タイトル:フェレス キャラクター名:フェレス・ザベール 年齢:13歳 性別:♀ 髪の色:白に毛先が赤 / 瞳の色:金色系 / 肌の色:白め 身長:134cm 体重:軽い キャラクターレベル:5 Lv メインクラス :メイジ サポートクラス:レンジャー (1レベル時:レンジャー) 称号クラス: 種族:ヴァーナ ■ライフパス■ 出自:傭兵/デストロイヤーを取得 境遇:義理の親/戦場にて負傷し倒れてた所を拾われた。 目的:好奇心/親の後ろに隠れ細々と過ごしていたが、色んな世界を見たくなった。 ■能力値■ HP:48 MP:65 フェイト:5     筋力 器用 敏捷 知力 感知 精神 幸運 種族    8   7  12   6  10   6   8 作成時   0   5   0   0   0   0   0 →合計 5点/5点 特徴       3   3         3 成長等   2   3         2   4   1 →合計 12点/LvUp分12点 =基本値= 10  18  15   6  12  13   9 ボーナス   3   6   5   2   4   4   3 メインクラス   0   0   0   1   1   1   0 サポートクラス  1   1   0   0   1   0   0 他修正 =合計=   4   7   5   3   6   5   3 ■戦闘■ [キャラシート版]      能力 装備右/左 スキル  他  合計右/左(ダイス数) 命中判定   7  -2/ -2        5/  (4D) 攻撃力  --  10/ 10  21   3  34/  (2D) 回避判定   5    0          5   (2D) 物理防御 --    4          4 魔法防御   5    0          5 行動値   11   -3          8 移動力    9    0      (5)   9m ■戦闘■ [全項目版]    物理 魔法     命中 攻撃 回避 防御 防御 行動 移動 射程 種別  Lv  冊子 右手   -2   9   0   0   0  -3   0  30m  弓   4 左手 腕 頭部             1             防具   1 胴部             3             防具   1 補助 装身       1                   装身具   1 =小計=右 -2  10   0   4   0  -3   0    左 能力値   7 --   5 --   5  11   9 スキル     21                 アームズマスタリー:弓(D+1)/スレイヤー/シュアショット(D+1) その他      3                  乗馬時/矢弾(祝福の矢)使用時(+5) =合計=右  5  34   5   4   5   8   9    左 ダイス  4D  2D  2D ■装備■    価格  重量 名称 [クラス制限] 備考 右手 580  7   セルフボウ []   1種類の木材で作られた基本的な弓。 左手        [] 腕         [] =合計=580 7 /  重量上限10 頭部 50  1 ハット []     様々な形状の帽子。 胴部 50  4 クロスアーマー [] 布製の鎧。綿を入れ衝撃を吸収する構造。 補助      [] 装身 200 1 手入れ道具 []   装備者の武器を使用したダメージ(素手は除く)に+1 =合計=300 6 /重量上限10 ■所持品■ 名称                   価格 重量 備考 ポーションホルダー            0   150  パッシブ。「種別:ポーション」且「重量:1」を5つまで。ひとつのみ。 HPポーション(4)(ポーションホルダー)    0   120  マイナー、メジャー。HPを[2D]点回復を行なう。→(3つ) MPポーション(4)(内1つポーションホルダー) 2   200  マイナー、メジャー。MPを[2D]点回復を行なう。 毒消し(4)                 4   40  マイナー、メジャー。使用者の[毒]を回復。 乗用馬                  0   500  パッシブ。+[重量:10]まで所持可能。【移動力】+5。同乗人数1。 小道具入れ(‪☆)              0   20  パッシヴ。「種別:道具」且「重量:1」5つまで「重量:0」に。 火打石/火打ち金(小道具入れ)        0   1   着火に使う石(もしくは金属片)。 ローブ(小道具入れ)            ☆  1   判定の直前。使用者が行なう[登業][跳躍]の判定の達成値に+2。長さ20m程。 ランタン(小道具入れ)           ☆  3   フリー。使用者の存在するエリアの暗闇効果無効化。フリーで解除を宣言orシナリオ終了まで持続 マジカルキー(小道具入れ)         ☆  100  メジャー。エンゲージしてる[鍵A]ひとつ解除。錬金性の鍵でどのドアでも使用可。消耗品。 チョーク(小道具入れ)           ☆  1   石灰石を固めた白い棒。壁などに字や絵を書ける。 野営道具                 2   3   簡易テント、毛布など、野宿するための装備一式。ひとり分でこの価格。 矢筒(☆)                 0   100  パッシブ。「種別:矢弾」且「重量:1」を5つまで「重量:0」に 祝福の矢(矢筒)              ‪☆  600  弓での射攻時。「妖魔・魔獣・魔族」に対しダメージ+5。 妖魔の爪                       弓の強化につかった。→回帰して戻ってきた。 水精霊の結晶                     200G。ニクシーからもらった。のとドロップ品。 新しい弓                       ギュンターにうってもらった。(400G)+(ナイの分の75) 動物の羽根                      強化素材 動物の爪                       強化素材 妖精の羽                       10G =所持品合計=    1839 G (重量 8/上限20) =装備合計=     880 G = 価格総計 =    2719 G 所持金    881G 預金・借金    G ■特殊な判定■     能力値  スキル  他  合計 (ダイス数) 罠探知    6         6 (2D) 罠解除    7         7 (2D) 危険感知   6         6 (2D) 敵識別    3         3 (3D) 物品鑑定   3         3 (2D) 魔術     3         3 (D) 呪歌               (D) 錬金術              (D) ■スキル■ 《スキル名》         SL/タイミング/判定  /対象/射程/コスト/制限    /効果など 《アクロバット》      ★ /パッシヴ /-    /自身/-  /-   /      /猫族、作成時に敏捷基本値に+3 《マジシャンズマイト》   1 /パッシヴ /自動成功/自身/-  /-   /      /魔法攻撃のダメージに+[SLd]する。 《アームズマスタリー:弓》 1 /パッシブ /-    /自身/-  /-   /弓使用   /武器を使用した命中判定に+1D。他アムアス使用不可。 《スレイヤー:動物》    5 /パッシブ /-    /自身/-  /-   /-     /選択したエネミー[分類]のキャラクターに対する武器攻撃のダメージに[SLx4]。 《クローズショット》    1 /ムーブ  /自動  /自身/-  /3   /-     /同エンゲのキャラに射攻できる メインプロセス 《アデプト》        5 /セットアップ  /自動  /自身/-  /-   /シナリオ(5)SL回/エネミーの[分類]から1つ選択。<スレイヤー:>の1つをその[分類]に変更。 《エンチャントウェポン:風》1 /メジャー /魔術  /単体/20m /5   /クリコスト0   /武器攻撃ダメージを、選択した属性の魔法ダメージに変更 シーン 《エンチャントウェポン:水》1 /メジャー /魔術  /単体/20m /5   /クリコスト0   /上記に同じ。 《シュアショット》     1 /マイナー /自動  /自身/-  /4   /-     /射攻の命中+1D ダメージに+SL メインプロセス終了まで 《バインドショット》    1 /メジャー /命中  /単体/武器/3   /-     /1点以上のHPダメージ回避-1D ラウンド クリ時ダイスロール増加 《一般スキル》     SL/タイミング/判定/対象/射程/コスト/制限/効果など 《デストロイヤー》  1 /パッシヴ  /-  /自身/-  /-   /-  /オブジェクト破壊時ダメージ+2D。 《モンスターロア》  1 /パッシヴ  /-  /自身/-  /-   /-  /エネミー識別の判定に+1Dする。 《トレーニング:精神》1 /パッシヴ  /-  /自身/-  /-   /-  /選択した能力基本値に+3。 《トレーニング:器用》1 /パッシヴ  /-  /自身/-  /-   /-  /選択した能力基本値に+3。 ■コネクション■ 名前 / 関係    /    / ■その他■ 使用成長点:110点 (レベル:100点、一般スキル:10点、ゲッシュ:0点) レベルアップ記録:サポートクラス / 上昇した能力基本値 / 取得スキル Lv1→2: / 器用、感知、精神 / アデプト2、スレイヤー2、アームズマスタリー:弓 Lv2→3: / 筋力、器用、精神 / アデプト3、スレイヤー3、エンチャントウェポン:水 Lv3→4: / 筋力、器用、精神 / アデプト4、スレイヤー4、シュアショット Lv4→5: / 筋力、感知、精神 / アデプト5、スレイヤー5、バインドショット メモ: - フェレス 〈名前〉フェレス・ザベール 〈読み〉ふぇれす 〈由来〉ラテン語でフェーレスは猫だから 〈身長〉134cm 〈体重〉22kg 〈誕生日〉2/2 〈血液型〉O型 〈性別〉♀ 〈一人称〉フェレス 〈二人称〉オマエ/キミ/名前 〈イメージカラー〉チェリーレッド#D9394E 〈特技〉いっぱい弓を当てれる! 〈好きな物〉鹿鍋/家族 〈嫌いな物〉歯がいっぱいついてる罠 痛い 〈天敵〉カラス ============================== 実親が傭兵であった。家系が男女関係なく傭兵なのでフェレスもその教育のため親が赴く戦場へ連れていかれていた。物心つく前からそうだったのでフェレスもそれを日常としていた。 いつも勝利を手にして帰ってくる親。 だが、今回は何か違う。 まず、フェレスをお守りしている傭兵が倒れた。 何事かと目を大きく見開いた次の瞬間、フェレスに激痛が走る。 何かの衝撃で前に倒れ込んだフェレス。 背中が熱い、あつい、アツイ。 思わず後ろを見れば、己とは違う姿の生き物。 そいつが片手に剣を持ち、立っていた。 剣についている血はもしかしたら自分のものだろうか。 そう思えば背中にズキリと激痛が走り、同時に恐怖というものが押し寄せてくる。 何度も足を運んだ戦場。 だが、それは、安全地帯にいたからこそ怖くなかったのだ。 お守りの傭兵が居ない今、助けが来ない限りは自分1人。 父親はよく『殺られる前に殺れ』と言うが、自分にそんなことできる力があるのか。 そんな問いなど恐怖の前では意味をなさない。 とーちゃは、かーちゃは、 2人を求め、走り出した。 後ろから足音と、剣が空を切る音が聞こえた。 その音に恐怖が増し、もつれそうになる足を必死に動かす。 フェレス自身から戦場の中へ飛び込むのは初めてだ。 血の匂いがこんなにすることも、刃が当たる音の不快さも、両親の仲間であろう者が斬られ倒れる様を見る戦慄も、今初めて知った。 そして、死ぬかもしれないという恐怖も。 お父さんは、お母さんは、これが平気だったのだろうか。 「とーちゃ、かーちゃ……!」 どこ、どこにいったの 転けたり、標的にされて切りつけられたり、矢の的になったりして 、傷つけられながらも父親と母親を必死で探した。 もう、足もガクガクでいつ膝をついても仕方の無い状態であるのにそうさせないのは、父親と母親を見つけていないからだ。 父親と母親さえ見つかれば大丈夫。 この恐怖からも脱せられる。 ・ ・ ・ 「とーちゃ…かーちゃ……?」 ごろりと血に染った同じ種族の者たちの中に知った顔を見つける。 よく知った、自分が今求め会いたいと焦がれてたその顔。 だがそれは赤く血に染まっていて、いつも優しく見つめてくれるその目はもう自分を写すことはなくどこか虚空を見つめ、強く暖かく抱き締めてくれるその手はおかしな方向に折れ曲がり、自分の元に駆け寄って来ては頭を撫でてくるその足はあるべき場所に無かった。 _____プツン と、フェレスの視界は暗転する。 ・ ・ ・ 目を開けたら知らない場所だった。 知らないひとが慌てた感じでフェレスに寄ってくる。 思わず動き出そうとしたらあちこちが痛くて全然動けなかった。 特に背中が痛い!!いたぁい!! 痛がってるフェレスに近づいて頭を撫でてくれるひと。 痛みで涙目になりながらその手にスリスリと顔を押し付けた。 なんでこんなに痛いの?? なんでこんなとこにいるの?? このひとはだぁれ?? でも、手、気持ちいいから誰かなんてのはいいかぁ 気持ちよくてうとうとしてたら、大きい音がして体が跳ねた。 音がした方を見れば扉が大きく開いててまた知らないひとが来た。 今度はふたり。 そのふたりがこっちに来るとなでなでしてくれた手は止まっちゃって、残念。 「こんにちはフェレス」 おとこのひとがフェレスにそう話しかける。 あれ、そうか、フェレスはフェレスか。 なんて当たり前のような事をどうしてか思った。 「だぁれ?ここはどこ?」 「ここは私達のお家だよ 私はね…」 「フェレスのとーちゃなの?」 そう聞けばそのおとこのひとも近くにいたおんなのひとも、フェレスをなでなでしてくれたひとも目をまんまるにしていた。 あれ、おかしなこと聞いたのかな。 ん?……とーちゃ? とーちゃってこのひとだっけ? でも私達のお家って言ったよね? あれ、フェレスのとーちゃってどんなひと? 「とーちゃ、はお父さんのことだよね フェレス、君は目が覚める前のことは覚えているかな?」 「めざめるまえのこと…」 うーんと考えて思い出そうとする。 なに、してたんだろう。 フェレスは、なに、してた…? 思い出そうとするけど何も出てこない。 ずっと、ずっと、真っ暗だった。 「わかんない」 「そうか」 そう首を振れば、悲しそうな…でもなんか違うようなそんな難しい顔をして隣のおんなのひととお話を始める。 少ししたらフェレスにもお話してくれた。 おとこのひととおんなのひとはフェレスのとーちゃとかーちゃで、フェレスの頭をなでなでしてくれたひとはフェレスのにーちゃだって。 そう言われて、そうなの?って思ったけど、とーちゃとかーちゃが言うんだからそうなんだよね。 なんだかモヤモヤするけど、そのモヤモヤが何か考えようとしたら頭が痛くなっちゃうから止めた。 とーちゃが言うには、遊んでる時に転んで打ちどころが悪かったから今ちょっと記憶が忘れてるとかごちゃごちゃになってるんだって。 だから体がすごく痛いんだぁ… 色々忘れてるかもしれないけど大丈夫だととーちゃが頭をなでなでしてくれた。 なぁんにも思い出せないけど、そうやって大丈夫って言われたら大丈夫な気がしてくる。 暗闇も、怖くないかも。 _____ ___ _ 「とーちゃ!かーちゃ! フェレス、海が見たい!!」 森も!あと洞窟にある宝石も!と言葉を付け加える。 ある本をギュッと抱き込み、キラキラとした瞳を真っ直ぐに親である2人に向けられた。 唐突なフェレスの言葉に固まっていた2人だが、暫くすれば思考が戻ってきたようで顔を合わせ難しい顔をする。 「フェレス、街の外は危険がたくさんだよ?」 「そうよ、ここで遊ぶの楽しくなかった?」 「にーちゃと遊ぶのも、パンのばっちゃとお話するのも楽しい!けど、それとは違うの!」 フェレス、いっぱい見たいのあるの!! ぷんと頬を膨らませ自分の願望を伝える。 そんなフェレスに困ったように眉を下げる2人。 フェレスは構うことなく本で知ったここでは見られない景色や物の数々を伝える。 それはもう楽しそうに変わらず瞳を輝かせて。 もちろん、自分の目でそれを見たいということも忘れずに伝える。 フェレスの熱意に押される2人だが、うんと縦に頷くことはしなかった。 ダメなことはダメだと言われてきたが、今回は煮え切らない2人にフェレスは耳と眉を下げた。 2人の思いとしては、戦場で両親を失い気絶して倒れたボロボロの少女が記憶を失っていて思い出させるのは小さなこの子にとっては負担になり酷だろうと嘘を伝えた。 それでも我が子のように可愛がりあの時のような辛いことから遠ざけてきたというのに…。 自分の元を離れてしまえば守ることが出来ない。 またあの時のような辛いめにあってしまったら、あの時は記憶を失ったからよかったものの次は壊れてしまうのではないかと、不安なのだ。 それを上手く伝えることができず、ただ危ないよと言うしかできない。 フェレスは納得がいかず、ずっと頬を膨らませたまま。 1度興味を持てば満足するまで…また飽きるまで追いかけてしまう子だ。 飽きるまで待つというのも大変だ。このやり時が続くというのだ。 可愛がって来た故に可愛い娘のおねだりには弱い。 もちろんダメなことはダメだと言うが、きちんと伝えれば言うことは聞いてくれる子であった。 蔵にあった弓矢の玩具を持ってきて勝手に使い、絃が切れ怪我をしそうになった時は2人は肝が冷えた。 扱いの分からないものを自分の判断で使ってはいけない怪我をしてしまっては悲しいと言えば「はぁい」と返事をして次からは気をつけるようになり、使いたい物がある時は報告するようになった。 時に子どもが使うには危ないもの…剣などの武器を持ってきたこともあったが、それは触っていけないと説明すれば触ることはなかった。 納得できないものは頑として止めない時もあるが。 弓矢も気に入ってるようで、毎日のように持って行って遊んでいる。 と、教育というのをしおねだりをなんでも聞くということは無いが、基本的には弱い。 まだ10歳ということもあり、甘えたい盛りに加え素直に甘えられると嬉しいものがあるのだろう。 それでもこのおねだりに頷くことはできないのだ。 フェレスが両親を説得している時に兄が家に帰ってきた。 フェレスは兄が帰ってくれば嬉しそうに駆け寄って抱っこを強請った。 脇に手を入れ難なく持ち上げると片手に抱き抱え両親に近づき先程の話をする。 兄は、心配はあれどどちらかと言えば肯定的であった。 義妹の背中を押すように話をする。 騎士の家系故、早い段階で家を出て行くのは兄や姉を見ているので抵抗はない。 フェレスはそれと比べても早い気がするが、フェレスが興味のあるものに真っ直ぐなのは遊び相手をしてきた兄の方が親よりもよく分かっているだろう。 自分よりも早く旅立つ寂しさはあるかもしれない。 だが妹の門出は祝わないとなと思っていると飛び火がきた。 「そこまでフェレスの旅路に賛成なら、シンバ一緒に行ってくれない?」 その母親の言葉にすんなりとはいかないが兄のシンバはフェレスのお目付け役として一緒に冒険へ出ることになった。 フェレスは許可を貰えて大喜びで兄に抱きついたが、兄の心境は如何程か……。 ============================== 【概要】 精神年齢シナリオ時5-8歳くらい(記憶喪失が原因によるのと本来の性格故)。 10歳の時に義理の兄のシンバ(へしPC)と冒険に出る。 家を出る時に、『ここから出たら一人前になるためにフェレス自身が成長しなくてはいけない。だからもう今までのようにシンバに甘えずに頑張るんだよ。 そして辛くなったらいつでも帰っておいで。」 と父親と母親に見送られ、その言葉を受け入れ頑張るぞ!と意気込んで足を踏み出した。 それでも最初の頃はいつもの感覚で、兄と遊ぼうとしたり抱っこを要求したり撫でて欲しいとおねだりしたり一緒に寝ようとしたりして兄を困らせていたが、なんやかんやあり今は落ち着いている。 撫でられることや褒められることは変わらず好きなのでもらえるなら嬉しそうにいただくけれど。 兄から褒められるのも撫でられるのも1番好きだけど、ある程度懐いた人にならおねだりするしされたら嬉しい。 武器が弓なのは小さい頃から玩具の弓矢で遊んでたのもあるけど、戦場の渦中の恐怖が無意識に前線を避けているのかもしれない。 魔物に襲われたからか、魔物を倒すことには躊躇ない。『殺られる前に殺れ』という言葉で魔物を見つければ即座に弓を引き脳天をぶち抜く。それも無意識下ではあるが。 最初の時はなかなか当たらなかった矢も慣れればすぐに当たるようになり、獲物を仕留めた際は「やったァー!当たったァー!!」と声に出して喜んでいたが、他の獲物が逃げたり今の自分達では手に余る魔物を呼び寄せたりしてしまったり兄にも散々注意を受けたので、今は控えてます。多分顔面はうるさい。 そして上手くいったら褒めて褒めて撫でて撫でての無言アピールをしてくる。 料理や身の回りのことは基本的に兄がしてくれる。フェレスも料理しないことないけどお肉焼くしかできない上に最初の頃は生焼けか焦がすしかしてない。 もっぱらうさぎとか鹿とかを仕留める係。 夜、眠ればほとんど毎日悪夢に魘されている。 悪夢の内容は消えた記憶の中にあるあの日のこと。 傍から見れば唸る声が聞こえて冷や汗を流し表情は苦痛を浮かべていかにもだった。 多分兄も心配してくれてると思う!!! 起こせば眉間にぎゅっと皺を寄せて、抗うようにするがしばらくすれば起きる。 だが先程の様子は嘘だったのようにいつもの彼女のような反応をするだろう。 『んえぇ?うなされ…?なんのことぉ?』 寝ている時のことを聞けば、目を擦りながらそう答えるだろう。疲れた様子もなければ引きずってる様子もないことから夢の内容はおそらく覚えていないのだ。 酷い時は兄が寝ているフェレスに寄り添って手を繋いだり本を読んだりしてくれる。 そういう日は少し表情は和らいでるかもしれない。 【人物】 『はぁーい!次フェレスのばぁーん!いっくよー! フェレスの百発百中の攻撃ぃ〜!』 『うえぇ〜〜ん…フェレスお腹空いちゃったにゃぁ〜……ご飯まだぁ〜?』 『この装備かっわいいぃ〜!♡ フェレスこれ欲しい!これ欲しいぃ〜〜!! お金……??………今10G持ってる!!』 『う"に"ゃ!?!?ヵ、カラス!!!!あっちいって!!!』 元気っ娘!天真爛漫!ちょっとお馬鹿を目指します。お子様何様フェレス様。 感情の起伏が激しい。めちゃくちゃズーンと落ち込むけど立ち直りも早い。そしていちいち反応も大袈裟。 好奇心旺盛で気になることには一直線。見たいものがあれば見れるまで気がすまないし触りたいものがあれば触るまで気がすまないし欲しいものがあれば手に入れるまで気がすまない。 だが融通が効くので、どう頑張っても無理だとか命の危険があるとかちゃんと説明すれば諦める。 それか別の気になるもの見つけるとか飽きたら止める。 ボディタッチ?しがち 抱き着くのとか撫でてもらうとか撫でるのとか。 一度でも嫌がられたらしなくなるけど受け入れられたらいっぱいしちゃう。 -・-・-・-・-・-・-・-・-・-・- 【人間関係】 《シンバ・ザベール (PL:へし)》 呼び方:シンにーちゃ/にーちゃ フェレスの義理のお兄ちゃん。 フェレスは血の繋がった本当のお兄ちゃんと思っている。 めちゃくちゃ懐いていてよく抱っことか夜一緒に寝るのとか一緒に遊ぶのとかよくせがんでいた。冒険を始めてからは一人前になれるように頑張ってる。 寂しいし恋しいけど、知らなかったものはたくさん知れるし見れるし触れるし、変わらず可愛がってくれるから寂しさはあれど不満はない。 家と違って優しくない兄に最初は悲しかったけど、全部フェレスの為だと気づいてからは兄に応えたいと頑張るようになる。 だからフェレスが納得出来る理由を話してダメだというのなら素直に聞く。そうじゃなくても聞く時はあるけど。でももう前みたいな駄々はこねなくなる。(地面に寝転んでじたばたするとか) もちろん、変わらず大好きなにーちゃ。もっと撫でてもいいのよ? 《両親(ザベール家)》 騎士として戦場に赴き現状を見回ってる時にフェレスを見つけた。抱き上げて生きてるか確認すれば生きていたので保護。 近くで死んでいたフェレスと同じ種族の大人のヴァーナの手元に開いたロケットペンダントが転がっていた。 そこには3人が仲睦まじく写っている写真があり、その1人が今抱いているフェレスだった。裏には『私と妻と愛するフェレス』と文字が刻んであった。状況を察し自分たちの家へ連れて帰ることに。 数日後目を覚ましたフェレスが記憶喪失になっていたのでこれは好機だと思って、自分達は家族だと嘘をついた。 幼いフェレスにとってあの惨状を思い出させるのは酷だと思ったのだ。 最初は同情があったが、一緒にいるうちに本当の娘のように愛するようになる。 同時にもうあんな悲しく辛い思いはさせたくないと少し過保護になっているかもしれない。当の本人はそんな親の心情などいざ知らず好奇心のままに色々なことに首をつっこむが。 とーちゃもかーちゃも好き。 いっぱいなでなでしてくれるし抱っこもしてくれるし褒めてくれる。 怒られると悲しくなる。とーちゃもかーちゃも苦しそうにするから同じことはしない。 《レオルグス・ザベール》 義理の父親。 フェレスは血の繋がった父親だと思ってる。 別室で妻と話し、できる限り彼女の悲しみに寄り添えたら……と思って話を聞こうと思ったら記憶喪失じゃねぇかってなった。 最初は戦争に巻き込まれた可哀想な子だと思っていたが、本当の子どものように愛するようになる。 もう傷ついて欲しくない…またはそういった危険な目にあうことで思い出したらどうしようという思いから過保護になる。 強い戦士だけど、フェレス相手になるとたじたじになってたら可愛い。 フェレス的には父親の強さとかよく分かってない。かっこいいとは思ってるし大好きだと思ってる。 当然の如く抱っこされるのや撫でられるの好き。たまにちょっと痛いけど。 《パンテラ・ザベール》 義理の母親。 フェレスは血の繋がった母親だと思ってる。 ボロボロなヴァーナの子どもを連れて帰った時は驚きはしたが、適切な処置をし看病してくれた。 浅い傷や深い傷様々だったが、特に背中の傷は酷くて痕が残りそうなことに悲しく思う。 幸いなのが下の方なので衣服で隠しやすいところか。ただお腹の出る服は着させないようにしよう。 父親と同様、最初は哀れんでいたけど今では愛しい我が子の1人。そして過保護。 撫でたら喜んでくれるからついつい撫でたくなってしまう。 フェレスは母親に撫でられるのがとても好き。優しくて柔らかくていい匂いがするから。抱っこはあまりねだらない。でも膝枕は小さい頃たくさんしてもらってそこで寝てたと思う。ぽんぽんされるとすく寝ちゃう。 《テスガー・ザベール》 義理の兄。長子で長男。 フェレスは血の繋がった兄だと思ってるが、あんまり会わないので親戚のお兄さん感覚。 お互いの存在を知らなかっただろうから誰?から始まる初めまして。 シンバの後ろに隠れてのご対面。 最初警戒してたけど家族が皆親しく接してたので多分1日のうちに仲良くなろうと近づくようになる。 なかなか会えないから少しよそよそしくなっちゃう。でも撫でてくれるし会う時は構ってくれるから嬉しい。 《ウルル・ザベール》 義理の姉。次子で長女。 フェレスは血の繋がった姉だと思ってる。 一緒にお買い物をしたり髪を梳かしてくれたり可愛いお洋服や人形を買ってくれたりしてくれる。可愛い可愛いと言ってくれる。とても可愛がってくれてる感が1番強いかもしんない。 小さい頃は膝の上とかに乗って絵本読んだりしてもらってたしおやつも食べた。 よく懐いてる。大好きなねーちゃ。お花で作った冠を作ってあげたら喜んでくれたのが嬉しかった。 《ナイ(PL:たむまるしゃん》 呼び方:ナイナイ シンバにーちゃがお話して仲間になった子。 ちっちゃい!!かわいい!!!えっフェレスより歳が上なの!!!可愛い!! フィルボル!!フェレス知ってる!!!!初めて見た!!仲良くしようね!! 撫でていい?って最初の頃聞いて撫でさせてもらえるならことある事に『撫でていい?』って聞く。おめめキラキラさせながら。 でも『殺して』と日常会話のごとく放つ言葉には頭が痛くなる。何かを考える前に『やだ』と口にする。 『やだ。』『いなくなっちゃいや。』『何でいなくなっちゃうの?』と口にしてぎゅうっとする。最初の頃は抱き着いて離れないかもしれない。 聞き馴染んだ頃には、悲しみと怒りが混在し始めて『いなくなるなんてダメー!』ってぷんすこする。 どうやったら、いなくなるなんてことにならないかな…と足りない頭で考えた結果、いっぱい楽しいことをナイとしよう!となって色々連れ回したい。ただ楽しいことの基準はフェレス視点。 剣持っててかっこいい。フェレスは振るの下手だったからすごいなぁって思ってる。持たせてもらったけど重かった。ナイナイは小さいのにこんな大きいの使ってすごいねぇて撫でたい。 《ゲイル(PL:たろ》 呼び方:ゲンちゃ シンバにーちゃが誘った人。 おっ……きぃ、ひと………でも羽生えてるすごい!!!! 守ってくれる人らしい!体が大きいからたくさんのひと守れそうだね!! にーちゃの影からこんにちはする。お話する時もにーちゃの影から。 でも接してるうちに、割と気さくなのに気づいて1人でも近づいて見る。高い高いとかしてくれる??それか背中乗ってお空飛びたい!! ゲンちゃん呼びは気づいたら勝手にしてると思う。 ゲンちゃんは勇者だけど勇者じゃなくて難しい。ハッタリって大事なんだね。でも勇者はかっこいいし、ゲンちゃんはかっこいいから勇者じゃダメなのかな。 にーちゃと仲良くていいなぁとも思うし、フェレスのが仲良いもんって張り合う時もある。 《K(PL:あべち)》 呼び方:けんけん 街で遊んでいると出会った子。楽しい事が好き〜ということで意気投合し少しの間一緒に過ごした。 そこはそれで別れてフェレス自身この街を出たら会うとは思ってなかったので、依頼のブッキングでまた会うとは思ってなかった。 わぁ!また会えたね!!!Kっていうんだ!!じゃあけんけんだね!!! 故郷でも友達は多くなかったので気の合う子がいるのは純粋に嬉しい。いっぱい楽しい事しようね! フリフリも可愛いね!!フェレスもそんなお洋服着たい!どこで買ったの?ここのフリフリどうなってるの?この色可愛い!! 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