タイトル:リーンベル キャラクター名:リーンベル 種族:アビスボーン [特徴:アビスアイ、アビスカース付与(重い、必要筋力+2)] 生まれ:密偵 ■パーソナルデータ・経歴■ 年齢:18 性別:女 髪の色:朱色 / 瞳の色:青  / 肌の色:はだいろ 身長:164 体重: 経歴1: 経歴2: 経歴3: 穢れ度:0 ■能力値■      技     体     心 基礎   11      7      9    器用 敏捷 筋力 生命 知力 精神 A~F  10   2  12   8   8   6 成長   4   1   1      1   1 →計:8 修正 =合計= 25  14  20  15  19  16 ボーナス  4   2   3   2   3   2    生命 精神    抵抗 抵抗  HP  MP 基本   9   9  36  19 特技         0   0 修正 =合計=  9   9  36  19 ■レベル・技能■ 冒険者レベル:7 Lv シューター  7 Lv  / マギテック   1 Lv スカウト   6 Lv  / エンハンサー  1 Lv アルケミスト 1 Lv  / ウォーリーダー 3 Lv ■戦闘特技・値■ [参照]  特技名     : 効果                          : 前提 [p2120] トレジャーハント : 戦利品のロールに+1                   : スカウトLv.5 [p1-280]ターゲッティング : 誤射しない                       : [p1-288]必殺攻撃     : 次の1回の近接攻撃のダメージの出目+1、C後も継続:回避-1 : [p1-293]狙撃       : 次の射撃攻撃の差が3以上での命中時、攻撃力2倍化     : 2H射撃武器 [p1-280]鷹の目      : 乱戦エリアや遮蔽物越しに射撃・魔法攻撃可能       : [p]           :                            :    魔物       全力    知識 先制 移動 移動 基本   0   8  14  42 修正 特技        0 =合計=  0   8  14m  42m ■呪歌・練技・騎芸・賦術・鼓咆・占瞳■ [参照] 特技名     : 効果            : 前提 [p]  キャッツアイ   : 命中+1          : [p]  クリティカルレイ : 威力表出目に+       : [p]  流麗なる俊陣Ⅰ  : 回避力+1、判定後消失   : [p]  慮外なる烈激   : 命中力+2、物理ダメージ+2 : [p]  流麗なる俊陣Ⅱ  : 回避力+1         : ■装備■ ・基本命中力、追加ダメージ、基本回避力        Lv 命中 追ダメ 回避 ファイター : グラップラー: フェンサー : シューター : 7  11  10   9 ・武器 価格 用法 必筋 修正 命中 威力 C値 追ダメ [カテゴリ・ランク] 名称(*:装備している) / 備考 (参照) 2220  2H  17     11  27   9  10 [ボウB] *おしゃれなヘビーボウ / 射程20m、アビス強化C値-1 (収入時の一割を武器の装飾に費やす 現在1230G) (1-312p) =価格合計= 2220 G ・防具    必筋 回避 防護  価格  名称 / 備考 鎧 :        4   340 ハードレザー / 盾 :              / 修正: = 合計 =    0   4   340 G (回避技能:) ・装飾品    価格 名称       / 効果 頭 :            / 耳 :2800 スポッタードール / 狙撃時命中+2 顔 :4000 ひらめき眼鏡   / 見識・探索判定+1 首 :100  記章       / 背中:   矢筒(12本まで) / 右手:500  知力増強の指輪  / 左手:            / 腰 :100  アルケミーキット / 足 :200  マギスフィア小  / 他 :500  敏捷強化の指輪  / =合計=8200 G ■所持品■ 名称         単価 個数 価格 備考 閃牙の矢       250  6   1500 使用時C値ー1、非クリティカルで回収可 矢12本セット     10  4   40  残37本 スカウトツール    100  1   100 アウェイクポーション 100  1   100 マテカ金B       20  7   140 冒険者セット     100  1   100  背負い袋、水袋、毛布、たいまつ6本、火口箱、ロープ10m、ナイフ 保存食(1日分)   10  4   40  干し肉 魔香草        100  0   0 魔導水           0   0   ウォーターサーバーからとった水、1d+3点のMP回復               0   0 ご飯代        10  2   20  セッション中の飯 マテカ金A       200  10  2000 敏捷強化の指輪    500  1   500 月光の魔符      500  1   500 マテカ金S       2000 1   2000 陽光の魔符      500  1   500 魔晶石3点       300  2   600               1   0               1   0               1   0               1   0               1   0               1   0               1   0 指輪         20  3   60  ラピスラズリ、ガーネット、アメジストの指輪 ヘビーボウの装飾 ぬいぐるみ      30  3   90  ウサギとネコとカエルのぬいぐるみSサイズ ヘビーボウの装飾 チェーン       35  3   105  黄色のチェーン ヘビーボウの装飾 リボン        3   9   27  赤色の煌めいたリボン ヘビーボウの装飾 リボン        2   1   2   白色のリボン ヘビーボウの装飾 他ヘビーボウの装飾  600  1   600  いろいろな宝石とか人形とかリボンとかその辺 他ヘビーボウの装飾  350  1   350 他ヘビーボウの装飾  650  1   650 =所持品合計=   10024 G =装備合計=    10760 G = 価格総計 =   20784 G 所持金    162G 預金・借金    G ■魔力■ 知力ボーナス: 3 特技強化ボーナス: 0 武器ボーナス: 0  名前  Lv 追加修正 魔力 魔動機術 1       4 ■言語■       話 読            話 読 共通交易語 ○ ○ / 巨人語       - - エルフ語  - - / ドラゴン語     - - ドワーフ語 - - / ドレイク語     - - 神紀文明語 - - / 汎用蛮族語     - - 魔動機文明語○ ○ / 魔神語       - - 魔法文明語 - - / 妖魔語       - - 妖精語   - - / グラスランナー語  - - シャドウ語 - - / ミアキス語     - - バルカン語 - - / ライカンスロープ語 - - ソレイユ語 - - ・地方語、各種族語     話 読 名称 [地方] ○ ○ ウルシラ 初期習得言語:交易交通語、地方語 技能習得言語:魔動機文明語 ■名誉アイテム■ 点数 名称  50 クウェラン闇弓術改式  20 闇之壱・虚心穿  20 冒険者ランク ダガー級  30 冒険者ランク レイビア級  20 闇之弐・凶運命 所持名誉点: 27 点 合計名誉点: 167 点 ■その他■ 経験点:1300点 (使用経験点:22000点、獲得経験点:20300点) セッション回数:8回 成長履歴: 成長能力 獲得経験点(達成/ボーナス/ピンゾロ) メモ 1- 敏捷度   7000点(7000 /   / 回)  初期取得 2- 器用度    0点(   /   / 回) 3- 器用度    0点(   /   / 回) 4- 筋力    2950点(2950 /   / 0回) 5- 器用度   3270点(3270 /   / 回) 6- 知力    3250点(3250 /   / 回) 7- 器用度   3630点(3530 /   / 2回) 8- 精神力    0点(   /   / 回) 9-       200点(   /   / 4回) メモ: 【あらすじ】  何処かの言語で「祝福の音」と意味されるらしい自分の名前が、少女は嫌いだった。  奈落の魔域内で生まれ、左目が人のそれではない者に対して贈る名前では無かっただろう。  両親には恵まれていたのだと思う、魔域から救出された後も、呪われた目を持った我が子を様々な迫害から守ってくれていた。  しかし、自らに投げられた石を身を挺して庇う母親の姿を見て、石を投げた者へ激高し立ち向かう父親の姿を見て、少女は素直に思ったのだ。  一体、自分の何が「祝福」なのだと。  奈落事故にさえ巻き込まれていなければ、呪われた子など早々に見切りを付けて捨ててさえいれば、この善良な両親がここまで傷つくことなどなかった筈なのに。  せめて自分に出来ることは、少しでも他人に迷惑を掛けないよう取り繕い、振る舞うだけだった。  ある日、母親から妹が出来ると嬉しそうに伝えられた。少女はいつも通りの取り繕った笑顔で祝福の言葉と、喜びの感情を伝えることが出来た。  嬉しかったのは本当だった、これでやっと善良な彼らは幸せに過ごすことが出来るのだと、心の底から喜んだ。  その為に、少女は両親の目を盗んで村を出た。旅支度など何もせず、散歩をする程度の装いで成人前の少女が一人平原を歩くそれは、紛れもない自殺行為であった。  ただ少女はそれで良かった、自分がいなくなることこそが、両親にとって、そして生まれてくる妹への祝福であると信じていた。  善良な彼らのことである、自分の意図を思慮し、怒り、嘆き悲しんでくれるのだろう。……でも、まぁ、そこは、ほら、その愛情を『次』の子に注いでくれれば。と。  怖くなかったといえば嘘だった、明かり一つ無い暗闇の夜道、遠くで聞こえる何かの遠吠え、ずっと感じる何かの視線。  死ぬために村を出たのは確かだが、餌にするなり嬲り殺すなり、せめてひと思いにやってくれと、目を強く瞑りながら歩き続ける少女を、迫る追跡者が遂に後ろから襲い掛かった。  ――父親だった。多分、生まれて初めて殴られた。殴られるどころではなく、蹴られもしたしビンタもされたと思う。あと滅茶苦茶大声で怒られた。  兎に角、実の娘にそこまでするかというレベルでボコボコにされた少女は、そのまま父親に引きずられながら村に引き戻された。引き戻された後は母親にも一発ビンタされ、文字通り踏んだり蹴ったりである。  子の考えることなど親はお見通しということだった。かつ二人とも元冒険者というのだからタチが悪い。  なぜ冒険者であることを隠していたのかと問うと、二人は笑って、この時の為だと豪語してみせた。  意味が解らなかった、解らなさすぎて、思わず釣られて笑ってしまうほどに。  この家出騒動の夜、家族達3人は夜通し話し合いを続けた。二人に迷惑を掛けたくない少女と、それを許さない両親。  朝日が昇るまで続いた話し合いの末、独り立ちできる年齢になるまで二人が少女に冒険者の技術を教え込むという形で落ち着いた。  それからは、これまでとはある意味違う地獄の日々が始まった。  善良な両親だと認識していたころの自分を殴り飛ばしたくなる程のスパルタで鍛え上げられ、日夜猛特訓を繰り広げた少女は、冒険者としての実力を確実に身に着けることが出来ていた。  日時は過ぎ数年後、約束通り成人した少女は旅に出る。  旅装も十分な少女を両親は少し悲しそうに、けれど娘の新たな門出を祝おうと笑顔で見送ってくれた。  見送りの際、父親が言う、 「君は自分の名前に不満があるようだけれど、僕たちは君にその名前を付けて後悔したことは一度も無いよ」  父親の隣で、物心つきはじめた妹を抱える母親が続ける、 「貴女を生む時はね、もうホントに大変だったの。お腹は痛いし周りは魔神だらけだし、パパはブランクでまともに戦えないしで、もうダメかと思ってた。でもね、貴女を初めて抱えて産声を聞いた時、絶対生き残るって想いが凄く湧いてきてね。で、救助隊が貴女の声に気づいてくれて助かったの。ね? これって凄いことだと思わない?」  だから貴女は私たちにとって、祝福の子なんだよ。と  そう言い放つ両親の顔は、とても幸せそうで。  大好きな二人がそう言ってくれた時、少女は――リーンベルは、少し、この名前を好きになった。