにせよ、その時の記憶は鮮明ではなく、思考には霧がかかり最早思い出せるものではないだろう。 愛犬が大きな声で吠えていたように思うが、それも直ぐに納まった。それから犬の姿を見ることもなくなり、家の物置から異臭がするようになった。 足元に駆け寄る愛らしい命も、なにもかもがなくなり、ダイニングテーブルが広く感じる。 それでも毎日三食食事をして、腹を満たす。 ぱく。 ぱくぱく。 ぱくぱくぱく。 ただただ、ただ。ただ一言。この感情を表すのであれば。 『妹』は美味しかった。 口にしてからそれしかまともだと感じられなくなるほどに美味しかった。否、美味しくなっていったのだろうか。 両親がなにを思い妹を殺したのかなど知りもしないが、勿論憎い気持ちはあった。かわいがっていた、自分の妹だ。 犬だって可愛がっていた、まだまだ元気に生きられたはずだ。 妹を殺してそれを自らの子供に食べさせるなど気が触れているとしか思えない、この両親は狂ってしまったのだろうか。 それとも自らが無知なだけで、元々狂気を孕んでここに存在していたのだろうか。であるならば、妹はなるべくして肉になったのだろうか。 よく考えれば両親は本当にいい両親だっただろうか?気持ち悪いと無意識的に感じることがあったかもしれない。 様々な考えが浮かんでは口に出すこともなく消え、それと同時に早く残りを食べたいと喉か渇望する。 ………………妹を食べる生活は今までで一番幸福に感じた。 だからこそ、死にたくなった。 妹だと知っているのに、食べる手が止まらない。 気が付いたら涙を流していた、それこそ皿の上が見えなくなるほど声なくひたすらに涙をした。 寂しくて眠れなくて、両親が憎くてたまらなくて。愛おしい命が手からこぼれたことに後悔して。 こんなにも『普通』の人間の感情がある癖に、妹を、犬を、命を、可哀想だと思えるはずなのに。 この状況はおかしいはずなのに。 一番強くこの胸に感じる感情は『食欲』以外の何者でもないのだから。 一番おかしいのはもしかすると、『自分』なのではないだろうか。 静かな水に、一石を投じる。水面は大きな音を立て、平穏は崩れる。 波紋がゆっくりと広がるように、そうして尊の健全も、『普通』も、ゆっくりと壊れていったのだろう。 ------------------------------------------------- 【過去②-祖父の事件-】 それからどれほど時間が経過したかは覚えていないが、時期は確かまだ中学に上がる前だったはず。 両親はそれを『罪』だとされ、捕まった。 幾年か年を越すと彼らは処刑され、それはもしかすると新聞やニュースになったかもしれない。 悪いことをしたのだから当たり前なのだ。 (それって誰が、どんな権限をもってして決めたのだろう。人は人に死ねと言われれば死ぬのだろうか。否、そんな人間はいないだろう。) 『非常識』なことをしたのだから、当たり前だ。 (なんで、どうして、『常識』はみな守るのだろう。誰かが決めた、くだらないルールだ。『普通』でいることはそんなにも重要だろうか。) 自分を守りたい、枠から外れたくない。変な人間だと思われることが怖い。 (楽しくもない日常、やりたいこともできない世界。誰かの何かに囚われるよりも、自分を大事にするのであれば他に重要なことがあるのではないだろうか。) まるで天使と悪魔の問答だ。 家に届いたその報を聞きながら、そんなことをぼんやりと脳内に駆け巡らせていた。 その後といえば、両親が逮捕された後、当然のことだが子供一人で生きていけるわけもなく母方の祖父に引き取られた。 制服をきっちりと着込み、ピアスも開けない。髪も染めない。 宿題もきちんとこなし、勉強もさぼらない。むしろ人よりも多く机に向かっていたように思う。 もちろん真面目過ぎるだけでは浮いてしまうから友人付き合いだってする、勿論、悪くない範囲で。帰りに寄り道なんかがマストだ。 祖父とも意欲的に会話をして、近所への挨拶も当たり障りなくこなす。 『成績優秀』『文武両道』加えて『品行方正』。きっと自分はそんな風に思われていると思う。 問題を起こさないように、普通で在るように、皆と同じであるように生きることは大事だ。 人間という社会の中で枠から外れることこそ恐ろしいことだから。 否、本当にそういう理由だろうか。 『いい人』であればあるほど自らの『望み』が叶えやすいからではないだろうか? 自分の両親がそうだった、教えてくれた。いい人の方が疑われない、警戒されない。妹がいつの間にか死んでいたように。 天使と悪魔の問答が日に日に大きくなっていく。 ────────自分は、自分は、自分は、 その瞬間ハッとした。我に返ったと言ってもいい。 目の前には祖父が何かに食われて死んでいた。言い表すのであれば獣だろうか。随分興奮した何かに食い漁られたのだろうな。 他人事のように口元についた滴るジュースを拭って、広がる気持ち悪い味に少し吐きそうになって。 『不味い』が『まずい』になって。 それからはみんなが見ている自分を見せた。可哀想な、不憫な少年。『まさかこの子が』、まさにそれ。誰も疑いなんかしない。 火に包まれていく祖父の家を大勢の人間が取り囲んでは涙を流す自分の肩に優しい誰かが上着をかけ、優しい誰かが抱き締めてくれる。 祖父が死んだ、また家族を失ってしまった。悲しかった、よな。 よく覚えているのは火事よりも祖父の死よりも何よりもただただ口に中に残る『気持ち悪い味』が気になっていたことだろうか。 当然その事件が落ち着いてからまた死にたくなった。妹の時と同じだ。 流した涙も祖父が死んで悲しかったという言葉も嘘じゃないからこそ、余計に気持ちが悪くなって。 (ほら言っただろ?『いい人』『普通』は疑われないんだ) (バレないで悪いこと、したくなってきてしまっただろう) ああ、本当に最低だ。 ああ、最高の気分だ。 それからはまた子供だけではの『常識』で親戚の家を巡り、そんな生活の中で性行為に依存し、食欲を満たし、時折妹の味を思い出す。 性行為をしていると食事をとるのと同じような『多幸感』を味わえるし、『愛』を感じることもできるからだ。 ※詳しくは【性行為について】を参照! 『成績優秀』『文武両道』加えて『品行方正』も続けた。『いい人』でいたかったから。 ただ、いつからかどうしていい人で居たいのか、ごちゃごちゃと考えることはやめてしまった。 体を交わらせて、時間を共有して、くしゃくしゃに丸まったそれをゴミ箱に捨てた。 ◆ここまでの要約 普通で居たがるくせに異常な感情を感じている自分自身を自覚してしまい死にて~!(おかしいので)という感情を感じるものの、それよりも多幸感や食欲を優先してしまいさらに嫌悪感嫌悪感で鬱になっている!ワ~~~~! 鬱のまま成長するごとにその考えも成熟していって、いい人で居るのは、普通で居るのは、家族の為や将来のためなんて綺麗なものではなく『隠れ蓑』だからではないだろうかとこれまた自覚。 祖父の件で一切疑われなかったことでその考えは確かなものとなり、今後の事件の為(もしかすればまた人を食う機会が来るかも!)にも温め続けている。 とは言え普通の感情がなくなったわけではなく、悪いことをしたくない、や、いい人で居たいという純粋な気持ちも……実はある!(複雑やね~!) 天使と悪魔の押し問答、葛藤、自分の在り方について悩んでいるよ! でもそれを考えることに疲れてしまって食欲も満たされるし頭空っぽにできるので性に依存している。ぽやぽや。あかちゃん。 ------------------------------------------------- 【現在①-村に来てから-】 田舎に越す、と聞いて本当に残念だった。 都会の方がなにかと生活がしやすいこともあったし、純粋にここでの立場をまた一からやり直すことも面倒だったから。 それでも優等生は駄々をこねない、文句を言える立場でもないことも理解しているために言われるがままに田舎に越した。 数は少ないものの田舎にだって女の子はいるものだ。関係を持つことができた。 初めは面倒だった学級委員という立場も気に入ったし、『隠れ蓑』にはちょうどいい。 今までの努力も当然無駄にはならず、環境が変わっても『成績優秀』『文武両道』加えて『品行方正』は崩れることはなかっただろう。 新しい家族となった祖母も優しく、自分に愛情をかけてくれる。家だって田舎ということもあってか都会よりもずっと広くて快適だ。 全てが順調で、田舎暮らしも悪くないと思えるはずだったのに、どうしてこんな感情、今になって芽生えてしまうのか。 付き合ってきた彼女たちといるとドキドキすることもあった。 照れることも、かわいいとおもうことだってあった。 そんなこといつものことで普通のことで。 でも、この胸の苦しみは感じたことがなかった。 無意識に目で追ってしまい、些細なことで心が躍った。 会話を交わらせると声が上ずってしまう、もしかして気付かれているかな。 目をつむると顔が浮かんで、自然と自慰なんかしていた。その後はいつもはずかしかった。 人を食べたい、という感情の他に彼にも自分の味を知ってほしいと思うようになっていた。 この腕に抱いて、首をかじってもらえたら幸せだろうか。彼の薄い皮膚を自らで引き裂く瞬間は、どんな感じだろう。 ぐるぐると異常な感情を巡らせていても仕方がなく、言える範囲で話をしたら祖母は「誰かを好きになったんだね」と教えてくれた。 その時初めて、『恋』をしている自分に気づいて。 祖母はその様子を見て「りんごになっちゃったねぇ」とくすくす笑って、それを聞いたらさらに赤くなったのか心配されるほどに。 もちろんのことそんな感情は表に出さない、自分には彼の他にもいろいろな大切があるから。 でも、誰かといる時ですら彼の顔が浮かぶようになってしまってはもうだめだった。 欲望は日に日に水を吸って大きくなり、半ば無意識にそれを満たすためにネズミを生け捕っては自分の血や精液を餌として食わせた。 途中、「なにをしているんだろうか」と我に返ることもあったが、それをやめることはできなかった。 ネズミを彼だと思う。手を伸ばせば簡単に捕まる、きっとこのネズミのように大きな悲鳴を上げる、愛しい人。 その体の中を自分の血や肉で埋め尽くして……、妄想は捗る。 本物に手を出そうとも考えたこともあったが、なぜだかうまくいかないのだ。照れと、羞恥と、意気地なし。だからネズミをまた捕まえる。 同性という所もポイントだったろうか。彼に変だと指を指されることが何より恐ろしかったのもあるのかもしれない。嫌われたくはないから。 今までやめた『なぜいい人で居たいのか』という思考がまた沸き上がった。 ぐるぐると考えて、わからなくなって、目の前の問題に顔を歪めて。死んだら次のネズミを掴まえて、その繰り返し。もうどうしようもなかった。 でもくるしいわけじゃない、顔は歪めるくせに、それがどうしようもなく気持ちいい。 これは妹が死んだときも祖父が死んだときも感じていた、健常者で異常者の矛盾だ。 きもちわるい、きもちいい、さいていでさいこう。 自分は、普通の人間だ。そうだ、普通だ。 そうでなければいけないはず。 でも日に日に食欲は募り、そのたびに誰かの熱を求め、何かを満たして嫌悪感を少しばかり感じる。 健常者のふりをする心が醜くて、でもその痛みも含めて最高だと感じて。 感じる感情には常に矛盾がまとわりついて、きもちわるくなって、深く考えなくなって。 でも恋をして、世界が少し変わって。 彼を知りたくて、知って欲しくて、見て欲しくて見てほしくなくて、欲しくて、欲しくなくて。 どうしたらいいか分からない人間が初めて出来上がって。 むずかしくて、わからない。 それでも自分にはこの異常で正常な狂気が確かに在るのだから、この生活はやめるわけにいかなくて。 (本当にそうだろうか?狂気を言い訳にしているのではないだろうか。) 仕方がなかった、仕方のないことだ。これは。だって普通に生きるためだから。 (ただ、『幸福』だから、そうしているのだ) 自分は『普通』なんだから。 (『異常』だ、とても) 終わったはずの天使と悪魔が、また頬を緩めた気がした。 ◆ここまでの要約 ごちゃごちゃ考えるのめんどくなって鬱加速してともかく毎日に感じる幸福に享受していたのに引っ越しになっちゃった!エーン! でも文句言わないよ、優等生だから!という感じで田舎に引っ越してきた。 田舎暮らしは想像より快適で寂しさと食欲を埋める大事な人たちもできて全然住みよいな~と思ってたら『恋』を知ってしまった。 恋を知るとおかしくなるって本当で、今まで鳴りを潜めていた自らの狂気(ネズミの件/暴きたい、殺したい)が表に出てきた。 食人したい衝動も、もっともっと沸き立ってきちゃったな~! でもそれと同時にやっぱり普通である自分もいるために、普通の人と同じように恥ずかしがったりなんか、そういう感情がある、ので……… また悩み始めちゃった!いろんなことを! どっちかに振り切れたらいっそ楽なんだけどね、としこまると尊は思うのであった。 ------------------------------------------------- 【人間性について】 異常者と健常者のはざまで悩んでいる少年、がコンセプト。 またそれについて本人も悩んでいる。 …が、本人は気付いていないだけで狂気に振り切っているだろうなーとしこまるは思っているのであった。 なぜならガチで普通だったなら、妹が死んだ時点でこの話は終わっているからである! どちらかと言えば、普通になりたい人、なのかもしれない。 死んだものを見たときに涙を流すのも、悲しいという感情の裏には歓喜や興奮があるかもしれない。ぐちゃぐちゃ。 狂気や鬱を患っているくせに普通を演じてしまうから悩んでしまう、普通になりたいからおかしくなってしまう。 本編中に気付けるカナ?!様々矛盾で不毛で滑稽である! 心が疲れているのでなんか、寂しいとか感じやすいのかもしれない。 両親から生まれた子供なだけある、立派な異常者である! ------------------------------------------------- 【性行為について】 食欲の代わりに必要な行為。ここが最も最重要。 とはいえだからと言ってこだわりがなく見境もないわけではなく、奇しくもまだ彼の中に残る『普通』が働いている故に『愛情』をかけられる相手のみに絞っている。 絞っていると言ってもイメージが『博愛』に近いため、その数は膨大なのであるが。 今まで付き合ってきた女性も、関係を持った女性も、みんなに等しく『愛情』は向けている。それは『同情』からでもいいしなんでもいい。 端的に言うと『ちゃんと好き』になっているから付き合っている。ただ、『恋愛』ではなく、あくまで友愛、親愛、なのだ。 傍にいてほしい、愛してほしい、気持ちよくなりたい、食事がしたい。 一緒にいたい、愛したい、気持ちよくしたい、食事がしたい。そんな感じ。 人に好きな食べ物や飲み物があるように、彼にも好みはあるのだ。 抱くときも優しいし相手を労わることもできるので無理強いはしない。レイプとかもってのほか。 反面、それについての欲望がないわけでもないので「?」である。 それから、幼くして家族を何度も失っているからか、本質的な意味で随分な寂しがり屋である点も大きい。 性行為で体を重ねることに愛情を感じている。寂しさを、埋めている。 だからこそ今まで彼女たちに見せてきた顔は全て噓というわけではない。 世間一般で言う『浮気』なので悪いことだという認識もある。 だからこそタチが悪いのだが。 ■簡易用■ 湖南 尊(こみなみ みこと)(男性) 職業:高校生 年齢:17歳 PL: STR:11  DEX:15  INT:13 アイデア:65 CON:15  APP:16  POW:18  幸 運:90 SIZ:15 SAN:99 EDU:13 知 識:65 H P:15  M P:18  回避:dex*2  ダメージボーナス:1d4 ―――――――――――――――――――――――――― [技能](職業技能点:260 個人技能点:130) (書式:職業/個人<成長>[その他]) ―――――――――――――――――――――――――― [持ち物] ・武器 ――――――――ここに記入―――――――― ・防具 ――――――――ここに記入―――――――― ・所持品 ――――――――ここに記入―――――――― [プロフィール]