タイトル:アデュラリウス・フェルドスパー キャラクター名:アデュラリウス・フェルドスパー(仮データ) 種族:バジリスク [特徴:邪視と瞳石、猛毒の血液、魔物化、弱点(水氷+3)] 生まれ:部位操者 ■パーソナルデータ・経歴■ 年齢:15 性別:男性 髪の色:銀色 / 瞳の色:虹色 / 肌の色:白 身長:155 体重:ちょっと均整が取れた 経歴1:許婚がいる 経歴2:創造性に目覚めた 経歴3:ドレイクが嫌い 穢れ度:4 ■能力値■      技     体     心 基礎    8     11     14    器用 敏捷 筋力 生命 知力 精神 A~F  12   9  11   8   4   3 成長   5   1   2   2   2   1 →計:13 修正   2 =合計= 29  18  24  21  20  18 ボーナス  4   3   4   3   3   3    生命 精神    抵抗 抵抗  HP  MP 基本  13  13  51  51 特技         0   0 修正 =合計= 13  13  51  51 ■レベル・技能■ 冒険者レベル:10 Lv シューター   7 Lv  / プリースト/リルズ  10 Lv マギテック   1 Lv  / エンハンサー    1 Lv バード     1 Lv  / アルケミスト    2 Lv ウォーリーダー 5 Lv  / フィジカルマスター 3 Lv ■戦闘特技・値■ [参照] 特技名       : 効果                       : 前提 [p226] 魔法拡大/数     : 対象を拡大するごとにMP倍増、達成値は個別     : [pIB31]武器習熟A/クロスボウ : ダメージ+1、Aランク装備可能           : [pIB39]マルチアクション   : 制限移動を条件に、近接攻撃と魔法を両方行使できる : [pIB30]精密射撃       : 射撃攻撃で誤射しない               : [pIB29]足さばき       : 制限移動で最大10mまで移動可能          :    魔物       全力    知識 先制 移動 移動 基本   0   8  18  54 修正 特技        0 =合計=  0   8  18m  54m ■呪歌・練技・騎芸・賦術・鼓咆・占瞳■ [参照] 特技名       : 効果             : 前提 [p]  キャッツアイ     : 3MP 命中+1          : [p]  ビビッド       : 20分に1MP回復        : [p]  パラライズミスト   :               : [p]  バークメイル     :               : [p]  怒涛の攻陣Ⅰ     : 物理攻撃力+2、回避力-1    : [p]  神速の構え      : 移動5m 基本         : [p]  強靭なる丈陣:Ⅰ抗心  : 精神抵抗+1、生命抵抗-1    : [p]  強靭なる丈陣:II 精定 : 精神、生命どちらかの抵抗に+1 : [p]  強靭なる丈陣:Ⅲ 心清 : ↑どちらにも+1        : ■装備■ ・基本命中力、追加ダメージ、基本回避力        Lv 命中 追ダメ 回避 ファイター : グラップラー: フェンサー : シューター : 7  11  11  10 ・武器 価格 用法 必筋 修正 命中 威力 C値 追ダメ [カテゴリ・ランク] 名称(*:装備している) / 備考 (参照) 1500     20  -1  10  50  11   9 [クロスボウA] *クレインクィン / 射程40m、キュア・ハートセット (p) 60   2H   2     11  12  10  11 [ボウB] *ショートボウ / 射程20m (239p) 1850  1H   5     11  15  10   5 [クロスボウ] *インスタントボウガン・ソリッド / 射程20m、フィープロ2セット (p) 1850           11        11 [] *インスタントボウガン・ソリッド / ホリブレセット (p) =価格合計= 5260 G ・防具    必筋 回避 防護  価格  名称 / 備考 鎧 :           15 クロースアーマー / 防護点2 盾 : 20      7  15000 イスカイアの魔導鎧 / 着脱加工、防弾加工。マルアクで命中と魔力+1 修正: = 合計 =    0   7  15015 G (回避技能:) ・装飾品    価格  名称        / 効果 頭 :20000 女神のヴェール   / それなりに装飾がついている 耳 :100  聖印        / 顔 :             / 首 :    木彫りのお守り   / 妖魔語”誰より多くの命を救う人” 背中:5000  ウェポンホルダー改 / 二つの武器を収納できる。シエラにもらった 右手:100  軍事徽章      / 左手:1000  宗匠の腕輪     / 腰 :100  箙         / 24(うち通常4、エルブン10、徹甲3) 足 :             / 他 :100  アルケミーキット  / =合計=26400 G ■所持品■ 名称          単価 個数 価格 備考 黄金シードル      200  1   200 保存食(一週間)    50  1   50 バルバロス携帯セット  100  1   100                   0 『”彷徨ノ塔”』    30  1   30  大事にしている本 矢筒          20  1   20 矢×20         10  2   20  ボウ用 19 太矢×25        20  6   120  クロスボウ用 3 緑カードA        200  1   200 緑カードB        20  3   60 鏑矢          5   3   15  射ると大きな音を立てる。ボウ専用→ジャンに渡した 魔晶石3点        300  0   0 羽ペン         2   1   2 インク         3   1   3 白紙の本        30  1   30 アウェイクポーション     1   0   支給品 ヒーリングポーション+1    2   0   K20+1、シエラにもらった 楽譜             1   0   バンクシェリアにもらった。有名らしい。もうそらでも弾ける。ビビッド 緑カードA           0   0 タロスの欠片         1   0   ひろってきた 銀の太矢           16  0   銀属性 コボルド特製ハーブ酒     0   0   65度。バンクシェリアにあげた                   0 魔力の太矢          0   0 徹甲太矢(12本)        4   0   6本 楽器             1   0   ハープ 筋力の指輪          1   0   カモミールに譲渡中 魔晶石5点        500  0   0 秘密の封蝋       280  1   280  ビリーにあげた イグニスの魔符     1000 1   1000 ⁺10名誉点 カードシューター       1   0   ビリディアヌスからもらった マナチャージクリスタル    1   0   5点分。バンクシェリアにもらった。現在5 陽光の魔符+1            0 聖印(ダルクレム)      1   0   グレベンさんの→バンクシェリアへ 魔香水            0   0   もらった→シエラへ 俊足の腕輪          1   0 月光の魔符+2         1   0 月光の魔符+1         1   0 フレイムジェル太矢      1   0                1   0 お礼の品           1   0   100G分                   0 発光塗料           1   0 恨みの蝋燭          1   0                1   0 恋人の呪音機         1   0   カモミあて 謎メモ            1   0   壁に書いてあった。魔導機文明語? 緑Bカード           2   0   地下で拾ったもの 緑Aカード           0   0   地下で拾ったもの エルブンクォーレル      11  0 本              2   0   魔神系の本                1   0 =所持品合計=    2130 G =装備合計=    46675 G = 価格総計 =   48805 G 所持金    8940G 預金・借金    G ■魔力■ 知力ボーナス: 3 特技強化ボーナス: 0 武器ボーナス: 0  名前  Lv 追加修正 魔力 神聖魔法 10      13 魔動機術 1       4 ■言語■       話 読            話 読 共通交易語 ○ ○ / 巨人語       - - エルフ語  ○ - / ドラゴン語     - - ドワーフ語 - - / ドレイク語     ○ ○ 神紀文明語 - - / 汎用蛮族語     ○ ○ 魔動機文明語○ ○ / 魔神語       - - 魔法文明語 - - / 妖魔語       ○ - 妖精語   - - / グラスランナー語  - - シャドウ語 - - / ミアキス語     - - バルカン語 - - / ライカンスロープ語 - - ソレイユ語 - - ・地方語、各種族語     話 読 名称 初期習得言語:交易交通語、バジリスク語、汎用蛮族語、ドレイク語、妖魔語 技能習得言語:魔動機文明語、1個の会話 ■名誉アイテム■ 点数 名称  30 インスタントボウガン・ソリッド  50 カンテラタック克式弩唱法  30 ”囁きのカンティクム・グロリア”  30 ”斉唱のユニオン・イクサルティトス” 100 朝の太陽  50 クレインクィンクロスボウ  10 イグニスの魔符  10 イグニスの魔符  20 "喊声のプリム・ペルクーティス" 100 朝の太陽 150 夕の太陽 100 第六騎士団証 所持名誉点: 337 点 合計名誉点:1017 点 ■その他■ 経験点:-5640点 (使用経験点:49000点、獲得経験点:40360点) セッション回数:13回 成長履歴: 成長能力  獲得経験点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 1- 筋力    1230点(1000 / 180 / 1回) 2- 精神力   1270点(1000 / 270 / 回) 3- 生命力   2090点(1000 / 940 / 3回) 4- 敏捷度   1400点(1000 / 400 / 回) 5- 器用度   1510点(1000 / 460 / 1回) 6- 知力    2560点(1000 /1460 / 2回) 7- 器用度   1520点(1000 / 520 / 回) 8- 知力    1890点(1000 / 840 / 1回) 9-        0点(   /   / 回)  中間成長。器用、敏捷×2、知力、筋力、生命力 10-       650点( 650 /   / 回)  模擬戦・暗闇、段差戦 11-       50点(   /   / 1回) 12- 器用度   2160点(2010 /   / 3回)  1500Gバンクシェリアに借金返却 13- 筋力    2510点(1000 /1460 / 1回) 14- 器用度   3800点(1000 /2550 / 5回) 15-      4770点(1000 /3620 / 3回)  器用or知力 16- 生命力   4770点(1000 /3670 / 2回) 17-      4090点(1000 /3040 / 1回) メモ: バンクシェリア:借金1000G 共有から12900G ビビッドの歌『海の魔女』 ルキスラ周辺で行き倒れたことがあり、アズライトに一時期拾われていた関係で斥候組に顔を見られている可能性あり 一般技能:ウェザーマン/3、ヘラルディスト/3、ノーブル/4 生えた技能:ミュージシャン/1 スカラー/2、シンガー/2、ランバージャック/1 【第3部・交易共通語の日記】 ・文字の練習の代わりに書いてみることにした。 休みをいただいた今日からなので綴ることは多くあり、ないとも言える。 夜営にも随分慣れた。毒虫の類は、シエラやカモミールは平気なのだろうか。自分はあまり刺されないのだが、気がつけないことも、聞いていきたいと感じる。 ・思い出しての記述なので、怪しいところが多し。 魔剣の迷宮に立ち入った。経験はろくにないが友好的なー結果的にそうだったと判断ー迷宮だった。 どれも興味深い部屋で、学ぶべきところが多い。協力や、意思疎通もだが。心を通わせるより前に歴史があるということを忘れてはならないと改めて感じた。 ・休憩中。軍を通すための森林の伐採任務。バンクシェリアが上空から場所を教えて、カモミールやシエラが周囲をくまなく調べてくれるため、滞りなく進んでいる。 ・人間以上に力はあるからと手伝いを申し出たが、腰が入っていないと言われた。 やはり技術面で人族は優れている。 (追記:ここだけ荒いバジリスク語) 教えてもらって頑張ったもんね!上手だって褒められた!! カモミールに負けないように明日も頑張る! ・滞りなく進んでいる。水場を目指す。 ・兵士に待機してもらって、洞窟へ。 なるべく早く遺体を取り除き、埋葬する必要があるだろう。 兵士を人質に呼び出しを受ける。 ・(削り跡の多い文章)グレベンという名のゼノマーディスに仕えたダークトロールの将に遭う。 彼の為人は知る由もないが、誇り高き戦士と確信するに充分な戦いだった。 彼と神の御許にて再びあいまみえることを願う。 洞窟で朽ちたケンタウロス族やリザードマンもそうだ。かつて罵られた者から同胞と祈られることなど相手からすれば迷惑も甚だしいかもしれない。ここは異邦の地であり、悲しむ資格というものがあるなら限りなく下位だろう。しかし、神官である以上に勇猛な者は祈られるべきだと思う。 心の凪は荒れていない。無力感でもない。 あの方に改めてご挨拶をして、お話がしたかった。それだけが心残りだ。 甘さが死を招いたことを上位蛮族として恥じる。 ドレイクの弔いの作法は勉強していなかったから、遺品を渡したのは迷惑だったかもしれない。 それだけでもついてきてくれたらと思った。 学ばなかったことへの後悔がある。 あのときの祈りはダルクレム神に届いたか。 確信が持てない。 リルズ神よ、どうかこの祈りを受け入れてくださるならば、約束を護り続けたあの方を、どうか彼自身の神のもとへ導いてください。 ・ソードオブワン。 なまじ人族やバルバロスの掟から外れた者には、魅力的な組織だ。旧来の概念を砕き、新たな理念に基づき、世界を相手取るのならこれほど享楽に満ちたことはない。…スペルが合っているだろうか、これ。 今、己が幸福だから書けることだ。 魅力を感じるから揺らぐ。 間違いなく、一度憎んだなら、相手の法則に則って相手を下さなければ負けた気がする。 しかし、グレベンの決断を称賛する心もおさまらない。すべての手を打った彼を。 子爵殿が機嫌が悪そうだった。 単純に策が見抜かれた程度で焦るひとだろうか。 人族だからと片づけるには違和感が残る。 この戦は続けるしかない。終わってもらっては僕も困る。 戦が終わることは正しいことなのに。 僕には何が残るというのか。 ・妹。馴染みのない言葉。 家族=大事な存在だということなんだろう。 数式と同じ。 ・何から記せば良いのか。 確かに女性と思われる生活を幼少期送っていたため、理解したいと思いはした。全く勝手がわからない。困る。任務の可能性に期待して、複数の感想を仲間から取ってみようと思う。 改めて女性の兵士の方々を尊敬した。 ・僕は人を信じることには多分向いていない。 シエラのようになりたいと思ったこともある。けれど今はそんな場合ではない。 誰かの助けがなければ何も成し遂げられない。 自分自身すら、信じられないのだから。 僕は僕なりに、目の前のことを。 一年前の僕なら鼻で笑っただろう。愚かしいことである。 ・何度か思考したけれど、やはり恋は良い例えだという結論に達する。愛という概念に変化するには、時間が要るだろう。 狂おしく自分のものにしたい、と一方的に望む感情が恋ならば、(迷ったごちゃついた筆跡)浮気者に当たる。リルズ神への信仰として裏切りは禁忌だが、相手が己を愛していないなら関係はないだろう。 告解します。仲間みんなに恋をしています。 特にバンクシェリアには、強く。 それは色欲とはかけ離れたもので、ときにはあるけれど、尊敬というには度を越しています。本当は僕の学びが足りないだけで、それを表す言葉があるのかもしれません。 ・クルードニスと話した。 元気かどうかは杞憂だった。 何も考えず走って、帰ってきた。普通は止まるはずの息が止まらなくなった。ただの風でも吸い込んでいるかのようだった。 意識が朦朧とした。倒れまい、悲鳴を上げまいと手で口を押さえた。躓いて転んだだけで倒れてはいない。 …審議に手心を加えて貰ったのだろうと思う。 近しいものの命に対し僕が本当に無能だったなら、彼は翼を折るだろう。僕の心が折れた時も。 この瞳を見返してきた気心も知れない相手は初めてだった。躊躇がなさすぎる。シエラやバンクシェリアと殊更似ているわけではないが、然程変わらないと思う。 鍛錬に重要なのは目的ではない。偏らない。 今の僕には必要な言葉だった。 荒野に投げ出されたとしても、リルズ様は見守ってくださる。 一緒にいる為に明日も頑張ろう。 あいつの翼を折らせるものか。 僕はアデュラリウス。いいや、アデュラリア。 どっちだっていい。拘って救われるものなんかなかった。 僕はフェルドスパーの血を継ぐ子供だ。 望んでいなくたって、バルバロスが付いてきてくれた相手を殺すなんてあり得ない。 ・(たどたどしい文章)リルズ様。懺悔します。衣食住も仲間もいるというのに、自分の実力で手に入れたものではないという不安が、心を苛むのです。人間があんなにもろい存在だと知りませんでした。もっと恐ろしいものだと思っていました。屠られた同胞を見て、手首を捻るだけで折れそうな人間を見て、はじめて自分の姿を知りました。僕は醜いのです。自らの強さにしがみついています。今ももう罰されたくて楽になりたい。でも僕ののぞみは違います。約束を裏切らない、誰かの絶対的な主になりたい。 彼とは違うなりに。今は怖いけれど。 だから力を求めます。 【閑話】 ・(バジリスク語で走り書き) リルズ様の魔法はときどきよくわからないことがある。 性転換の魔法、というものがわからなかったので、口実をつけて協力していただいた。 カモミールは元々の顔立ちもあって美少年に。元々が凛々しいけれど、男女差はある。斥候ということもあっていろいろ使えそうだと思ってもらえたみたいで嬉しい。女性としては微妙な感想なようで、そこは個人的にもそう思うので申し訳なかった。 バンクシェリアは…やっぱり空を飛ぶ種族は胸筋が発達するのか、それとも歳の差か。なんて僻んでみても仕方ない。堂々としてるから格好良いんだろう。思うところもあったみたいだけど、…楽しそうだったな。 シエラは身長伸びたし声も低いし個人差なのかな?格好良くていいなと思ったけれど、人族としてはやっぱり気になっただろうな…中身は女性で魔法使いだもんね。あれならパッと見バレなさそうだし金属鎧でも魔術が使えるから戦術的にもありかと思ったけど、やり慣れないことは良くない。必要そうなら提案してみよう。 クラベス先生は少し意外だった。 呼吸法だとあまり肉体を変化で維持する必要がないのかな? 子爵は…どうなんだろう。作戦として使うなら最も有意義ではあるけれど、何か意味があるのかな。 クルードニスとビリーには断られた。 まあ、あの2人はそうだよね。 ちょっと見てみたかったんだけど。 僕はあまり変わるところがない。残念だ。あまり最近まじまじと自分の顔を見る機会はなかったけれど。母親に似ている気もするものの、この髪質は父親似。…笑ったときに一番上の兄を思い出した。以前は次の兄に似ていると言われていたのに、成長の証のようで悪くない。グレイ兄様はお元気かな。アンディは殺しても死ななそうだから…母様と父様はどうしているだろう。 性的魅力には欠けるかな…他のみんなに比べて人格の魅力もなければ身体も良くないってほんと…うん。日記だから弱音吐いていいことにしとこう。そして今自分ができることを全力でしよう。 故郷を灰にすれば、認めて貰えるかな。 良くないこととは、わかってる。 時間のかかることだ。 突発的に行動してうまくいったのは家出くらい。バンクシェリアやカモミールには、感情的で嫌われてると思うし。いや、嫌われている部分があるけどどこが嫌われているか…シエラがどうして僕の話を聞いてくれるかも、悩む。 カロンならどうするかな…姿勢が悪い、とか言いそうだな…彼とはモデルにさせてくれ、っていきなり話しかけてきたから殺そうかと思ったけど相手の方が落ちこぼれお嬢様の僕とは完全に実力が上でついて行ったんだっけ。「モデルがいなかった」って理由だったし実際デッサンが終わった後に「モデルに近くて弱そうだった」という理由で連れてこられたと言われたから。そのとき初めて男の子なんだ、って言われたの!あぁもう最悪。人族なんて買えばと言ったけどお金がなかったし維持費もかかると臆面もなく言った!言ったんだよ、あいつ!!(インクの染み) 「その像。仕上げるの」 「あー…どうかな」 「あの…友人になってくれない?」 この申し出はなんでしたのか今でもわからない。パニックで頭がおかしくなったというか、一周回ってから冷静になったというか。 でもあいつ、僕のことを僕で見てた。 モノとして認識していた。 それは周りの視線に疲れた僕には合っていた。 「どうして?」 「また、…モデルするから」 「いいよ!ありがとう!」 そんな感じの出会いだった気がする。 結果的に相手としては人間に近い彫刻が彫れて良かったんだろうし(後から調べたら事故があって人族領のアトリエを離れたとか)、普通じゃないんだなって勝手に気を抜いてた唯一の相手。 最初は石化じゃなくて自分で掘るって「こだわり強いんだね」って言ったの、嬉しそうだった。 なんで笑ったんだろう。多分馬鹿にされたんだろうね。嫌な感じはしなかった。 やりたいならすればいい、って渡してもらった冒険者セットは大事にする。 今から思えば、初めての同族の友達で良かったのかもね。誕生日も知らなかったのに。 カロン、僕、君に何もしてない。 【独り言】 ソードオブワン、あの組織はなんだろう。 あれが北の大地に根を張っていたなら、ここで出会ったすべてが必然と考えなければ。 その中で弾いたものは味方となりうる可能性も。 (涙の跡) 僕が悲しむ理由はない。 知らない相手なんだから。 もし、あの組織の理念が聞いた本来のままだったなら、彼を殺そうとしたのは僕だった可能性がある。 …もしかして、子爵が? 【日記】 魔導機械にしては妙に警備が杜撰。 そんな気がする。 なにかが噛み合っていない。 相談してみようかな。…相談なんて、思うことできたんだ、僕。 【似顔絵】 家族と僕が一緒にいるように、ずっと図書室で書いていた。 僕、絵は下手くそだから。 自分の為に皆の絵を描こうかな。 よく見ればみんな違う。 【どうしよう】 また怒鳴った。 なんであんなにバンクシェリアは簡単に死ぬとか言えるんだろう。 僕は怖くて仕方ないのに。 生き延びる気がないわけもなさそうなのに、…兄様の作ってた死兵を見るみたいで、時々嫌になる。多分これは、死の気配。 あれだけ殺したくせに、僕は未だに死ぬのも殺すのも嫌なんだと思う。嫌われて、いつか処分されたら。見目麗しいと褒められたのは人間の姿で、本当の僕は…。 師匠が言ったじゃないか。 僕は僕でしかないんだ。 でも…怖いだなんて、誰に言えば。 …クルードニス? 彼なら、もしかしたら、話だけなら聞いてくれるかもしれない。 【家族構成と設定】 旧父親:イリデ=シュパート・フェルドスパー 父親:ディアリウス=アノン・フェルドスパー 母親:アピア=クリスタ・フェルドスパー ことの初めはディアリウスが兄のイリデを罠に嵌め、当主の座と妻のアピアを略奪婚したことから。殺したのではなく石化状態で隠したらしく、アピアとオルソグレイスはイリデの身体を探し回っている。 アピアはディアリウスとの結婚時の約束でオルソグレイスに当主を渡す予定だったが、彼が実子ができたことで心が揺らいでいること、娘として育てたアデュラリウスの外見に惹かれていることを感づき、アデュラリウスを外に嫁がせてしまおうと動いたひとり。本来《キュア・ストーン》ができるまでは可愛がる予定だった。 ・長男:オルソグレイス(グレイ兄さま) イリデとアピアの息子。 「複色持ち」の強力なバジリスク。めだまみっつ。寡黙で内面は苛烈。本当の父親の石化を解くため、研鑽に勤しむ。子供に罪はないと分かっていたけれど、ディアリウスに似たところを見つけると嫌な気分になるので無視していた(でも慕ってぐいぐいくるからイラついてた)。「話しかけるな、落ちこぼれ」と突き放したことで完全に会話がなくなった。 ・次男:アンデシン(アンディ) アピアと浮気相手の息子。 陽気で軽薄。一応魔眼はふたつ。オルソグレイスとは兄弟というより友達で軍師担当。弟は可愛いけど母と友達を悲しませる奴なので半分趣味入っていじめた。練習用の剣壊して燃やしたり仲良くしてた下働きが死んだくらいで泣くなよ、弟!魔法の教材なんかなくても魔法使えるんだろ? ・三男:アデュラリウス(アデュラリア) ディアリウスとアピアの息子。 ディアリウスの実子で彼から可愛がられていたため、反対に母親と兄2人から冷たくされててお見合い目前で領地から脱走。今回のPC。 実家の事情は父親が母親を悲しませた、という程度しか知らない。イリデという名前は知っていても「誰それ?」と聞くたびに逃げられて聞く気もなくなったし図書室にも資料なかったからもういいや、となった。一応カロンに母親の夫であったことは教えてもらっている。当時は「何それ、僕に関係ないし!家継ぐのはどうせグレイ兄さまかアンディだよ?」と綽々な態度だった。 現在では話し合いはしたいけどそれはそれとしていじめられた内容は許さない。 イリデを蘇生させるのは賛成だが実父ディアリウスも死なせたくないという微妙なスタンス。 見た目はアピア6割、性格はディアリウス7割。母親似を褒められていたので最近父親に似てきたことを気にしている。 《コンヴァージョン》使うと母親の可憐さに父親の凄みのある美人に仕上がるのでうわぁ…バルバロス…って感じになるが、いくら可憐でも基準値6で木これるゴリラ。 交易共通語は話すと訛りが入ったり書き文字だと硬い文章になったりする(元々読文専攻)だったが、だいぶ語彙力が増え、専門用語でなければ滑らかに話せるようになった。今は訛り解消の練習中なので、人の話し方を聞く動作をよくする。