タイトル:パラフィリア キャラクター名:柳生 宮 職業:料理人 年齢:29 / 性別:男 出身:抜け道が多い町 髪の色:仄暗い銀 / 瞳の色:碧 / 肌の色:白より 身長:184 体重:68 ■能力値■ HP:15 MP:13 SAN:65/99      STR  CON  POW  DEX  APP  SIZ  INT  EDU  HP  MP 作成時  17  13  13  14  14  16  13  15  15  13 成長等 他修正 =合計=  17  13  13  14  14  16  13  15  15  13 ■技能■ ------------------------ 戦闘系技能 ------------------------ 習得/名前       現在値 習得/名前    現在値 習得/名前      現在値 ●《回避》      53%   《キック》  25%   《組み付き》   25%  《こぶし(パンチ)》50%   《頭突き》  10%   《投擲》     25%  《マーシャルアーツ》1%    《拳銃》   20%   《サブマシンガン》15%  《ショットガン》  30%   《マシンガン》15%   《ライフル》   25% ●《ナイフ》     80%   《》     %    《》       % ------------------------ 探索系技能 ------------------------ 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 習得/名前   現在値 ●《応急手当》60%   《鍵開け》 1%   ●《隠す》  20%  《隠れる》 10%  ●《聞き耳》 80%   《忍び歩き》10%  《写真術》 10%   《精神分析》1%    《追跡》  10%  《登攀》  40%  ●《図書館》 60%  ●《目星》  80% ------------------------ 行動系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前    現在値  《運転》   20%   《機械修理》20%   《重機械操作》1%  《乗馬》   5%    《水泳》  25%   《製作()》  5%  《操縦()》  1%    《跳躍》  25%   《電気修理》 10%  《ナビゲート》10%   《変装》  1%    《》     % ------------------------ 交渉系技能 ------------------------ 習得/名前    現在値 習得/名前   現在値 習得/名前 現在値 ●《言いくるめ》80%   《信用》  15%   《説得》15%  《値切り》  5%    《母国語()》75%   《》  % ------------------------ 知識系技能 ------------------------ 習得/名前      現在値 習得/名前      現在値 習得/名前  現在値  《医学》     5%    《オカルト》   5%    《化学》 1%  《クトゥルフ神話》0%   ●《芸術(料理)》  80%   《経理》 10%  《考古学》    1%    《コンピューター》1%    《心理学》5%  《人類学》    1%   ●《生物学》    51%   《地質学》1%  《電子工学》   1%    《天文学》    1%   ●《博物学》20%  《物理学》    1%    《法律》     5%    《薬学》 1%  《歴史》     20%   《》       %    《》   % ■戦闘■ ダメージボーナス:1d6 名称       成功率 ダメージ 射程  攻撃回数 装弾数 耐久力 / 備考 肉切包丁       80 1d4+2+db タッチ     1       15 / 中型ナイフ サバイバルナイフ   80 1d8+db  タッチ     1       20 / 大型ナイフ 飛び出しナイフ    80 1d4+db  タッチ     1        9 / 小型ナイフ ■所持品■ 名称    単価 個数 価格 備考 スマホ      1   0 財布       1   0 小型ナイフ    1   0          1   0 =所持品合計=     0 所持金 預金・借金 ■その他■ メモ: (やぎゅう みや) 登山家の父はしょっちゅう山に登っていて帰ってくることは少なく、母親は仕事で帰りが遅い。そのせいか、いつの間にか自分の家は友人たちのたまり場のようなところになっていた。食い物も女も困るわけではなく、可愛がってくれる女の先輩で童貞を捨てていたし、そのまま入り浸るようになって学校をやめた先輩を家に泊めて、1人でいるよりは賑やかで、空しく目標もない日々を続けていた。別に両親に放っておかれたわけではない。両親の事は好きだったし、友人ごと受け入れてくれて友人にも好かれている母親だった。 先輩たちとつるむ事が多かったからか若干擦れた場所があったかもしれないし、大人びてると同級生からは言われていたと思う。それでもあの頃まだ俺は子どもだった。14歳の頃だった。いつものように家で数人と時間を持て余すように過ごしていれば電話が鳴った。いつか鳴りやむだろうと無視していれば、切れたと思ったのちにまた鳴った。しつこく、しつこく。流石に沈黙が続き促されて電話を取った。それは母親の訃報だった。 警察署に向かう。通り魔事件の被害にあったと伝えられ、遺体を見せられた時には、それが人間なのだと理解も追いつかないまま呆然と見つめる事しか出来なかった。触れてみれば、もう冷たかった。本人の確認をされ、「間違いないです」と答える。もう二度と動かないのだと急に理解して呆然とへたり込み、家に戻る事もなくそのまま警察署で一晩を越した。 父親はまだ山から帰らない。次の日は父親の代わりに母親を引き取る事になった。親戚が来ていたのかもしれないし、大家だったのかもしれない。その時の事は詳しくは覚えていないが、次に夢から覚めるように目を開いた時は自宅で母親の身体の横で伏した顔を上げるところだった。いやに静かな家だった。そういえば何も食べていない。空腹と、虚無と、漠然とした脱力感と。なんだか途方もなく日常が遠く感じた。一歩も動く気になれずに母親に触れれば、筋力を失った冷たい腕が皺を作った。体の中なら少しはまだ温かいだろうか。虚空を見つめながら母親が普段使っていた果物ナイフで、腹に刃をたてた。とぷりと、血が流れる。それがまだ生きているようで。どうしようもなく嬉しくなってもう一度刃を立てた。冷たい血がただ流れていく。気が付けば笑っていた。幾度もナイフを突き刺して、床に染まる赤の面積が増えていく。飛び散った赤が頬に飛び散る。舐めてみればそれはすごく美味しくて。きっとこれが、はじめの興奮、だったんだと思う。 次の日惨状を見た誰かの手によって警察に行った。父親は連絡が取れずこうなってしまっては少しの間置いてくれる身内も難しい。留置所で一晩を越す。二晩、三晩。そうして父親が帰ってきた時には、父の承諾待ちで精神科に収容される事が決まっていた。ただ黙って大人しくしていたが、衝動性があるとされ、ベッドに手も足も拘束されて、決まった時間の排泄と食事の時間だけ職員がついて自由を許された。少しすれば拘束されていたバンドも外れたが、今でも拘束される事に抵抗があり手首に触れられる事を嫌がる。 少しして精神科から出た。飢え、飢え、飢え。待ってくれていた彼女とヤりながら胸に噛みついた。胸の肉に顔を埋め顔を血で濡らしながら肉からはみ出た温かい血と筋を吸う。存在を主張する自身に彼女の身体が跳ねた。快楽ではない痙攣だったのかもしれない。だがそれがとても扇情的に見えた。もう一度口を開いた時にはっとした。きっと殺してしまう。衝動と法律の間で頭がくらくらすれば、甘えるように身を埋めた。二度目、三度目、少しずつ痣や噛み痕が増えてくる彼女の体。一年と経たない頃に、彼女の血に塗れて腰を動かしていた。真っ暗な中、父親が来て抱きしめられ、2人で彼女を解体した。父親は嗚咽を噛み殺しながら、俺は甘美に浸りながら一緒に食べた。そうして一人の人間が消えた。食べきれなかったところは父親が山へと連れて行った。「美味しかった」そう言った俺をまっすぐに見て歪んだ顔をした父親の顔はきっと忘れられない。父からの提案で、16歳になる頃に異常性癖が集う町『偏逢市』に引っ越す事を決めた。 それからは、目立たないようにひっそりと相手を見つけ、決めてから狩りをした。あんなに美味しいと思っていた筈なのに、慣れなのか質なのかあの日の満足感にはあれから先出会えたことはない。 だからあの時の出会いは衝撃だったのだ。満たされる事のない飢えを抱えたまま数年。22歳の頃だった。ふと目の前を通る美味しそうな匂いの先を追えば、そこには一人の男がいた。柔らかな物腰で笑みを携えるその人は、美容室の中へと入っていく。美容室は大抵窓が大きな作りになっている事が多い。客なら終わるまで待つかと様子を窓から見ていれば、彼は客の後ろに立ち髪を指で掬う。その洗練された動きに、店員である事を知り、それと同時にきっとその指を食めば蕩けるような味がするだろうと確信めいた熱が体を巡らせた。ごくりと喉が鳴る。あぁ、いいな。吊り上がった口角を隠す事もせずに、その日は家に帰った。美容室の名前から店員を割り出し名前を知る。「氷室凛」透き通った名前を頭の中で反芻しながらその日、美容室を予約した。まずは近くで見るだけでいい。獲物はまずは観察からがセオリーだ。 数日経ち、美容室へと足を運べば、まさかの彼がその日担当してくれると言う。センターわけの黒い髪で鏡越しに彼と目を合わせながら「お任せで。かっこよくしてください?」と笑みを作る。「お任せですね。…僕の好みに仕上げてしましますけど、良いかな?」そう柔らかな声で髪を梳く彼は、世界の人を惹き付ける表情で笑った。それから次回は指名で、と数年通う事になった。人となりを知り、住まいの位置を大体知り、そろそろかと喉を鳴らす。彼がシャンプーで髪を撫でる時、いい香りを纏いながら包むように袖から腕を回しドライヤーをかける時、興奮で焦らされ続けている気分だった。 あの日、ターゲットの家で、彼と鉢合わせるまでは。獲物を抑えつけて肩の肉を噛みちぎる。肉がぶちりと歪み形を変え、絶命の予感に顔が絶望に満ちた表情のターゲット。そこへ、彼が現れた。「うけんだけど。お前の事も食っていい?おにーサン」そういった俺を見た時の彼の表情はどんなだっただろうか。 若者っぽい煽り口調 彼が染めてカットした髪は、とても気に入っている。 ■簡易用■ 柳生 宮(男) 職業:料理人 年齢:29 PL: STR:17  DEX:14  INT:13 アイデア:65 CON:13  APP:14  POW:13  幸 運:65 SIZ:16 SAN:99 EDU:15 知 識:75 H P:15  M P:13  回避:dex*2  ダメージボーナス:1d6 ―――――――――――――――――――――――――― [技能](職業技能点:300 個人技能点:130) (書式:職業/個人<成長>[その他]) ―――――――――――――――――――――――――― [持ち物] ・武器 ――――――――ここに記入―――――――― ・防具 ――――――――ここに記入―――――――― ・所持品 ――――――――ここに記入―――――――― [プロフィール]