タイトル:Moon/プリースト キャラクター名:ソーマ・シエンティア 種族:人間 [特徴:剣の加護/運命変転] 生まれ:神官 ■パーソナルデータ・経歴■ 年齢:37 性別:男 髪の色:黒  / 瞳の色:黒  / 肌の色:黄色 身長:189 体重:??? 経歴1:年の離れた友人がいる(いた) 経歴2:田舎で育った 経歴3:のめり込む趣味がある 穢れ度:0 ■能力値■      技     体     心 基礎    4      8      9    器用 敏捷 筋力 生命 知力 精神 A~F   7   8   4   6   8   7 成長   2      1   4   6   7 →計:20 修正 =合計= 13  12  13  18  25  23 ボーナス  2   2   2   3   4   3    生命 精神    抵抗 抵抗  HP  MP 基本   8   8  33  41 特技         0   0 修正 =合計=  8   8  33  43 ■レベル・技能■ 冒険者レベル:5 Lv プリースト/キルヒア 5 Lv  / セージ  5 Lv アルケミスト     1 Lv  / ドルイド 1 Lv ■戦闘特技・値■ [参照]  特技名      : 効果                   : 前提 [p2120] 鋭い目      : 戦利品のロールに+1            : セージLv.5 [p1-289]魔法拡大/数    : 対象を拡大するごとにMP倍増、達成値は個別 : [p1-280]ターゲッティング : 誤射しない                : [p1-283]MP軽減/プリースト : 消費MP-1(最低1)、拡大時は-1後に倍    :    魔物       全力    知識 先制 移動 移動 基本   9   0  12  36 修正 特技        0 =合計=  9   0  12m  36m ■呪歌・練技・騎芸・賦術・鼓咆・占瞳■ [参照] 特技名    : 効果: 前提 [p]  ヒールスプレー :   : 緑2 ■装備■ ・基本命中力、追加ダメージ、基本回避力        Lv 命中 追ダメ 回避 ファイター : グラップラー: フェンサー : シューター : ・武器 価格 用法 必筋 修正 命中 威力 C値 追ダメ [カテゴリ・ランク] 名称(*:装備している) / 備考 (参照) 1500  1H         0      0   0 [] *カードシューター / 射程距離を伸ばして、賦術を使用できる。 (p) =価格合計= 1500 G ・防具    必筋 回避 防護  価格  名称 / 備考 鎧 :  7      3   150 ソフトレザー / 盾 :  8      1   100 ラウンドシールド / 修正: = 合計 =    0   4   250 G (回避技能:) ・装飾品    価格 名称           / 効果 頭 :3000 とんがり帽子       / 魔物知識判定+1 耳 :100  聖印           / 神聖魔法の行使に使用 顔 :                / 首 :1000 ロッセリーニの調声器   / 背中:                / 右手:900  スマルティエの叡智の腕輪 / 左手:                / 腰 :                / 足 :                / 他 :                / =合計=5000 G ■所持品■ 名称          単価  個数 価格 備考 【特殊アイテム】           0 ロッセリーニの魔導筆  2000  1   2000 ロッセリーニの印影絵具 100  5   500                 1   0 【道具】               0 冒険者セット      100  1   100 保存食(1週間分)    50   2   100  9日分/21日分 魔晶石(3点)      300  3   900 魔晶石(2点)      200  10  2000 魔晶石(1点)      100  10  1000 マナチャクリ(5点)   0   1   0   パーティ資金より                    0 【マテリアルカード】         0 緑カードB        20   20  400 緑カードA        200  4   800                    0 【入手品】              0 アビスシャード         1   0   1つ200G、フェロスに3個譲渡                    0 【売却】               0 アビスシャード     -200 2   -400                    0 【使用済み】          1   0 緑カードB        20   30  600 緑カードA        200  4   800 魔晶石         300  6   1800 服               1   0   2日分 マグロ             1   0   2/4日分                 1   0 【日常】            1   0 生活費         20   3   60 うどん         -50  1   -50                 1   0 =所持品合計=   10610 G =装備合計=     6750 G = 価格総計 =   17360 G 所持金    1940G 預金・借金    G ■魔力■ 知力ボーナス: 4 特技強化ボーナス: 0 武器ボーナス: 0  名前  Lv 追加修正 魔力 神聖魔法 5       9 ■言語■       話 読            話 読 共通交易語 ○ ○ / 巨人語       - - エルフ語  - - / ドラゴン語     ○ - ドワーフ語 - - / ドレイク語     - ○ 神紀文明語 - - / 汎用蛮族語     ○ - 魔動機文明語○ ○ / 魔神語       ○ - 魔法文明語 - - / 妖魔語       - - 妖精語   ○ - / グラスランナー語  - - シャドウ語 - - / ミアキス語     - - バルカン語 - - / ライカンスロープ語 - - ソレイユ語 - - ・地方語、各種族語     話 読 名称 初期習得言語:交易交通語、地方語 技能習得言語:魔動機文明語、5個の会話or読文 ■名誉アイテム■ 点数 名称  50 古モルガナンシン王国式戦域魔導術入門  20 ロッセリーニの魔導筆  20 ロッセリーニの調声器  20 戦域魔導術アンナマリーア  50 聖印の専用化 所持名誉点: 84 点 合計名誉点: 244 点 ■その他■ 経験点:4470点 (使用経験点:14000点、獲得経験点:15470点) セッション回数:20回 成長履歴: 成長能力  獲得経験点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 1- 器用度   9090点(9090 /   / 回)  初回作成 2- 知力      0点(   /   / 回) 3- 器用度     0点(   /   / 回) 4- 生命力     0点(   /   / 回) 5- 生命力     0点(   /   / 回) 6- 精神力     0点(   /   / 回) 7- 知力      0点(   /   / 回) 8- 知力      0点(   /   / 回) 9- 知力      0点(   /   / 回) 10- 精神力    0点(   /   / 回) 11- 精神力    0点(   /   / 回) 12- 生命力   1860点(1860 /   / 回)  第7回目冒険 13- 知力     0点(   /   / 回) 14- 生命力    0点(   /   / 回) 15- 精神力   1580点(1580 /   / 回)  第8回目冒険 16- 精神力    0点(   /   / 回) 17- 筋力    1440点(1000 / 390 / 1回)  第9回目冒険 18- 知力     0点(   /   / 回) 19- 精神力   1500点(1500 /   / 回)  第10回目冒険 20- 精神力    0点(   /   / 回) メモ: 冒険に出た理由:失われた文明を取り戻すため。 ソーマの信念は一言でいえば「怠惰」である。生粋の面倒くさがりで、隙をみつけてはサボろうとする。 そんなソーマにとって、田舎の閉鎖的な社会は苦痛そのものだった。常に近所の監視の目がある田舎では、堕落は悪評として瞬く間に広まる。 しかし、そのような評判を意に介するソーマではない。むしろ、悪評を理由にサボることができるからだ。 それ以上に悩みの種だったのは、人々の優しさである。村の人々は常に互いを嫌い合い監視しているわけではない。 目を光らせるということは、見守ることでもある。それゆえに時として心配が蔑視を凌駕し、「身内」に優しくなる。 そうなった村人の優しさは底知れないものだ。ことあるごとに世話を焼き、面倒を見ようとする。 独りで寂しそうにしているときは、隣に寄り添い話を聞いてくれるし、仕事のない日は仕事を渡してくれる。 多くの人はこの温かさに感謝し、その恩恵に甘え、村での暮らしを享受することだろう。 一方で、仕事をせずに独りでのんべんだらりと怠惰に暮らしたいソーマにとって、田舎の優しさは「煩わしさ」そのものだった。 ソーマの村は外界との接触がほとんどない田舎だったが、ある日、旅人が訪れた。 普段はほとんど人に関心を示さないソーマも、その旅人には興味を惹かれた。 なぜなら、その風体からも振る舞いからもやる気を感じなかったからだ。完全な脱力。冒険者の境地だった。 ところが、ソーマにはそれが「ものぐさの境地」に見えてしまった。 どれだけ手を抜いても、だらけていても、誰からも文句を言われない。理想の人生に他ならなかったのだ。 そこで、ソーマはその冒険者に詰め寄った。これまでに見せたことのないような積極性を発揮し、進んで脱力についての話を聞いた。 冒険者の目からはそれがどのように見えたのだろうか。 寂れた村、瞳を爛々と輝かせる若者、脱力の話、...まるで、田舎に眠る才能とやる気のある若者が自らの殻を破ろうとしているように思えたはずだ。 老冒険者は自分の冒険を語った。長い冒険の中で酸いも甘いも知った老人は、若者に希望だけを抱かせてはいけないと考えた。 聖職者としての仕事は必ずしも安定しないこと。戦闘の中でやることがない場合があり、暇な時間が多いかもしれないこと。 苦労を告げれば告げるほど、ソーマは魅力を感じた。仕事をしなくていい上に、戦闘中まで休むことができる。 それになにより、お節介な村から出ていくこともできる。 これは天職に違いない。そう感じざるを得なかった。 それから数か月、基本的なことを老人から習い、ある程度飢え死にしなくて済むような能力を適当に鍛えた。 「適当」というのはこの場合、ソーマの視点からの感想である。 老人の技術と知識は凡人をはるかに凌駕するものであり、これまでに数々の弟子を取っていたため教えるのにも長けていた。 そのため、教えを受けている本人が「適当」に感じるほど容易に、難易度の高い技術を教えていたのだ。 とはいえ、ソーマはそのようなことは知らない。 そして、ソーマが「ある程度」を身に着けた時点で冒険者は村を離れ、それ時を同じくしてソーマも村を後にした。 それから数年、ソーマは自堕落に冒険した。そんな彼をどこのパーティも歓迎しなかった。 最初こそソーマの技術に惹かれ、もてはやし、歓迎するものの、その後のやる気のなさやだらけた態度に呆れ、愛想をつかすのが常だった。 ソーマはその生活が好きだった。特に面倒くさいしがらみもなく、自由奔放、気ままに暮らすことができるからだ。 戦闘中もスナックを片手に適当に味方を回復したり援護するだけでいい。仕事が終わればMP回復だと言って寝ているだけでいい。 ソーマが目指した「怠惰」はほぼ完全に達成されようとしていた。 しかし、そんなある日、冒険に出た先の遺跡で古代文明に関する記述を見つける。 それは「神紀文明シュネルア」について書かれたものだった。 その文明は神々が生み出したもので、人族は「小さき人々」と呼ばれていた。 争いも諍いもない平和で豊かな時代だったそうだが、そんなことはソーマにとってどうでもよかった。 「小さき」という形容詞。ソーマはここに注目した。 人族は小さいものをペットや相棒として世話をする。その間、その小さな生物は自由に寝たり食べたり、楽な暮らしをしている。 すなわち、このシュルネア文明が復活したあかつきには、人族は神により保護され、何もせずとも生きることができるようになるということだ。 自分の目指す怠惰は、この文明の復活を以てして成される。 そう考えたソーマは、珍しくも少しやる気を出し、「だらけた未来」を目指して今日も旅をする。