タイトル:探索者51 キャラクター名: 職業:刑事(クトゥルフ2015) 年齢:30歳 / 性別:男 出身:日本 髪の色: / 瞳の色: / 肌の色: 身長:180cm 体重:90kg ■能力値■ HP:14 MP:14 SAN:70/99      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時  17  13  14  12  10  15  16  17  14  14 成長等   1                  1 他修正 =合計=  18  13  14  12  10  15  17  17  14  14 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値 ●《回避》      85%  ●《キック》  85%   《組み付き》   25%  《こぶし(パンチ)》50%   《頭突き》  10%   《投擲》     25%  《マーシャルアーツ》1%   ●《拳銃》   80%   《サブマシンガン》15%  《ショットガン》  30%   《マシンガン》15%   《ライフル》   25% ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 ●《応急手当》64%   《鍵開け》 1%    《隠す》  15%  《隠れる》 10%  ●《聞き耳》 80%   《忍び歩き》10%  《写真術》 10%   《精神分析》1%   ●《追跡》  75%  《登攀》  40%  ●《図書館》 85%  ●《目星》  80% ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前    現在値  《運転》   20%   《機械修理》20%   《重機械操作》1%  《乗馬》   5%    《水泳》  25%   《製作()》  5%  《操縦()》  1%    《跳躍》  25%   《電気修理》 10%  《ナビゲート》10%   《変装》  1%    《》     % ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値 習得/名前        現在値 ●《言いくるめ》25%   《信用》     15%   《説得》       15%  《値切り》  5%    《母国語(日本語)》85%  ●《その他の言語(英語)》34% ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前      現在値 習得/名前  現在値  《医学》     5%    《オカルト》   5%    《化学》 1%  《クトゥルフ神話》0%    《芸術()》    5%    《経理》 10%  《考古学》    1%    《コンピューター》1%   ●《心理学》55%  《人類学》    1%    《生物学》    1%    《地質学》1%  《電子工学》   1%    《天文学》    1%    《博物学》10%  《物理学》    1%   ●《法律》     50%   《薬学》 1%  《歴史》     20%   《》       %    《》   % ■戦闘■ ダメージボーナス:1d6 名称 成功率 ダメージ 射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考                              /                              / ■所持品■ 名称 単価 個数 価格 備考       1   0       1   0       1   0       1   0 =所持品合計=     0 所持金 預金・借金 ■その他■ メモ: 職業補足 職業ベース:刑事(クトゥルフ2015) 職業ポイント算出方法:EDU×10+STR×10 特徴表 24【愛書家】 あらゆるジャンルの蔵書を持っている。【図書館】に+20%。更に図書館に出かけなくても、自宅の書庫で【図書館】ロールが可能となる。 ↓ 通過シナリオ ・我々は厄介事に愛されている 我々は厄介事に愛されている:公開HO 【HO1:TROUBLE MAKER】 あなたは鋭い直感を持ち、それを形にするだけの実行力を持っている。それ故に、身体が先行して動き、度々問題を起こしてきたが、それは些細な問題だ。あなたはあなたの信念と行動が間違っていないと信じている。ーそして、今日もあなたは問題の火種になる。 【推奨能力値】高INT/高STR 【推奨技能】戦闘技能/探索技能 以下秘匿のネタバレ 我々は厄介事に愛されている:秘匿HO 【HO1:TROUBLE MAKER】 あなたには「内なる声」が聞こえる。それは脳内に語りかけてくるような声で、あなたはいつしか「内なる声」と呼んでいた。内なる声は今日もあなたに囁く。「君は大切なことを忘れているよ。」しかし、内なる声が指摘する「大切なこと」に思い当たりはない。 しかし実際には、探索者は「親しい人物が自殺したこと」を忘れているとする。忘れている内容は、自殺した事実でも、親しい人物の存在自体でも、親しい人物と交友のあった時期そのものでも構わない。 ⚠︎これらの設定を作る上で、以下に注意する。 ・「内なる声」及び「記憶の欠落」について、周りに知る人はいない。 ・「記憶の欠落」以後に「内なる声」が聞こえ始め、さらにそれ以後に、HO2とコンビを組んだという時系列とする。 ・内なる声の語り口調や、上記以外に何を言ってくるかについては、PLの自由とする。 ・「ある親しい人物の自殺」の全貌(場所や時間、状況など)をなるべく詳しく決めておく。それらはKPへ共有すること。 ・「内なる声」については、セッション中に発言してもよいが、これまで口にしていなかった理由を事前に作成し、その理由を踏まえた上で発言するかはPL判断とする。「親しい人物が自殺したこと」については、現状、記憶にないため事実上発言不可能である。 <能力値/技能値の補正> ・INTまたはSTRに計+2。 ・また、任意の近接攻撃技能に+25% ↓ 自分には3歳下の妹が居る。仲は、まあ普通だった。良くも無ければ悪くも無い、無難な兄妹関係だったと言える。まあ、妹は快活で交友関係の広い明るい人間だったが、自分は大人しくてやる気が無く活発とは言い難い性分をしており、かなりタイプが正反対であったから、頻繁に喧嘩をするような仲じゃないだけマシだったろう。 幼い頃から、別段妹の存在を意識して過ごすことは無かった。自分は周囲への興味関心が薄く、妹は家の外に興味関心が向いていたので、互いの視野が被ることが無かったためであり、きっと大人になろうが家を出ようが、ずっとそういう平行線のままなのだろうと思っていた──その日までは。 自分が高校に、妹が中学に上がって暫く経った頃だった。妹が自宅に友人を連れて来たのである。その日たまたま先に帰宅していた自分が帰宅を告げる妹に(一応)お帰りと声をかけに玄関を覗いたその瞬間、衝撃が駆け抜けた。 美しい少女だった。一目見た瞬間、目が合った瞬間、こんなに綺麗な人間がこの世に居るのかと思った。同じ人間なのが信じられなかったし、人形だと言われたら完全に信じただろう。濡れ羽の黒髪、影の落ちるほどの睫毛、愁いを帯びた瞳、艶めいた唇、桜色の頬、吸いつくような白磁の肌、しなやかな四肢、緩やかな曲線を描く胸、引き締まった尻、すらりとした長身……人類の理想とする女性を作ったとしたら、きっとこうなるのではないかと思うような少女だった。 雷に撃たれたかのように棒立ちになる自分を他所に、妹は彼女を連れてさっさと自分の部屋に行ってしまった。彼女もまた一瞬だけ失望したような目をしたが、すぐにそれを覆い隠して小さく頭を下げると、妹に手を引かれながら消えて行った。 そこで自分は気付いた。ああ、彼女は人に認識されるのが嫌なのだと。きっと出会って来たほぼ全ての人間に、今の自分のような目を向けられてきたのだろうと。妹は良くも悪くも単純だ。彼女を美しいと思っても、妹にとってはそれだけなのである。彼女の美しさを褒めこそすれ、陶酔もしなければ求めもしない、溺れもしない、ただ純粋に友人として見るだろう。だから妹の招きに応じて家に来たし、友人として認めたのだ。 そして、そんな妹の兄だったからこそ、自分に対して失望したのである。自分を真っすぐ見る人の兄が、彼女の厭う眼差しを向けてしまったから。それを理解してしまった瞬間、彼女との縁は妹以外全て断たれたことも理解してしまった。 この一目惚れは自分にとっては運命で、彼女にとってはただの十把一絡げの悪縁であると。あの最初で最後の機会を間違えた自分には、もう一切の先が無いのだと。理解してしまった。 けれども、心という物はままならないもので。むしろ感情の起伏が激しい方でもなく、そもそも他人に対して関心も薄い自分の中に、こんなにも長続きする粘ついた感情がこびりついて離れないとは思っていなかった。 そう。もはや目は無いと理解していながら、自分はずっと妹の友人が好きだった。彼女に焦がれていた。彼女を意識していた。そもどんな人間であれ、彼女の姿を一度目にすれば決して忘れることは出来ない。有象無象と同じように、彼女を忘れて諦めることは出来なかったのだ。 彼女と自分との縁はたった一つ、妹だった。当たり前だが年齢が違う。学校が違う。興味のある分野だって違う。かと言って、妹との会話や接触を不自然に増やすことは出来なかった。そんなことをしたら妹がどんなに贔屓目で見てくれたとしても、彼女目当てで擦り寄って来たことがバレバレである。これ以上彼女に失望されたくなくて、結局今まで通りに最低限の接触だけを重ねて、夕食の時に話題に出した妹の親友の話に聞き耳を立てたり、時折遊びに来た時に失礼ではないレベルの最低限の挨拶や接触をするだけ。そんな細すぎる接点を誰にも知られないように大切に大切に、滑稽なまでに大切にし続けた。 特に笑えるのは、自分の進路まで彼女を意識したことだ。進学は自宅から通える範囲の大学を選び、就職はその美しさからトラブルに巻き込まれる彼女を守れたならという下心から警察を選んだのだ。結局性格的に「大衆を守る」とか「正義のため」だとかには向いていないから、署内ではすっかりトラブルメーカー扱いである。別に気にしやしないけれど。 たった一つ、彼女のことさえ守れれば、他はどうでもいいのだから。 ──ある日、彼女を狙った犯行が起きた。その結果、彼女は自動車事故を起こし、それに巻き込まれる形になった妹が死んだ。その一報を聞いた瞬間に思ったことは──「これで彼女との縁が切れてしまう」「彼女を守れなかった」だった。 兄として最低な感情だった。家族として最悪な感情だった。自分は肉親が死んだことよりも、それによって被る自分の不利益を嘆いたのである。人として、警察官として、決して許されることではない思考回路だ。理性はそう冷静に判断していたが、身勝手な本性はそんなものを顧みやしない。この時の愕然とした表情を、周囲には妹の死が原因であると思われたのは、自分にとって良かったのかどうか今でもわからない。 この件では身内故に捜査に加われなかったため、被害者遺族として携わったが……事故当時、彼女は酷く憔悴していた。当然だ、無二の親友を自身の手で殺したようなものだったからだ。 しかし、自分をはじめ家族の誰も、妹の婚約者でさえ彼女を責めることは無かった。当然だ。彼女も被害者で、彼女が悪くないことなんて、誰の目にも明らかだった。同じ状況に陥れば、自分だってハンドル操作を誤っただろう。事故を起こしておきながら親友の命を取り零して一人生き残ってしまった彼女を、一体誰が責められただろう。そんなことは彼女の家族も、自分も決して許さなかった。 けれど、彼女にはそれこそが苦痛であったのだ。誰よりも自分を責めて、けれどそれでも責め苦には足りず、故に周囲からも責められたかったのだろう。罰であり救いを望む彼女は、妹の葬儀からほどなくして自殺を繰り返すようになったらしい。そしてとある嵐の日に姿を消したと思ったら、少し経って人里離れた山奥で酷い状態で見つかるという末路を迎えた。 季節は夏。腐敗した肉体を獣や虫に食らわれた、生前の美しさなど見る影も無い姿だったという。当時は誘拐なども疑われたが、事故以降の彼女の鬱々とした様子や検死の結果、間違いなく首吊り自殺であるということがハッキリしており、これこそが彼女の望んだ「姿」であることが、どの視点からでも明確になった。 もはや妹という縁を失った自分にはこれらを直接知る術は無く、全ては担当者を経由した他人事のような伝聞だった。トラブルメーカーなどと言われていようが、彼女を守りたいなどと思っていようが、いつまでも、最後まで当事者になることが許されないままであることをお行儀よく受け入れていた。興味の薄い妹の骨壺に手を入れることは出来るのに、焦がれ続けた女性の墓にすら近づくことは許されない。 最期まで、自分と彼女の縁は断ち切られたままだった。断絶したままだった。もしもあの時の自分が幼稚な一目惚れの行き着く先を知っていたのなら、こうはならなかったのだろうか。自分が妹のような人間だったら、違う結末もあったのだろうか。答えは永遠に分からないまま時は過ぎ──いつの頃からか、死んだ妹の幻聴が聞こえるようになった。 「兄さん、大切なことを忘れてるわよ」 「妹より大事にしてたくせに、薄情者」 「唯我独尊みたいな顔してるのに、結局何も出来なかったじゃない」 「最後には忘れちゃって、都合がいいんだから」 まるで責めるような、からかうような声色で、妹のように内なる声が振舞う。耳を塞ごうとも消えないそれを今日もはいはいとおざなりに流して過ごしながらも、はて、自分に大切なものなどあっただろうかと首を傾げた。今までずっと、何かに焦がれることも求めることもろくにした覚えがない。それなのに、この幻聴は一体何を言っているのだろう。幻聴に理路整然とした理屈を求めること自体がナンセンスということか。 ああ、今日もこの街は面倒な事件で溢れている。答えの出ない問題は無視して、面倒だが仕事に取り組まなくては。 ■簡易用■ (男) 職業:刑事(クトゥルフ2015) 年齢:30歳 PL: STR:18  DEX:12  INT:17 アイデア:85 CON:13  APP:10  POW:14  幸 運:70 SIZ:15 SAN:99 EDU:17 知 識:85 H P:14  M P:14  回避:dex*2  ダメージボーナス:1d6 ―――――――――――――――――――――――――― [技能](職業技能点:350 個人技能点:170) (書式:職業/個人<成長>[その他]) ―――――――――――――――――――――――――― [持ち物] ・武器 ――――――――ここに記入―――――――― ・防具 ――――――――ここに記入―――――――― ・所持品 ――――――――ここに記入―――――――― [プロフィール]