タイトル:量産品 キャラクター名:五代 慎也 種族:オーヴァード 年齢:15 性別:男 髪の色:黒 / 瞳の色: / 肌の色: 身長:168 体重:51 ワークス  :FHエージェントC カヴァー  : シンドローム:エグザイル ■ライフパス■ 覚醒:感染 衝動:憎悪 ■能力値と技能■ 【肉体】:4 (シンドローム:2,2 ワークス: ボーナス:0 成長:) 〈白兵〉:SL4 / 判定 4r+4 〈回避〉:SL1 / 判定 4r+1 〈運転〉:SL / 判定 4r 【感覚】:2 (シンドローム:1,1 ワークス: ボーナス:0 成長:) 〈射撃〉:SL / 判定 2r 〈知覚〉:SL / 判定 2r 〈芸術〉:SL / 判定 2r 【精神】:1 (シンドローム:0,0 ワークス:1 ボーナス:0 成長:) 〈RC〉:SL3 / 判定 1r+3 〈意志〉:SL1 / 判定 1r+1 〈知識〉:SL / 判定 1r 【社会】:2 (シンドローム:1,1 ワークス: ボーナス:0 成長:) 〈交渉〉:SL / 判定 2r 〈調達〉:SL / 判定 2r 〈情報〉:SL2 / 判定 2r+2 FH 【HP】    29 【侵蝕基本値】 32% 【行動値】   5 【戦闘移動】  10m ■エフェクト■ 《スキル名》    /SL /タイミング/判定/対象 /射程/コスト/効果など 《ワーディング》  /★$/オート$  /自動/シーン/視界/-$  /非オーヴァードのエキストラ化 《リザレクト》   /1$ /気絶時$  /自動/自身 /-  /[SL]d$/コスト分のHPで復活 《C:エグザイル》  /2 /MJ    /SY /-   /-  /2   /C値-LV 下限7 《骨の剣》     /2 /MN    /自動/自身 /至近/3   /攻撃[LV+5] 命中-1 G値6 の武器作成 《伸縮腕》     /1 /MJ    /白兵/-   /視界/2   /射程変更。判定ダイス-[3-LV]個 《貪欲なる拳》   /2 /MJ    /白兵/-   /武器/3   /判定ダイス+[LV+1]個 《メモリーハック》 /1 /MJ    /RC /単体 /至近/4   /対象の〈意志〉と対決を行い、記憶を盗み見ることができる。 《異世界の因子》  /1 /AT    /自動/効果 /視界/5   /シーン内で使用されたエフェクトをLV1で取得する。 《がらんどうの肉体》/2 /AT    /自動/自身 /至近/3   /ダメージ-[LV+2]D 《デビルストリング》/1 /AT    /自動/単体 /視界/6   /制限のないATのエフェクト打消 ■装備とコンボ■ ・武器とコンボ 名称   価格 種別 命中 攻撃力 G値 射程 メモ 骨の剣     1   4r+3 6    6   至近 100%↑    1   6r+3 7    6   至近 =価格合計= 0 pt ・防具     装甲 回避 移動  価格  名称 / 備考 鎧 :               / 下着:               / 修正: = 合計 =  0   0   5    pt ■所持品■ 名称      単価 個数 価格 備考 EB:量産品       1   0   受けるダメージを-1D シーン1回 リエゾンサイン    1   0   リエゾンロードの手助けが一度だけ約束された証。 マスターエージェントに匹敵するオーヴァードのレネゲイドに反応し、とある電話番号が浮き上がる。            1   0 =所持品合計=     0 pt =装備合計=      0 pt = 価格総計 =     0 pt 【常備化ポイント】 4 pt 【財産ポイント】   pt ■ロイス■ 対象        好意 悪意 備考 BL:FH        執着 恐怖 震えるほど恐ろしいが、これ以上逃げ出すのは御免だ PU:姫路灯      尊敬 不安 〇似たような境遇から上に上がった/巨大な力とのつながりが見える GR:渦巻 魁輝    友情 隔意 〇昔みたいに楽しくやろうぜ/自分とは違い”遺産継承者”である リリア・ノヴィコフ 尽力 不安 何だか良く分からんがやるしかない ■その他■ メモ: 某市の一般家庭、姉弟と両親の四人家族で暮らしていた。 健康であること以外に取り柄のない自分と比べ、学業運動など万事において自分の完全上位互換である5つ上の姉が居たため、両親はいつも自分を姉と比較し、姉のように頑張れと心無い応援の心を並べてきた。それは家に留まらず、学校でも姉を知る人間は教師も友人も他人も等しく自分と姉を比べてきた。 そんなこともあり中学に入るころには学校へ行くのも気が進まなくなり(それでもしっかり登校していたが)、両親と顔を合わせるのが少しずつ辛くなり、姉と会うのが段々と怖くなり、市外のゲームセンターなど姉を知る人間のいないところを好むようになった。 そうして姉から逃げる様な生活をしていたある日、市内が災厄に見舞われる。 珍しく自宅に帰りゆっくり寝るかと思ったある日だった。両親は揃って休みで、姉は出掛けているのか家にはいなかった。 両親は姉と比べるようなことを何か言っていた気がする、いつものことだったから聞き流すようにして部屋へ篭ろうと考えていた時、気が付いた。両親の様子が異常だった。 血走った目、狂った様に繰り返される言葉。狂気を感じつつも、その行動はどこかいつもの両親と変わらないように見え――気が付いた時には自分の手は血塗れだった。 白い外骨格の様なものがまとわりついた手は、とても人間のものにも自分のものにも見えず、嘘のように赤く染まったそれを馬鹿みたいに見つめていた。 それが自分の意思だったのかは定かではない。しかし確かにその手で両親を貫き、殺した。 その事実を受け止めきれなくなったとき、気が付けば家から飛び出していた。 そして初めて知った。この地獄は自分自身だけではなく、町中に広がっていることを。 事態が飲み込めないままに街を彷徨っていると、見たことのない大人が自分と同年代くらいの子たちを保護していると声をかけてくれた。どこに連れていかれるのかは分からなかったが、この街ではないところへ行けるのならどこでも構わなかった。 そうして街から、姉から逃げ、地獄はようやく終わると思っていた、 だが本当の地獄はそこからだった。 保護され連れていかれた先はFHという超能力者の組織の構成員の養成施設だった。 自分と同じように身寄りのない同年代の子供たちとの共同生活、楽しみを見出せるほど精神は回復していなかったが一人ではないという事実は幾分か気を楽にさせてくれた。 訓練は厳しかった。超能力なんて言う良く分からないものの制御は、学校の勉強すらぎりぎり平均でしかない自分には容易にできるものではなく、次第に落ちこぼれていった。 そんな辛い日々を乗り越えられたのは、同じ境遇でありながら自分とは違って明朗で、自分と同じくらい能力の制御に難儀していた、名も知らない少女の存在があったからだった。 歯を食い縛りながら試行錯誤をし、日々及第点ギリギリの結果を残し生きながらえる。 辛い日々だったが、あの家と比べれば励まし合える仲間ができた分前を向けていた。 そして何とか生きて養成施設を卒業し、ついに正式にFHの一員としてセルへ所属することになった。 そこで何を成し、何になれるのか。どんな任務を言い渡されるかの恐怖は、初めて抱くかもしれない希望にかき消されていた。 初任務は研究施設への攻撃。自分たちに知らされた情報はそれだけだった。 養成所の同期のみ知った顔も何人かいたが、あの少女はその群れの中にはいなかった。 チルドレンたちの波状攻撃によって、一時は敵を圧倒したものの、質も経験も桁違いの相手に一方的に蹂躙されるのにそう時間はかからなかった。 当然それに耐えられるはずもなく、次に意識を取り戻したときには、見知った顔が付いた肉塊の山に埋もれていた。 遠ざかっていく敵の足音を聞きながら、自分がどうして生き残ったのかを考えていた。 任務は失敗だ。しかしそれを報告することも必要なのではないか。 そんな言い訳を思いついた時には、自分の足はセルのセーフハウスへ真っ直ぐ向かっていた。 何とかセルに帰り着き報告をした時、自分たちが”量産品”と呼ばれる捨て石の一種として扱われていたことを知った。 希望が潰えたそれからの一年間は、あの家にいたとき以上に死んだように、しかし命だけは失わぬよう、やり過ごすようにして日々を過ごしていた。 url: https://charasheet.vampire-blood.net/4939698