タイトル:なぎのゆCS(少年探偵団) ■パーソナルデータ・経歴■ 名前:のぼる(薙野のぼる) 正体:付喪神(こいのぼり) 年齢:12(男の子) 人間の姿: ■能力と弱点■ [基本]がらくた(0):この【特技】をもつ付喪神は、どこにでもある、一見無価値な品物に見えます。正体のままでも誰も気にしません。正体の道具として不自然な動き方や音声を発すると、その行動中、この【特技】の効果は失われます。 [基本]つかわれるもの(3):道具として、実用品として使われることで、他の誰かを助ける【特技】です。「正体」に関する判定を他のキャラクターが行うときに、自身の【おとな】を、そのキャラクターの能力値に加算できます。この【特技】は、判定するキャラクター自身の【想い】と重ねて使用できます。 [基本]どうぐがたり(6):ある品物を調べて、かつてどう使われていたか、素性を調べることができる【特技】です。持ち主などもわかるでしょう。 [基本]うせものさがし(8~):特定の品物を見つける【特技】です。探すときに、その品物に関する情報をある程度知っている必要があります。知っている情報によって、支払う【ふしぎ】の点数が変わります。その情報があれば8点の【ふしぎ】で効果が適用されますが、漠然とした噂だと、12点以上は支払う必要があるでしょう。具体的な数字は語り手が決めてください。 [基本]きざし(16):未来の状況を占える【特技】です。PCが何もしなかった場合に起こる未来の出来事について、PLから語り手に質問できます。どれぐらい詳しく答えるかは、語り手が自由に決めてかまいません。 [基本]ふしぎのしな(0):この【特技】をもつ付喪神は、とても古い道具であるため、ふしぎな力が高まりやすくなっています。[すごいふしぎ]を起こすときに使う【ふしぎ】または【想い】のいずれかを、2倍として数えて加算できます。 [弱点]ぼろぼろ():一部が壊れていたり、明らかに古びてしまっていて、道具の姿を見られたくないと思っている付喪神です。「正体」そのままの姿では、[場面]に登場できません。 [追加]がらくたぎょうれつ(20):町中のもののけを呼んで大行列を作ります。行列は[場面]が終わるまで続き、参加している全てのもののけは、【特技】を全て半分の【ふしぎ】で使うことができます。この【特技】は、木霊の《しずく》など、他のキャラクターに【ふしぎ】や【想い】を分け与える効果のある【特技】とは同時に使えません。 [弱点]われもの():「正体」は、壊れやすい道具です。[けんか]を行えず、すれば自動的に負けてしまいます。この【弱点】をもっている付喪神同士が[けんか]をした場合、両方ともその場から逃げ出すか、のびてしまいます(基本P76)。 [追加]こころのうつわ(0):誰かの思いを受け止めやすい付喪神です。誰かとの【つながり】がお互い5になったとき、特典として、この付喪神とその相手はその[幕間]で、【ふしぎ】と【想い】を追加で20点ずつ手に入れます。 ■能力値■ へんげ:(2)=不思議な力、変化たちのこと けもの:(1)=走る、感じる、隠れる おとな:(2)=機械を使う、知識、気配り こども:(3)=遊ぶ、甘える、守ってもらう ■夢■ もらった夢の数をメモ ■つながり■ あなた()Lv2 ☆ 2Lv(受容)<町> あなた()Lv2 ☆ 2Lv()<> あなた()Lv2 ☆ 2Lv()<> あなた()Lv2 ☆ 2Lv()<> あなた()Lv2 ☆ 2Lv()<> あなた()Lv2 ☆ 2Lv()<> ふしぎ:0[+2/場面] 想 い:0[+2/場面] ■糸■ ・       ( )・       ( ) ・       ( )・       ( ) ・       ( )・       ( ) ・       ( )・       ( ) 【思い出】 メモ: ------------------------------設定------------------------------ 薙野さんちの物置小屋にしまわれている古いこいのぼりの付喪神。12歳くらいの少年の姿をしている。 正体の道具自体が古いためか、ときどきちょっとだけ大人びた態度や物言いをすることもあるが、 付喪神としての意識と姿を得たのはごく最近(ほんの数年前)の、まだまだ子どもな付喪神。 長い間眠っていたこともあって、現在の外の様子に興味津々、好奇心旺盛で遊びたい盛りの元気な少年である。 外で人間と話すときは「のぼる」と名乗る。(「こいのぼり」の「登」!) ■ 以下、ざっくり生い立ち的なもの 明治の末期、薙野家に男児が生まれた際にこの家に迎え入れられた、端午の節句のこいのぼり。 それから毎年庭に飾られていたが、男児が中学に上がる歳になって以降はずっと物置にしまわれていた。 のぼる自身もこの間は付喪神としての意識を持たないまま眠っていたが、 大正と昭和の境目の頃、男児の子として新たに薙野家に男の子が生まれ、その産声でのぼるとしての意識が覚醒。 再び庭に飾られる日を楽しみにしていたのだが、その子には新しいこいのぼりが買い与えられ、自分が外に出されることはなかった。 「また外の様子を見られるかも」という大きめのわくわくをここで発散できなかったことにより外への興味はますます膨らみ、欲求は上限を突破。 その瞬間、のぼるはついに付喪神としての自らの姿を顕現させ自分の足で外へと繰り出したのだった。 庭に飾られていた時代の、春~初夏にかけての町の様子を、 少ーしだけぼんやりと覚えていたりいなかったりするかもしれない。 ------------------------------変身------------------------------ ■コスト±0:頭や手などが「正体」の道具に似た形になっている、「正体」の部品が周りに浮いている。  ⇒ 手がひれの形になり、下半身がこいのぼりの鯉の状態になっている。パッと見、人魚っぽい?    尾っぽを風になびかせ、若干地面から浮いた状態で低空を泳いで移動する。    顔全体にも、こいのぼりの顔部分の模様が浮き出ている。 ■コスト+2:人の姿をしているが、体の一部が「正体」の道具に似た形になっている。  ⇒ 一応二足歩行ができる状態にはなるが、足にうっすら鱗の模様が残り、手はひれの形のまま。 ■コスト+4:完全な人間の姿  ⇒ 自分が薙野家に迎えられた時に生まれた男児の、12歳だった時の姿に似ている。 ------------------------------弱点------------------------------ ・ぼろぼろ:  古い時代のこいのぼりで、長い間ずっと物置にしまわれていたため、ところどころ虫食いでぼろぼろ。  薙野家に新しく迎え入れられた新しくてぴかぴかの新人こいのぼりくんとついつい比べてしまうため、  現在の「正体」の姿を見られることに抵抗がある。 ・われもの:  ぼろぼろでところどころ虫食いのため、破損しやすくなっている。  ※※※布製のこいのぼりに対して「われもの」適用が難しい場合は、この弱点・追加は削除予定※※※ -----------------------------------------------------------------