タイトル:【公開用】贖形依縒(あがた・いより) キャラクター名:【公開用】贖形依縒(あがた・いより) 種族:日本人 年齢:18歳 性別:女 髪の色:黒 / 瞳の色:明るい茶色 / 肌の色:不気味な色白 身長:164cm 体重:52kg ワークス  : カヴァー  :高校生 シンドローム:ウロボロス、ブラム=ストーカー ■ライフパス■ 覚醒: 衝動: ■能力値と技能■ 【肉体】:2 (シンドローム:1,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈白兵〉:SL / 判定 2r 〈回避〉:SL1 / 判定 2r+1 〈運転〉:SL / 判定 2r 【感覚】:3 (シンドローム:1,2 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈射撃〉:SL / 判定 3r 〈知覚〉:SL / 判定 3r 〈芸術〉:SL / 判定 3r 【精神】:3 (シンドローム:2,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈RC〉:SL1 / 判定 3r+1 〈意志〉:SL1 / 判定 3r+1 〈知識〉:SL / 判定 3r 【社会】:1 (シンドローム:0,0 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈交渉〉:SL1 / 判定 1r+1 〈調達〉:SL / 判定 1r 〈情報〉:SL1 / 判定 1r+1 ???? 【HP】    27 【侵蝕基本値】 0% 【行動値】   14 【戦闘移動】  19m ■エフェクト■ 《スキル名》      /SL /タイミング/判定  /対象 /射程/コスト/効果など 《ワーディング》    /★$/オート$  /自動  /シーン/視界/-$  /非オーヴァードのエキストラ化 《リザレクト》     /1$ /気絶時$  /自動  /自身 /-  /[SL]d$/コスト分のHPで復活 《極限暴走》      /1 /常時   /-    /自身 /至近/-   /《背徳の理》を「暴走時」に 《螺旋の悪魔》     /5 /セットアップ  /-    /自身 /至近/3   /暴走付与、ラウンド中At+LV×3 《鮮血の奏者》     /3 /セットアップ  /-    /自身 /至近/4   /LV点HP消費、ラウンド中At+LV×3 《レストレインコマンド》/1 /マイナー   /-    /自身 /至近/4   /バステ3個まで解除 《追撃の魔弾》     /1 /マイナー   /-    /自身 /至近/5   /メジャー2回、《赫き弾》のみ、C値+1 《赤:赫き弾》     /5 /メジャー   /〈射撃〉/-   /武器/3   /At+LV×2、2HP消費 《コンセ:ウロボロス》 /3 /メジャー   /シンドローム /-   /-  /2   /C値-LV(下限7) 《背徳の理》      /3 /オート    /-    /自身 /至近/3   /シーン中、ウロボロスを組み合わせた判定+LV×2D 《ハイブリーディング》 /1 /オート    /-    /自身 /至近/6   /いつでも:《追撃の魔弾》の使用回数回復、5HP失う 《灰:歪んだ腕》    /1 /オート    /-    /自身 /至近/7+2 /メイン直後:未行動に、ラウンド中行動値0に ■装備とコンボ■ ・武器とコンボ 名称        価格 種別 命中  攻撃力 G値 射程 メモ ダムドスカル       2   3r-2  9+2D  -   20m  攻撃時;侵食率+1/暴走解除時;シーン中At+2D 【~99%】????     2   9r+2  58+5D @7  20m  侵食値:10→6/2HP消費 【100%~】????    2   11r+3 66+5D @7  20m  侵食値:10→11→6/2HP消費 =価格合計= 0 pt ・防具     装甲 回避 移動  価格  名称 / 備考 鎧 :               / 下着:               / 修正: = 合計 =  0   0  14    pt ■所持品■ 名称        単価 個数 価格 備考 サイドリール    0   1   0   射撃攻撃の達成値+3、At+1D サングイン     0   1   0   《鮮血の奏者》の効果+15 強震のピアス    0   1   0   At+1D コネ:噂好きの友人 1   1   1   〈情報:噂話〉+2D =所持品合計=     1 pt =装備合計=      0 pt = 価格総計 =     1 pt 【常備化ポイント】 2 pt 【財産ポイント】  1 pt ■ロイス■ 対象        好意 悪意  備考 ???? 脚本『ユニバース』 傾倒 不安  この舞台を、今度こそ絶対に成功させたい。 西森綾乃      憧憬 疎外感 『ユニバース』を書いた、憧れの先輩。あんな脚本が書けるなんて、すごすぎる。 ■その他■ メモ: T市立高校に通う女子生徒。演劇部。 根っからの明るい性格で、誰からも頼られ、常にクラスの中心的存在である。 中学生までは様々な運動部に入っては短期間で飽きて辞めるのを繰り返していたが、3年前、学校説明会の際に観た舞台に強い感銘を受け、T市立高校に入学することを決意。入学初日に演劇部の門を叩く。元々のセンスのお陰もあり、ほどなくして自他共に認める、部内最高の役者として扱われるようになった。いくつかの舞台を経験し、やがて部長となり、後輩たちからの厚い信頼と憧れの的となっている。 現在は部長も引退し、推薦で大学入学を決めた今、高校生活に残すものは卒業公演のみだ。 憧れ 学校説明会の際に観た舞台──『ユニバース』。その作者、西森綾乃(にしもり•あやの)に憧れた。贖形とは三学年差で、入学と同時に入れ違いで卒業してしまったが、それでも入部からしばらくの間や、長期休みには部に顔を出してくれることもあった。彼女は『ユニバース』についてあまり話してはくれなかったけど、言葉を交わせるだけで充分だった。 挫折 贖形の強い要望により、彼女が二年生になる年の演劇大会で『ユニバース』を再演した。主演は贖形、よりよい作品にするため、演出にもかなり口を出した。準備は万端、稽古もこれ以上ないくらい完璧に仕上げた。一昨年の大会では関東大会銀賞だった──私たちこそは全国へ、そのつもりで臨んだ。 ……しかし、結果は予選敗退。講評も「初演の模倣のレベルにすら達していない」「脚本の真意を読み込めていない」と、散々なものだった。彼女はしばらく塞ぎ込んだ。 夢:卒業公演『ユニバース』の成功 一度は酷評された舞台だったけれど、あれから一年が経ち、演技に更なる磨きをかけてきた。今度こそ成功する、絶対に成功させると意気込んでいる。贖形以外の部員たちも、その成功を確信している。 去年の大会と同じく、贖形が主役を演じ、他のキャストも厳選に厳選を重ねた。衣装や舞台美術も、更に時間を掛けて作り込んだ。「脚本の真意を読み込めていない」と評した審査員を見返すため、何度も、何度も脚本を読み返した(確かにあのときは読み落としていた大事なキーワードがいくつもあった。際立たせるべき台詞をさらりと流してしまった。大事な伏線を印象付けられていなかった──だけど、今回は違う)。 間違いなく成功する。間違いなく──それなのに、何故、こんなに不安なんだろう? 転機と葛藤:『Aの遺言状』との出会い その日、部室で小道具を探していた贖形は、見たことのない台本を見つけた。タイトルは『Aの遺言状』──作者名は西森綾乃、とある。どうして三年間気付かなかったのだろう!贖形は、当初の目的も忘れてその台本を開いた。『ユニバース』のような明るくて壮大なストーリー?それとも、ホラーを絡めた人情系のストーリー? ……しかし、その内容は、贖形が期待していたものとはかけ離れていた。 その物語の中で繰り広げられるのは、「A」の死とその遺言状を発端とする、愛憎渦巻く復讐と崩壊の連続だ。悪意という悪意が、不条理という不条理が詰め込まれた、惨憺たる事件の数々だ。溜め込まれ、はち切れる寸前まで増幅された憎悪の連鎖的破裂、そして──心当たりなどないはずなのに、まるでそんな感情を、胸の内から呼び覚ますような、圧倒的に真に迫る台詞回し。 なんて露悪的で、なんて完成された作品なんだろう。正直、『ユニバース』が、子供のお遊びに感じられてしまうくらいの精緻な出来だ。 ……贖形は、理解した。 西森綾乃はこうした悲劇をこそ、書きかったのだと。 その日から贖形は、葛藤に捕らわれることになる。 ――このまま『ユニバース』を上演すべきか、すべてを台無しにしてでも、『Aの遺言状』を上演すべきか。 ???? ????????????。 【以下、余談中の余談】 脚本『ユニバース』 作・西森綾乃(2021年卒業生) 2020年高校演劇大会のために書き下ろされた脚本。結果は関東大会準優勝。 人間讃歌がテーマで、軽いギャグなども散りばめられた明るい雰囲気のストーリー。巨大隕石が迫り、終末のムードが漂う中、野球選手になれなかった少年と宇宙飛行士になれなかった少女とその他大勢の「夢を諦めた」登場人物たちが、協力して隕石を打ち返す物語。 登場人物:7人(+エキストラ数名)、上演時間:60分前後。 脚本『Aの遺言状』 作・西森綾乃(2021年卒業生) 西森が2年生の頃に執筆した脚本。西森は渾身の一作としてこれを書き上げたが、あまりの内容の暗さから、部員の反対多数により上演されなかった。 人間の嫉妬と悪意を執拗な筆致で記した愛憎劇。 登場人物:6人(+エキストラ数名)、上演時間:180分前後。 西森綾乃 演劇部の三学年上の先輩。主に脚本・演出を務めていた。 『ユニバース』の作風や振る舞いから明るい性格と思われがちだが、救いのない作品を好み、本来は悲劇を書きたいと心の底では思っている。こだわりの強さから部員と衝突したことも数限りなく、在籍当時からお互いに若干壁を作っているような状態にあった。 現在は大学3年生。彼女と元々交流が多かったわけではないが、卒業を機に、ほとんど部には顔を出さなくなった。演劇自体も、すっかり辞めてしまったらしい。卒業からしばらくはぽつぽつと連絡のやり取りもあったものの、3年が過ぎた今、完全に没交渉である。 url: https://charasheet.vampire-blood.net/5151761