タイトル:ナハトムジークの断末 HO2 キャラクター名:Rudger・Einhorn (ルドガー・アインホルン) 職業:ヴァイオリニスト 年齢:19 / 性別:男 出身:ドイツ 髪の色:黒 / 瞳の色:灰色 / 肌の色:肌色 身長:178 体重: ■能力値■ HP:15 MP:11 SAN:44/99      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時  13  14  11  12  13  15  18  12  15  11 成長等 他修正 =合計=  13  14  11  12  13  15  18  12  15  11 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値  《回避》      24%   《キック》  25%   《組み付き》   25%  《こぶし(パンチ)》50%   《頭突き》  10%   《投擲》     25%  《マーシャルアーツ》1%    《拳銃》   20%   《サブマシンガン》15%  《ショットガン》  30%   《マシンガン》15%   《ライフル》   25% ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値  《応急手当》30%   《鍵開け》 1%   ●《隠す》  60%  《隠れる》 10%  ●《聞き耳》 70%   《忍び歩き》10%  《写真術》 10%   《精神分析》1%    《追跡》  10%  《登攀》  40%  ●《図書館》 60%  ●《目星》  80% ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前    現在値  《運転》   20%   《機械修理》20%   《重機械操作》1%  《乗馬》   5%    《水泳》  25%  ●《製作(楽曲)》42%  《操縦()》  1%    《跳躍》  25%   《電気修理》 10%  《ナビゲート》10%   《変装》  1%    《》     % ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前 現在値 ●《言いくるめ》15%  ●《信用》  60%   《説得》15%  《値切り》  5%    《母国語()》60%   《》  % ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前          現在値 習得/名前  現在値  《医学》     5%    《オカルト》       5%    《化学》 1%  《クトゥルフ神話》0%   ●《芸術(ヴァイオリン演奏)》76%   《経理》 10%  《考古学》    1%    《コンピューター》    1%   ●《心理学》70%  《人類学》    1%    《生物学》        1%    《地質学》1%  《電子工学》   1%    《天文学》        1%    《博物学》10%  《物理学》    1%    《法律》         5%    《薬学》 1% ●《歴史》     50%   《》           %    《》   % ■戦闘■ ダメージボーナス:1d4 名称 成功率 ダメージ 射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考                              /                              / ■所持品■ 名称 単価 個数 価格 備考       1   0       1   0       1   0       1   0 =所持品合計=     0 所持金 預金・借金 ■その他■ メモ: ▶職業 ・職業ベース:芸術家 ・職業技能ポイント:EDU*20 ・職業特記:不採用 ・職業技能:言いくるめ、芸術(ヴァイオリン演奏)コンピューター、写真術、心理学、制作(楽曲)、目星、歴史        ↓一部取得技能入れ替え変更 ・out→写真術、コンピューター(時代的にどうなのかなと思ったので...) ・in→聞き耳、図書館 ▶特徴表 不採用 ▶人物 稀代の才能を有したヴァイオリニスト。 物腰柔らかで穏やかな青年。外見は年相応だが内面は社交の場に出る機会が多い影響か年齢よりも少し大人びている。 外面がよいが常に気を張り続けているため精神的心労が絶えない。気丈に振る舞っているが本当は内向的で少し気弱な一面もある。だがそれは幼い頃からの友人である『クラウス・シュトラウス』(きんかんさん宅)にしか見せないだろう。 義理堅い性格で幼い頃から世話になっているクラウスとクラウスの家族には恩義を感じており、自分の演奏や活躍でその恩を返していけるようにと日々音楽活動に励んでいる。 演奏会や舞台で大勢の人間から称賛を受け続けている彼だが決して舞い上がることはなく、むしろ謙遜しているのか自分なんてと...思っており、自分の実力に奢ることなく演奏を極め続けている。 ▽小ネタ 誕生日: 誕生花: イメージカラー: 血液型: 一人称/二人称:ぼく/きみ 得意:ヴァイオリン演奏 苦手:ホラーな話、暗いところ 好き:クラウス、クロックムッシュ 嫌い:自分の演奏 癖:緊張した時に自分の服の袖をきゅっと掴む 名前の由来:特になし 属性: ▽過去(バックストーリーや秘匿込みの設定など) 幼い頃から内向的ではあったが年相応にわんぱくな性格だったし、HO1と切磋琢磨しながら弾くヴァイオリンが好きだった。 けれど、あの日の出来事以来、全てが変わってしまった。 悪魔と契約してしまったあの日から自分の演奏がどんどん自分のものではなくなっていくような感覚に襲われその度に怯え恐怖し、自分の演奏に対して酷い嫌悪感を抱くようになった。 それと比例するように日々体調が悪化し続け床に伏せるようになってしまったHO1。彼の演奏を聞けなくなってどれくらいの月日が経っただろうか…いや、嘆く資格は僕にはない。 僕のせいで"こうなって"しまっているのだから。 思い出したくない。けれど忘れてはいけない。忘却を赦してはくれない。 僕だけは覚えていなければいけないんだ。あの忌まわしき出来事を。 『あの時2人で助かるためにはこうするしかなかったんだ』 もし全てを晒して僕がそう言ったら、きみはなんて言うのだろうか。 そんなこと、臆病な自分にはできっこないのだが。 全てをHO1に話すことも出来ず、過去を忘れるためにとこの地を離れることも出来ずに月日を消費してしまった。 二度と無いであろうチャンスが目の前に転がってきたのに躊躇い続けているのは寂しさからなのだろうか。 今も彼の傍でヴァイオリンを引き続けるのは彼への贖罪からなのだろうか。 何も行動を起こさずに居るのはもうすぐ刻限を迎えてしまいどうなるかわからない恐怖からなのだろうか。 分からない。いや、きっと分からないふりをしているだけなのだろう。 こうしているうちにも約束の日は近づいてくる。悪魔が僕に囁いてくる。 ...結論を出さなければいけない。 ▽現在(セッション通過後の変化など) ▽人間関係 _________________________________ 【通過シナリオ】 2024.1/14 『ナハトムジークの断末』 2ヶ月 不定の狂気 5.友情への信頼/表 貴方の中に、友情への確固たる信頼が生まれる。共に高め合い、支え合った親友こそ、最も重要な存在である。それは相手も同様に感じていることだろう。この友情を守る為ならば、どんな犠牲も惜しくはない。 ______________________________ 【秘匿内容】 ▍公開HO HO:音楽家 貴方は、オーストリアのヴァイオリニストだ。性別は男性が望ましい。 稀代の才能を有しており、宮廷からも声が掛かっている。 HO2:音楽家 貴方は、オーストリアのヴァイオリニストだ。 稀代の才能を有しており、宮廷からも声が掛かっている。 年齢は10代後半から20代前半。性別は男性が望ましい。 性格や思想信条はプレイヤーが自由に決定して構わない。 貴方は、HO1とその父親に雇われたお抱え音楽家だ。 4年前、貴方は、両親を流行り病で亡くした。貴方の父はHO1の両親のお抱え音楽家であり、貴方もよく館に招かれ、幼いHO1と交友を育んだ。貴方達はよき幼馴染であり、貴方の父親を教師として、共にヴァイオリンの腕を切磋琢磨する好敵手でもあった。 両親を失った貴方を、HO1とその父親は優しく迎え、貴方のパトロンとなってくれた。それ以来、貴方の生活や芸術活動は、彼らの出資によって培われてきたのである。 彼らの後援により、貴方は現在、付近では一番の音楽家と見做されている。HO1の館で月に一度開かれる貴方の演奏会は、近隣の社交界の中心地であり、遠方からも多くの名士たちが参加する。幾つかの新聞社は、貴方のことを「十年に一度の天才」と評しており、貴方は、音楽界の多くの人々に一目置かれる存在になりつつある。また、貴方の成功によって、HO1とその父親もパトロンとしての名声を得、貴方達の関係は、一見順風満帆なように見えるものである。 しかし、貴方は彼らに深い恩義を感じると共に、強い罪悪感を感じている。 それは、貴方の音楽の才能が、生来のものではない為である。 貴方は6年前、館の地下に潜む悪魔と取引をして、音楽の才能を手に入れた。 6年前、貴方は幼馴染であるHO1と共に他愛のない冒険遊びに興じている最中に、館の地下へと続く扉を見付けた。貴方はその先から何か不吉な気配を感じ、引き返すことを提案したが、当時は物怖じしない性格であったHO1が、貴方の手を引いてその先へと進んでいった。 長い階段を降りた先には、錆び付いた鎖で封じられた扉があった。HO1はその扉を開き、貴方を引っ張るようにして中に入っていった。扉の向こうは小さな狭い部屋で、床には、白い石灰で古ぼけた魔方陣が描かれていた。魔法陣の中心には、複雑な機械のような物体が静かに安置されていた。貴方達が近付くと、その機械の上方に、美しい音楽を奏でながら、薄く透明に輝く爬虫類のような存在が現われた。その音を聴いたHO1は、貴方の隣で気を失って倒れ、貴方は恐怖に震えながら、一人でその亡霊のような存在と対峙することになった。 それは流れる音楽に載せて、貴方に語りかけた。 自らを"音楽の悪魔"と名乗る亡霊は、彼の縄張りに迷い込んだ哀れな人間、即ち、貴方とHO1の魂を求めた。貴方が怯えながらも拒絶すると、亡霊は貴方に向かって恐ろしい音楽を響かせた。それは、頭の中で百万のガラス片が擦りあわされ、頭皮に爪を立てて搔きむしられるような、酷く耐え難い音響であった。貴方が苦しみ、のたうちながらも抵抗しようとするのを見て、亡霊は猫撫で声で、貴方に「取り引き」を持ちかけた。 「お前のその精神が気に入った。お前たち二人、生かして帰してやろう。その代わり、私と取り引きをしろ。お前と私だけが知る、秘密の、悪魔との取り引きだ」 「これから6年を掛けて、お前に音楽の才能を与えよう。誰もが羨むほどの、そして追いつくことを諦める程の、遥けき高みに至れる才能を。その代わり、そこで気を失っている子供の魂を頂こう。6年を掛けて、ゆっくりと、心身を蝕もう。お前達は互いの隣で、一人は己が得た力の代償として弱っていく友人を見、一人は友人が栄光を掴む傍で、無力になっていく己の姿に苦しむのだ」 「そうだ、それが良い。さぁ、契約すると誓え。悪魔と契約を交わし、友人の魂を地獄へと捧げると誓え。さもなければ、さもなれけば、お前たちはここで、二人で死ぬことになる」 凄みを帯びた悪魔の声と、脳内をぐちゃぐちゃに掻き回す痛み。強い恐怖に支配された貴方は、いつしか悪魔の言葉に頷き、「誓う」と述べていた。 貴方が屈したのを見ると、悪魔は満足そうに笑い、狂おしいほど優美で、蠱惑的なヴァイオリンの音を響かせた。悪魔はその音を最後に、再び機械の中へと消えていった。身体の自由を取り戻した貴方は、HO1を抱え、震えの収まらない脚を必死に奮い立たせて、階段を一目散に駆け上った。 地下から脱出した貴方達は、探し回っていた執事に発見され、保護された。貴方達は、双方の親や館の使用人たちから、たっぷりと心配と説教を受けた上で解放された。貴方はその日、意識を取り戻したHO1の顔をまともに見ることが出来ず、家に帰らされる直前になってようやく、聞こえないほど小さな声で、謝罪の言葉を述べるしかなかった。その言葉か彼に届いたかどうか、また、彼がどのように思ったかは、貴方には知る由もない。しかし、その後彼との間で、地下の探検の話が出ることはなかった。 暫くして、貴方は悪魔の言葉が真実であったことを知った。 HO1が突如頻繁に体調を崩すようになり、1年もしないうちに、楽器の演奏など行えない程に衰弱したのである。遠方から呼ばれた名医でさえも、彼の病状に匙を投げた。程なくして、彼は一人で歩くこともできなくなり、一年ほど前からは、ずっと寝たきりになってしまっている。彼は面会謝絶状態となり、貴方も以前のように自由には会えなくなってしまった。 代わって貴方は、事件の前まで伸び悩みを感じていたにも関わらず、急に滑らかに指を運べるようになり、奏でる音も、深みのある情感の籠ったものとなり始めた。周辺の人々は皆、HO1の病を悲しむと同時に、貴方の上達を才能の現われだと喜んだが、貴方にとってそれは、素直に喜べることではなかった。 悪魔との契約、そしてHO1の体調が悪くなっていくにつれて自分の音楽の才能が勝手に育まれていくことから、何が起きているのか、すぐに気づいた。 貴方の音楽の才能は、悪魔と契約を交わし、友人の魂を売って手に入れたものだ。 その事実に苦しみながら、あなたは6年間、彼の近くに居続けた。 貴方の演奏を聞くと身体が楽になるのだ、という彼の言葉に応え、演奏会とは別に、週に一度、彼の部屋を訪ねてヴァイオリンを演奏している。それは貴方にとって、或いは贖罪であり、或いは欺瞞であったのかもしれない。 年月が経ち、彼の体調と引き換えに、貴方の演奏の腕はめきめきと上がっていった。やがて名の知れた音楽家となった貴方には、忌まわしい記憶を封じ、過去を忘れ、街を離れて新たなパトロンを探す機会もあっただろう。しかし、貴方はあくまでもこの街に固執し、これまでの間、街から離れようとはしなかった。そこには、きっと何か理由があることだろう。 時折、貴方を嘲笑うように、頭の中に悪魔の声が響くことがある。 声は決まって、狂おしいほどに優美で蠱惑的なヴァイオリンの音と共に聞こえてくる。それは契約成就までのタイムリミットを告げ、成就の暁にはHO1が死んでしまうのだ、と繰り返し言い聞かせ、貴方が苦しむ様子を嘲って消えていく。悪魔の声が終われば、不思議なことに、貴方のヴァイオリンの腕前は一層優れたものとなっているのである。時間にすれば僅か3分程度のその時間が、貴方を永遠に苦しめ続けている。 悪魔は、6年後に契約が成就すると言った。次の演奏会の夜こそが、ちょうど6年後だ。 あなたはHO1に対して強い罪悪感を抱きつつも、今に至るまで具体的な行動には踏み切れていない。彼にすべてを打ち明けることはおろか、あの悪魔や地下室について調べることも、一切行えていないのである。それが恐れか、臆病か、或いは別の何かによるものなのかは、貴方だけが知っていることである。 貴方は数か月前、音楽の都・ウィーンから、一通の手紙を受け取った。 差出人の名は、アントニオ・サリエリ。音楽家であれば知らぬ者のいない、宮廷楽団の長である。 手紙の内容は、ウィーンの宮廷楽団への招聘であった。提示された年俸の破格さは当然ながら、宮廷楽団での演奏という、当時の音楽界における最高級の名誉が、甘美な痺れとなって貴方を強く魅了した。また、貴方がウィーンで更に栄光を掴むことが出来れば、パトロンとして貴方を育成したHO1の両親にとっても、大きな名誉となることであった。 しかし、幼少期より住み慣れた故郷とHO1一家への愛着が、貴方の心を迷わせていた。ウィーンに向かうのであれば、少なくとも1年は帰って来られない。それは恐らく、貴方にとってHO1との永遠の別れを意味するであろうことに、貴方はうっすらと気付いていた。逡巡した末、貴方は、HO1には話さないように、と前置きをして、HO1の父親に手紙の件を打ち明けた。彼は非常に残念がりながらも、才能を活かすことを優先するように、と、貴方にウィーン行きを強く薦めてくれた。 しかし、貴方は結局、未だに宮廷楽団への返事を躊躇ったまま過ごしている。 一週間後、次のHO1家での演奏会までには、その結論を出さねばならない。 ・キャラクター作成の手引き 1.職業ベース「芸術家」を用いて作成し、【芸術(ヴァイオリン演奏)】を50点以上70点以下で取得することが望ましい。 2.貴方は、"音楽の悪魔"との契約によって、分不相応な音楽の才能を手に入れた。上記の作成時に取得した【芸術(ヴァイオリン演奏)】に、50点分の成長ポイントを加えること。これによって技能値が100点を超えても構わない。 ■簡易用■ Rudger・Einhorn (ルドガー・アインホルン)(男) 職業:ヴァイオリニスト 年齢:19 PL: STR:13  DEX:12  INT:18 アイデア:90 CON:14  APP:13  POW:11  幸 運:55 SIZ:15 SAN:99 EDU:12 知 識:60 H P:15  M P:11  回避:dex*2  ダメージボーナス:1d4 ―――――――――――――――――――――――――― [技能](職業技能点:240 個人技能点:180) (書式:職業/個人<成長>[その他]) ―――――――――――――――――――――――――― [持ち物] ・武器 ――――――――ここに記入―――――――― ・防具 ――――――――ここに記入―――――――― ・所持品 ――――――――ここに記入―――――――― [プロフィール]