タイトル：ユダ キャラクター名：ユダ 種族： 享年：14 髪の色：　　 / 瞳の色：　　 / 肌の色： 身長： 体重： ポジション：アリス クラス：　ロマネスク / サイケデリック 初期配置：煉獄 行動値：11 ■パーソナルデータ■ 暗示：罪人 [記憶のカケラ]　 内容 切り傷　　　　　基本18 シャワー　　　　基本49 名前をつけて保存目が覚めた。瞼を開けて、音を聴く。自在に動く5本の指。ちゃんと歩ける2本の足。貴方の綺麗な肌。貴方の本当の声。　何一つ欠けていない、貴方の身体。　白色の灯りに目を背けた時、それは始まった。生命が尽き。蛆が湧き。冷たい刃に裂かれる。 いつか見た、映像を早送りするように身体が書き換えられていく。書き換えられたものが、さらに書き換えられ、"本当"を無くしていく。　こんなんじゃない！！！違う！！！助けて！！！誰か！！！　──貴方は、そう言わない。 いくら叫んでも、叫ぼうと抗う心が書き換えられて。 その部屋は静かになった。 過干渉　　　　　これは、産まれる前の記憶。 揺蕩う光の中。生きているヒトが貴方を見ている。　貴方とは違う、何一つ欠けていない身体をしている。貴方とは違う、満ち足りた表情で笑っている。　そして、ヒトは、貴方に近づき、 『あなたは罪深い。罪深いあなたは永遠にひとりぼっちなのよ。ふふ、あなたはまるで私ね。あなたがいれば、私はもう永遠にひとりじゃない。』 といった。　気泡が光の中へ溶けて消えた。 上書き保存　　　微睡みの中、白い靄の向こうに、誰かが何か文字を書き込む光景が見えた気がした。　そこに映る文字が読めない…。『ネクロニカ キャラクターシート』 いや、あれは見てはいけない。そんな直感と焦りに、身体が震え。　そして、光の中で目が覚めた。 そこは、白く。照明のせいか、淡く輝く白い部屋だった。そこにあるのは、自分自身を映す大きな鏡。真ん中に鎮座する白いベッド。柔らかなクッションがタイル状に敷き詰められた壁。 いつもの風景をぼーっと見ていると、突然、誰の手もなく自分自身は変えられていく。粘土細工のように顔は変えられ、開いた腹から腸が引きずり出される。足されていく異形のナニカ。 脳裏に映るのは読めない文字。それは足されていく。それは消されていく。そして、変えさせられていく。　こんなんじゃない！自分はこんなんじゃない！いくら叫んでも、叫ぼうと抗う心すら変質し。その部屋は静かになった。 アナザー　　　　それは、ここではないどこか。 それは、手の届かない場所。 でも、目を閉じれば、見ることが出来る。 ココロの奥の奥の奥の──。 目を閉じて、自分を溶かして見える世界。　温かく、楽しそうな雰囲気。 笑い声の絶えない幸せな空間。　誰かを通して見える世界は、心地よくて、自分が溶けていくみたいで──。 漆黒　　　　　　靄のかかる視界の向こうで、声が聞こえる。 「──この世界は荒廃しました」 部屋の中で、その人は貴方に背を向けて言う。 吹き荒れる風に紙束が、資材が飛んでいるが、喜びを隠せずその人は言った。　「誰もが心をもち。誰もが営みを得。誰もが社会に参画する世界は、無くなりました」 その人は、地獄と対面している。 大理石の門の向こうに、色を吸い込むような漆黒の地獄がある。門扉には、幾多の人々が描かれており、彼らは地獄から逃れ、挑み──そして、立ち尽くしていた。 全てを目の当たりにして、なお、その人は笑っていた。 「しかし、真理はこの奥にある。私が臨む境地は、ここにある」 「ああ、ついに、ついに至ったぞ !! カーミラ !!!」　──行ってしまわれるのですか。　一拍の間をおいて、その人は振り返った。 「貴方とは永いお別れになるでしょうね」 「そんな寂しそうな顔をしないでください」 「貴方にも、役目があるのです」 「ええ……どうか、姉妹をよろしく」　失くしたはずの感覚器が、撫でられたその人の温もりを知覚した。 失くしたはずの心が、その人の先にある漆黒を怖いと訴えた。 エラー　　　　　──違う。違う。違う。違う。違う。 ──そんなこと、言いたいわけじゃない。 ──本当はここから逃げたい。逃げたい。逃げたい。逃げたい。逃げたい。　喋ろうとする意思に反して、言葉が口をついて出る。 避けようとする本能に反して、身体が立ち向かおうとする。　怯え戸惑い、動けず醜態を晒そうとした貴方は消され、勇猛に怪我を恐れない理想が肉体を支配するだろう。 貴方の意識とは関係なく、貴方の顔をしたまま理想を体現するように、姉妹を叱咤激励し、敵を薙ぎ払い、恐怖を笑い飛ばす。　醜い貴方は、隠されたまま。本当の自分を曝け出すことを、許されはしなかった。 ──誰に許されていないのか。 必死に叫んでも、誰にも届かない。　今、この瞬間も、貴方の脳はエラーを検出している。 その警告音は、誰にも届かない。 [未練]　　　　　　　 内容　　　 狂気度　　発狂時 たからもの　　　　　 への 依存　■□□□　幼児退行(最大行動値減少(-2)) エルナ　　　　　　　 への 依存　■□□□　幼児退行(最大行動値減少(-2)) チョコレート・リリー への 信頼　□□□□　疑心暗鬼(あなた以外の全ての姉妹の最大行動値に-1) 　　　　　　　　　　 への　　　 ■■■□　() 　　　　　　　　　　 への　　　 ■■■□　() 　　　　　　　　　　 への　　　 ■■■□　() ■強化値■ 　　　　武装　変異　改造 ﾒｲﾝｸﾗｽ　　 0　　 0　　 2 ｻﾌﾞｸﾗｽ　　 0　　 0　　 1 ﾎﾞｰﾅｽ 寵愛 =合計=　　 0　　 1　　 3 ■マニューバ■ [部位]　　　　　マニューバ名　　　: タイミング : コスト : 射程　　: 効果 [頭]　　　　　 プロトコル　　　　 : オート　　 :　　　　:　　　　 : たからもの [頭]　　　　　 のうみそ　　　　　 : オート　　 :　　　　:　　　　 : 2 [頭]　　　　　 めだま　　　　　　 : オート　　 :　　　　:　　　　 : 1 [頭]　　　　　 あご　　　　　　　 : アクション : 2　　　: 0　　　 : 肉弾攻撃１ [腕]　　　　　 こぶし　　　　　　 : アクション : 2　　　: 0　　　 : 肉弾攻撃１ [腕]　　　　　 うで　　　　　　　 : ジャッジ　 : 1　　　: 0　　　 : 支援１ [腕]　　　　　 かた　　　　　　　 : アクション : 4　　　: 自身　　: 移動１ [腕]　　　　　 アームバイス　　　 : ジャッジ　 : 1　　　: 0　　　 : 支援2 or 妨害2 [腕]　　　　　 ライトセイバー　　 : アクション : 2　　　: 0　　　 : 白兵攻撃1+切断+連撃1 [腕]　　　　　 たからもの　　　　 : オート　　 :　　　　:　　　　 : 誰かの頭蓋骨。人間のものと思われる・・・ [胴]　　　　　 せぼね　　　　　　 : アクション : 1　　　: 自身　　: 次カウントで使うマニューバ１つのコスト-1 [胴]　　　　　 はらわた　　　　　 : オート　　 :　　　　:　　　　 : [胴]　　　　　 はらわた　　　　　 : オート　　 :　　　　:　　　　 : [頭]　　　　　 ジャンクパーツ　　 : オート　　 : なし　 : 自身　　: このパーツが破壊されず戦闘終了したなら、このパーツが装備された箇所の基本パーツは全て損傷前の状態に戻る。 [頭]　　　　　 エナジーチューブ　 : オート　　 : なし　 : 自身　　: 最大行動値+2。装備箇所にダメージを受けた際、あなたは任意の基本パーツ1つを通過で損傷しなくてはならない。 [胴]　　　　　 幸運（あるびの）　 : ジャッジ　 : 1　　　: 0～1　　: 支援1 [脚]　　　　　 ほね　　　　　　　 : アクション : 3　　　: 自身　　: 移動１ [脚]　　　　　 ほね　　　　　　　 : アクション : 3　　　: 自身　　: 移動１ [脚]　　　　　 あし　　　　　　　 : ジャッジ　 : 1　　　: 0　　　 : 妨害１ [ポジション]　 癒し　　　　　　　 : オート　　 : なし　 : 効果参照: 姉妹からの対話判定+1 [メインクラス] 器用（数多の手管） : オート　　 : なし　 : 自身　　: あなたが【うで】【あし】を使用する際、コストは1減少する。（最低０） [メインクラス] 時計仕掛け　　　　 : オート　　 :　　　　: なし　　: 自身改造3パーツ取得 [サブクラス]　 拒む意志　　　　　 : ダメージ　 : 2　　　: 0～1　　: 『完全解体』状態でも使用可。防御1。1ターンに何度でも使用可。ただし一回の攻撃に対しては一度しか使用できない。 ■その他■ 寵愛点：0点 成長履歴： No. 獲得寵愛点(達成/ﾎﾞｰﾅｽ/ﾋﾟﾝｿﾞﾛ)　メモ 0　　　　　0点(　　 /　　) 1　　　　　0点(　　 /　　) 2　　　　　0点(　　 /　　) メモ： ■『ホン・ユーリン博士の実験ファイル』 ❏「No.04: 並行世界の存在証明」 　（NC：まあじさん　PL：ひかりん、ゆきさん、しえな） ------------------------------------------------------------ ==キャラクター== 優柔不断で姉妹に依存体質。自分では何も決められない・・・・ように見えるが、「姉妹とずっと一緒にいる」という一点のみに執着していてその点ではかなり頑固。メンヘラで重たい。 世界とかは知らない。姉妹がそばにいてくれたらそれでいいよ。それを脅かす存在を決して許さない。 ==名前の由来== イスカリオテのユダ。イエスの弟子であったが、彼を銀貨30枚で売った裏切り者の代名詞。 ダンテの『神曲』では、ユダは地獄の最下層にあるコキュートスの川にて永久に氷漬けにされている。 ==呼び方== 一人称：わたし 二人称：あなた エルナちゃん：エルちゃん （ゆきさんのドールちゃん）： ==セリフサンプル== 「わあ、さすがエルちゃん。すごい！わたしにも教えて？」 「ねえ、どうして？いま、わたしと姉妹がお話してるよね。邪魔しないで。あなたなんかお呼びでないこと、わかってる？」 「どうだっていいよ。今こうやって手を繋いで感じられる胸のぽかぽかは、作り物なんかじゃない」