タイトル:ラニ キャラクター名:ラニ 種族: 享年:14 髪の色:青色 / 瞳の色:青色 / 肌の色:青色 身長:80 体重:28 ポジション:コート クラス: タナトス / ステーシー 初期配置:煉獄 行動値:13 ■パーソナルデータ■ 暗示:絶望 [記憶のカケラ] 内容 恋の敗北   想い人は奪われた。信じていた世界に奪われた。今もあなたがすきだから。ずっとあなたを諦められない。死んでも、忘れても、その恋は諦めない。 触れた指   指と指が触れ合った。淡い想いを抱いていた相手だったのだろうか?ほんの少しの、きっと少しの、嬉しさ。ぬくもり。それは今もあなたに残っている。 告白     あの日、あの時、勇気を振り絞って告げたあの言葉の返答を、あなたは受け取っていない。思い出し、出会い、もう一度、そして受け取らなくては。 [未練]   内容    狂気度  発狂時 前日弾の本 への 依存 ■■□□ 幼児退行(最大行動値減少(-2)) ターニャ  への 憧憬 ■□□□ 贋作妄想(自身か対象以外は移動マニューバの対象にできない。また、対象が同じエリアにいるなら移動以外の効果持ちのマニューバは宣言できない) フラン   への 友情 ■■■□ 共鳴依存(セッション終了時、対象の方が損傷しているパーツの数が多い場合、対象の損傷数と同じになるようパーツを選び損傷させなければならない) アビゲイル への 信頼 ■■□□ 疑心暗鬼(あなた以外の全ての姉妹の最大行動値に-1) アーリィ  への 恋心 ■■■□ 自傷行動(戦闘開始時と終了時に1つずつ、あなたはパーツを選んで損傷する)       への    ■■■□ () ■強化値■     武装 変異 改造 メインクラス   1   0   1 サブクラス   1   1   0 ボーナス 寵愛       1   2 =合計=   3   2   3 ■マニューバ■ [部位]     マニューバ名      : タイミング : コスト : 射程: 効果 [ポジション]  作戦           : オート   : なし  : 自身: バトルパート開始時、敵配置を見て、味方ドール一体の配置を「奈落」以外のエリアに変更してもよい。 [メインクラス] 死神           : オート   : なし  : なし: 白兵攻撃のマニューバの判定+1 [メインクラス] 刹那           : オート   : なし  : 自身: バトルパートで攻撃マニューバを使用した場合、自身以外は「ラピッド」「ジャッジ」でマニューバを使用できない。 [サブクラス]  失敗作          : オート   : なし  : なし: 攻撃・切断判定時、その出目を+1できる。バトルパートで毎ターン終了時および戦闘終了時、自身の任意パーツを一つ選び損傷する。この損傷はコストではない。 [サブクラス]  怪力           : オート   : なし  : 自身: 肉弾・白兵攻撃によるダメージ+1 []                   : オート   :    :   : [頭]      ボルトヘッド       : オート   : 1   : 自身: 支援2 [頭]      けもみみ         : オート   : なし  : 自身: 最大行動値+1。行動判定で消費されない。 [頭]      のうみそ         : オート   :    :   : 2 [頭]      めだま          : オート   :    :   : 1 [頭]      カンフー         : オート   : なし  : 自身: 最大行動値+1 [頭]      リフレックス       : オート   : なし  : 自身: 最大行動値+1 [頭]      あご           : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 []                   : オート   :    :   : [腕]      芝刈り機         : アクション : 3   : 0  : 白兵攻撃3+連撃2 [腕]      有刺鉄線         : ダメージ  : なし  : 自身: 自身の白兵・肉弾ダメージ+1 [腕]      こぶし          : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [腕]      うで           : ジャッジ  : 1   : 0  : 支援1 [腕]      ガントレット       : オート   : なし  : 自身: 腕に「防御1」を付与する。白兵・肉弾マニューバのダメージ+1 [腕]      かた           : アクション : 4   : 自身: 移動1 []                   : オート   :    :   : [胴]      せぼね          : アクション : 1   : 自身: 次カウントで使うマニューバ1つのコスト-1 [胴]      はらわた         : オート   :    :   : [胴]      はらわた         : オート   :    :   : [胴]      しんぞう         : オート   : なし  : 自身: 最大行動値+1 [胴]      前日弾の本(たからもの) : オート   :    :   : 壊れる前の世界について書かれた本。子供用であまり専門的なことは書かれていない。 []                   : オート   :    :   : [脚]      ほね           : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      ほね           : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      あし           : ジャッジ  : 1   : 0  : 妨害1 ■その他■ 寵愛点:75点 成長履歴: No. 獲得寵愛点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 0     16点( 12 /  4)     改造+1(寵愛点-10) 1     18点( 12 /  6)     改造+1(寵愛点-10)変異+1(寵愛点-10) 2     20点( 16 /  4)     アーリィへの未練(寵愛点-2)怪力会得。(寵愛点-20) 3     21点( 17 /  4) メモ: 青いスライム娘。ラニ。享年14歳の少女で、生前は麗しい小麦色の髪を持つ天使のような笑顔を浮かべる少女でした。 みんなからうれしい感情を与えられ育ったので、その分うれしいと感じやすく、そしてうれしいと、過剰に感じてしまう女の子です。 褒められ、喜ばれ、そんな感情にばっかり出会っていたからか、ドールとなった今も、その感情に普通では満足できなくなってしまい、自身でそうだと誤認することで、自身を認識しているようです。そうでもしないと自身の境遇に絶望してしまうから。 今でも覚えているようですが「アーリィ」という大切な人がいたそうで、その子といっしょにいた図書室が一番うれしかった思い出でした。毎日、その子といっしょに輝いて見えた知らない世界について本で学んでいたそうです。逆にその子といっしょじゃないときがとても退屈で、自分が退屈だと思われないために、持ち前の愛嬌を使い、もらったもので、その子との時間を増やそうとしていました。(そのもらったもので、その子と離れ離れになるんですけどね。) 大体そっから4年たったくらいのある日、ラニはようやくその子の住んでいる都市に行けるようになり、その子に会いに行くことにします。その子は14歳ながら、大学に入っているので、その子の親に聞いた家で先に待っていることにしました。日も暮れて社会人も家に帰る時間になってもまだその子は帰ってきません。心配になりながらも待っていると外が突然うるさくなり、「悪魔だ」とか「お前のせいだ」とか嫌な言葉が聞こえてきます。退屈なこの時間を薄めれるかもしれないと、ラニは外を見ることにしました。 そこでは、アーリィが人々に蹴られていました。 罵詈雑言を受けながら、うずくまっている彼女を見て、ラニは飛び出し人々の前にふさがります。しかし、ラニが居ようと構わず人々は二人を傷つけて、きずつけて、きず、つけて… 人々がいなくなり、二人きりになり、ラニは彼女の手を握り、声を掛けます。 「やっほー…久しぶりだね。……ずっと、いっしょに読みたい本を集めてたんだ。」 二人だけ。他に誰もいない家の中。あのときの一番うれしかった思い出。 「これね。時計の歴史って本なんだ。アーリィは時計を大事にしてたよね?」 「わたしもね!時計を買ってもらったんだ!ほらこれ!」 ラニのからだが冷たくなっていく。ずっと冷たいものに触れていたからだろうか。あのときは温かいのがよかったけど、今は、冷たいほうがいい。 「会えなかったときにね。ずっと考えてたんだ。そして言うことにしてたことがあったんだ。」 『アーリィ。わたしね。アーリィのことがすきなの。わたしと、ずっと一緒に居てほしいな。』 しばらく、ラニは震えていたが、その震えが止まる、再びラニは、口を開いた。 「わたし。ずっとこの世界が素晴らしいものだと思ってた。アーリィといっしょにいれる世界が素晴らしいものだった。」 「でも、世界は違った。わたしとアーリィの世界はこの世界ではなかったんだ。だからね。アーリィ。これからもわたしといっしょに居てくれる?」 触れ合っていた二人の指がはなれる。 享年14歳 ラニ