タイトル:ダブクロHO2 キャラクター名:浦野シア 種族: 年齢:8歳 性別: 髪の色: / 瞳の色: / 肌の色: 身長: 体重: ワークス  :UGNチルドレンA カヴァー  :小学生 シンドローム:ブラム=ストーカー、ハヌマーン ■ライフパス■ 覚醒:感染 衝動:殺戮 ■能力値と技能■ 【肉体】:7 (シンドローム:1,1 ワークス:1 ボーナス:0 成長:) 〈白兵〉:SL10 / 判定 7r+10 〈回避〉:SL1 / 判定 7r+1 〈運転〉:SL / 判定 7r 【感覚】:3 (シンドローム:2,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈射撃〉:SL / 判定 3r 〈知覚〉:SL / 判定 3r 〈芸術〉:SL / 判定 3r 【精神】:2 (シンドローム:1,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈RC〉:SL1 / 判定 2r+1 〈意志〉:SL / 判定 2r 〈知識〉:SL / 判定 2r 【社会】:1 (シンドローム:0,1 ワークス:0 ボーナス:0 成長:) 〈交渉〉:SL / 判定 1r 〈調達〉:SL1 / 判定 1r+1 〈情報〉:SL3 / 判定 1r+3 UGN 【HP】    36 【侵蝕基本値】 37% 【行動値】   8 【戦闘移動】  13m ■エフェクト■ 《スキル名》             /SL /タイミング    /判定/対象 /射程/コスト/効果など 《ワーディング》           /★$/オート$      /自動/シーン/視界/-$  /非オーヴァードのエキストラ化 《リザレクト》            /1$ /気絶時$      /自動/自身 /-  /[SL]d$/コスト分のHPで復活 《コンセントレイト(ブラムストーカー)》/3 /メジャーアクション/  /   /  /2   /組み合わせた判定のクリティカル値を-LVする。 《赫き剣》              /5 /マイナー     /自動/自身 /至近/3   /攻撃+[消費したHP]+8/血液から白兵戦用の武器を製作。使用時に[Lv*2]以下の任意HP消費。 《渇きの主》             /1 /メジャー     /対決/単体 /至近/4   /命中時HP[Lv*4]回復(固定)/対象の装甲を無視してダメージ算出。 《鮮血の一撃》            /5 /メジャー     /対決/-   /武器/2   /白兵攻撃ダイス+[Lv+1]/HP-2/流血を操って攻撃。 《一閃》               /1 /メジャー     /対決/-   /武器/2   /一瞬で敵に近づき攻撃する。 《破壊の血》             /4 /マイナー     /自動/自身 /至近/2   /攻撃+[Lv*3]/HP-2/血中にエネルギーを込め、赫き剣効果をアップ。 ■装備とコンボ■ ・武器とコンボ 名称 価格 種別 命中 攻撃力 G値 射程 メモ       0   0 =価格合計= 0 pt ・防具     装甲 回避 移動  価格  名称 / 備考 鎧 :               / 下着:               / 修正: = 合計 =  0   0   8    pt ■所持品■ 名称        単価 個数 価格 備考 コネ:要人への貸し 1   1   1              1   0              1   0 =所持品合計=     1 pt =装備合計=      0 pt = 価格総計 =     1 pt 【常備化ポイント】 4 pt 【財産ポイント】  3 pt ■ロイス■ 対象           好意  悪意  備考 実験体(ロストナンバー) 庇護  劣等感 ダメダメだった自分自身。(現在は生への執着) 敷島あやめ        同情  憐憫  助けたって言うけど、ただの高校生のお姉さんじゃん。でも能力があるってことはいつかは無残な死が待ってるんだろうな。かわいそう。 獣の実験体        執着  憎悪  因縁の敵。(すでに殺害済) 怪しい男(濡羽刀)     好奇心 恐怖  変な人。お腹が空いていたから富めるものとして、お団子をおごってあげた。 明澄香織         信頼  不安  支部長。襲われてたけど大丈夫? 初鐘理卯         信頼  不安  副支部長。頼りにしてる。 ■その他■ メモ: 【設定】 実家は金持ちで、皆オーヴァード 子供の頃、弟と監禁される 監禁先で、2年ほど実験体にされる 弟は実験がうまくいき、戦闘や過酷な実験をさせられていく 兄は投薬しても力が弱くて使えねぇと言われていた(実は徐々に聴覚や身体能力が上昇していた) 獣型の実験体に強かったはずの弟が殺される 僕はカストロールじゃない。神話と同じになんて望まない。だって神は存在しないのだから。 →かたき討ち。(キュマイラの実験体にHP0にされ弟ロイスを消費して勝つが、覚えていない) 助けに来た人の中にあやめさんがいた こんな子供が一人で組織を壊滅させるなんてと助けに来た大人たちは口々に言った [スペック] ・小3。 ・基本敬語の僕っこ。 ・自己肯定感低い。 ・生への執着が強い。 ・取り繕うためにキッズな発言しちゃうツンデレ。(デレは出さない) ・戦闘訓練等に参加してない。(事件後すぐだから仕方ないねってことで許して) ・二つ名:大虐殺(カルネージ)ポルックス  ※ポルックス:ディオスクロイのラテン語読み   ポリュデウケース:神   カストロール:人間   揶揄って使われていた愛称から派生   神話では弟神は兄が亡くなり悲しくてゼウスに星にしてもらって一緒に仲良く暮らしました。 【家族】 父親:日本有数の大企業のCEO 母親:社長秘書をしていたが、寿退社 兄弟:双子の弟。鬼籍。(リノ) 家族も能力者(設定的にありなら) 天:ウラノス 青:シアン 金:リーノ 【設定という名のSS(推敲なしなので、読まなくていい)】 桃色の花弁が舞い、彼らの入学を祝福しているような日のことだ。 ピカピカのランドセルを背負い、弟と僕は家路につく。 もう小学生になったのだから、僕たちだけで帰れると両親に頼んだのだ。 覚醒者としての力もあるし、何かあっても大丈夫だと弟が説得し、しぶしぶ了解を得ることができた。 鼻高々に大路を行き、ほら見たことかと両親に言ってやろうなんて笑う弟に返事をしようとした時だった。 黒いマスクを被った大人が弟を拘束し、そして僕も視界が暗くなった。 今思えば、あの時の我がままによって僕たちの人生は一変したのだ。 人と違う家族はすごいと奢っていた僕は、いや、僕たちは無力だと思い知らされた。 [実験体としての話] 目が覚めると悲鳴を上げながら暗い部屋の中をのたうち回る虫のような弟がいた。 周りには大人がたくさんいるのに、紙とペンを手に何かを話していた。 誰一人助ける様子がなかった。 ただぼんやりとその様子を眺めるしかできなかった。 大人たちは僕が起きたことに気が付いたようで近づいてきた。 話している内容は難しくてよくわからなかったが、僕らをディオスクロイと呼んでいたことだけはわかった。 何日経ったかわからない。 暗い部屋で僕たちは大人にひどいことをされていた。 注射を打たれ、薬を飲まされ、戦闘訓練や管を体に繋がれた。 地を這いつくばって、泣き叫ぶ滑稽な様子を見て、大人たちは笑っていた。 そんなつらい地獄にいたけれど、弟がいたから頑張れた。 二人で手を取り合い、ここから出られると妄信するしかなかった。 「頑張って耐えよう。きっとお父さんとお母さんが見つけてくれるから。」 それが口癖になっていた。 弟は大人が満足できる結果を出せるようになってきたらしい。 違う部屋に連れていかれ、僕よりも待遇がよくなったらしいと聞いた。 弟は心の支えだったのに、全く会えなくなっていたが、まともに暮らせるようになったのならと仕方ないと思った。 大人たちの言葉を信じるしかなかったのだ。 でも、そんな言葉は無視して弟を探せばよかった。 後に聞いたことだが、より過酷な実験をさせられていたそうだ。 僕はいくら投薬しても結果が出ないため、能力の発現投薬が主となっていたそうだ。 そんなことも知らず、僕よりも好待遇を受けているなら、よかったなんてお花畑な思考をしていた。 ふと意識が浮上した。 部屋の外が騒がしいから目が覚めたんだなと、一枚壁を挟んだ向こうでの喧噪をよそにのんきに考えていた。 ここではいつものことだ。 数部屋先で爆発しただとか、非検体が逃げ出しただとか大人たちが大声で話しているから、部屋にいても状況はわかる。 それにしても、いつも以上に騒がしい気がした。 暫くすると廊下に人の気配がないことに気が付いた。 よく外を観察しようと扉に耳を当てると、扉が開いた。 扉の横には生気のない大人たちが臓物をさらけ出して倒れていた。 長く続く廊下の先へ点々と血が続いている。 そして見覚えのある大人たちが壁を彩っていた。 まるで僕をいざなうかのように。 [覚醒] 歪んだ扉の先は、さらなる地獄が広がっていた。 四肢をだらりと下げ、穴という穴から様々なものを垂れ流している弟がいた。 部屋の中心に君臨している獣は、おもちゃの首をつかんで遊んでいたが、目の前に獲物を見つけ、おもちゃへの興味を失った。 軽く腕を振るうだけで、おもちゃは壁にたたきつけられる。 獣は鼻を鳴らし、聞いたこともない咆哮をあげた。 大きな躯体がこちらに向かってくる。 このままじゃただ惨たらしく、ただ死を待つだけだ。 そんなのは嫌だ。 弟のことが悲しいかと言われたら、わからない。 まだ実感がわかなくて、受け入れることができていない。 僕を弟と同じところになんて頼める全知全能の神はここにはいない。 それはきっと、僕の行く先を示唆している。 顔を上げると、こちらに飛び掛からんばかりだった獣の姿はひどくゆっくりに見えた。 --そんなに遅いのに、あの子に負けたんですか。 --それともあの子が疲れた時に襲ったんですか。 --まあいいです。仇討ってあげますね。 歯で指に怪我を作りながら、地を蹴り、獣の懐に飛び込む。 勢いのままに剣を腹に突き刺してやった。 大きな声を上げるが、獣はまだ倒れない。 獣が振りかぶった腕が僕に当たる。 痛くて、血がいっぱい出た。 大切な何かを失った気がした。 でもそれは僕の勝機となる。 僕が手を掲げると、床の血が大量の刃となった。 その凶器は獣を蹂躙する。 気が付いた時には、むせ返るほどの鉄のにおいで満ちていた。 四肢を捥がれた獣は見るも無残だ。 --虫けらに負ける程度の実力だなんて笑っちゃいますよ…。 血を使いすぎたのだろう。 勝ちを確信し、安心した僕は意識を失った。 ・・・ [覚醒後] 私立小学校の3年生として僕は生きている。 「シアくん。おはよう。今日から学校だね。わくわくだね」 なぜかお節介やきなお姉さんが、一緒に登校していた。 「なんでお姉さんがいるんですか。高校はこっちじゃないですよ。迷子ですか。人のお世話する前に自分のお世話したらどうですか」 矢継ぎ早に言うと彼女は少し頬を膨らませた。 「もう。なんでそんなこと言うの。でも元気そうだし大丈夫だね。気を付けて行ってらっしゃい」 「言われなくても学校くらい行けますよ。行ってきます。お姉さんもいってらっしゃい」 あの日、お姉さんが僕を助けてくれたらしい。 正直あの日のことはほとんど覚えていないから、本当かわからない。 でも毎日のように方向の違う小学校の通学路で待ってくれているのだから、関わりがあったのだろう。 放課後だって訓練一緒に受けに行こうよなどと誘ってくる。 本当に迷惑だ。 こちらに戻ってきてからというもののUGNの訓練には参加していない。 僕は生き残ってしまった。 本来死ぬべきは僕のはずなのに。 弱い僕が生きていても何もできない。 組織の役に立つはずがない。 その想いが心を占めている。 まだ幼く、悲惨な現場にいたことから、今はまだこの逃避を許されている。 だが時と共にそれは許されなくなるだろう。 大切な片割れの残滓すら残っていないこの世の中で、僕はどう生きていけばいいの。 url: https://charasheet.vampire-blood.net/5212262