タイトル:『あやかし万屋怪異譚』 キャラクター名:天月珠迦 職業:なんでも屋 年齢:見た目20代後半~30代前半 / 性別:女 出身: 髪の色:白銀 / 瞳の色:琥珀 / 肌の色: 身長:173 体重:52 ■能力値■ HP:12 MP:18 SAN:90/98      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時  11   9  18  12  17  14  17  21  12  18 成長等 他修正 =合計=  11   9  18  12  17  14  17  21  12  18 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値 ●《回避》      75%   《キック》  25%   《組み付き》   25%  《こぶし(パンチ)》50%   《頭突き》  10%   《投擲》     25%  《マーシャルアーツ》1%    《拳銃》   20%   《サブマシンガン》15%  《ショットガン》  30%   《マシンガン》15%   《ライフル》   25% ●《妖術》      80%  ●《錫杖》   80%   《》       % ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 ●《応急手当》75%  ●《鍵開け》 70%   《隠す》  15%  《隠れる》 10%  ●《聞き耳》 83%   《忍び歩き》10%  《写真術》 10%   《精神分析》1%    《追跡》  10%  《登攀》  40%  ●《図書館》 80%  ●《目星》  80% ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前    現在値  《運転》   20%   《機械修理》20%   《重機械操作》1%  《乗馬》   5%    《水泳》  25%   《製作()》  5%  《操縦()》  1%   ●《跳躍》  29%   《電気修理》 10%  《ナビゲート》10%   《変装》  1%    《》     % ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前 現在値 ●《言いくるめ》80%   《信用》  15%   《説得》15%  《値切り》  5%    《母国語()》105%   《》  % ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前      現在値 習得/名前  現在値  《医学》     5%   ●《オカルト》   85%   《化学》 1% ●《クトゥルフ神話》1%   ●《芸術(三味線)》 34%   《経理》 10%  《考古学》    1%    《コンピューター》1%   ●《心理学》85%  《人類学》    1%    《生物学》    1%    《地質学》1%  《電子工学》   1%    《天文学》    1%    《博物学》10%  《物理学》    1%   ●《法律》     44%   《薬学》 1%  《歴史》     20%   《》       %    《》   % ■戦闘■ ダメージボーナス:1d4 名称 成功率 ダメージ 射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考 錫杖   80 1d8+DB  タッチ            20 /                              / ■所持品■ 名称 単価 個数 価格 備考 煙管    1   0       1   0       1   0       1   0 =所持品合計=     0 所持金 預金・借金 ■その他■ メモ: 〇天月珠迦(あまつき・しゅか)/『あやかし万屋怪異譚』HO壱:先生 【狐花/彼岸花】:「情熱」「独立」「再会」「あきらめ」「悲しい思い出」「想うはあなた一人」「また会う日を楽しみに」「追憶」 【HO壱:先生】 貴方は何でも屋の頭脳担当だ。 持ち物:煙管 「あらぁ、いらっしゃい。ふふ、何かご依頼かしらぁ? ……ああ、ごめんなさいね。此処は万屋”天月堂”。まあ、探偵事務所のようなものよ。……ほかに頼めない御用があってこちらにいらしたのでしょう? ふふふ、私だもの。なんでも分かるわ。さ、詳しい話は中でしましょう。どうぞ、お入りになって?」 ・冬のはじめ、いちばん最初に空から世界へと顔を覗かせた新雪のように、一切の穢れが無く透き通った白銀の色の髪を長く伸ばし、後頭部の高い位置で一つに結い上げている。瞳は夜空に静かにきらめく三日月の輝きを、湖面の中へと閉じ込めて悠久の時を眠らせた琥珀の色彩。常に柔らかく綻んでおり、髪と同色の睫毛に彩られた縁で、穏やかに世界を見つめる金の双眸。  飾り気がない、けども、何処か不思議な華やかさを見せる容貌をしており、その美しさは、澄み渡った空だとか、遮蔽物なく広がった大海だとか、そういった自然を目にしたときのような、そんな印象を与える。つまるは、美しくはあるが、常に其処にあるよりも、ふとした瞬間に存在に気付いて、その美しさに刹那見惚れ、けども、次の時にはまた、視界から外れて何処かへと揺蕩ってしまうような雰囲気。 ・すらりとした上背をしてはいるものの、体格はどちらかと言えば華奢であり、女性らしい細身な体付き。  基本的には和服、というよりも、中華服、更に言うならば漢服のデザインを好んでおり、そういった服装を身にまとうことが多い。ふわふわとしたシルエットと、その割に動きやすい機能性の双方が気にいっているのと、単純に自身に似合うから、そして、店に来たときに客の印象に残りやすいから、といったあたりが主な理由。そこまで深い理由はない。  勿論、それら以外のおしゃれも好きだが、どちらかと言えばやはり和服系統を身にまとうことが多い。 ・ふんわりはんなりした、上品な性格。常にあらあらと微笑んでおり、誰に対しても平等に優しく慈しむ。それなりに若い見た目をしてはいるが、その割に不思議な落ち着きがあり、感情の波は基本的にほとんど無い。  だが、全てに於いて優しいかと言われるとそうではなく、微笑みながらも必要な箇所は容赦なく突き放すため、それなりにスパルタでもある。  優しい性格ではあるが、甘い訳ではなく、ただ、ゆえにこそ他者の成したことに関しては過程や努力を含めてきちんと正当な評価を心掛けているために、きちんと頑張った相手に対しては甘やかす。 ・努力をしている人物、己が成すべきことを為している人物、何かを頑張っている人物などが、だからこそとても好き。  ただ、その範囲がそれなりに独特であり、基本的には「生きていれば誰しもえらいわね」なスタイル。基本的には誰でも褒める。  だが、甘やかす、のであれば、その上で或いは同時に、信念や思いを持って努力をしている人物が主。  さりげなく、他者の行動や言動、頑張りなどはきちんと見ているし聞いている。 ・また、些か一般常識が抜けているところがあり、時折素っ頓狂な発言をしては周囲を唖然とさせる。  それだけでなく、上記の性格ゆえ、時折ナチュラルに厳しいことなども言うために、存外、綺麗な花には棘がある。  だが、そんな発言をした当人は基本的ににこにこしているため、感情が読み取りづらい。  ゆえに、ある意味飄々と感情が読み取れない印象を他者へと与えてしまうことも。  当人はあらあら、と言ってはいるが、実はあまり気にはしていない。 ・何でも屋、通称「天月堂」の若き女店主。  妖怪、あやかし関連が関わっていそうな事象であれば、基本的に依頼はなんでも受ける。  存外仕事が楽しく、向き合い方はそれなりに真面目。書類仕事も実践も、どちらも問題なくこなすことが出来るが、何処から噂が回ったか、思っていた以上に色々と仕事が忙しくなり、一人ではちょっと仕事が大変だなぁ、と思っていたタイミングで、助手くんと出逢い、折角なら、と雇った。 ・妖怪やあやかしに対して、基本的に寛容であり、自分以外に見える人物たちがいるなら、あらあら、と喜ばしいことだと思う。  どんな存在であったとしても、認識されなければ、そも存在を知られることがない。折角其処に命あって存在するのであれば、命は命として扱いたい。  けども、人や他の妖怪たちに、あまりに危害を与えるのであれば。それは、許すことはできない。  妖怪は時に人に悪戯を加えるものであって、可愛いものならば看過するけれど、傷つける、或いは命を奪うのであれば、それは線を越えるというもの。  そのため、依頼として受けることが多いのは、そんな危険性をはらんでいるものも多々。むしろ、優先はそちら。  だが、妖怪案件となってくると、依頼された段階では仔細までが分からないことが多く、ゆえにこそ、なんでも依頼を受けている、ともいえる。 ・仕事が無いときは、事務所でゆっくりと煙草を吸いながら本を読んだり、ふらりと出かけたり、とそれなりにのんびりした暮らしをしている。  愛用の煙管があり、馴染みの兎の羅宇屋に調合してもらう、特製の花びらが混ざった葉タバコをふかしていることが多い。主に季節の花をメインに組み込んでもらっており、ふかすと柔らかな花の香りが煙に混ざって満ち渡る。 ・最近はお茶とお菓子に凝っており、事務所には数多のお茶の茶葉を置いている。自分で淹れることも練習中だが、実はあんまり上手くはない。  御菓子は和洋折衷問わず甘いものを好んでおり、散歩がてらに探しにいったり、またふらっと立ち寄ったカフェで気に入ったら食べて購入したり、とそれなりに楽しんでいる模様。  ネットショッピングにも興味があるが、コンピューターの操作は苦手であるため、ちょっと諦めている最近。  けれど、助手君がしてくれるなら、お願いしたいなとも思っている。 ・人にも妖怪にも、平等に優しく、けども平等に厳しい女。  ただ、数多の慈愛と共に双方のことを見守っており、もしも叶うならば、穏やかに共存をしてくれれば、と願っている。 ・最近三味線にはまっている。 ・カラーコード:465DAA ・イメソン:「夏灯篭(Hachi)」 https://utaten.com/lyric/mi22091049/ 【特徴表】 37:俊敏 20:前職 【花言葉】 38:デルフィニウム 「高貴」「尊大」「慈悲」「清明」「幸福」 近寄ることすら勇気がいる。いつも気を配り、慈悲に満ち、知恵に富む。誰もが憧れ、誰もが恐れる。皆が貴方の側にいたいと思うだろう。そして皆が貴方から離れていくだろう。悲しむことはない。それが貴方の本質なのだから。 31:スターチス 「永遠に変わらない」「いたずら心」 不思議なことにとにかく目がない。退屈は大敵だ、窮屈は仇敵だ。自由こそが貴方の居場所。人は貴方と妖精を重ねることだろう。 89:冬珊瑚(ふゆさんご) 「神秘的」 貴方の全てが神秘的。誰も貴方の本質を見つけられない。風貌からすら近寄りがたさを感じるだろう。もしかすると、貴方自身も自分を見失っているのかもしれない。だからこその魅力なのかもしれないが。 <以下、『あやかし万屋怪異譚』HO壱秘匿情報有り> ・人の姿をしながも、その正体は妖怪の中で最もとも呼べる力を持ち、尚且つ人間からの信仰を集めることにより、一時は神とまでその存在を昇華した、白面金毛九尾の狐。  その御身は人の数倍ほど、顔は白く身体は黄金、そしてまた、その身体同等か或いはそれよりも長い、九つに割れた尾を持つ神獣とも、或いは妖魔ともよばれる存在の、その一つ。  伝説として人々の間で語られる存在ではあるが、それと同一ではなく、あくまでもその中の一つの存在。まあ、噂程度で好き勝手暴れる同族らの行いは聞いてはいたが、さして止めるつもりもなければ諫めるつもりもなく、退治されれば宿命、天下を取れば因果、関わるつもりは微塵もなく、些かの呆れと共に眺めていた。 ・白面金毛、ではあるが、その姿は尾が複数に割れ始めた頃の姿であり、力が強まるにつれて、その身体は白銀に、そして、尾先や足先などが鮮やかな淡い赤の毛色に覆われた、そんな姿へと色彩が変わっていった。  白面金毛の頃から美しくはあったが、然し、白銀の毛艶に桜にも近しい紅の差し色は大層美しく、幸運にもその姿を目に出来たものの吐息を、心を奪い去り、見惚れさせるものでもあった。誰がいったか――――その遥か昔は「桜狐さま」などともよばれていた。鮮やかにふうわりと、開かれる九つの尾が揺らめく様は、満開にも咲き誇る桜が舞い散るかのようであり。  その美しさが由来か、或いはその能力を持っていたからかは定かではないが、本来の妖狐としての力に付随して、花をつかさどる力も所持していた。 ・実年齢は優に1000を超えている。  己の存在がいつ頃から明確に存在していたのかは覚えていないが、己が己であると認識した薄っすらとした記憶が残っているのは、それこそ1000年ほどのタイミングから。  もしかしたら、それ以上長く生きているかもしれないが、まあ記憶が明確に残っていないのだから、あまり気にしてはいない。  気まぐれに人々を見守り、時にからかい、時に遊び、けども時たま助け。  そしてまた、いつからか、人の姿へと化け、人々の営みや移ろいを近しいところで見守っていたりもした。その当時は、燃えるように鮮やかな紅蓮の髪をしており、桜のような毛並みとはまた反して、人々の目を、息を、奪うような美貌だった。 ・自身がいつからか神として信仰を集めるようになったか、その些事はあまり覚えていない。  野狐だったころから、妖としての力が強かったのは何となく覚えていた。それゆえに、仲間たちよりもはるかに長く生き、数多の経験をし、いつしか、一つだった尾が二又へと分かれ、更に尾を増やしていき、気が付いたら信仰を集め、気が付いたら神になっていた。  さして崇められるような、そんなことをした覚えはあまりない。気まぐれに生き、気まぐれに過ごし、――――ああ、けれど、そうだ、人々の、二本足で過ごす短命な彼ら彼女らの生きざまや、反映が、愉快だったから。そう、時に脅かして、時にからかって、けども気が向けば見守って、時折、手を差し伸べてやった。勿論、己や気に入りに害を為そうと知れば、惑ろみの煙の中へと迷わせて、花の香の養分ともしていたけれど。 ・そうしていたら、いつの間にか、一帯に住まう妖たちの中には己の力に敵うものはいなくなり、いつしか敬意を、或いは畏怖を抱かれるようになり。  気付けば、なんと話に居心地がよく、桜が鮮やかに咲き誇る森を根城としていたら、その近くへと神社が出来ていて、そして、いつしか己は祀られて、ただの妖であれば到達することのできない、”神”の身へと成っていた。 ・何もそこまで、と思いはしたが、まあ、悪い気はしなかったから。  それに、思っていたよりも、人からの信仰は、人からの想いは、心地が良いものでもあったから。  気まぐれ、ではあったけれど、ならば、とそれを受け入れた。  元より人に化けることはそれなりにあったけれど、そのあたりから、気が向いたときには人の姿に成って、上記が如くに、周辺の村や神社へと訪れる人々の姿を見守っていた。  自身はあまり気にはしていなかったが、数年か、数十年に一度現れる、見知らぬ貴人の姿。紅蓮に燃ゆる髪と、その黄金の眼差しは美しく、そんな女の姿を見たものには幸運が訪れる、なんていう、噂が広まっていただとか、何とか。  人は本当に物好きで愉快で面白い、と思いながら、そんな噂で浮足立つ人々がやっぱり可愛らしくて、時折それにもこたえてやっていた。勿論やっぱり、気が向いたときに、だけれど。  春には桜が満開に咲き誇り、夏には鮮やかな緑が喝采を上げ、秋には金色の稲穂が満ち渡り、冬は白銀の銀世界に閉ざされ、けども、そんな中で生活をし、時に悲しみ、苦しみながらも、けども、楽しみ、喜び、生を謳歌していく人々の、命の営みを、微睡とともに長い年月、見守った。生きて、死に、また生まれ。命が巡っていく様を、目にするひと時は、いとおしくもあった。 ・そして、時に。  己の目が、耳が、届く場所を荒らそうとする妖がいたならば。軽いものであれば、妖怪にとて必要なものである、特に気にも留めなかったが、例えば人が幾人も死に、村がほろびに近づくのであれば。  煙と華の香りの合間に、その妖を屠った。  そして時に、己の美しさや力の噂を知り、それを手にできると驕った人間が現れならば。  かかわった村ごと、焔で焼いた。  そんな妖怪や、人間の愚かささえも、いつしかいとおしく、かわいらしくも思えていた。 ・――――そうだ、桜が満開に咲き誇った木の下で、琴や三味線、或いは太鼓を打ち鳴らし、春の、生の息吹を全身に浴びて喝采を上げる人々や、それに交じってはしゃぐ妖怪たちの姿は、確かに、いとおしいものだったのだ。  中秋の名月を盃を片手に語らい、冬の寒さの中であっても囲炉裏を囲み。  生きていく命は須らく愛したいと確かに思い、そうして、それが少しでも長らく続けば、と祈る気持ちは、己が神たる存在として相応しい、その確かな証左だったのだろう。  人々も、妖たちも、そして、数多の存在たちも、私の懐で穏やかに過ごせるのであれば、好きに過ごせばいい。また別の幸せがあるというのならば、好きに去るといい。そしてまた、戻ってきたいと思ったのならば、いつでも戻っておいで。  私はいつだって、此処にいるわ。 ・……そう、思ってはいた、のだが。  ただ、いつしか。  時に流れが発展をし、人々の生活が変わり、営みが変わっていく中で。  ゆっくり、ゆっくりとしているうちに、その信仰が消えていった。  それだって、何がきっかけであったか、何が切実であったか、さして覚えていない。  だが、神としての力が弱まっていき、あれだけ燃えるように赤かった髪から色彩が抜け落ちた時に、もう、いとしい命たちを待つことを、せずともよいか、と思った。  それだって気まぐれなことで、ただ、己の必要がなくなったのならば、それだって良きことなのだろう。  まあ、人間も、妖怪も、そのくらいのものね、くらいなふんわりとした感覚だった。 ・神としての己が必要なくなったのならば。  それならば、ふと、ずっと見守ってきた人々の生活に、触れてみるのもいいかもしれない。  神の存在が不要となった世の中にも、少なからずの興味があった。  だから、神を辞めて、人と成った。 ・けども、人の身は知っていたがあまりに脆く、また、妖怪にも対応することが全くできず。  些か、しばらくを過ごす間に気がかりになってしまう場面が何度かあって。  ならば、と、人は仕事をしなければ、稼がなければ生きていけない。そうであるならば、まあ、先ずは気まぐれに手助けでもして、生きてみましょうか。  なんてくらいな気持ちで、「なんでも屋」――――「天月堂」を立ち上げた。 ・そして、なんやかんや、この仕事が存外自身の性に合っていることに気付き、そうして、その生業が盛況になり出したころ。  ――――HO2の姿を見た。  他者よりも、妖の姿がよく見えてしまい、ゆえにこそ、妖怪にも目を付けられてしまった、哀れな幼子。  その子に手を貸したことだって気まぐれで…………けども、慈愛があったことも確かだ。  人よりも、妖怪を目にしやすいということは、裏を返せば、妖怪とのかかわりと持ちやすいことも意味する。  その力は、使い方を間違えれば全て妖怪に食われてしまうだろうが、上手く使えば、妖怪と良い関係が気付けるだろう。  ならば、…………もしも、もしも、この先に、己が完全にその存在を失ったとしても、人と妖怪の双方を、慈しんでくれる子どもがひとりでもいたらいい。  そしてまた、自身が持つ力を正しく使い、己の好きなことをすればいい。  そんな、気持ちと共に。「仕事を、手伝って下さらない?」そう、声を掛けた。 ・遥か昔、日本書記では大流星のことを「天狗(あまつきつね)」と呼んだ。  ゆえにこそ、一時天狗と天狐が同一のものとする説が述べられていた。  研究を重ね、ある学者はそれが辻褄合わせの暴論である、と評しもしたが、その事実が如何なるものかは誰にも分からない。  ――――だって、私が此処にいるのだもの。  そこからの「あまつき」。 ・また、「あめつち」の言葉の響きを少し遊んだものでもある。天と地、あめとつち。全世界、あまねく全て。  神の名残、とも呼べるのかもしれない。 ・彼岸花=別名「狐花」或いは「天蓋花」とも。  神だった以前は、まるで燃えるような紅蓮の髪をしていた。だが、信仰が弱まるにつれ、その燃えるような色彩はまるで炎が勢いを弱めるがごとくに薄れていき、今では赤の面影一つない、白銀色の髪色へと落ち着いた。  「シュカ」は、朱夏、 【秘匿HO】 【HO壱:九尾の狐】 貴方の真の姿は何百年と生きている『九尾の狐』である。 また、とある神社で、祀られていた神でもある。しかし、昔より信仰が減ったのをきっかけに神様として生きるのをやめ、5年ほど前に神社を離れた。 現代日本に溶け込むため、今は人に化けて『何でも屋の先生』として生活している。 ◇HO2 について HO2 を雇ったのは貴方である。 とある怪異事件に巻き込まれているところを助けスカウトした。一般人より怪異がはっきり見える上、力もある。これは助手にぴったり! と思い、声をかけた。 【特殊技能:妖術 50%】 煙管のけむりで幻を見せ、相手の攻撃をずらすことが出来る。ラウンドの最初に振って成功すると対象の技能を-20 させる効果がある。 上限値 80 まで取得可能。 【神域解放】 貴方は 26MP を消費することで、自分の領域で害をなす対象を現世から追放することが出来る。しかし、人間として生きている今は体への負荷が大きい為使っていない。 ◇推奨技能 ※回避と自衛程度の戦闘技能を推奨 《九尾の狐》 STR50 CON50 SIZ30 INT25 POW 現在値+20 DEX40 APP21 MP 現在値+20 ■簡易用■ 天月珠迦(女) 職業:なんでも屋 年齢:見た目20代後半~30代前半 PL: STR:11  DEX:12  INT:17 アイデア:85 CON:9  APP:17  POW:18  幸 運:90 SIZ:14 SAN:98 EDU:21 知 識:99 H P:12  M P:18  回避:dex*2  ダメージボーナス:1d4 ―――――――――――――――――――――――――― [技能](職業技能点:420 個人技能点:170) (書式:職業/個人<成長>[その他]) ―――――――――――――――――――――――――― [持ち物] ・武器 ――――――――ここに記入―――――――― ・防具 ――――――――ここに記入―――――――― ・所持品 ――――――――ここに記入―――――――― [プロフィール]