タイトル:ロ ス ト キャラクター名:彩神 閑(あやみ しずか) 職業:抽象画家 年齢:14 / 性別:未定 出身: 髪の色: / 瞳の色: / 肌の色: 身長: 体重: ■能力値■ HP:10 MP:10 SAN:50/99      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時  10   9  10  17  15  10  10   8  10  10 成長等                       +4 他修正 =合計=  10   9  10  17  15  10  10  12  10  10 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値 ●《回避》      44%   《キック》  25%   《組み付き》   25%  《こぶし(パンチ)》50%   《頭突き》  10%   《投擲》     25%  《マーシャルアーツ》1%    《拳銃》   20%   《サブマシンガン》15%  《ショットガン》  30%   《マシンガン》15%   《ライフル》   25% ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値  《応急手当》30%   《鍵開け》 1%    《隠す》  15%  《隠れる》 10%  ●《聞き耳》 50%   《忍び歩き》10%  《写真術》 10%   《精神分析》1%    《追跡》  10%  《登攀》  40%  ●《図書館》 70%  ●《目星》  70% ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前    現在値  《運転》   20%   《機械修理》20%   《重機械操作》1%  《乗馬》   5%    《水泳》  25%  ●《製作(料理)》40%  《操縦()》  1%    《跳躍》  25%   《電気修理》 10%  《ナビゲート》10%   《変装》  1%    《》     % ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前    現在値  《言いくるめ》5%    《信用》  15%   《説得》   15%  《値切り》  5%    《母国語()》60%  ●《イタリア語》80% ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前      現在値 習得/名前  現在値 ●《医学》     20%   《オカルト》   5%    《化学》 1%  《クトゥルフ神話》0%   ●《芸術(絵画)》  96%   《経理》 10%  《考古学》    1%    《コンピューター》1%   ●《心理学》20%  《人類学》    1%    《生物学》    1%    《地質学》1%  《電子工学》   1%    《天文学》    1%    《博物学》10%  《物理学》    1%    《法律》     5%    《薬学》 1%  《歴史》     20%   《》       %    《》   % ■戦闘■ ダメージボーナス:0 名称 成功率 ダメージ 射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考                              /                              / ■所持品■ 名称       単価 個数 価格 備考 お金          1   0   財布もスマホも持ってない。 画版、キャンパス    1   0   鞄の中 画材          1   0   筆、絵具、水、消しゴム、鉛筆、とうとう。 手作り値札       1   0 ストップウォッチ    1   0 =所持品合計=     0 所持金 預金・借金 ■その他■ メモ: ■基本ルルブ ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ [芸術家] 職業ポイント:[EDU20] 職業技能:<言いくるめ>、<芸術>、<写真術>、<心理学>、<制作>、<目星>、<歴史>      +個人的あるいはその時代の特色的な技能としてさらに1つの技能 → <医学> [特徴表] 無し [年収](8) 年収400万 財産2000万 ■探索者作成 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ 《新規キャラクターの作成》 能力値一発ぶり 《特徴表について》 無し ■キャラクター設定 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ 死をテーマにした絵以外は一切描けない大人顔負けの絵描き。14歳。 基本目が座っていて、死んでいる。目に光は無く、目つきはかなり悪い。目薬差せばいいと思う。 自殺でも、他殺でも、事故死でもなんでも、死の瞬間、命が潰えた0とコンマ1の間に魅入られた人間。 もともと絵を描くことが好きな子供。両親と姉と暮らしていて、保育園の頃から、絵を描けば褒められた。 何度も何度も絵を描いては報告し、両親に飽きられてしまっても姉だけがずっと褒めてくれた。 しかしその姉を亡くしてしまう。 お姉ちゃん子であると周知されていたのもあり、両親も親戚も、自分に対し慰めの言葉をたくさんかけてくれた。 しかし、自身はその傍らで、亡き姉の死に装束を見ながら、「綺麗『だった』な」と思っていた。 衝撃に近いもの。雷が落ちたと言えばそれまで。天啓が下りたとでもいうのか。 強盗に遭い、自分をかばってか、その凶刃によって姉が横たわり、命の炎が潰える間際。人の一生が1から0になる瞬間。 「この瞬間をずっと残したい」 それだけをあの時から考え続けていた。 そうなれば、葬式もそっちのけで姉の姿をわら半紙に描いた。 父も母も、何か月もそれを繰り返すものだから、自身の中でまだ整理がついていないのだと勘違いを起こし、父はやめろと怒鳴りつけ、母は自分を慰め続ける。 しかし、1年も経つ頃に、最初に母が、のちに相談を受けた父がその実情と異常性に気づく。 自分の部屋に、眠ったままの姉の肖像画だけが数百枚規模で増え続けていること。 皮肉なことに、絵の才能だけはあったのか、それとも描き続けた努力の結果か、いびつなまでに膨らみ続けたスキルは、自身の根幹をも作り上げてしまった。 「自分は死を描き続ける人間である」と。 両親がその事実に気づいた時、すぐさますべての作品を燃やした。 母は自身を精神病だと病院へと連れて行き、カウンセリングまで受けさせられた。 絵を描くことを強制的にやめさせられ、抵抗むなしく、次第に絵を描くことを辞めていった。 けれど、一度出来上がった人格を修正するのは容易なことではない。 辞めさせてからも、今になるまで描き続けた。頭の中で。 しかし、どれもダメだった。どこでも見ることが出来なかった。人の死を。 ドラマやゲーム、物語の中と違って、現実は存外「死」と縁遠い。 自分が捕まってしまっては鬱陶しいことに、すぐに絵を描くことができない。あの瞬間を思い出した時、すぐにキャンパスに描き殴らなければ、満足できない。 どうしても思い出せない。あの人の死の瞬間。姉の顔を。 姉の写真は両親が仕舞ってしまったのか、捨ててしまったのか、とうとう見つけることが出来なかった。 親が子供の可能性をつぶす、とはよく言う。 褒めてあげてもいい。自身から姉の顔を記憶から消すのはあまりに効果的だ。 自身に残っているのは、「死の瞬間の魅力」だけ。 描き続ければ思い出せるかもしれない。 人の死を何度か、いや、一度でも見れば思い出せるかもしれない。 自身の傑作。 まだ10歳にも満たない頃にわら半紙に描いたあの作品を。 そしていつか、今持ちうる技法で、最高傑作を。 ストップウォッチを常に持ち歩いており、絵を描くときは必ず時間制限を設ける。 自分に課した枷ではあるが、最後の1秒が0になる瞬間に納得いくものが出来上がった時に喜びを感じる。 とはいえ、本当に描きたいものとは違うため、どれも駄作だと考えている。 絵画は人物画らしい。らしいというのは、姉の顔が思い出せず、姉の「死」だけを絵画に描き殴ろうとしているため、どうしても抽象的になり、全く写実的にならない。 家を出ており、拾ってくれた男性の家に居候させてもらっている。学校にはもう行っていない。 飯代は出せという男性に対し、描きあげた駄作を露天商に持っていき、それを並べてもらうか、それをその場で買ってもらうかして駄賃を払っている。 気味が悪い、と言われて買ってもらえないことが9割。 姉が死んだのは多分5歳くらい。 未成年がこれなので、警察に見つかったり職質受けた時はシレっと逃げる。捕まっても隙を見て逃げる。 <言いそうなこと> 「ボクに何か用?」 「こレ買って。お金が必要。」 「お前………ボクノ絵に何しタ………?」 「……ありがとう、って言えばイい?」 「………興味ないケど、何が目当て?体?おじさんイい趣味してるね」 「誰もわかっテくれない。ボクは姉さんが描きタいんじゃない」 「どんドん、ボクの中から姉さんが消えてく…。ボクの中のあの瞬間が無くなってく…イヤだ…いやだ…」 「ボクの邪魔を…スルな!!」 「老人ホーム?………死ぬ瞬間ニは立ち会えるだろウね。たくさん。けど違うンだ。違うんだよ…違う。違う…。」 「(生気がないんだ。老人には。ボクが描きたいのはそういうんじゃない。あんな退屈な生が死に変わったところでなんの魅力も感じない。なるべくしてなった死に、価値なんてない…)」 <絵を描いてる時> 「姉さん…姉さん…姉さん…姉さん…姉さん…姉さん…姉さん…」 「違う。違う。違う。違う。違う。違う。違う。違う。違う。違う。違う。違う。違う。違う。違う。違う。違う。違う。」 「殺す…殺す…殺す…殺す、殺す…ッ殺す…ッッ!…ちがう…。……死ね…死ね…!死ね…ッ!死ね…ッッ!!」 <PCが気づいていない設定> 心の底から死を受け入れ、死んでいった人間を目の当たりにしたら自分の望む絵が描けて満足する。 一人称:ボク 二人称:お兄さん、お姉さん、おじさん、おばさん、おじいちゃん、おばあちゃん、オマエ 姉:姉さん [性格分布] 常 人・・・・★変 人 陽 気・・・・★陰 気 外向的・・・・★内向的 利己的★・・・・利他的 ―――――――――――――――――※この先スクロールでネタバレ有り――――――――――――――――― 【重要】以下のシナリオ未経験の方はこれ以上進まないでください。 ・ ・ ・ ・ ■経験シナリオ ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ ・静なるテロリスタ ロスト アナザーエンド「一匹のクジラとキミ」 ・個別導入後 成長:イタリア語+9、芸術(絵画)+11、EDU+4(好きな技能を取得可) SAN値:-5 EDU4×20→イタリア語+70、聞き耳+5、図書館+5 ・カミロを選び注射をうち、怪物化してしまう ■通過中のまとめ ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ 誰にも理解されないと想ってた。 もう誰も僕のことを褒めたりしないって思った。 けど、あの人は。 カミロさんは、違った 家を出てから数日。お腹がすいても、出来たら紙と画材にお金が使いたかった。 できればずっと描きたい。 部屋に閉じこもって、白紙に姉さんを描き続ける、そんな日がずっと続けばいい。 いつからかボクは、姉さんの顔を思い出せなくなってしまっていた。 いつからだろう。姉さん、姉さん。姉さん… 父さんに紙とペンを奪われてから、姉さんを描かせて貰えなくなってから、頭の中で描き始めた頃からだろうか。 そう。その頃からだ。 紙とペンがなくなってから、学校でも絵を描くなと言われてから、ずっと頭の中であの時の姉さんをずっと想っていた。 眠るのが怖い これは姉さんだよ、姉さん 人物画。 でも、姉さんの顔を思い出せないんだ 覚えてるのは、姉さんの死んだ時の光景 誰かが走ってきてた 姉さんの高い声が聞こえた 目の前が暗くなって、その影が、姉さんの背中が、僕を押し倒した 頭を打って、目を開けたら、一緒に横になって寝てた姉さんが目に入った 手がぎゅって握られて、姉さんの細い声が聞こえた 無事でよかった、って 目がボクを見てた てがぎゅって握られてた 口がにこって笑ってた でもすこしずつ、すこしずつ、無くなって てが重くなって、口がぽっかりして、 目が、目から色んな光が外に出ていって、 真っ黒になった 綺麗な目から、たくさんの色が出ていった すごく、すごく綺麗だった 頭の中に、たくさんの色が駆け巡って、僕の頭の中は明滅する無限の色に飲み込まれて、 あの光景がずっと、ずっと広がってた なのに。 その姉さんの顔を思い出せない 写真は全部捨てられた 悲しい。 僕はあの時の、姉さんからもらった世界で一番綺麗なあの一瞬を、みんなに見てもらいたかっただけなのに これはまだ未完成 まだ、全部思い出せない。 描いても描いても、 まだまだ、遠いところにいる気がする でも描いていれば、いつか思い出せる 思い出せたら、絶対に描ける 描いたら、あの人に1番に見せるんだ ぼくのもう1人の父さん、 いや、兄さん、かな 僕と、姉さんを見つけてくれた人だよ 露天で売る 黒のスーツ もらおう、何を勘違いしている ならあげる 駄作だから 白のスーツ 物の価値がわからないやつが お前、カミロ…?! 才能を切り売りしちゃいけない ? あげるよ 駄作だから まだ姉さんに程遠いから こぎって 困る イタリアに来ないか 褒めてくれた 舞台はここじゃない 絵を描く場所としても、評価を受ける場所としても、ここはふさわしくない 褒めてくれた おじさんにお礼がしたい 手紙とお金 カフェでまちあわせ 空港 国府さん 搭乗 15時間 ミラノ 国府解散 最後の晩餐 この中に裏切り者がいる まるで生きているみたいな 死せるキリスト キリストが磔からとかれたあと まだ血気をおびている 手と足に穴 抜かれた後に血を拭われた、無い 死んだ直後の絵だ 涙 ボクの描きたい絵は姉さんが死ぬ直前の絵 けど、それだけだった 絵からはその時の光景、空気が感じられた ただの一瞬 それが全てではあるが、 その一瞬には、バックボーン、そこに至るまでのプロセスがあるからこそ映える それに気づいて涙 しばらく眺める 1時間、2時間は見ていたかもしれない カフェに行こう 昔から抜け出してはきていたカフェ 街中を巡っては最後にここにきていた 落ち着く この街は好きだよ 絵をかける場所としても、それを大事にしているひとたちも 僕は好きになれそう 家 ほかと遜色ない豪邸 地下 明日には画材も届くよ 携帯は上。ガラケー よく会いに来てくれた 5年後 コンクール まだ、姉さんじゃない 近づいているんだろう? うん これも違う。 不安だった ガッカリさせないか 僕の思う姉さんが、カミロさんにとって、いいと思えなかったら 簡単な書き方で終わってしまうようなものなら、 ここで書かせて貰えなくなったら 僕の描きたいものは、ここじゃないと描けない 日本では無理 姉さんがかけなくなるかもと思ったら、評価される絵を描かないといけないのかもって思った でも大丈夫だった カミロさんの反応を見たら、このまま描いてていいんだって、安心した コンクール1位 シズカ ご飯を食べに行こう おめでとう 僕が審査員じゃなくてもこの結果になっただろう 見ている人の気持ちは見えない あの人たちの中に、姉さんはいたのかな 1位と評価されても、それは技巧だけなんじゃないか。 この街に住み始めて5年 上手い絵というだけなら、教科書で、描き方として載ってる。 でも芸術家にはそれを踏まえた上での、伝えたいもの、意思が必要だってわかってる。 けど、僕の伝えたいことが、あの人たちに伝わってるのか、ぼくにはわからない。 審査する人達が見てくれたのは、絵だけなのか、僕の伝えたいことが伝わっているのか、ぼくにはわからない。 だから、1位と言われても、よくわからない 連れていきたい場所 エテルノ美術館をつくる つあてきてほしい うん 部屋の奥、 暖炉? 隠し扉 螺旋階段 白い研究施設 りんご ずっとくちない 遺跡から見つけた液体 何年も前に取れたもの 瑞々しいまま 実験動物 死に絶える ネズミ 絶えず変わる SANチェック 人 血を吐いて死ぬ おかしいと思うか そんなことない だって、その研究は、いつの日か、 僕達を救うんだもの 体が時間についていけなくなっても、 心を、魂を、遺すことができる 陰りを産まないまま、 それをボクに打つと言うなら、 いいよ カミロが、ボクを遺す、僕の姉さんを遺したいなら、ボクはそれでいい だって、僕の姉さんは、ずっと死んだままだったから、 ボクも、死んでいくしか無かったから それを、見つけてくれた 姉さんとボクを見つけてくれたあの日から、 ボクはあなたのものだから だから、 あなたのもののままでいさせて 捨てるくらいなら、 殺して でも、 その死すらも受け入れる あなたがボクを要らないものと、捨てるなら ボクはまた、死ぬだけ 元に戻るだけ けど、あなたがくれたものを遺してから死ぬ、 ボクは、どこまでいっても、 姉さんを知って欲しいだけの、絵描きだから 美しいものを遺したい その気持ちはとてもわかる だって、僕の生き方そのものだもの それに、 死ぬ姿にこそ、ボクの求めているものが見つかるかもしれないから 国府 そっか、あの人も。 狂ってる、ってどういうことだろう 人体実験は人の倫理からずれている、というのとだろうか だとしたらボクも狂ってるのかな あなたが死のうが ボクはどうでもいい あなたのおかげで、救われる魂が、たくさんある それは、ただの命を救うよりももっと尊い、 その礎になれることを、 むしろ羨ましく思う でもボクは絵描きだから その恩恵に預からせてもらえる ただの人間だから ボクはあなたにも感謝をしようと思います そのために、目を離さないでいます 変貌、 幾何学模様に明滅する 人型 施設ぶっこわし 出てしまう 「美しい」 とカミロが行った あれから10年。カミロは僕の元にこなくなった その間もボクは絵を描き続けている 描き続けている姉さんは、姉さんだと誰にも理解されないまま、賞賛を受けているらしい カミロ以外、僕の姉さんはまだ見つけていない ボクは… これは姉さんなのか、 否定も、肯定も、カミロから聞けなくなって、どうというのか これは姉さんだ ボクがそう言うのだから間違いない でも、本当にそうか? ボクは、僕の姉さんをかけないままでいる 何故だろう、何故だろう 埋まっていくのは技巧ばかりで 近づいている気がしない 姉さんを見つけてくれたただ一人の人。 あなたがいてくれたから、 僕以外に、姉さんを見つけてくれたから、 ボクはこの世界にいることができた 姉さんを通じて、カミロがボクに生をあたえた そうか、 カミロがいないと、姉さんはまた、ボクの中だけなんだ 見つけて欲しい カミロの他にも、姉さんを。 けど、本島は唯一、 カミロだけでいい。 姉さんを、僕の見た姉さんをみてほさいのはただ一人、あなただけなんです。 カミロ。 兄さん。 勝手に願うのは、強欲だろうか。 けど、美しいと思うものは、別でも。 気持ちや憂いは同じだと、ボクはそう思っています。 仮にあなたが、あなたの思う大事なことのために、ボクが障害になるのだとしたら、 ボクは喜んで道をゆずる あなたが願った心の先に、ぼくも行きたい 行けなくても、見ることぐらいは許してくれるでしょう。、 ボクは、あなたのために描いています。カミロ 姉さんを、 まだ、感性じゃない これは姉さんじゃない それでも、いままでで1番近い、 僕の姉さん。 いずれまた、 あなたに見つけてもらうために ボクと、あなたのために描いている カミロに、必要とされなくなることを恐れている 子供の頃のまま、ボクはボクの絵を見てくれる人を探していた。 だれもきっと、僕の本当の思いを絵画から見ることはできない。 きっとカミロもそうだ。 ボクが話したから、姉さんに対する気持ちを話しているから、そういう見方をしてくれているかもしれない。 本当はもっと違うところを評価してくれているのかもしれない。 いつのまにか、ボクは、姉さんのあの時を描き続けたいと願っていたあの頃から、 僕の見た姉さんを、貴方に、カミロに、見せたい、 姉さんの死を、ボク以外の、誰でもない貴方に、 あなただけに、 あの美しさを見届けて欲しいんだ。 姉さんが綺麗だったと。 他でもないあなたに。 ありがとう…でも、そうだね。 あの絵を見て君が手にした感情は、君だけのものだ。 それは他でもない、 僕のものでもない この絵を見て、伝わる僕の感情は、1パーセントにも満たないのだと思う ボクはこの絵に、人生をかけている 僕の人生は、この絵のためにある カミロは、美しいものが、いずれ朽ちていくことを、悲しんでいた 永遠に続くことを、祈っていた ボクも同じだ 美しいものを、綺麗だと感じたあの瞬間を、 ボクは、何をしてでも、残したい カミロと、同じ気持ちだ けれど、どの芸術家も、生前に評価されることは少ないよ だから理解は必要ない。 期待してない。 後世で評価されようと、どうでもいい けれど、きっといるはず ボクが死のうが、いつか、この絵に、 ボクが感じたあの瞬間を理解する誰かが。 きっと現れる。 ボクという矮小なニンゲンが、いるのだから そのために、残さなきゃ行けない 美しさを、残したい それは、全世界の芸術家の願いだ。 この感情が理解されないなんてありえない 偶発的に生まれたものに、魂など宿らない 自ら感じた、死と再生に近い衝撃をもって、 体を、心を、魂を削って作り上げ、 ボクでは無い誰かに引き継ぐ、 人間の営みに似た、魂の遺伝。 自分が感じた、生の本質を、 誰かにも伝えたい。 それが芸術。 それがボクたち。 だからボクたちは、芸術家と呼ばれるんだ。 でも、最後にわかってしまった。 ボクは、芸術家じゃなかった。 ボクは、 ただの人間だったんだ。 ごめん。ありがとう。 さようなら。 ■簡易用■ 彩神 閑(あやみ しずか)(未定) 職業:抽象画家 年齢:14 PL: STR:10  DEX:17  INT:10 アイデア:50 CON:9  APP:15  POW:10  幸 運:50 SIZ:10 SAN:99 EDU:12 知 識:60 H P:10  M P:10  回避:dex*2  ダメージボーナス:0 ―――――――――――――――――――――――――― [技能](職業技能点:240 個人技能点:100) (書式:職業/個人<成長>[その他]) ―――――――――――――――――――――――――― [持ち物] ・武器 ――――――――ここに記入―――――――― ・防具 ――――――――ここに記入―――――――― ・所持品 ――――――――ここに記入―――――――― [プロフィール]