タイトル:ヒルトラウト=ロッシジャーニ キャラクター名:ヒルトラウト=ロッシジャーニ 種族:ハイマン [特徴:デジャヴ、魔法の申し子] 生まれ:魔術師 ■パーソナルデータ・経歴■ 年齢:24歳ほど 性別:女 髪の色:銀  / 瞳の色:紅  / 肌の色: 身長:168 体重: 経歴1:性質:捻くれ者、無愛想、独りよがり 経歴2:好きなもの:友人と過ごした時間。魔女の絵本。 経歴3:嫌いなもの:超越者としての自分。過去の自分。何もかもが嫌い。 穢れ度:0 ■能力値■      技     体     心 基礎    6      7     14    器用 敏捷 筋力 生命 知力 精神 A~F   3   3   3   5   3   3 成長   3   9   2  20  43  43 →計:120 修正 =合計= 12  18  12  32  60  60 ボーナス  2   3   2   5  10  10    生命 精神    抵抗 抵抗  HP  MP 基本  22  27  83  141 特技         0   0 修正 =合計= 22  28  83  143 ■レベル・技能■ 冒険者レベル:17 Lv ソーサラー 17 Lv  / コンジャラー  10 Lv セージ   10 Lv  / ウォーリーダー 6 Lv ■戦闘特技・値■ [参照] 特技名       : 効果                             : 前提 [pIB34]ルーンマスター    : 魔法拡大を宣言せずに使用出来る                : 魔法技能1つのLv11 [p2120]鋭い目        : 戦利品のロールに+1                      : セージLv.5 [p2121]弱点看破       : 魔物知識判定成功時弱点ボーナスを2倍             : セージLv.7 [p2123]マナセーブ      : 消費MP-1(最低1)                       : セージLv.9 [pIB32]魔法誘導       : 射撃魔法で誤射しない、完全に隠れ切れてない対象に射撃魔法可能 : [pIB39]魔法収束       : 対象を範囲から1体・1つに変更                 : [pIB32]魔法制御       : 範囲内の対象を選択可能                    : [pIB30]鷹の目        : 乱戦エリアや遮蔽物越しに射撃・魔法攻撃可能          : [pIB39]魔法拡大/数     : 対象を拡大するごとにMP倍増、達成値は個別           : [pIB36]クリティカルキャスト : 魔法のC値に-1                        : [pIB29]足さばき       : 制限移動で最大10mまで移動可能                : [pIB32]魔晶石の達人     : 魔晶石を2つ同時に使用できる                 : [pIB31]武器習熟A/スタッフ  : ダメージ+1、Aランク装備可能                 : [pIB31]武器習熟S/スタッフ  : さらにダメージ+2、Sランク装備可能              :    魔物       全力    知識 先制 移動 移動 基本  20  16  18  54 修正   1 特技        0 =合計= 21  16  18m  54m ■呪歌・練技・騎芸・賦術・鼓咆・占瞳■ [参照] 特技名      : 効果: 前提 [p]  怒涛の攻陣Ⅰ    :   : [p]  怒涛の攻陣Ⅱ・烈火 :   : [p]  怒涛の攻陣Ⅲ・轟炎 :   : [p]  怒涛の攻陣Ⅳ・爆焔 :   : [p]  軍師の知略    :   : [p]  堅陣の構え    :   : ■装備■ ・基本命中力、追加ダメージ、基本回避力        Lv 命中 追ダメ 回避 ファイター : グラップラー: フェンサー : シューター : ・武器 価格  用法 必筋 修正 命中 威力 C値 追ダメ [カテゴリ・ランク] 名称(*:装備している) / 備考 (参照) 22500  2H  10   1   1  13  12   3 [スタッフA] *ソーサラースタッフ / 行使判定に+2点する。 (p) 22500  2H  10   1   1  15  12   3 [スタッフA] *ブラックロッド / 魔法を行使した場合、消費MPを-1点する。 (p) 6800   2H   3   1   1  13  12   3 [スタッフA] *マナスタッフ / 魔力+1、魔法の武器 (235p) 80    1H   5      0   5  10   0 [ソードB] *ショートソード / 片刃の短剣。昔の友人の形見を腰に掛けている。 (232p) =価格合計= 51880 G ・防具    必筋 回避 防護  価格  名称 / 備考 鎧 :  1      8  52000 マナコートプラス / 盾 :              / 修正: = 合計 =    0   8  52000 G (回避技能:) ・装飾品    価格  名称          / 効果 頭 :3000  とんがり帽子      / 魔物知識判定に+1点のボーナス、適応済み 耳 :               / 顔 :4000  ひらめき眼鏡      / 見識判定、探索判定に+1点のボーナス 首 :10000 栄冠の軍師徽章<専用> / 名誉点を支払おう(後メモ) 背中:5000  ウェポンホルダー改   / 右手:10000 マナリング       / 魔法のダメージ+1、魔法の発動体 左手:5000  信念のリング      / 精神抵抗力+1、適応済み。 腰 :12300 不撓のバックル     / ガンによる攻撃を精神抵抗力判定で受ける。 足 :11600 軽業のブーツ      / 転倒によるペナルティを受けない。 他 :10000 栄冠の軍師徽章     / =合計=70900 G ■所持品■ 名称      単価 個数 価格  備考 【雑貨類】      1   0 冒険者セット  100  1   100            1   0 【魔晶石】      1   0 魔晶石:5点  500  50  25000 魔晶石:10点 2000 35  70000 魔晶石:15点 4500 5   22500            1   0            1   0            1   0            1   0            1   0            1   0            1   0            1   0            1   0            1   0            1   0            1   0            1   0 =所持品合計=   117600 G =装備合計=    174780 G = 価格総計 =   292380 G 所持金   68820G 預金・借金    G ■魔力■ 知力ボーナス: 10 特技強化ボーナス: 0 武器ボーナス: 0  名前  Lv 追加修正 魔力 真語魔法 17      28 操霊魔法 10      21 深智魔法 10 -     28 ■言語■       話 読            話 読 共通交易語 ○ ○ / 巨人語       ○ - エルフ語  ○ - / ドラゴン語     ○ - ドワーフ語 - - / ドレイク語     ○ - 神紀文明語 - - / 汎用蛮族語     ○ - 魔動機文明語- - / 魔神語       ○ - 魔法文明語 ○ ○ / 妖魔語       ○ - 妖精語   ○ - / グラスランナー語  - - シャドウ語 - - / ミアキス語     - - バルカン語 ○ - / ライカンスロープ語 ○ - ソレイユ語 - - ・地方語、各種族語     話 読 名称 初期習得言語:交易交通語、魔法文明語 技能習得言語:10個の会話or読文 ■名誉アイテム■ 点数 名称 100 栄冠の軍師徽章(一つ50点) 所持名誉点:2900 点 合計名誉点:3000 点 ■その他■ 経験点:1000点 (使用経験点:182000点、獲得経験点:180000点) セッション回数:120回 成長履歴: 成長能力 獲得経験点(達成/ボーナス/ピンゾロ)  メモ 1-     180000点(   /180000 / 回) 2-        0点(   /   / 回) 3-        点(   /   / 回) メモ: ――昔の話をしよう。 これは哀れで愚か者の少女が超越者として運命を受け入れるまでの物語だ。 何の変哲も無い小さな街に少女は生まれ育った。 時々おかしな夢を見るけれど、15歳と成人を迎えても死ぬまでその村で過ごしそして老いて行くのだと思った。 少女は人見知りで何故かいつも不機嫌にしてて。けれど本当は誰かと仲良くなりたくて。 けれども。振り返れば笑顔を向けてくれる家族、少し酒癖が悪いけれど気の良いお爺さん、いつも昔話を語ってくれたお婆さん。 そしてこんな私と嫌な顔せず話してくれる幼馴染。大好きなお母さんがくれた正義の魔女が世界を救う絵本 ……少女はきっとこれだけで満足だったのだろう。こんな自分でも好きになってくれる人が居たんだと思ったのだろう。 きっと。きっと。それだけ少女は幸せだったのだろう――愚かにも当時は自覚などしてなかったけれど。 それから数年程、確かあれは17歳の頃だろうか。 つまり二年が経った時には彼女は幼き頃の憧れもあって魔法に興味を得ていた。 そして彼女は結果的に言えば……冒険者になっていた。 ……そうだ。彼女は幼い頃から共に過ごした幼馴染と共に冒険者を育成するアカデミーへ入学したんだった。 彼女は魔法学に、幼馴染は剣術を。畑は違えど同じ学びの徒として、少なくとも彼女は彼を尊敬していた。 アカデミーには18歳になる時まで……つまり三年間の間アカデミーで過ごしていたことになる。 その間に得たモノも多く在る。そして幾つ歳を重ねても学ばなかったことも在ったが…… ああ、そうだったね。結局のところ卒業を迎える頃になっても彼女の性格は変わってなかった。 斜に構えて他者の好意を素直に受け取れなくて。けれどそんな彼女でも友人はちゃんと作れていたんだったね。 それから・・・今度は幾つの時だったか。 ……20歳を過ぎた頃か。それとも過ぎる前の頃なのか。 ああ、けれど・・・大丈夫。うん大丈夫。まだ……覚えているよ。 ――あれは彼女が冒険者としてただ生きるのに足掻いていたね。 彼女はこれまで世界をあまりにも知らなかった。だから故に現実に直面した時に心が砕け散りそうになった時もある。 何処か憧れもあった魔法が時に同じ人族を傷つけること。冒険者という事は自らも己が魔法で他者を傷つけるということを。 正直なところ、あの頃のことをあまり記憶にしていない。けれど友人たち曰く、言い換えれば私は摩耗し尽くしていたらしい。 ただ覚えているのは……魔法を使うと誰かが死に、魔法を使わねば誰かが死ぬ。そして両手に広がる紅く黒い色。 …………それだけだ。 彼女は冒険者をやめた。彼女は魔法を使うことをやめたんだ。 以来、彼女は村に戻り家族とともに過ごすと決めたんだった。 ……その際に同業者に言われた言葉は今でも頭に残っている。 「お前は結局逃げただけだ。甘っちょろい奴なんだ……この偽善者め」  「気持よかったんだろう? お得意の魔法でなりふり構わず殺せてさ……お前だけ逃げるなんて……卑怯者め」   「お前は冒険者なんかじゃない。魔法に狂って壊れた哀れな人形だ」 ……そうだ。 私は冒険者だった頃。とある非人道的な者達と仲間とともに抗い戦ってきた。 時にその者達を魔法で焼いて貫いて刺して砕いて裂いてそして殺した。 ……あの言葉は彼らが言ったんじゃないと思う。けれど戦い故に殺された仲間たちが頭に浮かび、私に憎悪を浴びせ続けるのだ。 思えば…………彼女は病んでいたのだろう。心を擦り切らせ限界だったのだろう。楽になってしまいたかったのだろう。 ――そんな彼女を救ってくれたのは他でもないアカデミーに在学していた頃の友人たち、そして愛しき幼馴染だったのだろう。 氷凍てついた彼女の心は彼らの暖かさで溶かされていき・・・まるでそれは希望の光のようだった。 自分が許された気でいた。この暖かさを受け入れて生きてもいいのだと思っていた。 ……けれども。そんな彼らに結局最後まで素直に胸に秘めた言葉を言えることはなかった。 ――自分でもあまりにも語りが長いと思うよ。 けれどこれで最後。そうだったね……どうして私が超越者と成ったか……だったね。 ……覚えているよ。忘れもしないよ。あの雪が降った季節のことを。 ――その日は朝から珍しく雪が降っていた。 季節は春を迎えて幾分経った頃。季節外れの雪。 何処か白銀の如く。綺麗だった。……歳柄にもなく彼女は浮き足立って幼馴染のところへと駆けていった。 彼女が声を上げて……彼に声を掛けようとする。するとその前に彼はいつものように優しく笑みを浮かべて一言……っ、くれなかったね。 私が彼に一言を紡ごうとした時。彼は……魔女に殺されたんだ。 彼を殺した魔女は言った。彼が生きていると世界は壊れる。いずれ世界に仇なす存在なのだと。 ・・・そして季節外れの雪が鳴り止むのとともに魔女は霞のように消えていった。 それからのことはあまり覚えていないんだ。 ただ・・・これだけは覚えているよ。もう彼は何処にもいないんだって認識していたことを。 けれどもね……彼女は彼の死を受け入れることが出来なかったんだ。言ったろう……哀れで愚か者だって。 だから操霊の理を学び得て、禁忌に手を染めたんだ。生の理を捻じ曲げてね。 ……結果。彼は人ではなくなり、魔女の言うが通り世界に仇なす存在となった。 魔剣を手にした死靈の王として蘇ったんだよ。……いや、元が存在は今思えばそれが正しかったんだと思う。 そして死靈の王となった彼は剣を世界へと向け数多の者達を殺し続けた。止めようとしたけれど私の力が届くことはその時が来るまで一度もなかった。 ……絶望してしまったんだよ。元はといえば私のせいで彼を死靈の王にしてしまったのだから。 自ら命を絶って責を取ろう……そう思って手元にあった短剣で自分の胸を貫こうとした時だったか。 ……あの時の魔女が現れて私にこういったんだ。"絶望を知る魔女よ。あの王を終わらせる力が欲しいのならば絶望を超えてみせなさい"と。 ……もう言わなくても分かるだろう? 私が超越者に到った理由。それは死靈の王を殺し世界を救済する為に力を渇望したからだよ。 生憎と……未だに彼を終わらせれてないけれど。けれども……必ず探して終わらせてみせる。 そして私が超越者として出来ること。それは世界を救済し続けること。 ・・・私は魔女に成ろう。 【くっっっっっそ長えから簡略パーソナリティだぞ!!】 前世が超越者だった現在の超越者。 魔法に憧れるものの現実を知って更に血に汚れて心を壊していく元コミュ症。 現在は何処か諦観的な性格のものの、ある程度はコミュ症を改善。 超越者として世界を救済し続けることを誓いつつも、変わってしまった幼馴染を救済することを誓っている。 但し、世界を救済するというのは前世の記憶も入り混じっているとかなんとか。多分。