タイトル:キヨラ(改) キャラクター名:キヨラ 年齢:16 性別:女 髪の色:銀 / 瞳の色:碧 / 肌の色: 身長:156 体重:42 キャラクターレベル:33 Lv メインクラス :ビショップ サポートクラス:ルイネーター (1レベル時:バード) 称号クラス: 種族:エルダナーン ■ライフパス■ 出自:/ 境遇:/ 目的:/ ■能力値■ HP:244 MP:498 フェイト:13     筋力 器用 敏捷 知力 感知 精神 幸運 種族    7   8   8  10   7  10   7 作成時   0   1   0   2   0   2   0 →合計 5点/5点 特徴    3      1   4      7   3 成長等   2   5     31   5  28  25 →合計 96点/LvUp分96点 =基本値= 12  14   9  47  12  47  35 ボーナス   4   4   3  15   4  15  11 メインクラス   0      0   2   0   3 サポートクラス  0   1   0   1   1   0   0 他修正            8      2   1 =合計=   4   5   3  26   5  20  12 ■戦闘■ [キャラシート版]      能力 装備右/左 スキル  他  合計右/左(ダイス数) 命中判定   5   0/  0        5/  5(2D) 攻撃力  --   0/  0        0/ 31(2D) 回避判定   3    0          3   (2D) 物理防御 --   40         40 魔法防御  20    5         25 行動値    8   -1          7 移動力    9    0      15  24m ■戦闘■ [全項目版]    物理 魔法     命中 攻撃 回避 防御 防御 行動 移動 射程 種別  Lv  冊子 右手    0      0   0   0   0   0 至近 短剣   1 左手      31   0   0   0  -1   0 至近 打撃   1 腕 頭部          0  34   1   0   0    防具   8 胴部             4   1          防具   6 補助          0   2   3   0   0    補助防具   8 装身                          装身具   7 =小計=右  0   0   0  40   5  -1   0    左  0  31 能力値   5 --   3 --  20   8   9 スキル その他                        名馬 =合計=右  5   0   3  40  25   7  24    左  5  31 ダイス  2D  2D  2D ■装備■    価格  重量 名称 [クラス制限]   備考 右手 220  1   ナイフ [] 左手     4   召喚具:カドケウス [] MPを5点使用。装備者が使用する魔法攻撃,HP回復,MP回復,ダメージ増加,ダメージ軽減を行う分類:魔術の効果+[精神]する。 腕         [] =合計=220 5 /  重量上限12 頭部     2  ■■■■■■少女の■《“アトーンメントコーリング・■■■■”》 [] S1 効果をダイスで求める「魔術」のダメージ増加とダメージ軽減に(CL/5+2) 暗視のクリスタル付与(暗闇によるペナルティを受けない) 胴部 118000 3  S3白のローブ []                          S3 精神+1、精神のクリスタル付与(装備者の精神+1)、知力のクリスタル付与(装備者の知力+1)、妖精女王のクリスタル 補助 7300  1  軍略家の指輪 []                          イニシアチブプロセス。使用したブランダームーブの使用回数を1増やす。シナリオ1回使用可能。 装身 855400 5  ハクタクの角 []                          知力判定に+2D、受ける魔法ダメージに-30。戦闘不能になった際に難易度20の幸運判定を行い、失敗するとNPCになる。 =合計=980700 11 /重量上限12 ■所持品■ 名称           価格 重量  備考 シースベルト          1000  種別:短剣の武器を4つまで重量0として携帯可能 ナイフ             0   S1使い捨てナイフ (シースベルト2/4) 採取用ナイフ(右)     1   1020  重量1 S1 採取のクリスタル付与(装備者が行うドロップ品決定ロールに+2する) 採取用ナイフ(左)     1   1020  重量1 S1 採取のクリスタル付与(装備者が行うドロップ品決定ロールに+2する) 採取用ハット       1   1100  重量1 S1 採取のクリスタル付与(装備者が行うドロップ品決定ロールに+2する) 採取用ローブ       2   1060  重量2 S1 採取のクリスタル付与(装備者が行うドロップ品決定ロールに+2する) ウェポンケース      0   200  武器1つを重量0として携帯可能(S1ナイフ知力のクリスタル付与) トパーズソウル      0      装備時に看破、バッドステータス無効、戦いの序曲、得意分野;知力が使用可能 ダイヤモンドソウル    0      ライムちゃんが持たなくてもいいのかもしれない 契約妖精:ピクシー    0      知力判定の達成値に+1  名前はキリエ 小道具入れ        0   20   重量:1のアイテムを5つまで重量:0として携帯可能 釣り竿          0   50   フィッシングの効果+1D (小道具入れ1/5) 秘策の手紙        0   2500  チェックメイトの効果に+2 (小道具入れ2/5) ドレスブック       0   1000  マイナーアクション 戦闘時以外は効果で修道服,農作業服に着替えている (小道具入れ3/5) 祝福の花         0   2500  HPを回復する分類:魔術の効果に+1D アコライト専用 (小道具入れ4/5) 真紅の杯         0   17800 プリースト専用:HP回復,ダメージ軽減の魔術の効果に+2 (小道具入れ5/5) ランチボックス      0   50   食料,料理を5つまで重量0にする 至高の料理        0      (ランチボックス)2/5 ポーションホルダー    0   150  ポーションを5つ重量:0として携帯可能 GMPP           0   10000 *1 MP+20D (ポーションホルダー1/5) HMPP           0   1200  *4 MP+4D (ポーションホルダー5/5) 万能薬          3   900  *3 マイナー,メジャーアクション。使用者が受けているすべてのバッドステータスを回復する。 銀の香炉         1   6000  イニシアチブプロセス。100Gを消費し、そのシーンに登場している、効果強度を持つバッドステータスを受けているすべてのキャラを対象とする。効果強度に+1する。バッドステータスを回復するまで持続する。 キャップライト      0   30   所持者が装備部位:頭部,全身の装備をしているときに有効。フリーアクション。使用者が存在するエリアのメイドに+1(最大3)する。フリーアクションで解除宣言するかシナリオ終了まで持続する。 生命の苗木        5      クリンナッププロセス。エンゲージ内のキャラクターのMP+5 幸運のストラップ     0   10000 種別:収納のアイテムを所持しているときに有効。幸運判定の達成値に+1 プロフェットストラップ  1   25000 種別:打撃の武器を装備しているとき、魔術判定の達成値に+1 プロフェッサー専用 勇気のホイッスル     2   3500  メジャーアクション。使用者はジョイフルジョイフルを使用する。 壊れた天使の人形     0   3200  対象がダイスロール増加の為にフェイトを使用する直前に使用。使用者はカノンを使用する。 知力の護石        1      フリーアクション、シーン終了時まで知力判定の達成値に+2,+3*2 転移の呪符        1   1000  シーン1。ムーブアクション。使用者を10m転送する(エンゲージの影響を受けない)。消耗品 耐毒符          2   2000  *2 受けた毒を自動回復、シーン1 知力のクリスタル     0   2000  *6 アイテム装備者の知力+1 四方使徒のクリスタル   0      装備者が使用するHP,MP回復を行うスキル,アイテム,パワーの効果に+5する。 潜水のクリスタル        500 ウララ(マウントフォーム)    2000  重量:15まで所持できる。移動力+15。名馬の相当品扱い 転移の呪符               *3 (名馬3/15) 飛翔符                 *1 重量1 (名馬4/15) S1ナイフ                *4 重量1 (名馬12/15) 強心丹                 *1 重量3 (名馬15/15) 炊き出し設備              投資10000 教育環境                投資2500 畑                   投資5000 (野菜 1D6) 牧場                  投資2000  (ハイなポーション 1D6) 果樹園                 投資2000 (果物 1D6) 蒸留所                 投資5000 (グレートな グリーンカレー         50   最大MP+3 シナリオまで持続。 計算済み ビーストカレー         50   最大HP+3 シナリオまで持続。 計算済み ボグシーチ料理         1000  CL+1 シナリオまで持続。 計算済み 異次元バッグ       0   2000  携帯可能重量+10 ベルトポーチ       0   15   携帯可能重量+2 ドロップポーチ      0   500  ドロップ品+5持てる 幸運           1      *1+3 知力           1      *1+3 馬車                  借金返済して帰ってきた 閃光玉                 *1倉庫 フェイトストーン     0      *1倉庫 フリーアクション、フェイト1回復 希望のトパーズ             ビショップ専用:パッシブ,幸運判定+1D / 知力判定を振り直す,シーン1回 =所持品合計=   100415 G (重量 23/上限24) =装備合計=    980920 G = 価格総計 =  1081335 G 所持金   68996G 預金・借金    G ■特殊な判定■     能力値  スキル  他  合計 (ダイス数) 罠探知    5         5 (2D) 罠解除    5         5 (2D) 危険感知   5         5 (2D) 敵識別   26        26 (7D) 物品鑑定  26        26 (4D) 魔術    26      1  27 (4D) 呪歌    20        20 (2D) 錬金術    5         5 (2D) ■スキル■ 《スキル名》        SL/タイミング         /判定  /対象  /射程  /コスト/制限          /効果など 《フォティテュード》   ★ /パッシヴ          /-    /-    /-    /-   /-           /作成時に精神基本値+3 《プロテクション》    5 /DR直後           /自動成功/単体  /20m   /1   /1/MP          /対象が受ける予定のダメージに-[SLd] -(74+5D)(カドケウス込) 《ワイドプロテクション》 1 /プロテクション       /自動成功/自身  /-    /4   /-           /プロテクションと同時に使用する。そのプロテクションを対象:範囲(選択に変更する)。 《チェックメイト》    1 /ダメージロールの直前    /自動成功/単体  /20m   /2   /ラウンド1       /対象にダメージ増加+(SL)D +(45+1D)(カドケウス込み) 《ビジテイション》    2 /DR直前           /自動成功/単体  /20m   /4   /-           /対象が行う攻撃の直前に使用。ダメージに+(SL*5)する。「分類:妖魔、魔獣、魔族」の時に有効。(+20) 《シーリィ》       4 /効果参照          /自動成功/単体  /20m   /4   /-           /対象が攻撃の命中判定でクリティカルした時に使用。ダメージに+[SL*10]+10する(+50) 《アフェクション》    1 /DR直後           /自動成功/単体  /20m  /-   /アコライト,シナリオ1 /対粛清防御 《慈愛の御手》      1 /DR直後           /自動成功/単体  /視界  /-   /シナリオ1       /対粛清防御 《ヒール》        1 /メジャー          /魔術  /単体  /20m  /2   /-           /3D+CL*3回復 130+4D(カドケウス込) 《クイックヒール》    1 /イニシアチブ        /自動成功/自身  /-    /5   /シーン1        /イニシアチブにヒール使用 《ヒールオール》     1 /ヒール           /自動成功/自身  /-    /-   /シナリオSL回      /ヒールを対象:場面(選択),射程:視界に変更する。 《奇跡の雫》       1 /イニシアチブ        /魔術判定/単体  /30m   /-   /-           /フェイト3点使用。HP回復(5D+CL*10) (6D+347) 《トリートフォース》   1 /効果参照          /自動成功/単体  /20m  /5   /ラウンド1       /対象が受けたバッドステータスをすべて回復 《チェンジコール》    1 /イニシアチブ        /自動成功/自身  /-    /6   /召喚具装備、シーン1回 /装備している召喚具をすべて失い、選択した種別:召喚具を1つ装備する。カドケウスの行動修正-1で行動値が8に変更。 《インペレイティブ》   1 /セットアップ        /自動成功/自身  /-    /12  /セットアッププロセス1回/タイミング:セットアッププロセスのスキルをふたつ使用できる。同じスキルは連続して使用できない。 《エンサイクロペディア》 1 /セットアップ        /自動成功/自身  /-    /-   /-           /エネミー識別を行う。 《ウィークポイント》   2 /セットアップ        /知力  /SL体  /20m   /8   /-           /エネミー識別に成功したエネミーに有効。対象が行うリアクションに-1D。ラウンド終了まで 《トリビアリスト》    1 /判定の直前         /自動成功/自身  /-    /6   /シーン1        /判定の直前に使用。判定を知力判定で代用 《ファイトソング》    1 /セットアップ        /自動成功/単体  /20m  /-   /シナリオ1       /そうだ嬉しいんだ、生きる喜び。たとえ胸の傷がいたんでも……。 《パトロナイズ》     1 /判定の直後         /魔術  /単体  /20m  /8   /シーン1        /対象が行う攻撃の命中判定の直後に使用。その達成値を難易度として魔術判定を行い、成功した場合は攻撃を無効にする 《パリペイティア》    1 /判定の直後         /自動成功/単体  /20m   /-   /シーン3回       /フェイト1点消費、対象が行う判定の直後に使用。対象はその判定を振りなおす。その際、ダイス数は変更されない。スキル、アイテムによる効果を発揮せず、持続もせずに即座に終了となる効果を受けない。「壊れろ運命!」 《ブランダームーブ》   2 /判定の直前         /自動成功/単体  /20m   /8   /シーン1        /対象が行う命中判定の直前に使用。その判定に-(SL)D 《クリエイトフーズ》   1 /セットアップ        /自動成功/自身  /-    /5   /-           /レベルと同じ数の食料を消費して料理アイテム1個取得 《ホーリーウェポン》   1 /メジャー          /魔術  /単体  /20m   /2   /-           /武器攻撃ダメージに+[SL*3] (+32) 《グレイスフォース》   1 /判定の直前         /自動成功/自身  /-    /10  /シーンSL        /魔術判定使用の直前にHP回復、MP回復、ダメージ増加、ダメージ軽減を行う分類:魔術の効果に+精神 《ジョイフルジョイフル》 1 /メジャー          /呪歌  /単体  /20m   /7   /シーンSL        /行動済を未行動に。 《ソウルフード》     1 /メジャー          /自動成功/単体  /至近  /-   /シナリオ1       /使用済みのシナリオn回のスキルの使用制限+1 《レイズ》        1 /メジャー          /魔術  /単体  /20m  /8   /-           /対象の戦闘不能を回復し、HPを2D点にする。 《コントラクト》     1 /メジャー          /自動成功/自身  /-    /6   /-           /契約妖精:ピクシーを取得する 《天上の鐘》       1 /メジャー          /自動成功/単体  /視界  /-   /シナリオ1       /使用したパワーの使用回数を1増やす。 《ピクシーヒール》    1 /レガシー          /自動成功/単体  /20m   /4   /-           /ピクシーを携帯しているときに使用可能。HPを2D+CL*3回復する。 《フラワーフレグランス》 1 /ピクシーヒール       /自動成功/自身  /-    /6   /契約妖精所持      /ピクシーヒールと同時に使用する。対象:範囲(選択)に変更する。 《ソウルコンバート》   1 /効果参照          /自動成功/自身  /-    /-   /-           /効果にフェイトをn点消費とあるスキルと同時に使用する。フェイト1点につきMP10点を消費することによってフェイトの代わりにできる。 《ディスタントマジック》 1 /効果参照          /自動成功/自身  /-    /4   /-           /射程:至近以外の魔術と同時に使用する。分類:魔術の射程に+10mする。 《小さな奇跡》      1 /効果参照          /自動成功/単体  /視界  /-   /シーン1        /メジャーアクションで行う判定を行った後で使用。判定で振ったダイスのうち、1個の目を6にする。このパワーは自信を対象に選択できない。 《尊き覚醒》       1 /効果参照          /自動成功/単体  /視界  /-   /シナリオ1       /対象が戦闘不能になった直後に使用する。対象が戦闘不能を回復しHPを30点にする。未行動なら行動済にならない! 《》           ★ /              /    /    /    /   /            / 《異才:パラディン》   3 /パッシブ          /-    /自身  /-    /-   /-           /ワイドプロテクション、インペレイティブ、グレイスフォースを取得する。 《プリペアード》     1 /パッシブ          /-    /自身  /-    /-   /-           /パリペイティアをシーン2回に変更する。 《ハイプロテクション》  5 /パッシブ          /-    /自身  /-    /-   /-           /プロテクションの効果に+5+SL*3 《バリア》        1 /パッシブ          /-    /自身  /-    /-   /-           /メインプロセス複数の攻撃にプロテクションうてる 《シールドブースト》   3 /パッシブ          /-    /自身  /-    /-   /-           /効果をダイスで求めるダメージ軽減を行う分類:魔術の効果に+[SL*3] 《リクルート》      1 /パッシブ          /-    /自身  /-    /-   /-           /分類:魔術のスキルのコストを-2する 《エフィシエント》    5 /パッシブ          /-    /自身  /-    /-   /-           /分類:魔術の効果に+SL*2 《コンコーダンス》    1 /パッシブ          /-    /自身  /-    /-   /-           /対象:場面,視界に 《マナスタッフ》     3 /パッシブ          /-    /自身  /-    /-   /打撃装備、両装備    /効果をダイスで求める分類:魔術の効果に有効。HP回復、ダメージ増加、ダメージ軽減の効果に+SL*2 《ハイウィズダム》    3 /パッシブ          /-    /自身  /-    /-   /-           /知力判定+SL*2 《ナチュラルヒストリー》 1 /パッシブ          /-    /自身  /-    /-   /-           /エネミー識別+2D 《アンリミテッドアームズ》1 /パッシブ          /-    /自身  /-    /-   /-           /装備している武器に種別:召喚具を追加する 《運命の予言》      1 /パッシブ          /-    /自身  /-    /-   /-           /パリペイティアをシーン3回に変更する。パリペイティアはスキルとアイテムに効果受無くなる。 《聖なる契約》      1 /パッシブ          /-    /自身  /-    /-   /-           /アコライト、パラディン、プリーストのスキルのダメージ増加に+10 《》           ★ /              /    /    /    /   /            / 《軍略家の指輪》     1 /イニシアチブ        /-    /効果参照/-    /-   /シナリオ1       /使用したブランダームーブの使用回数を1増やす。シナリオ1回使用可能。 《銀の香炉》       1 /イニシアチブ        /-    /効果参照/効果参照/100G /シーン1        /100Gを消費し、そのシーンに登場している、効果強度を持つバッドステータスを受けているすべてのキャラを対象とする。効果強度に+1する。バッドステータスを回復するまで持続する。 《転移の呪符》      1 /ムーブ           /-    /自身  /-    /-   /シーン1        /使用者を10m転送する(エンゲージの影響を受けない)。消耗品 《飛翔符》        1 /マイナー          /-    /自身  /-    /-   /-           /使用者は飛行状態となる。シーン終了まで持続する。 《強心丹》        1 /マイナー,メジャーアクション/-    /自身  /-    /-   /-           /使用者が行う精神判定に+1Dする。シーン終了まで持続 《壊れた天使の人形》   1 /効果参照          /-    /-    /-    /-   /-           /対象がダイスロール増加の為にフェイトを使用する直前に使用。使用者はカノンを使用する。 《》           ★ /              /    /    /    /   /            / 《》           1 /              /    /    /    /   /            /プロテ 10(エフィ5)+20(ハイプロテ5)+6(マスタッフ3)+9(シールドブースト3)+8(伝承武具31/5+2)+19(カドケウス精神+19)+2(真紅の杯2)+10(妖精女王のクリスタル) 《》           1 /              /    /    /    /   /            /チェックメイト 10(エフィ5)+6(マナスタッフ3)+3(アタックブースト1)+8(伝承武具31/5+2)+19(カドケウス精神+19)+2(秘策の手紙)+10(妖精女王のクリスタル) 《》           1 /              /    /    /    /   /            /ヒール 3D+1D(祝福の花)+31*3+10(エフィ5)+6(マナスタッフ3)+19(カドケウス精神+19)+2(真紅の杯)+10(妖精女王のクリスタル) 《》           1 /              /    /    /    /   /            /奇跡の雫 5D+1D(祝福の花)+(31*10)+10(エフィ5)+6(マナスタッフ3)+19(カドケウス精神+19)+2(真紅の杯)+10(妖精女王のクリスタル) 《》           1 /              /    /    /    /   /            /ホーリーウェポン +3+10(聖なる契約)+19(グレイスフォース19) 《》           1 /              /    /    /    /   /            / 《アタックブースト(休止)》1 /              /    /    /    /   /            /効果をダイスで求めるダメージ増加を行う分類:魔術の効果に+[SL*3] 《一般スキル》      SL/タイミング /判定  /対象/射程/コスト/制限          /効果など 《アナライズエリア》  1 /メジャー  /魔術  /自身/-  /6   /            /警戒行動を行うこと可能となり、その判定を知力判定する。その効果はシーン終了まで持続する。 《ホーリーオーダーⅠ》  1 /効果参照  /自動成功/自身/-  /-   /アコライト       /フェイト1点使用。ホーリーウェポンを「対象:範囲(選択)」にする。 《ホーリーオーダーⅡ》  1 /戦闘前   /自動成功/自身/-  /-   /アコライト       /フェイト1点使用。戦闘前にホーリーウェポンを使用する。 《フィッシング》    1 /シーン終了時/自動成功/自身/-  /-   /シナリオ1       /シーン終了時MP 2D+CL*2 《サンクチュアリ》   1 /ムーブ   /自動成功/自身/-  /12  /プリースト、シナリオ1回/対象:単体のアコライト系の分類:魔術を対象:十字(選択)、射程:0Sqに変更する。 《モンスターロア》   1 /パッシブ  /-    /自身/-  /-   /            /エネミー識別+1D 《アニマルエンパシー》 1 /パッシブ  /-    /自身/-  /-   /            /分類:動物、魔獣のエネミーと意思疎通ができる(GM判断) 《フェイス:エリカ》  1 /パッシブ  /-    /自身/-  /-   /            /知力判定の達成値に+1 《トレーニング:精神》 1 /パッシブ  /-    /自身/-  /-   /            /精神の能力基本値+3 《トレーニング:知力》 1 /パッシブ  /-    /自身/-  /-   /            /知力の能力基本値+3 《トレーニング:幸運》 1 /ヒール   /自動成功/自身/-  /-   /アコライト       /幸運の能力基本値+3 《トレーニング:筋力》 1 /パッシブ  /-    /自身/-  /-   /            /筋力の能力基本値+3 《ホーム:メルトランド》1 /パッシブ  /-    /自身/-  /-   /            /敏捷基本値、知力基本値、精神基本値に+1する。 《伝説のポメロクイーン》1 /パッシブ  /-    /-  /-  /-   /            /MP CL*5 ポメロの名前はウララ 《インテンション》   1 /パッシブ  /-    /自身/-  /-   /            /最大MPに+CLする。 《スティグマ》     1 /効果参照  /自動成功/自身/-  /-   /シナリオ1回      /判定を行ったあとで使用する。フェイトを1点消費して判定+1D 《ホーディング》    1 /セットアップ/自動成功/自身/-  /-   /シナリオ1回      /フェイトを1点消費。CL*100G以下のアイテムを1個購入できる。 《クリエイトダークネス》1 /セットアップ/自動成功/自身/-  /-   /            /自身のエンゲージにブラックアウトを設置する。「闇より出でて闇より黒く、その穢れを禊ぎ祓え」 《フックダウン》    1 /クリンナップ/自動成功/自身/-  /3   /シーン1        /「種別:ポーション」のアイテムを1個使用する。 《》          1 /      /    /  /  /   /            / 《看破》        1 /      /    /  /  /   /            /隠密状態の人を対象に取れる 《バットステータス無効》1 /      /    /  /  /   /            /強度*5+10のHPロスで無効 《戦いの序曲》     1 /      /    /  /  /   /            /セットアップ2つ使用 《得意分野知力》    1 /      /    /  /  /   /            /知力判定+1D 《レガシーサイン》   1 /      /    /  /  /   /            /レガシーになれる ■コネクション■ 名前       / 関係 ウィンザー公爵  / 恩 パトロン フレズベルグ辺境伯/ 詳しいおじさん 赤犬のマテュー  / 神友 神父       / 育ての親 迷宮商人ピート  / 金 アロンダイトさん / 失礼          / ■その他■ 使用成長点:5445点 (レベル:5280点、一般スキル:115点、ゲッシュ:50点) レベルアップ記録:サポートクラス / 上昇した能力基本値 / 取得スキル Lv1→2:セージ / 器用、知力、精神 / プロテクション(3/5)、トリビアリスト、 Lv2→3: / 器用、知力、精神 / エフィシエント(1/5)、ウィークポイント(1/3)、エンサイクロペディア Lv3→4: / 知力、感知、精神 / エフィシエント(2/5)、ウィークポイント(2/3)、ハイウィズダム(1/3) Lv4→5: / 知力、感知、幸運 / エフィシエント(3/5)、コンコーダンス、ハイウィズダム(2/3)ハイウィズダム(2/3) Lv5→6: / 器用、知力、感知 / エフィシエント(4/5)、プロテクション(4/5)、ハイウィズダム(3/3) Lv6→7:チューシ / 器用、感知、幸運 / エフィシエント(5/5)、クリエイトフーズ、 Lv7→8:コントラクター / 器用、知力、感知 / ソウルフード、コントラクト、 Lv8→9:サロゲート / 知力、精神、幸運 / ピクシーヒール、フラワーフレグランス、 Lv9→10:プリースト / 知力、精神、幸運 / ハイプロテクション(1/5)、プロテクション(5/5)、 Lv10→11: / 知力、精神、幸運 / アンリミテッドアームズ、トリートフォース、ナチュラルヒストリー Lv11→12:プリ―チャー / 知力、精神、幸運 / ディスタントマジック、チェンジコール、 Lv12→13:フォーキャスター / 知力、精神、幸運 / ハイプロテクション(2/5)、ソウルコンバート、 Lv13→14: / 知力、精神、幸運 / ハイプロテクション(3/5)、チェックメイト(1/5)、パトロナイズ Lv14→15: / 知力、精神、幸運 / ハイプロテクション(4/5)、ブランダームーブ(1/3)、アフェクション Lv15→16:プロフェッサー / 知力、精神、幸運 / ハイプロテクション(5/5)、マナスタッフ(1/3)、 Lv16→17: / 知力、精神、幸運 / シーリィ(1/3)、マナスタッフ(2/3)、バリア Lv17→18: / 筋力、知力、精神 / シーリィ(2/3)、マナスタッフ(3/3)、レイズ Lv18→19: / 筋力、知力、精神 / シーリィ(3/3)、シールドブースト(1/3)、パリペイティア Lv19→20:ビショップ / 知力、精神、幸運 / 異才:パラディン(ワイドプロテクション)、、 Lv20→21: / 知力、精神、幸運 / 異才:パラディン(インペレイティブ)、プリペアード、 Lv21→22: / 知力、精神、幸運 / 小さな奇跡、クイックヒール、 Lv22→23: / 知力、精神、幸運 / 尊き覚醒、シールドブースト(2/3)、 Lv23→24: / 知力、精神、幸運 / 慈愛の御手、シールドブースト(3/3)、 Lv24→25: / 知力、精神、幸運 / 運命の予言、ブランダームーブ(2/3)、 Lv25→26: / 知力、精神、幸運 / 天上の鐘、フェイト3点、 Lv26→27: / 知力、精神、幸運 / 聖なる契約、ホーリーウェポン(1/5)、 Lv27→28: / 知力、精神、幸運 / 異才:パラディン(グレイスフォース)、ヒールオール(1/3)、 Lv28→29: / 知力、精神、幸運 / 奇跡の雫、ビジテイション(1/5)、 Lv29→30: / 知力、精神、幸運 / リクルート、ビジテイション(2/5)、フェイト4点 Lv30→31:ルイネーター / 知力、精神、幸運 / ビジテイション(3/5)、エングレイブド(1/5)、 Lv31→32: / 知力、精神、幸運 / ビジテイション(4/5)、エングレイブド(2/5)、バッドフォーチュン Lv32→33: / 知力、精神、幸運 / ビジテイション(5/5)、ラース、エングレイブド(3/5) メモ: 1. 子供の頃の記憶は、断片的にしか思い出すことはできない。 錆びた鉄格子。甲高い苦しそうな声。美味しくない食べ物。私の手を引いて走る同じ髪色の男の子。どこからか持ってくる冷たい食べ物。路地裏で一緒にくるまった薄い毛布。動かなくなった男の子。群がるネズミ。面倒くさそうに片付ける大人たち。 あの時の私には言葉も思考も記憶さえもなく、ただ本能で生きていました。 何もしなくても殴られて、何かを媚びても殴られて、何かを盗んでも殴られた。 それでも息絶えることがなかったのは、偶然としか言えなかったでしょう。 寒空に晒されて、雨に打たれて、何も食べることが出来なければ誰でも死の運命は逃れられない。 通り過ぎる人は誰も目を合わせず、寂れた街でそれぞれの日常を必死に生きる。 だから、異質なのは私の前で立ち止まった男の方なのだ。 「……な…どもだ。……………きは………る」 言葉は届かず、私は黒い外套の男を見上げながら、静かに目を瞑りました。 次に目が覚めたとき、私は見たこともないくらい白く暖かい布に包まれていました。 「目覚めたか。喜びたまえ少女。君は一つ運命を乗り越えた」 椅子に座って本を読んでいたその男は、意地の悪い笑いを携えながら言った。 その頃の私には難しかったことを、男は気にすることなく畳み掛けました。 私は神の導きによって保護されたこと。しかし生きるためには金銭が必要となること。体調の回復次第働く必要が出てくること。 私は協会で労働を対価に、寝床と食料を得ました。 男は夜の空いた時間で、文字を教えました。意味を伝えました。知識を植え付けました。技術を叩き込みました。神の教えと、世界の現実を突きつけました。 気まぐれに名前もつけました。 清らかであるように『キヨラ』と。 今にして思えば、私が如何に汚れて、穢れて生きてきたかを知っていたからこその皮肉だったのでしょう。 そうして時は流れ、あの頃よりは身体も大きくなり、私は智慧をつけました。 夢を抱くことすらできるようになったのです。 この男を支え、私のような多くの弱い人に、せめて暖かな食事と布団を。 そんな折、男は突然言い放ちます。 「つまらんな。私は機会を与えられ、それでもその幸運を掴めない憐れな女を見たかったのだが。君は立派に成長した。最低限、人間として生きていける地点にまで達した。そんな人間を置いておく余裕はない。出ていきたまえ」 あれはきっと嘘偽りのない男の本音で、決して聖人などではなく、ただの悪趣味から私を拾ったのでしょう。 でも、私は救われました。 あの男はこれから、多くの人を不幸にする悪なのかもしれないけれど、私にとっては生きる全てを教えてくれた恩人でした。 だから私は目指すのです。 平等なんてない理不尽な世界で、スタート地点にすら立てない弱い人たちに。せめて温もりだけでも提供できる、そんな教会を。 私の手の届く範囲に救いを与えられる、そんな生き方を。 2. その姿を見たとき、私は過去の自分を幻視しました。 ギルドメンバーとの冒険のないある日、私は開拓村周辺の調査に出かけていました。 用心棒を一人雇った、比較的危険の伴わない地域の生態調査です。 その日は特に危険な生物と出会うことはなく、順調そのものであったと言えます。 日が傾き、夕刻が近づくにつれ雨の降りだした頃。 それは、私の目の前に現れました。いえ、見つけたというのが正しいでしょうか。 立派な果樹の根元に、液体状の、小さな生き物を。 傷つき、汚れ、疲れ果て、もう後は息絶えるだけの生き物を。 「なんだい、その珍妙な生物は?」 用心棒は珍妙なものを見たというように声を上げます。 「ポメロですよ、私も文献で見かけただけなので詳しくは知りませんが」 「へえ、流石物知りな嬢ちゃんでござるな」 感心したように用心棒は首を縦に振る。 私は、手持ちのバッグから果実を取り出します。 ポメロは最初はおびえたように、しかし飢えに抗えなかったのかおずおずと果実を口にします。 脅かさないように、ゆっくりと体を持ち上げ、私はポメロにヒールをかける。 「おいおい、そいつを助けるのかい? 拙僧、それはお人よし過ぎると思いますぞ」 現金主義の用心棒は、呆れたように言います。 「いいんです。これは、私のエゴですから」 その弱い姿を、私は他人事とは思えなかった。 世界で生きるには力が足りず、ただ虐げられて後は呼吸を止めるだけの存在。 それを無視できるほど、私の心はまだ強くない。 だから、自分勝手な理由で私はこの子を救います。 「あなた、私についてきますか?」 私は他生物とコミュニケーションを取る方法をまだ得ていませんが、問いかけます。 ポメロは私を見つめ、安心したかのように眠りにつく。 そうして天涯孤独だった私は、家族を迎えました。 どうか私のような人生ではなく、明るく穏やかな生涯を送れますように。 麗らかな生活を送れるように、『ウララ』と、そんな名前をこの子に贈りました。 この出会いが開拓村を巻き込んだひと騒動を引き起こすのですが、それはまた別のお話。 3. 大きな騒動となったオークションでの事件の後、宴会も終わり宿に戻った時のことです。 最低限の水浴びだけ済まし、私はウララと一緒にベッドに倒れ込みます。 窓から差し込む青い光は、今夜が満月であることを告げている。 今回の依頼は、ギルドを結成してからひときわ大きなものとなりました。 未だ目的のわからぬ妖魔たち。正体不明の新たな影。 少しずつ、でも着実に大きな運命に巻き込まれている。 そう考えてしまうのは誇張した妄想でしょうか。 答えはまだわかりません。わかるのはひとつだけ。 「もっと、強くならなくちゃ……」 宴会では勝利を喜び合いましたが、私自身は、そんな気持ちにはなれません。 ライムさんが倒れました。レライエの一撃がもう少し大きければ、戦線は崩壊していました。 敗北は、決して遠くはなかったのです。 何かを打ち倒す力を持たない私は、守ることしかできないのに。 こんな私にできた仲間を守ることしかできないのに。 いつからギルドとして結成したのかは定かではありません。 森に巣食う妖魔討伐のため、数合わせでパーティを組んだ時か、そのあとの打ち上げだったか。 ギルド名も決めず、頭が良さそうだからと(3人ほど知能が無かっただけですが)ギルドのリーダーを押し付けられた、結束力もなにもない一集団。 出身以外よくわからないライムさん。 長生きで郷を滅ぼした存在をなんとなく探している半田さん。 よくわからないけど学校に通うためにお金を稼ぐ二重人格の遊戯さん。 本当によくわからないクーリーさん。 そんなよくわからないパーティですが、私にとっては初めて、仲間と呼べる存在ができたのです。 互いに背中を任せられる存在が、できたのです。 それが、私の力の足りなさで全滅しかけた。 もっと、もっと私に……。 『力が欲しいか?』 その音は、部屋のどこから響いてきたのでしょう。いいえ、違います。空気の振動であれば、ウララも反応を示したはず。けれど両手で抱き上げたウララは私の狼狽に不安がっているだけ。 何より、脳内に直接語りかけてくるこの感じは、神殿で洗礼を受けたあの時と酷似している。 「……こんな遅くに、一体どなたかしら?」 『確信はなくとも、薄々は気づいているのでしょう?』 その声は優しく、冷たく、全てを見透かすかのように響く。まさしく、神のような偉大さを携えて。 「……人を救わない神さまが、なんの用ですか?」 『私は嫌いではありませんが、相手はしっかりと選びなさい? 場合によっては、救いどころか裁きを与えられてしまいますよ』 少し呆れたように神さまは言います。 人を救わない、私を救わなかった神さま。 私が心から祈り、信仰している、力を授けてくれる偉大な存在。 『あなたの出自を考えればわかりますが、賢くはありませんね』 全てを見透かしたような言い回しは本当に癪に触るのですが。 疑いようもないほど、それは聡明な女神様を示しているのです。 「……わかってはいます。スケールの違いなんです。神さまが全ての人を救わないんじゃなくて、それをするだけのリソースが足りないことは」 たとえ世界にどれほど強力な英雄がいたとしても、その視野と手数は限られます。英雄の知らない街で、妖魔が暗躍することなんてよくあることなのでしょう。 それが、神さまたちも同じだっていう、ただそれだけのお話なのです。 「人が人を助けられるのは、その視界に入った存在だけです。助けを呼ぶ声が聞こえた時だけです。その手が、届く時だけなんです」 神さまでもそれは変わらないのでしょう。 きっと神さまの視点からこの時代の終わりを防ぐために対策を打ち、人に力と試練を与えている。 「だからせめて、私は、私の手が届くモノを守りたい」 神さまに頼らず、自身の力で。 困ってる誰かを見落とさない視野を持ちたい。 声すら上げられない助けの声を聞き逃したくない。 伸ばされた右手を、掴みたい。 それがあの男の模倣で、偽善で、私のエゴであっても。 「私は、神さまに縋ってでも力が欲しい」 『……良いでしょう。あなたは賢くはありませんが、愚か者でもありません。だからこそ、神の力の一部を貸し与えましょう』 途端、部屋の机のペーパーナイフが青白く輝きます。月の光を受けたかのように、強力な魔力が込められている。 ウララをベッドに下ろし、立ち上がってそのナイフを手に取る。 その刹那に知識が流れ込んでくる。 ナイフの魔力を利用し、知らなかったはずの魔法陣を描く。 一際大きな光が部屋を包む。 魔力の奔流に耐えきれずナイフは砕ける。 思わず閉じた瞼を開けると、そこには不思議な形の杖がありました。 『私の杖を、あなたに貸し与えましょう。それは、きっとあなたの想いに応えるでしょう』 その言葉を皮切りに、大きな力がこの場から離れていくのを感じます。 「……神さま、私は…………」 『あなたは、あなたのすべきことを成し遂げなさい。■■■■■■の血筋、■■■■の愛弟子、私の氏族の末裔。これからあなたが至る運命に、どうか……』 言葉は掠れていき、しっかりとは聞き取れませんでした。 でも、私はまた少しだけ、嫌いなものが減ったみたいです。 私は、与えられた知識を間違わずに使えるようになりたい。 神さまに、愚かだと言われないようにしたい。 それを忘れないために、明日にでもとあるアーシアンが始めたアマゾネスという商会から装備を取り寄せましょう。 眠気が再び訪れる。私はウララを抱きしめて、今度こそ眠りについた。 この先の運命。きっと私たちはギリギリでいつも生きて冒険をしていくのでしょう。どんな困難が待ち受けているのか、想像もできません。でもそんなものはブチ破り、私たちの望む現実を手に入れていく。 そんなギルドに、私はしていきたい。 4. 死ぬかと思いました。 ええ、木です。あの塊怨樹。 恐ろしいほどの生命力と狡猾な知略、圧倒的な暴力。 なぜ自分が立ち続けていられたのかが不思議なほど、私は打ちのめされました。 いっそ、樹の神様がどこかにいるのならば改宗しようかと思うほどです。 かくして、私たちはまたもや命がけで冒険を一つ乗り越え、自身の未熟を痛感しました。 最近、ギルドの皆からの信頼、士気の高揚を感じているからこそ、私は倒れるわけにはいきません。 だからこそより強い力が必要になってきます。 どうすれば? ひとは突然強くなることは出来ません。今まで得てきた経験から限りあるリソースを選択して成長していくのですから。 ならば、せめて効率的に。より無駄なく。今自分にある能力と向き合い、無駄をそぎ、必要な能力を選び取る。 その瞑想にも近い自分との対話を行うため、私はアマゾンの奥地へと向かいました。 誰にも頼ることのできない環境。周囲から振るわれる暴力。生への渇望。 何故私がこれまでの成長をしてきたのか。 神に仕え、歌を覚え、知識を付け、料理を振る舞い、敵を呪い、神具を手にしたのか。 生きるためです。 生きて、お金を稼いで、食べて、明日を迎えるために、私は冒険者になったのです。 昔の私は、何一つ守ることのできない人間でした。 今の私は、自分一人でも野生動物から身を守ることが出来ます。 知恵を絞って、食べていくこともできます。 そう、私に必要なのはきっと、知恵を駆使して状況を把握し、仲間を導き、時に守ることだ。 そして、場を掌握できる力を得られれば……。 かつて、私に知識を与えた男が言っていました。ゲームにおいて相手にやりたいことをやらせないことは強力な戦術であると。 奇しくも思い至るのは宿敵、ナベリウスのような戦略そのものを巧みに操る能力。 私はサバイバル生活を終えると、アマゾネス商会からアルディオン大陸東方に伝わる軍学に関する研究書を取り寄せ、頭の中に叩き込みました。 魔術の修練も、その道の権威まで上り詰めたライムさんに助力を願い精度を上げていきました。 より過酷な冒険を乗り越えるために、私の再生産を行いました。 5. 私はきっと、本当の意味でひとを好きになれたことがありません。 教え子の一人が私に聞きました。 「先生って、好きなひとはいるの?」 何気ない純粋な存在の無邪気な疑問、それに私は答えることが出来ませんでした。 とある本に書いてあったことを思い出します。ひとは誰かに愛されることで、ひとを愛することを覚えるのだと。 だから当然なのかもしれません、私には私を愛してくれた存在はいなかったから。 正確にはいたのかもしれないけれど、私にはその記憶は残せていません。そんな余裕がないくらいには、私は壊れてしまっているのでしょう。 唯一親愛に近かった男からも、私は見捨てられています。あの当時に抱いていた感情が親としてなのか、兄としてなのか、一人の男としてなのかは今でもわからないけど、捨てられた身としてもう感じることは別段ありません。 だから、ライムさんから譲り受けたサークレットから流れ込んできた情景を見たとき、私は知らない感情に戸惑いました。 それは知らない時代の出来事。 孤児院で日々を過ごす少女。仲の良かった男の子と女の子。起こる悲劇。運命の選択。王国の神官長の訪問。当たり前だった日々の終わり。王選と襲名。仮の冠との出会い。全てを修練と祈りに捧げる日々。軍事をすべて背負った少女。正式な戴冠と仮の冠との別れ。 流れてきたのは、私の知らないひとりの少女の歴史でした。 やがて、声が聞こえてきた気がします。 「……あなたにこの声が届くのなら、どうか知ってくれませんか。誰もが愛した、誰も知らない少女のお話を」 それはきっと、世界を救済するほど偉大な聖女でした。 それでも流れてきた感情の中には、違う感情が満ち溢れていました。 自分が好きだった男の子と女の子のためだけに、自分の生涯すべてを捧げた、ひとりの少女の愛情で満ち溢れていたのです。 少女がどんな人生を送ってきたのか、私にはわかりませんでした。 でも、その人生を支え続けた感情だけは、私の心に強く焼き付けられました。 「……私の声が聞こえる貴方。私は別れるまでの彼女の記憶しか知りません。だから、もし叶うのなら。もしあなたが冒険をし続けるのなら、どこかにとどまらずに歩み続けるなら。私自身に特別な力はないけれど、私に残されたあの子の魔力を貸しましょう」 きっと少女のことを愛していたあなたは、私に伝えます。 「……だから、私に伝えてください。あの子が守った未来を、私に見せてほしいのです」 私は、それほどまでにひとを想い、すべてを捧げられる少女のことを羨ましく思いました。 いつか、そんな想いを知ってみたいと、そんな感情に焦がれてみたいと思えることが出来ました。 世界にとって、少女が走り出したその理由がどんなにくだらなくても。 このサークレットと一緒に、進んでいこうと決めたのです。 6. 物語にはある程度の決まりごとがあります。 例えばミステリー作品。 探偵方法に超自然能力を用いてはならない、セーリア大帝国人が出てはいけないなどが定義されていることもあります。 そして、最も私が重要視している決まりの一つ。 黒幕は、物語の序盤に登場していなければならない。 私たちの物語において、最初からいた登場人物。 不思議な宝石を巡る冒険の始まり。 私たちにこの運命を収束させた存在。 王座への道を示した者。 全て。そう、全てに繋がる黒幕。 私たちを邪悪に堕とし、盤面を思い通りに進めた貴方。 「貴方だったんですね、伯爵」 その後ろ姿はいつも通りで、奪われたシルクハットの下からは特徴的な耳が目立つ。 ゆっくりと、伯爵は振り向く。 「……残念だね、気が付かないほうが幸せだったろうに」 その表情はいつもとは違う笑みを湛えて……。 その辺りで目が覚めました。 最近考え事が多かったせいで変な想像をしてしまったのでしょう。 まさかあのチュートリアル伯爵を疑うなんて、あっていいはずがありません。 とはいえ、思考を停止するのもよくないことです。 顔の良い怪しいレディや、顔の良い失礼極まりない妖精騎士様からの忠告を無視するわけにもいきません。 いえ、ひとのことを邪悪だの臭いだの難癖付けてくるくせに肝心なことを説明はしない、天才気質のいけ好かない騎士様のいうことなんて微塵も聞きたくはないのですが……。 ともかく、もっと詳しくこのトパーズについて。半田さんが持つルビーについて。ライムちゃんに持って欲しいダイヤモンドについて、調べなくてはなりません。 しかし、一旦このトパーズを使わないようにするには、装備を考え直さなければいけないでしょう。 ちょうど信仰を変えた身としては、巡礼に向かわなければと思っていたところだったので、私は信頼のできる社員に経営を任せ、旅に出ます。 都合よく大海の亀裂を越えられる凪の間の船のチケットを抑えられた私は、ウララとアルディオン大陸東方にあるメルトランド王国へと向かいました。 滞在は約一か月。ヒースの樹への参拝やこの地に伝わる戦術の学習、かつて武勲を立てた軍略家の使用していた装備の購入など、この地で得られることは非常に多く、故郷のない私にとってはこの地で生まれ育ちたかったと思える有意義な時間でした。 そして、お金が無くなりました。 すっからかんです。冒険業とは別にビジネスもしているのにです。 仕方がないので馬車を公爵に質入れして、どうにか生活を保てるレベルです。 ああ……それにしてもお金が欲しい。 一攫千金を夢見て、私は採取用セットを備えて、私は次の冒険を待ちます。 7. 運命クラスになれたのも、ジャガーノートを倒すことができたのも、全部ライムちゃんがメルトランドで一緒に居たからじゃないか……! 8. あれは少し昔。 あの人に神殿を追い出され、まだ冒険者になる前のお話です。 まだ未熟だった私は、久々の感覚に襲われていました。 飢え、空腹、どうしようもないほどの飢餓。 目指す場所すらわからずに歩み始めた私には、目的地すらわからずに歩み始めるしかありませんでした。 そして、旅路の過酷さを思い知らされます。 どこか甘えた生活を送っていた報いなのかもしれませんが、水も食料も、力のない私には最低限確保することすら難しかったのです。 そんなことは、とっくの昔にわかっていたはずなのに。 だから、あの子に会えたのは本当に幸運だったのでしょう。 意識を保つことすら覚束なかった私は、いつの間にか横たえられていました。 傍らには一人の少女。 いえ、少女と呼ぶには余りにも小さな、一人の妖精がいました。 「あっ、やっと起きた!」 明るい声で妖精は話し始めます。 「ビックリしたよー!あなた、道端で倒れてたんだもん!」 安全な場所まで運ぶの苦労したんだよー、少し怒り気味に妖精は言っていますが、語調にはどうにもお気楽さがにじみ出ています。 眠い無理。