タイトル:いいんちょ キャラクター名:アニカ 種族: 享年:16歳 髪の色:ヴァイオレット / 瞳の色:ライムイエロー / 肌の色:ベビーピンク 身長:普通 体重:やや軽め ポジション:ソロリティ クラス: ゴシック / ロマネスク 初期配置:煉獄 行動値:16 ■パーソナルデータ■ 暗示:絶望 [記憶のカケラ]       内容 β53 優等生        みんなの模範でいなくてはいけない。誰からもそう期待された記憶。あなたには応える義務があった。だから、あなたは期待通りに努力して、期待通りに生きて、生きて、生きて──期待通りに死んだ、はずだ。 β95 実験志願(滅びた世界)強化兵士を造るという人体実験の募集。優秀な人間しか選ばれないというそれに、愛国心豊かな両親は喜んで我が子に志願させた。期待されたならそれに応えるだけ、そう思っていたけど。最期の瞬間になって自問した。これで良かったの?  果たして、今。アニカは強化兵士がアンデッドのことを指していたと知る。けれど、兵士として守る力はほとんどなく、兵士として守るべき人間もいなかった。 姉妹の中でアニカは再び自問する。あたしに何ができるの? 母の手           暖かな手に抱きしめられる記憶。それがあなたの母だと、はっきり覚えている。顔も名前も思い出せないけれど、その抱擁は確かな記憶。記憶の中の母でなく、本当の母にいつか、抱きしめてほしい。 シスター          この年上のシスターを慕っていた。地上が焦土となり、貴方が逃げ込んだ先。シスターのいた教会であったはずだ。 生前の名前         親からつけてもらった名前。お姉さまに呼んでもらった名前。自分の名前に誇りを持っていた。今もそれに恥じぬ自分でいられているだろうか。 故郷            なつかしい故郷の風景。生まれ、育ち、遊んだ風景。そんな場所はもうどこにもない。でも、あなたの心の中には確かにある。その大切な、忘れられない風景が、あなたの最大の逃げ場所……。 [未練]   内容    狂気度  発狂時 たからもの への 依存 ■■■□ 幼児退行(最大行動値減少(-2))       への    ■■■□ ()       への    ■■■□ ()       への    ■■■□ ()       への    ■■■□ ()       への    ■■■□ () ■強化値■     武装 変異 改造 メインクラス   0   1   1 サブクラス   0   0   2 ボーナス 寵愛    2 =合計=   2   2   3 ■マニューバ■ [部位]     マニューバ名   : タイミング : コスト : 射程: 効果 [ポジション]  姉妹のくちづけ   : ラピッド  : 1   : 0  : サヴァントのみ行動値4減少 [メインクラス] 背徳の悦び     : ダメージ  : 0   : 自身: RpJuDm1つ再使用可能に [メインクラス] 捕食者       : ダメージ  : 2   : 0  : 手駒全員転倒 [サブクラス]  愛撫        : ラピッド  : 0   : 0  : 転倒 [サブクラス]  時計仕掛け     : オート   : -   : 自身: 改造Lv3パーツを取得 []                : オート   :    :   : [頭]      のうみそ      : オート   : -   : 自身: 最大行動値+2 [頭]      めだま       : オート   : -   : 自身: 最大行動値+1 [頭]      あご        : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [頭]      よだれじた     : ジャッジ  : 2   : 0~1 : 妨害1+転倒 [頭]      後押し       : ラピッド  : 0   : 0  : 移動1、自身対象不可 [頭]      アドレナリン    : オート   : -   : 自身: 最大行動値+1 [頭]      危機管理      : オート   : -   : 自身: 最大行動値+1 [頭]      リミッター     : オート   : -   : 自身: 損傷時最大行動値+2 []                : オート   :    :   : [腕]      こぶし       : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [腕]      うで        : ジャッジ  : 1   : 0  : 支援1 [腕]      かた        : アクション : 4   : 自身: 移動1 [腕]      ワイヤーリール   : ラピッド  : 3   : 0~2 : 移動1 [腕]      マニピュレーター  : ラピッド  : 2   : 0~1 : 移動妨害1+転倒 [腕]      アームバイス    : ジャッジ  : 1   : 0  : 支援2か妨害2 []                : オート   :    :   : [胴]      せぼね       : アクション : 1   : 自身: 次カウントで使うマニューバ1つのコスト-1 [胴]      はらわた      : オート   : -   : -  : なし [胴]      はらわた      : オート   : -   : -  : なし [胴]      しんぞう      : オート   : -   : 自身: 最大行動値+1 [胴]      エナジーチューブ  : オート   : -   : 自身: 最大行動値+2、胴損傷時基本損傷 [胴]      ブローチ      : オート   : -   : 自身: たからもの [胴]      シスターのしきゅう : オート   : -   : 自身: たからもの []                : オート   :    :   : [脚]      ほね        : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      ほね        : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      あし        : ジャッジ  : 1   : 0  : 妨害1 ■その他■ 寵愛点:50点 成長履歴: No. 獲得寵愛点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 0     16点( 10 /  6)     武装Lv+1:【危機管理(カンフー)】 1     18点( 12 /  6)     武装Lv+1:【後押し(発勁)】、【時計仕掛け】:【アームバイス】 2     16点( 12 /  4)     改造Lv+2:【リミッター】、【エナジーチューブ】 メモ: アニカ/Anika 一人称:あたし 二人称:あなた/名前呼び捨て アドレナリン:「頑張ってみんなを守らなきゃ」「自分の責任を果たさなきゃ」そういった無意識なプレッシャーを自らかけてしまう。 よだれじた:通常の二倍ほどある長い舌。唾液の分泌も多くはしたないのであまり見せたくない。 ワイヤーリール:右手から射出した後、もう一方の手で手繰ったりする。 マニピュレーター:肘から先を射出できる。左手なので上手く手繰れない。 しんぞう:強く感じるプレッシャーが、無意味な鼓動を早くさせる。 ブローチ:幼い頃に両親が褒めてくれた時に贈られたもの。それ以降は優秀なことが当たり前で、褒められることは無かった。 ▼成長 危機管理:守りたいものができた。けど、自分にできることは少ない。 後押し:背中を守るだけじゃなく、背中を押して任せるくらいの信頼を。 アームバイス:この手は武器を振るえなくても、姉妹を支えられるって気づいたから。 リミッター:この身でも、姉妹の為にできることがある。そう思えば、限界だって超えられる……かも。 エナジーチューブ:死してなお、躰に流れる熱いものはなんなのだろう。粘菌の塊だとか言わないで欲しい。 記憶のカケラβ53「優等生」 みんなの模範でいなくてはいけない。誰からもそう期待された記憶。あなたには応える義務があった。だから、あなたは期待通りに努力して、期待通りに生きて、生きて、生きて──期待通りに死んだ、はずだ。 記憶のカケラβ95「実験志願」(滅びた世界) 強化兵士を造るという人体実験の募集。優秀な人間しか選ばれないというそれに、愛国心豊かな両親は喜んで我が子に志願させた。期待されたならそれに応えるだけ、そう思っていたけど。最期の瞬間になって自問した。これで良かったの? 果たして、今。アニカは強化兵士がアンデッドのことを指していたと知る。けれど、兵士として守る力はほとんどなく、兵士として守るべき人間もいなかった。 姉妹の中でアニカは再び自問する。あたしに何ができるの? 生前はちょっとした名家の生まれだった。 その一人娘だったアニカは、家にふさわしい子であるようにと様々な教育と期待を受けた。 アニカはそれを重荷に感じながらも、親の期待を裏切らないよう必死に努力してきた。 対して、今。望まれてその身を投げ打ち、アンデッドとなったその躰は、優れた戦闘技術も強靭な肉体もない、ろくに戦えないものであった。 アニカを縛る人間はもういなくなり、今は姉妹のために動く身なれど、優秀な兵士になるようにという親の言葉は今でもアニカを苛んでいる。 年長者として、期待された人間として、姉妹のことを前に立って守れないことを歯がゆく、恥ずかしく、恐ろしく思いながらも、それでも自分にできることを努めて頑張っている。