タイトル:みどりの窓口 キャラクター名:メリル・アメトリン・フィジー(Meril・Amt・Fizzy) 職業:アルカナ隊員 年齢:27 / 性別:女 出身:ロンドン 髪の色:紫 / 瞳の色:紫とオレンジ / 肌の色:肌色 身長:154 体重:☆ ■能力値■ HP:10 MP:18 SAN:62/99      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時  10   8  16  15  14  12  13  20  10  18 成長等         2 他修正 =合計=  10   8  18  15  14  12  13  20  10  18 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値 ●《回避》      80%  ●《キック》  75%   《組み付き》   25%  《こぶし(パンチ)》50%   《頭突き》  10%   《投擲》     25%  《マーシャルアーツ》1%    《拳銃》   20%   《サブマシンガン》15%  《ショットガン》  30%   《マシンガン》15%   《ライフル》   25% ●《杖》       75%   《》     %    《》       % ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 ●《応急手当》60%   《鍵開け》 1%    《隠す》  15%  《隠れる》 10%   《聞き耳》 25%   《忍び歩き》10%  《写真術》 10%   《精神分析》1%    《追跡》  10%  《登攀》  40%  ●《図書館》 80%  ●《目星》  70% ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前    現在値  《運転》   20%   《機械修理》20%   《重機械操作》1%  《乗馬》   5%    《水泳》  25%   《製作()》  5%  《操縦()》  1%    《跳躍》  25%   《電気修理》 10%  《ナビゲート》10%   《変装》  1%    《》     % ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前     現在値 習得/名前 現在値  《言いくるめ》5%   ●《信用》    30%   《説得》15%  《値切り》  5%   ●《母国語(英語)》80%   《》  % ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前      現在値 習得/名前  現在値  《医学》     5%   ●《オカルト》   75%   《化学》 1%  《クトゥルフ神話》0%   ●《芸術(カリスマ)》75%   《経理》 10%  《考古学》    1%    《コンピューター》1%    《心理学》5%  《人類学》    1%    《生物学》    1%    《地質学》1%  《電子工学》   1%    《天文学》    1%    《博物学》10%  《物理学》    1%    《法律》     5%    《薬学》 1% ●《歴史》     65%  ●《原初のアルカナ》75%   《》   % ■戦闘■ ダメージボーナス:0 名称 成功率 ダメージ 射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考 杖    75 1d10                    /                              / ■所持品■ 名称 単価 個数 価格 備考       1   0       1   0       1   0       1   0 =所持品合計=     0 所持金 預金・借金 ■その他■ メモ: COC『GODARCA』HOⅠ:魔術師 カラーコード:9933cc 基本的に温厚で仲間想いの女性。 真っ直ぐ前を見据えて生きている。 【メリルの生い立ち〜入隊】 生まれはロンドン郊外。神話生物が横行する街の中でも比較的被害の少ない地域の生まれである。 両親も心優しく穏やかな人柄で、家族に恵まれていた。 しかし、郊外と言えど神話生物には関係ない。視界に入ったものは全て壊すのが神話生物。メリルが7歳の頃遂にメリルの住んでいた地域も被害に遭った。 両親とはそこでお別れ。瓦礫やガラスが散乱し、火の海となっている街をメリルは1人走って逃げていました。 両親が落ちてくる瓦礫などからメリルを守り、逃げろと言ったのである。その言葉を胸に、メリルは行く宛てもなしにただただ神話生物から逃げるためだけに逃げた。生きるために。 ずっと走り続けてようやく神話生物の被害があまり及んでいないようなスラム街へと足を踏み入れる。 そこで数日間身を縮めて密かに生きていた。食べ物は無いので痩せ細っていくばかり。でも仕方ないことだと思って諦めてた。 そんな時、どこかの研究機関の人間が数人スラム街へ来た。彼らはスラム街に居る幼い子供や若者へ声をかけてはどこかへ連れていくようで、メリルも話しかけられる。聞けば研究機関にて研究に協力してくれれば衣食住は保証する、との事。メリルは生かしてくれた両親の為にも生きていくことが課せられた使命だと思っているので、生きていくためには道を選んでいられない。と、研究員の手を取った。 その時代では珍しいような大型の車に乗せられ、辿り着いた研究所はまだ神話生物の被害を受けていないロンドンの町から少し離れた森の中に建っていた。 一際怪しい見た目と雰囲気とは裏腹に、施設内は綺麗で清潔で。設備も整っているため、一人一つの個室を与えられた。流石にふかふかのベットという訳では無いし、壁の1部はガラス張りで監視カメラも部屋には付いていて…常に監視されるのがネックだが、それ以外ではボロボロの布切れだった服も入院着のようなシンプルでも新しいものに変えて貰えたし、ご飯も量は少ないけれどちゃんと貰えた。来てばかりの頃はすぐに研究というものに協力する訳では無いらしく、最初は暮らしに慣れるためにと平和な日が続いた。生憎部屋の外の音はそんなに聞こえないから静寂が当たりを包んでいて不気味だったけれど、いつ死ぬか分からないような恐怖に比べたら全然マシで。 嫌なくらい、平和だった。 施設に来てから数日後、急遽メリルの部屋にもう1人の少女が来ることになった。いわゆる相部屋だ。 彼女の名前は『サファイア』だそうで、メリルとは違って孤児院出身らしい。明るくて純粋な性格のサファイアは、彼女に比べたら静かで大人しい私の心に彩りをくれた。彼女と毎日お話しながら過ごす日々は楽しくて、初めて“友達”が出来たのだと思った。 …でもここからが地獄の始まりであり、メリルにとっての人生の分岐点になることはこの時はまだ知る由もなく。 遂にメリルが施設へ入って2週間が経ち、遂に“研究と言う名の人体実験”が始まった。 研究内容としては世界を脅かす神話生物に対抗する手段を持ちうる人間兵器を作り上げるものであり、無理矢理魔術が使えるように根拠の無い儀式を繰り返したり、強靭な体を作るために食事に毒を盛られるのは当たり前。毎日筋肉がズタズタに切れるほどのトレーニングと称しての拷問紛いの行いや体罰その他諸々。施設へ来てからマシな生活を送っていたとはいえ、まだまだ貧弱なメリルにとっては“苦しい”もの以外の何物でもなかった。 でももちろん『辛い、苦しい、痛い、嫌だ』などの言葉を発しようものならいつもの地獄のような時間が更に地獄になるのもメリル自身は知っていたので、ただひたすらに我慢していました。殴られ蹴られの日々に、徐々に“自分がひ弱だから。役立たずだから。だから何も出来やしないのだ”と自虐するようになりました。表情も暗くなっていき、精神崩壊も目前。生きる気力がどんどん無くなっていきます。 …それでも、メリルにとっての唯一の希望であり光がありました。それが相部屋になったメンバーであるサファイアです。2人は同い年であり、体格もそのまで変わりません。しかしサファイアはメリルと同じく毎日地獄のように苦しい毎日を過ごしつつも『いつか必ずここから出られる。だって、星は、神様は、ちゃんと私たちのことを見てくれるから!』と言って毎日メリルに元気を分け与えてくれていました。  一体どこからそんな元気が出てくるのか、と思った時期もあったけれどそれがメリルにとっての最後の生きていくための光だったので、サファイアには頭が上がらない。 …どんなに辛くても、どんなに苦しくても痛くても、どんなに死にたくなっても、2人でいれば何も怖くない。その思いだけを頼りに、2人は実験の日々を乗り越えます。 そして運命となった2人が18歳になった年のとある夜。相も変わらず酷い扱いを受けていたせいで貧弱で筋肉もついていないが、体は大人になっていくもので。 研究に疲れた数人がメリルたちの部屋に突如押し入り、“お前らのせいで疲れているんだ。日々の疲れを癒すためであり、これは実験の一環である”と称して2人に襲い掛かります。 もちろん抵抗しますが、力の差は顕著に現れます。あっという間に為す術なく2人とも捕まり、床に押し付けられ、“…もう、だめなのかな”心の中でメリルはそう諦めます。あの時、死ぬ運命だったはずの命を救ってくれた両親のために。地獄のような日々を諦めずに隣に寄り添い続けて励ましてくれたサファイアの為に。生きていこうと、頑張って生きて、この施設から2人で出ようと、目指していた、のに…。  自然と体から力が抜けて、目を閉じる。暗闇が視界を支配し、“…もう、どうにでもなってしまえ。”そう思って思考を辞めた………その時。 暗闇の中に眩しいほどの光が突如として入り込んでくる。それはメリルの隣で同じように床に組み敷かれていたであろうサファイアが居た方からである。思わず驚いて目を開けてみれば、メリルを押さえつけていた研究員たちも驚いてそっちを見ているようで、メリルも視線をそちらへと向ける。 …そこにあった光景は。そこに居たのは。 両目がサファイア色の綺麗な水色だったはずなのに、左目だけが全てを浄化するほどの美しい白へと変色し。右の頬から右目の辺りにかけて謎の紋章が浮き上がっており、体の周りに無数の輝きを放つ星々が浮かばせて立っているサファイアが居た。 押さえつけていたであろう研究員たちはもちろん部屋中に吹き飛び、ガラスの壁を割って気絶していたり、壁に叩きつけられて絶命している者もいる。 『…………ぁ、さ、サファイ、ア…………?』 メリルの情けない声が部屋に響けば、メリルを押さえつけていた研究員たちは咄嗟に戦闘態勢に入る。今まで魔術を取得するための儀式など、1度も成功したことは無かった。ただただ犠牲者を出すだけの愚かな行為だったにもかかわらず、サファイアはその奇跡の成功例第1号となったのだ。 メリルの声に反応してサファイアは初めてのはずの魔法を駆使して研究員を一掃。メリルと共に施設からの脱出を試みます。 しかし、突然授かった力の代償はもちろん重く、徐々に体力の消耗によって動きが鈍くなって来ているサファイアをメリルは何とか支えつつ施設の出口へと向かいます。 しかし、出口付近で待ち構えていたのでしょう。そしていつの間に準備したんだ、という程に大きなロボットがそこには立ちはだかっていました。2人を逃すつもりは無いというように2人へ攻撃し、2人を捕まえようとアームを伸ばしてきます。 なんとかサファイアはメリルを抱えながら攻撃を避けて、魔法で攻撃しての繰り返し……。もちろんロボットに加えて研究員たちも加勢してきます。 …サファイアの腕の中でメリルは1人、歯を食いしばっていました。“大切な人が、私の為に身を削って、痛い思いをして、苦しい思いをして…必死に頑張ってくれているのに、私はまた何も出来ないの……? 私は、いつまでも…役立たずなの…?” 沈んでいく思考は周りの音を消し、メリルの中から希望という名の光を奪っていきます。 “もう、苦しい思いも…痛い思いも…大切な人が目の前で傷つくのも、嫌だ…。でも、今の私に、何が出来る…?!” 嫌な思考は濁流のように流れ、次第に涙となって溢れてくる。泣きたいのは、きっとサファイアの方なのに。 …悔しい思いでいっぱいのメリルの視界に、サファイアの、鮮血が、写る。 流石に動き続けていたサファイアに限界が来たようで、研究員の攻撃を足に受けてしまったようです。その場に座り込み、動けなくなったところで研究員達が。ロボットのアームが。2人に近づいてくる。 『っ……ごめん、メリル…。ここまで、みたい…。2人でここから出ようって、言ったのに…。叶えてあげられなくて、ごめん…。』 ……メリルはこの時、初めてサファイアの口から“ごめん”という言葉を聞きました。どんな事があろうと明るく前向きな思考を持ち、笑顔を絶やさなかった彼女は、メリルの目の前で初めて、弱音を履いて目にいっぱいの涙を溜めて、謝ってきたのです。 その姿を見たメリルは何を考えるでもなく、ただ一言。するりと出てくる言葉がありました。 『…もし、神様が本当にいるのなら。私に、力を下さい…!私に…!大切な人を!守るための!力を…ッ!!!』 大粒の涙を流しながら、ボロボロでもずっとメリルを支え続けてきてくれたサファイアの手を包み、そう叫んだ。 研究員達の手が2人に届く………と思ったその時。 メリルは突然、目の奥が熱くなってくる感覚に襲われます。そして次に力がみなぎってくるような感覚。先程まであった恐怖心や悔しさ、怒りといった感情が無くなっていき、むしろ冷静になっていきます。……そしてメリルは、無意識のうちに、魔術を取得しました。 …そしてこれが、メリルにとって初めての『原初のアルカナ発動』であり、人生の分岐点だ。 近づいてきていた研究員たちを吹き飛ばし、サファイアの魔法攻撃にも耐えていた厚くて硬い装甲を持つロボットでさえも魔法で貫いて見せた。そして今度はメリルがサファイアを支えて立ち上がり 『 …サファイア、今度は私があなたを守る。今まで約立たずでごめんね。でも、ここからは…任せて。』 涙を拭って、力強く前を見据えるメリルの瞳は、綺麗なアメジストのような紫色だったが、左目だけが高貴で明るい光を放つ美しいオレンジへと変色していた。 魔術など使ったことがないはずなのに。初めての感覚なのに、メリルは魔法を上手く操ることができました。きっとサファイアもこんな感覚だったのだろうか、などと考えつつも全力でサファイアを守りつつ、最後は施設から無事に脱出することができました。 その後は施設から離れた森の中にあった廃墟で2人で密かに生きていきます。サファイアの傷が治るように森の中で食べ物を探して近くの川で水を汲んで…薬草なんかも探しては色々と使ってたのかもしれませんね。そうしてなんとかサファイアも動けるほどまでに回復し、2人で今度は安定した生活ができるようにと奮闘します。手に入れた魔術も自分たちを守るまでに扱えるようになろうと練習を積み、2人で共に生きて生きます。 そうして2人が20歳になった頃、神話生物殲滅機関“アルカナ”から封書が届きます。内容は原初のアルカナを感知し、2人を隊員として迎え入れたいことが記載されていました。一体どこから聞き入れた情報なのだろうか、この情報に嘘偽りは無いのか。2人には疑念しか浮かんできませんでしたが、メリルの心の中にはひとつの思いがありました。 ‘’神話生物という化け物さえ居なくなれば、私達はもっと平和な暮らしを遅れるのでは無いだろうか。神話生物さえ、自らの手で殲滅することが出来れば…。” 見ず知らずの研究機関へついて行ったから地獄を味わったというのもあったけれど、逆に言えば、それがあったからこそ今はひとりじゃない。今は隣にサファイアが居る。2人で居ればきっとどんな事でも乗り越えられる気がする。 そう思ったメリルはサファイアにアルカナへ行くことを提案。サファイアはメリルが行くならと提案に賛同。 こうして2人は神話生物殲滅機関アルカナへと入隊することになったのです。 『……私、アルカナへ来てよかったって思ってる。ここは、とても暖かい場所だった。今までの苦難を乗り越えたからこそ、こうしてみんなと出会えて、一緒に戦えたんだと思う。』 『私がちゃんとみんなの為に力になれていたかどうかは…分からないけれど、少しでも。ほんの少しでもみんなと共にこの身が尽きるまで戦えたこと、誇りに思います。』 『……みんなみんな、私の家族であり、大好きな人達です……!』 『私はみんなのこと、絶対に忘れない。だからまた、いつか、必ず会おうね…ッ!! 今度は!平和な世界で!笑っていられるような、世界で…!!』 『……それじゃあ、おやすみなさい。』 2024/03/17 クトゥルフ神話TRPG『GODARCA』 HOⅠ:魔術師    ロストにて終了 ■簡易用■ メリル・アメトリン・フィジー(Meril・Amt・Fizzy)(女) 職業:アルカナ隊員 年齢:27 PL: STR:10  DEX:15  INT:13 アイデア:65 CON:8  APP:14  POW:18  幸 運:90 SIZ:12 SAN:99 EDU:20 知 識:99 H P:10  M P:18  回避:dex*2  ダメージボーナス:0 ―――――――――――――――――――――――――― [技能](職業技能点:400 個人技能点:130) (書式:職業/個人<成長>[その他]) ―――――――――――――――――――――――――― [持ち物] ・武器 ――――――――ここに記入―――――――― ・防具 ――――――――ここに記入―――――――― ・所持品 ――――――――ここに記入―――――――― [プロフィール]