タイトル:コヒナ(ネタバレ有) キャラクター名:コヒナ 種族: 享年:15 髪の色:亜麻色 / 瞳の色:琥珀色 / 肌の色:くすんだベージュ 身長:152cm 体重:67kg(金属の体) ポジション:コート クラス: バロック / タナトス 初期配置:煉獄 行動値:10 ■パーソナルデータ■ 暗示:幸福 [記憶のカケラ] 内容 屋上     建物からぼやけた景色が見える。手すりがあった。その場所が好きだった気がする。 隣→先生   いつも誰かがいた。背の高い、誰か。呼び名は……思い出せない。→隣に居た人…そうだ、先生だ。いつも煙草のにおいがした。記憶の中の先生は、ぶっきらぼうで、お話が得意じゃなくて…この生物とは似ても似つかないことだけはわかる。 空間→擬似記憶黒い板と、並ぶ机と椅子。狭すぎず広すぎない空間。私はそこで勉強をする必要があった気がする。→私は、被検体であった。そして、間違いなく、此処に居た。あの空間は空想なんかじゃない、植え付けられた記憶だっただけだ。 光      最後にみたのは、遠い場所の光。そして、熱波。それを受けたのは私ではない。きっと、誰かが守ってくれた。そして、私の見た最期の光景。 それは、人の腕の中。 [未練]        内容    狂気度  発狂時 たからもの      への 依存 ■□□□ 幼児退行(最大行動値減少(-2)) クマさん(怪物→先生) への 依存 ■■■□ 幼児退行(最大行動値減少(-2))            への    ■■■□ ()            への    ■■■□ ()            への    ■■■□ ()            への    ■■■□ () ■強化値■     武装 変異 改造 メインクラス   0   2   0 サブクラス   1   0   1 ボーナス 寵愛 =合計=   2   2   1 ■マニューバ■ [部位]     マニューバ名 : タイミング : コスト : 射程: 効果 [頭]      のうみそ    : オート   :    :   : 2 [頭]      めだま     : オート   :    :   : 1 [頭]      あご      : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [腕]      こぶし     : アクション : 2   : 0  : 肉弾攻撃1 [腕]      うで      : ジャッジ  : 1   : 0  : 支援1 [腕]      かた      : アクション : 4   : 自身: 移動1 [胴]      せぼね     : アクション : 1   : 自身: 次カウントで使うマニューバ1つのコスト-1 [胴]      はらわた    : オート   :    :   : [胴]      はらわた    : オート   :    :   : [脚]      ほね      : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      ほね      : アクション : 3   : 自身: 移動1 [脚]      あし      : ジャッジ  : 1   : 0  : 妨害1 []              : オート   :    :   : [ポジション]  冷静      : オート   : なし  : 自身: 行動判定の出目に+1して良い [メインクラス] 怪力      : オート   : なし  : 自身: 肉弾・白兵攻撃のダメージ+1 [メインクラス] 業躯      : オート   : なし  : 自身: バトルパート終了時、望むパーツ2つ修復可能 [サブクラス]  死神      : オート   : なし  : 自身: 白兵攻撃マニューバの攻撃判定において、出目+1して良い []              : オート   :    :   : [頭]      ほとけかずら  : ジャッジ  : 0   : 0  : 支援1or妨害1 [腕]      バール     : アクション : 3   : 0  : 白兵2、攻撃判定出目+1 [腕]      合金トランク  : ダメージ  : 0   : 自身: 防御1+「爆発」無効化 [胴]      スチールボーン : ダメージ  : 1   : 自身: 防御1+「切断」無効化 [脚]      しっぽ     : オート   : なし  : 自身: 最大行動値+1 []              : オート   :    :   : [腕]      写真      : オート   :    :   : ギターケース(合金トランク)の中にある。 [腕]      小瓶D     : オート   :    :   : ギターケース(合金トランク)の中にある。 [胴]      ボロ布     : オート   :    :   : 羽織ると先生が近くにいて、守ってくれていそうな気がする。 [腕]      ノート     : オート   :    :   : ギターケース(合金トランク)の中にある。記憶障害を患っているため、出来事を書き記すことにした。 [腕]      テディベア   : オート   :    :   : ギターケース(合金トランク)の中にある。先生の頭。可愛い。ずっと抱きしめていると泣いてしまいそうになる。 ■その他■ 寵愛点:15点 成長履歴: No. 獲得寵愛点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 0     0点(   /  )     その少女は忘却を知る|コートスキル【冷静】:行動判定+2(強化補正) 1     15点(  9 /  6)     その少女は忘却を知る|シナリオクリア 2     0点(   /  ) メモ: 【シナリオ通過前の情報…】 『1人で生きるために出来ることをする、金属の体に合わぬ癒しの花冠をした少女』 +性格+ ※生前及び本来の体重:43kg 好奇心がありながら少し怖がりな一面を覗かせる等身大の少女。 ちょっと不安症なところもある(しかし好奇心に負けることが多い) 幸福だった頃の記憶があり、その記憶に縋っているところがある。 臆病者だが誰かに背中を押されたり、自分を奮い立たすなどのティースプーン1杯程度の勇気を得られれば行動に移すくらいの力はあるようだ。 冷静であるように努めているものの、怖がりなので少しのことで驚いて悲鳴をあげる。 苦手な「先生」がいるが、嫌っているわけではない。 しかし、特別いい感情も持っていない。 +趣味嗜好+ 趣味:勉強(多分…)、読書(多分…) 得意:勉強(出来るだけ) 好き:花、自分の髪(死んでも手入れは欠かさない) 苦手:先生(嫌いではないけど好きでもない)、ホラーもの全般、気配がない人(音もなく近づくのやめて!) 嫌い:甘い卵焼き(嫌いだった…になるのかな)、驚かされること(心臓に悪い…) +セリフ一覧+ 一人称:私 二人称:貴方 「わひゃあっ!?き、急に話しかけるのはやめてくれる!?」 「これ、なんだろ…触ったら死ぬかな……でもすごく気になる……むむむ…ええいままよ!」 「学校で何してたのって?えっと…本を読んだり、かな…それしかやることがなくて」 「お弁当、今日も卵焼き入ってる……甘いやつは嫌いって言ったのに…」 「えへへ…可愛い制服のとこだったから、ここにしたんだ。私だって…可愛い制服、着たかったし…」 てれてれ ーーーーー 《ドールに関する情報とか》 【暗示】 ◇幸福|机と椅子がたくさんある、程よく広い空間で黒い板を見つめていた。勉強は嫌だったけど、この場所は嫌じゃなかった。 ========== ========== 【シナリオ通過後の情報…】 『出来損ないの実験体Δ。冠の花は手向けのために捧ぐ。ボロ布を纏う怖がりな少女』 好奇心があるが心配性で不安がる傾向にあり、びっくりすると悲鳴をあげる臆病な性格をした少女。 驚いた時にあげる悲鳴のレパートリーが多い。 誰かのサポートや、ティースプーン1杯程度の勇気を与えてあげれば、自分を奮い立たせて行動に移そうとする。 びっくりする場面がなければ比較的冷静で、淡々と対処を行う。 幸福な記憶に浸ることをしていたが今は凄惨な本来の記憶を徐々に受け入れつつあり、植え付けられた偽りの幸せな思い出を手放そうとしている。 作られた空間にいた自分は大変幸せであった。 ——しかし、本当の笑顔は一度たりとも見せることはなかった。 亡き『クマさん(先生)』がしていたボロい布を見に纏い、時折テディベアのぬいぐるみを抱きしめては泣いて、空いているノートに自分が体験したことをまとめている。 ノートに書けそうなペンをオペラハウス05からいくつか取ってきたのかもしれない。 このノートのページが埋まった時は、今度こそ自分は記憶をほとんど維持できなくなるだろう。 ちなみに、「コヒナ」という名前は擬似記憶の中で名乗ったもの(かも)。 何故「コヒナ」と名乗ったかは不明。 日本名を名乗ったため日本国籍である説があるが、それも定かではない。 また、利き手や利き足は左である。ぎっちょ。 +過去についてなど+ オペラハウス05にいた被験体。 「Δ」という名称で、凄惨な実験を職員にされていた。 その実験が苦痛で仕方なく、薬物投与による副作用で1時間前までに体験したもの以外のこと全てを忘れてしまう記憶障害を患っていた。 屋上で煙草を吸っていた男性職員0285に懐いており、彼が屋上に行く時はほぼ必ずついていき、あまり話をせずただ一緒にいたことが多かったようだ。 他の被験体よりも性能が劣っており、施されたのは頑丈に作られた金属の体とその辺にあった動物の尻尾、そして頭に生えている小さな花々。 コヒナが死ぬまでも、死んでからも、人類を脅かす力を発現することはなかった。 現在ギターケースにしまっている武器はオペラハウスにいた時に持っていたもので、どこかにあった赤いバール。 怪力を得たコヒナが振り回せば、アンデッドはグシャリと潰れるだろう。 +クマさんについて+ コヒナよりも背が高い異形の怪物。 多分、コヒナより50cmほど上。 頭がテディベアでクマのぬいぐるみだったから、コヒナは正体を知るまで『クマさん』と呼んでいた。 最初は怯えて警戒していたが敵意がないことを怪物の方から見せてくれたため、徐々に心を許していった。 はじめは硬い表情だったが少しずつクマさんに対して感情を表し始める。 被験体Θがクマさんを責め立てた時は激怒し、「彼」が『先生』であることを知った時は大粒の涙をこぼした。 『クマさん(先生)』がオペラハウス05の1階扉前で力尽きた時、自分の頭に生えている花冠の花を1本抜いて手向けの花を贈った。 「今までずっと一緒にいてくれてありがとう」と伝えて贈った花は、赤いパンジー。 ……先生。先生は動かなくなるまでずっと私のそばにいてくれたんだね。 ありがとう。先生。 1人は怖いけど、頑張る。 だから、ここでバイバイだね。 どうか、ここで見守ってて。 どうか、安らかに。 私は「幸福」だったよ。 +クマさん(先生)の未練変遷+ 1.悔恨:見た目が怖い。けど、その見た目になったのは私が過去に何かしたからじゃないかって思うと後悔の念が残る。 2.感謝:大きくて怖い人?だけど、私を気にかけたり手伝ってくれたりする優しい人。頭がクマさんなので「クマさん」と呼ぶことにした。ありがとう、クマさん。 3.依存:クマさんに助けられてばかりだ。でも、クマさんの存在がとても大きくて、クマさんがいないと怖くなる。ずっと一緒だって思ってたんだけどな……「先生」。どうか見守っててほしい。 +たからものについて+ ・写真:写真写りが悪く、よく見えなかったが大切にしているもの。1シーンを確実に保存する1枚の紙切れが写しているのは、屋上にいる2人の誰か。 ・小瓶D:オペラハウス05で見つけたもの。薬品が入っていたようで、摂取するとナノマシンの動きを止め、活動をやめさせる。摂っていたら死んでいただろうな… ・ボロ布:『クマさん(先生)』がずっとしていた大きな布。内側には赤いものや茶色っぽいものが付着しているが、乾いているようだ。羽織っていると『クマさん(先生)』に守られているような気がして心強い。 ・テディベア:[フレーバー]『クマさん(先生)』の頭。左目は取れており、右目は赤いボタンが今にも取れそうだ。ずっと抱きしめていると泣いてしまうから、あまり抱きしめないようにしている。 ・ノート(とノート片):[フレーバー]『クマさん(先生)』の日記だろうか。欠けているページが少しある。白紙のページが何枚かあるので、そこに自分が体験したことをノートにまとめるようにしている。 +記憶のカケラ(コヒナ視点)+ ・屋上|高い場所で風にあたるのが好きだった気がする。そこでぼんやりするのも。 ・隣→先生|自分よりも背の高い人がいつもいたけど、誰だったっけ……→思い出した。いつもたばこを吸ってる人…無愛想だった人だけど、一緒にいてくれた人。先生…先生は私のそばにいてくれた。隣にいる怪物との共通点は…まだわからない。 ・空間→擬似記憶|指定された椅子に座り、指定された机で勉強をしていたが、内容は覚えていない。→あの幸せな記憶は幻…知らないもの。現実世界では体験し得ないもの。その幻の中で私は幸せにしていた。……受け入れるのが嫌だ。でも、受け入れなきゃ… ・光|遠くでキラキラと見える光。その光は私たちを襲った。その光から守ってくれた人がいたけど、誰だか思い出せない。でも、その人の腕の中は安心した。 +趣味嗜好+ 趣味:ノートに自分がした体験を書き留めること(読み返す用も兼ねて)、テディベアと過ごすこと(先生の形見の1つとなっている)、ボロい布で遊ぶこと(クマさんが自分にしていたことを真似るが、いつも途中で泣いてしまう) 得意:書き留めること(将来有望なメモ魔になる) 好き:クマさん及び先生(力尽きるまで彼はずっと私の先生だった)、花(赤い花が好き)、自分の髪(この髪が偽物でも私の大切なもの) 苦手:思い出すこと(記憶維持が出来なかった生前の後遺症かも…?教えれば思い出すかも)、ホラーもの全般(レパートリーに長けた悲鳴をあげる)、気配がない人(音もなく近づくのやめて!) 嫌い:驚かされること(心臓に悪い…)、先生の悪口を言う人物(何も知らないくせに!)、θ(自分が解体した優れた実験体。この世界で優劣つけても無意味だよ) +セリフ一覧+ 一人称:私 二人称:貴方 「他の実験体より劣ってようがどうでもいいの。痛みを感じなくなってくれれば、それでいい。あの時はそれだけが望みだった…と思う」 「……ごめんね、貴方は誰だっけ?名前を覚えるのが苦手で…」 「この布?これはたからものだよ。私が大好きな人が遺したもの。大好きな人はね…とってもかっこいい人……だった、よ…… 忘れるのが、こわいくらい……やさし、くて…っ、かっこよかった……」 「貴方は優しくてかっこいい人に出会えた?その人のことは、絶対忘れないようにしてね。きっと貴方のことを救ってくれる人だから」 ========== 【参加履歴】 〇2024年〇 8/28〜9/11 ぜろきゅ様NC 「その、少女は忘却を知る」 *ソロシナリオ