タグ： リガウスと愉快な探索者達

Silvester　Roderick 一人称：僕 二人称：君、～さん 優しく大人しい口調。少し弱く感じる程度がいい。 GODARCA　節制 勤勉家でドがつくほど真面目な青年。 自己肯定感がやや低く、日々努力を絶やさない秀才。 かっこよくて強い皆の足でまといにならないようずっと気張っている。 機関に来た理由が理由のため、あまり戦争に前向きではないが、使命感はしっかりしている。 普段は本を読んだり、植物を愛でたり 動物がいれば動物の世話もする。 食事は野菜が好き。なければ木の実でもいい。 家事のスキルはまぁまぁ。 ジャムとかソテーとかだったら難なく作れる。 家族は両親と兄がひとり。 両親は高学歴、兄も天才と呼ばれ持て囃されるほど頭の回転が早かった。 シルヴェスターはその中では平凡だった。 少し努力すればできるほどの器量はあれど なんでも一目見たらできる兄と比べられてしまえば途端に見劣りした。 両親も兄を優遇し、シルヴェスターを冷遇した。 シルヴェスターも兄が大好きだった為、甘んじて受け入れていた。 シルヴェスターが機関の呼び出しを受けた時 両親は手を叩いて喜んだ 彼の昇進を？いいえ 「兄が戦争なんて危ないものに駆り出されなくてよかった」 そう、口にして喜んだ。 それを見て、シルヴェスターの中の何かが歪んでいった。 自分だって頑張っているのに 自分は兄の踏み台じゃないのに 機関に身を置いてからも努力をやめなかった。 窮屈な家族から解き放たれても 兄の影がずっと消えなかった。 自分にもできることがあるはず。 自分もみんなと同じように選ばれた誉れを背負って戦いたい。 だから、泥臭く諦め悪く食い下がってやる。 「こんにちは、僕はシルヴェスター。 呼びにくかったシルヴァでいいよ」 「昨日取れた木の実でジャムを作ったんだ、食べるかい？」 「え？やだなぁ、大丈夫だよ。無理してないから」 「これが終わったらあれとこれと……忙しくなりそうだね」 「僕は兄さんのお人形なんかじゃない！！」 「僕にだって、できることはあるんだ！！！」 「負けて、たまるか……！！」

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