タイトル:エル キャラクター名:エル 種族: 享年:14 髪の色:白  / 瞳の色:緑  / 肌の色:白 身長:148cm 体重: ポジション:コート クラス: ロマネスク / ステーシー 初期配置:煉獄 行動値:12 ■パーソナルデータ■ 暗示:幸福 [記憶のカケラ] 内容 教室     P.62 籠の鳥    P63 出荷     一列に並べられてどこかへ連れて行かれる少年たちを覚えている。あれはどこに行くのか……みんな知らないけれど──君だけは薄々勘付いていた。もう二度と会えない彼らを見送りながら、目先の幸福のために沈黙する。あの時君は何を考えていただろうか。 品評     何かが聞こえたような気がして、君の意識はにわかに浮上した。最後に眠りについてからどのくらい経過したのか、君には判別がつかない。 自分の身体がどうなっているのかも分からない状態で、君の感覚を占めるのは遠くから聞こえてくる微かな物音だけだった。 目を開くことも、声を出すことも、指を動かすことすらできない中で、不意に女性の声が君の意識に割り込んでくる。 「これにしよう」 たった一言告げたそれは大人の声であったが、どこか幼い響きを持って君の耳に届いた。 ほどなくして、ガラガラと鳴り響く車輪の音と背に伝わる振動が──君がどこかへ運ばれているということを教えてくれた。 どこへ向かうのかも分からないまま、君は再び眠りの中に引きずり込まれていく。いつか別れた同窓の顔を思い出しながら、君の意識は途切れた。 愛玩     君はここで生まれ、ここで学び、ここで暮らしていた。 恵まれた暮らしができたのは、君がエルドラドの創始者に……両親に選ばれたから。 なぜ選ばれたのかを考えるようなことはしなかった。同じ場所で生まれた同じ顔の他人が短い時間でこのシェルターから「出荷」されるのを黙って見ていた。 君は、両親の望むまま本当の息子のように可愛がられる日々を享受した。 笑うように言われれば笑い、踊るように言われれば踊る。望まれた役割をこなす日々は、それでも、選ばれなかったみんなに比べれば幸福なように思えた。 ……でも、もし何か間違えてしまったら? いや、そんなことはありえない。だって君は選ばれたのだから。 相反する恐怖と傲りを抱えながら眠った夜だけが、現実味のある記憶として君の記憶の奥底にこびりついている。 輝石     何が悪かったのか分からない。思い出すのもおぞましい暴力のせいで、あの夜、君のものだと思っていた幸福はいとも簡単に取り上げられた。 君は一夜にして貴ばれるべき創始者の息子から、ただ見目が輝かしいだけのクローンに成り下がったのだ。 両親はあっさりと君を捨ててしまった。他のクローンと同じ、いや、少しだけ「特別」なサービスとして、君は消費されるようになる。君が身体と心をパトロンたちに明け渡すほど、両親と彼らの新しい息子は裕福になるようだった。 鳴くように言われれば鳴き、這いつくばれと言われれば這いつくばる。望まれた役割をこなす日々は、それでも、惨たらしく処分されたみんなに比べれば幸福なように思えた。 何度も何度も壊され、直され、目覚める度に新しい辱めに怯える。直りきらなくなればこんな日々も終わりを迎えるのだろうか? あの頃の君は、もしかしたらそんな「終わり」を待ちわびていたのかもしれない。 [未練]          内容    狂気度  発狂時 自分の目玉(たからもの) への 依存 ■■□□ 幼児退行(最大行動値減少(-2)) ミツキ          への 恋心 ■□□□ 自傷行動(戦闘開始時と終了時に1つずつ、あなたはパーツを選んで損傷する) ヴィレンディア      への 独占 □□□□ 独占衝動(戦闘開始時と終了時に1つずつ、対象はパーツを選んで損傷しなければならない) シンダー         への 信頼 ■■■□ 疑心暗鬼(あなた以外の全ての姉妹の最大行動値に-1) イザベル         への 軽蔑 ■■□□ 眼中不在(同一エリアにいる敵があなたに行う攻撃判定に+1)              への    ■■■□ () ■強化値■     武装 変異 改造 メインクラス   0   0   2 サブクラス   1   1   0 ボーナス 寵愛       1 =合計=   1   3   2 ■マニューバ■ [部位]     マニューバ名             : タイミング : コスト : 射程: 効果 [ポジション]  先読み                 : アクション : 1   : 0-1 : 対象が次に使うアクションのコストをー1する P70 [メインクラス] クローニング(時計仕掛け)       : オート   : なし  : 自身: レベル3改造パーツ取得 P77 [メインクラス] 愛撫                  : ラピッド  : 0   : 0  : 転倒(行動値-2) P77 [サブクラス]  死に続け                : ラピッド  : 0   : 自身: 損傷した基本パーツ1つ修復 P71 [サブクラス]  死人の流儀               : ジャッジ  : 効果  : 0-1 : コストの代わりにあなたは任意の基本パーツ1つを損傷する。支援2or妨害2 P40 [ポジション]  憐憫の誘い(姉妹の口づけ)       : ラピッド  : 1   : 0  : サヴァントに対してのみ使用可。対象サヴァントは現在行動値を4点減少する。 [頭]      のうみそ                : オート   :    :   : 2 [頭]      めだま                 : オート   :    :   : 1 [頭]      あご                  : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [頭]      セカンダリプロセッサ(よぶんなあたま) : オート   : なし  : 自身: 最大行動値+2 [頭]      男の子                 : オート   : なし  : 自身: 対話判定に+1可能。 P87 [頭]      薄幸の美少年(エンバーミング)     : ジャッジ  : 2   : 0  : 妨害2 1ターンに何度でも使用可。P91 [腕]      こぶし                 : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [腕]      うで                  : ジャッジ  : 1   : 0  : 支援1 [腕]      かた                  : アクション : 4   : 自身: 移動1 [腕]      鉄パイプ(釘バット)          : アクション : 2   : 0  : 白兵攻撃1+爆発 P83 [胴]      せぼね                 : アクション : 1   : 自身: 次カウントで使うマニューバ1つのコスト-1 [胴]      はらわた                : オート   :    :   : [胴]      はらわた                : オート   :    :   : [胴]      アルビノ                : ジャッジ  : 1   : 0-1 : 支援1 P86 [胴]      スチールボーン             : ダメージ  : 1   : 自身: 防御1+切断無効 P89 [胴]      自分の目玉               : オート   : なし  : なし: たからもの。自分のクローンの目玉を首から下げている。この僕はどこへ消えたんだろう? [脚]      ほね                  : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      ほね                  : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      あし                  : ジャッジ  : 1   : 0  : 妨害1 [脚]      リフレックス              : オート   : なし  : 自身: 最大行動値+1 P90 ■その他■ 寵愛点:42点 成長履歴: No. 獲得寵愛点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 0     13点(  9 /  4)     「死人工場」 GM賽の目 PLあいそら、レイ、しょきなし、菜無子 1     12点( 10 /  2)     「野良猫の帰郷」 GM賽の目 PLあいそら、レイ、しょきなし、菜無子 2     17点( 13 /  4)     「青い瞳の神様」 GM賽の目 PLあいそら、レイ、しょきなし、菜無子 メモ: どこかの箱庭で生まれた、実験体『E272』。数多の「エル」の1人。全てから逃げ、全てから彷徨っているアンドロイド。 このエルはどこにいくのか。それは誰も知らない。 1人称、「僕」。2人称、「君」、「貴方」。子ども口調。 基本的に大人しく、気弱な個体。美しく化粧された、美少年であり、白い髪と緑の目を持つ。 鎖骨にシリアルナンバーの印字あり。 選ばれし者。オリジナルに近い寵愛者。楽園に住まうもの。 なお、狂気に落ちた場合はその限りではない。 最初はオリジナルエルのクローン(有機体。ヒトの肉体)。 ある時両親から捨てられ、エルドラドで肉体奉仕をする慰み者になる。 (ここらへんで手術台によるドール化手術=アンドロイド改造手術が行われる?) その後何回かアンデッドとして死に、再び蘇らせられ、今のエルになる。 PL:あいそら 寵愛点 4/42