タイトル:アーリィ キャラクター名:アーリィ 種族: 享年:14 髪の色:青  / 瞳の色:赤  / 肌の色:肌色 身長:70 体重:27 ポジション:ジャンク クラス: ロマネスク / バロック 初期配置:煉獄 行動値:10 ■パーソナルデータ■ 暗示:人形 [記憶のカケラ] 内容 滅んだ世界 天才     β28 愛犬     28 [未練]   内容    狂気度  発狂時 たからもの への 依存 ■■■□ 幼児退行(最大行動値減少(-2)) カレン   への 執着 ■□□□ 追尾監視(戦闘開始時と終了時に1つずつ、対象はあなたへの未練に狂気点を得る) ルナ    への 嫌悪 ■■■□ 敵対認識(敵に当たらない攻撃の全てが、射程内なら嫌悪の対象に命中する(部位は受ける方が任意に決める)) ユーフユ  への 独占 ■■□□ 独占衝動(戦闘開始時と終了時に1つずつ、対象はパーツを選んで損傷しなければならない) アリス   への 対抗 ■■■□ 過剰競争(戦闘開始時と終了時に1つずつ、あなたは狂気点を追加で得る)       への    ■■■□ () ■強化値■     武装 変異 改造 メインクラス   0   0   2 サブクラス   0   2   0 ボーナス 寵愛       4   1 =合計=   0   6   4 ■マニューバ■ [部位]     マニューバ名 : タイミング : コスト : 射程: 効果 [ポジション]  地獄の住民   : オート   : なし  : 自身: 地獄に居る時、攻撃判定に+1 [メインクラス] 数多の手管   : オート   : なし  : 自身: うで、あし、の使用コストー1(最低0) [メインクラス] 時計仕掛け   : オート   : なし  : 自身: 改造3レべパーツを一つ追加獲得 [サブクラス]  歪極      : オート   : なし  : 自身: 変異3レべパーツを一つ追加獲得 []              : オート   :    :   : [頭]      のうみそ    : オート   :    :   : 2 [頭]      めだま     : オート   :    :   : 1 [頭]      あご      : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [頭]      エンバーミング : ジャッジ  : 2   : 0  : 妨害2。1ターンに何度でも使用可 [頭]      ボルトヘッド  : オート   : なし  : 自身: 支援2 [頭]      よぶんなめ   : ジャッジ  : 1   : 0~1: 支援2 [頭]      ほとけかずら  : ジャッジ  : 0   : 0  : 支援1か妨害1 [頭]      壊れた時計   : オート   :    :   : ずっと変わらずそばにいてくれたもの、怖い夜を過ごしてくれたもの、この音がしてると平穏を感じられる。 []              : オート   :    :   : 本人は音が聞こえるので、壊れてないと勘違いしております。 [腕]      こぶし     : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [腕]      うで      : ジャッジ  : 1-1  : 0  : 支援1 [腕]      かた      : アクション : 4   : 自身: 移動1 [腕]      やぶれひまく  : ダメージ  : 0   : 自身: 防御2 [腕]      しびとだけ   : ジャッジ  : 0   : 0  : 妨害2 [腕]      アーマースキン : ダメージ  : 0   : 自身: 防御1 []              : オート   :    :   : [胴]      せぼね     : アクション : 1   : 自身: 次カウントで使うマニューバ1つのコスト-1 [胴]      はらわた    : オート   :    :   : [胴]      はらわた    : オート   :    :   : [胴]      だるま     : オート   : なし  : 自身: 任意の箇所を複数選び、ダメージを振り分けてもよい。 [胴]      ゾンビボム   : ダメージ  : 0   : 0  : このパーツが損傷した時使用可。判定値8(ジャッジタイミング有り)「砲撃攻撃2+爆発+全体攻撃」 [胴]      あるびの    : オート   : 1   : 0~1: 支援1 [胴]      サイボーグ   : ダメージ  : なし  : 自身: 防御2 [胴]      しんぞう    : オート   : なし  : なし: 最大行動値+1 []              : オート   :    :   : [脚]      ほね      : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      ほね      : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      あし      : ジャッジ  : 1-1  : 0  : 妨害1 ■その他■ 寵愛点:84点 成長履歴: No. 獲得寵愛点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 0     19点( 13 /  6)     10点を消費して、変異+1 1     17点( 13 /  4)     10点と10点を消費して変異+2 2     22点( 18 /  4)     10*2点を消費して変異+1改造+1。2点を消費して「ルナ」への未練を「嫌悪」に変更 3     26点( 24 /  2)     6点消費して強化パーツ1個回復 メモ: 人形として生きるよう言い続けてきた。そうなればいいことになる。 人間なのか人形なのかどっちを望まれてこの世界にいるのだろう。わたしは人形になりたかったらしい。ネクロマンサーはそういっていた。だったら恩人にあたるのだろうか。自分を産んだひとも作ったひともいなくなった。この崩壊した世界で目的もなくさまよう意味って?生きるって?目的が不明なら…………わたしは…… どうしてかこの無様な人形を慕ってくれるひとたちがいる。期待に応えるほどの力はない。でも人形としてこの体に残された「心臓」を使おう。 アーリィです。享年14歳の少女で、めっちゃかしこかったそうですよ!生前は別にだるまではなかったけど今以上に親からの体罰や飛び級した大学でのいじめなどでかなりのけががありました。研究成果を他人に奪われたりもしたそうで、その結果、成果の利用方法に口出しできなくなって責任だけ押し付けられてこの後大変なことになるのですが…そういったもろもろが原因で精神はもっと衰弱していました。生前はあまりしゃべらず返事も他人が好むものしか言っていませんでしたが現在ドールとなった彼女は体は不自由ですが、他のドールと合流したことで、そして自分を必要とする彼女たちの言葉もあって、いまは生きていた時より生きています。こんな世界に抵抗は少なく、一人でいたころ、ネクロマンサーからのちょっかいに対してあがかず、つまらないドールだったので寵愛もないままでした。選択は生前からしておらず、旅の最中も仲間たちに選択を任せてきたので、自分で、選択したことがほとんどないらしいです。今後、自分で選択できるのでしょうか? アーリィには「心臓」として体の中に爆弾が仕掛けられています。(もちろんネクロマンサーの仕業です。)もともとどんな恐怖を持ちながらだるまのまま、どうやってあがくのかを見るための機能だったのに、本人はこれをしんぞうとして認めており、さらに攻撃手段としても使うような性格の無機質さも相まってとことんネクロマンサーは楽しめず、ついにほっといて別のドールを作り始めてしまい、アーリィは自分でもよくわからないままひと時の自由を手に入れました。(謳歌したとは言ってない。)さらに、自分が発狂していることにも気づきにくくちょっと危なっかしかったりします。あ!そうそう言い忘れていました。アーリィの生前の研究はナノマシン技術に関係していたそうで、かつての最終戦争に使われた猛毒に利用されたりしました。 見た目の通り手足が無いというか短い「だるま状態」になっています。それと右目が複眼になっていて、見せないため目をほとんど閉じた状態でいるそうです。(一人では普通に開けてた。)さらに左目からは植物のツルが伸びていて、これの成長を阻害するという理由もあって目を閉じていたりもしています。うごけない。その罪悪感からいつのまにかボロボロの翼が生えました。やっぱりそらはとべませんでしたが、弱い腕代わりとして活用したりもしています。だるまのからだにナノマシンが入っており、これは生前から入っていたもののようで、自身の命の危機が迫ると自動的に皮膚を硬化する役割を持っています。(あと、汚れを失くしたりもしてます。)前述のとおり、アーリィは体の中心部に、チクタク鳴る時限爆弾が仕掛けられてました。(今は、チクタク鳴るだけの爆弾になっています。)『こんな爆弾、なんで毎回直すの?』という声が聞こえてきますが、これは、本人が直しているので、だれかの悪意によるものではありません。彼女が平穏を感じるために、必要なものなのです。 アーリィの過去について…彼女は生前のときから悲惨な人生でした。母親も父親も表面上は「いい大人」でした。その裏で、まったく心に余裕が無く、彼女にかまってあげる余裕はなく、かといって虐待もない人で、ちゃんとやってはいけないことをわかってましたがやるべきことが多すぎて、その優先順位を見失ってしまいました。そんな両親を見て、「天才」であった彼女は、かまいに行くことではなく、かまわれないことを選択しました。両親にこれ以上困らせないために、彼女は両親のいいほったらかしにできる人形であることを選びました。幼年期…彼女の頭脳は他の子供より一線を画していました。しかし、そんな頭脳あっても嫉妬心を揺さぶるだけでした、さらに気遣いもできてしまうので、子供っぽくありませんでした。子供っぽくない天才は、子供には注目されませんでしたが、大人には注目されました。悪い意味で。こんな小さい子供に自分がまけている。気遣いされている。保育園の大人はそれが気にくわなかった。子供は子供らしくいればいい。「そんな目で見るな!そんなこと言うな!人形みたいなやつのくせに!」ここで初めて他人から人形だと言われました。その後彼女は、痛い思いをしたこと、先生を傷つけてしまったこと、その経験から、自分を出した人は怒られる。と考えてしまい、その後幼稚園では、自分を出すことも頭脳を見せることもなくなりました。少年期…彼女は、小学校に上がりましたが、やっぱり自分を出すことはなく、外で他人と関わることはないままでした。しかし、そんな彼女にも、友人ができました。昼休み、図書室で、本を読んでいた所、いきなり他人から話しかけられました。「ねえねえ、なに読んでるの?」彼女はもちろんびっくりしました。「えと、あ、待って、時計直してから…」そう言って少しの猶予を作り心を落ち着かせます。実際に時計は壊れていて、直すためにその本を読んでいたものでしたが、いきなり直せたり…直せてしまいました。以外とできるんだなあ…なんて感心してる暇なく、「すごーい!」どんどん近寄ってくる!とりあえず一旦距離を離すために持っていた本の説明を行いました。実は読んでいた本は、小学1年生なんかが理解できるような内容ではなかったので、見たこと無い本を読んでるからすごい人!と興味を持たれていました。そして、にげるのも彼女に迷惑をかけてしまうだろうと、拒否することができなかったのです。「また本のこと教えてくれる?」次の時間のチャイムが鳴りながら、彼女は初めての友人を作りました。それから彼女は昼休みに図書室で、難しい内容の本の内容を解説することが日々の日課になり、彼女は久しぶりに素の自分を出すことができ、楽しいことを実際に理解できるようになりました。ある日、今日解説する本を探していた時、目についたのが「ナノマシンの医療」という本でした。内容は「人の細胞より小さいナノマシンを使用することで、人に害が少ない治療や病気の予防ができるのではないか。」そういう内容で、解説をしている彼女でも、7割くらいしか理解できなかったですが、その考えがいいものであることは理解できました。そうして、解説をしていると、「それで、みんながよくなったらいいのにね。」そう言われました。多分友人はそこまで考えてなかったと思いますが、彼女は、両親も楽にさせることができるかもしれない。そう思った彼女はその考えを両親に打ち明けることにしました。両親はその考えができることに驚きながら、知能チェックを行い、彼女が天才であると、知れ渡るようになったのです。大学期…彼女の頭脳は大学でも通用するかもしれない。そう思った両親は彼女を大学に進学させようとしました。その時彼女は「それがいいことならそうする。」どこの大学がいい?「おかあさんが望む所」「おとおさんが悩まない所」両親はそれを聞いて、アーリィに自分の意思がないこと、私たちに遠慮していることを察知し、悲しみました。どうしてかまってやらなかったんだ。どうして見ていなかったんだ。嘆いていても仕方はありませんが、彼女が出してくれた自分を尊重しよう。そうして、彼女は齢10歳にして、驚異の大学入りをはたしました。大学生となって、自分のやりたい研究があり、それをなしえる頭脳がある。なんて理想的なんでしょう。しかし、彼女は今一度、人間というものを知るのです。彼女が少ない経験を豊富な頭脳で補いながら、ナノマシンの研究を進めている最中彼女を貶めようと備品を壊す輩が出てきたのです。小さくて、抵抗のないものなら価値が無いものなら人間は容赦しない。はじまりは遅くても、エスカレートするのは尋常じゃないほど早かったのです。1日目は備品の破壊。2日目は冤罪。3日目からは実際に暴行など。どんどんひどくなってきます。彼女はこの時「怖い」そう思うようになりました。そんなある日、いつもどうり邪魔が入るも、研究で成果が出るようになり、教授から褒められたりもして、久々にいい一日を過ごすことができました。1回成果が出ると、どんどん成果が出続けるようになりました。しかし、比例するように邪魔も増え、友人とも離れ、自分の目標を見失うようになっていきました。そんな彼女にも癒しができました。それが犬です。実際に飼っているわけではありませんでしたが、家の近くに来る野良犬がだんだん慣れてきて可愛く思えるようになってきた。いつしか2人目の友人になり、心を開ける存在になったのです。その後、あまり研究に情熱が無くなってきているとお邪魔ムシが研究で成果を上げたという報告を知りました。それに彼女は驚きました。その内容があまりにも自分の論文と似通っていたから。こんな似るものなのかと不思議に思っていたときその疑問は解消されました。「おまえの論文もらっといたわw」失くしていた論文。お邪魔ムシの手にいつの間にか行っていたようです。もちろん返してとか言って彼女は反抗しましたが、むなしく負けてしまいます。これからアレコレ押し付けられ、成果を横取りされていくのですが、少しは成果を返してもらってもいます。というのも「成果が無さすぎるのは不自然だから少しだけでも返して」彼女の提案によるものでした。あの日…忙しくて犬と触れ合うことの少なくなった4年後、彼女の研究「ナノマシン」それがだれかの助けになることを両親の心を救うものになってほしい、その一心で頑張って来た彼女は突然の悲報によって壊れることになります。「新型猛毒兵器!使用しているのはナノマシンか」この時行われていた今でいう「最終戦争」にて、猛威を放っている毒ガス兵器がナノマシンを使っていることを知り、彼女はすぐにその兵器を作った存在を調べました。彼女はとても知っていました。 「アーリィ」 困惑した。だって知らないものを作っていたんだから。聞いたけど分からなかった。…ああ。いつもどうりアイツラが来た。何か言っているがどうでもいい。多分コイツラの仕業だ。問い詰めても「違う!」としか言わない。また私を怒鳴って…話を続けろ。   やっと言い出した。「怖かったんだ」今更なにいってるの?「俺が出した研究成果が兵器に使われた、軽く了承してしまったがために多くの人が死んだ。俺の親戚も死んでしまった。でもこうなったのもオマエのせいだ!だからオマエの責任なんだ!」……ひどい…… なんでそう責任を持てないの?どうして考えられなかったの?なんで…なんで…なんで私は…人をころしてしまったの?いやだ。こんなのうそだ。うそだ、違う!……………………………………………………………………………………………………………………… あれ?いつの間に家に?…久しぶりにあの子に会いに行こう。家に帰ってなかったから会うの久しぶりだな…… ………なんで!!どうして!!お願い!嘘だと言って!!だれ!だれがこんなことを!!「アイツだ!悪魔が帰って来たぞ!」誰? 痛い!やめて!どうしてこんなことするの!!?「何言ってやがんだこの悪魔が!」「オマエのせいで父ちゃんは死んだんだ!」「子供だからってゆるさねえ!」痛い!ヤダ!あの子を蹴らないで!(きっと私が殺した人たちの遺族だ。私のせいでこうなったんだ。)ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!!…………………………………………………………………………………………………… 私が悪いんだ。私が殺したんだ。私があの時研究を進めなかったら。私が研究を公にしなければ。私が研究をしたいなんていわなかったら。私が。私が。 「私が、人形だったなら」 享年14歳 アーリィ まっくらだ… チクタクチクタク…どこでなってるんだろう… なんか…落ち着く… あ。まぶしい… ?…なにあれ?……いたい。 あれ?うごけない。。。? 。 。 。 ? ばくだん? …そう…… …………………… ……いたい………………………………………………………………………………………………………………………………………………… ……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………… ……………………?あ。まぶしい… …だれ?…………そうなの?…うん。わかった。 あ。待って。時計…直さなきゃ… ……? いまの…どこかで…?